2026年3月期 第3四半期決算短信 〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社の通期予想(通期売上138,600百万円、営業利益6,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,200百万円)との比較で、第3四半期累計(2025/04/01–2025/12/31)は売上進捗率73.9%、営業利益進捗率59.7%、純利益進捗率56.3%。市場コンセンサスは不明(–)。
- 業績の方向性: 売上高は前年同期比で減収(△1.8%)だが、売上総利益・営業利益・経常利益・四半期純利益はいずれも増益(営業利益 +52.4%)。増収増益ではなく「減収増益」。
- 注目すべき変化: 売上が微減にもかかわらず売上総利益が+20.7%と大きく改善し、営業利益率が改善(約2.37%→約3.67%に上昇)。セグメントでは建築事業の利益改善が大きく寄与。
- 今後の見通し: 通期予想は公表済みだが、第3四半期までの進捗は営業利益・純利益ともに通期目標達成には下期の収益回復が必要(特に営業利益の進捗がやや低め)。なお、会社は業績予想・配当予想を修正(2025/5/9公表分を更に修正)との注記あり。
- 投資家への示唆: マージン改善で収益性は向上している一方、受注高が大幅減(△25.0%)で下期の受注回復・現金・流動性管理に留意する必要あり。短期借入金の増加(運転資金等の可能性)も注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 大豊建設株式会社(コード 1822)
- 主要事業分野: 建設事業(主に土木事業、建築事業、その他)
- 代表者名: 代表取締役社長 森下 覚恵
- 問合せ先: 執行役員管理本部副本部長兼経理部 梅原 良典(TEL 03-3297-7406)
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月13日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 土木事業: 主に公共・民間の土木工事(国内・海外)
- 建築事業: 主に建築工事(国内中心)
- その他の事業: 補助的事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 90,415,815株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(累計): 88,225,534株
- 時価総額: –(市場株価必要)
- 今後の予定:
- 決算発表: 本資料(日付上記)
- 株主総会/IRイベント: –(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高: 実績102,415百万円 / 通期予想138,600百万円 = 73.9%(達成率)
- 営業利益: 実績3,764百万円 / 通期予想6,300百万円 = 59.7%
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績2,365百万円 / 通期予想4,200百万円 = 56.3%
- サプライズの要因:
- 売上はわずかに減少したが、売上総利益率が改善(原価抑制や高採算案件比率の改善想定)し営業利益が大幅増加。逆に営業外・特別損益では投資有価証券評価損等(特別損失425百万円)が計上されている点に留意。
- 通期への影響:
- 売上は通期予想に対する進捗は良好(約74%)だが、営業利益の進捗がやや不足(60%弱)なため、下期での利益回復が必要。会社は業績予想・配当を修正しており、今後の下期実績次第で更なる見直しの可能性あり。
財務指標
- 損益(第3四半期累計: 百万円、対前年同期間)
- 売上高: 102,415(前年同期104,326、△1.8%)
- 売上原価: 92,652(前年96,239、△3.7%)
- 売上総利益: 9,763(前年8,086、+20.7%)
- 販売費及び一般管理費: 5,998(前年5,615、+6.8%)
- 営業利益: 3,764(前年2,470、+52.4%)
- 経常利益: 4,120(前年2,635、+56.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,365(前年1,912、+23.7%)
- 1株当たり四半期純利益(調整後): 26.81円(前年21.72円、株式分割考慮済)
- 収益性指標
- 営業利益率: 3.67%(3,764 / 102,415)(前年約2.37%)=改善
- ROE(簡易算出): 2,365 / 自己資本72,829 = 3.25%(第3四半期累計ベース)。年換算目安 ≒4.33%(基準:8%以上良好)
- ROA(簡易算出): 2,365 / 総資産163,587 = 1.45%(第3四半期累計ベース)。年換算 ≒1.93%(基準:5%以上良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率: 73.9%(通常の季節性を踏まえてやや高め)
- 営業利益進捗率: 59.7%(やや遅れ)
- 純利益進捗率: 56.3%(やや遅れ)
- 過去同期間との比較: 売上は微減だが利益は大幅増で収益性改善が顕著
- バランスシート(第3Q末: 百万円)
- 総資産: 163,587(前期末149,842、+13,745 / +9.2%)
- 純資産: 74,490(前期末73,065、+1,425 / +1.95%)
- 自己資本比率: 44.5%(安定水準。前期47.7%から低下)
- 現金預金: 16,859(前期21,669、△4,810)
- 受取手形・完成工事未収入金等: 103,452(前期88,397、+15,055)
- 短期借入金: 16,350(前期850、+15,500)※短期借入増加は注視点
- 長期借入金: 6,000(同)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当期明細なし)。減価償却費: 658百万円(前年796百万円)。
- フリーCF等の詳細: –(未開示)
- 財務安全性
- 自己資本比率44.5%(安定水準、但し前期比で低下)
- 流動負債の増加(短期借入と預り金の増加により流動負債合計75,261百万円)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易): 売上102,415 / 総資産163,587 ≒0.63回(参考)
- セグメント別(第3四半期累計)
- 土木事業: 売上 52,053、セグメント利益 1,490(前年売上52,489、利益2,198)
- 建築事業: 売上 47,601、セグメント利益 2,021(前年売上49,254、利益52)
- その他: 売上 2,760、利益246
- コメント: 建築事業の利益率改善が全体改善を牽引。一方土木の利益は減少。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益139百万円など(合計145百万円)
- 特別損失: 投資有価証券評価損425百万円、固定資産除売却損40百万円等(合計477百万円)
- 一時的要因の影響: 特別損失の計上が経常・税前利益に影響。営業ベースは改善しており、一時的損益を除いた実質的業績は良好。
- 継続性の判断: 投資有価証券評価損は市場動向に依存し一時的要因の性格が強いが、再発の可能性は市場環境に依存。
配当
- 配当実績 / 予想:
- 2026年3月期(予想): 中間配当 34.00円、期末配当 34.00円、年間合計 68.00円
- 備考: 2025年4月1日付で1株→5株の株式分割を実施(表記は分割考慮済の注記あり)。過去比較は要注意。
- 配当利回り: –(市場株価必要)
- 配当性向(簡易): 通期予想ベースの1株当たり当期純利益47.57円に対し年間配当68.00円 → 配当性向 ≒142.9%(数値上は100%超だが、分割・特別配当等の影響や会社方針確認が必要)
- 特別配当の有無: 特別配当の記載なし
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資額: –(本資料に記載なし)
- 減価償却費: 658百万円(第3四半期累計)
- R&D費用: –(該当記載なし)
- 主な投資内容: 投資有価証券増加(11,491→13,402百万円)等の記載あり
受注・在庫状況(該当)
- 受注高: 68,738百万円(前年同期91,620百万円、△25.0%)
- 内訳ハイライト:
- 国内官公庁: 28,509(前年16,761、+70.1%)
- 国内民間: 32,219(前年61,353、△47.5%)
- 海外: 8,010(前年13,506、△40.7%)
- 備考: 民間建築受注が大幅減少、公共(官公庁)受注が増加
- Book-to-Bill(簡易): 受注高68,738 / 売上高102,415 ≒ 0.67(1を下回る=受注が売上を下回る)
- 在庫(棚卸): 該当記載なし(建設業の進行基準上作業進捗等が重要)
セグメント別情報
- セグメント売上・利益(第3Q累計)
- 土木: 売上52,053百万円(前年52,489、△0.8%)、利益1,490百万円(前年2,198、△32.2%)
- 建築: 売上47,601百万円(前年49,254、△3.4%)、利益2,021百万円(前年52、大幅改善)
- その他: 売上2,760百万円(前年2,582、+6.8%)、利益246百万円
- セグメント戦略・所見:
- 建築部門で利益率が大きく改善した点が全体営業利益増に寄与。土木は売上は維持も利益は後退。受注動向は建築(特に民間)で弱含み。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 本資料に具体的中期KPIの記載なし(–)
- KPI達成状況: –(中期計画の指標が不明なため省略)
競合状況や市場動向
- 市場動向: 建設資材費・人件費高騰、労働力不足の継続が事業リスク。公共投資は底堅く、民間は業種・顧客により回復状況が異なる。
- 競合比較: 本資料に同業比較の記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025/4/1–2026/3/31): 売上高 138,600百万円(+3.3%)、営業利益 6,300百万円(+13.8%)、経常利益 6,300百万円(+21.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,200百万円(+13.8%)、EPS 47.57円
- 予想修正の有無: 本決算短信で「2025年5月9日公表の通期予想及び配当予想を修正した」と明記。詳細は別途「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- 予想の信頼性: 第3四半期までの進捗を見ると売上は通期達成に近いが、営業利益・純利益は下期での利益回復が必要。過去の実績や同社の修正履歴を確認する必要あり。
- リスク要因: 建設資材・人件費上昇、受注環境(特に民間建築・海外)の低迷、為替・市場性評価損、短期借入増による流動性リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更: 該当事項なし
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF明細は未提示)
- その他: 2025年4月1日付で普通株式1株につき5株の株式分割を実施。比較数値は分割考慮後で表示されている点に留意。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1822 |
| 企業名 | 大豊建設 |
| URL | http://www.daiho.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.16)」によって自動生成されました。
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