2026年3月期第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正はなし。第3四半期累計の進捗は良好で、目立った上振れ/下振れ開示はない(市場予想は資料に無し)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高171,805百万円:前年同期比+6.7%/営業利益54,921百万円:同+6.1%)。
- 注目すべき変化:海外買収(LYST)を完全子会社化し連結対象化したことにより事業構成比が変化。これに伴い粗利率は低下(粗利率:33.2%、前年同期比▲1.5ポイント)。また、MS等事業の終了決定に伴う特別損失合計707百万円計上。
- 今後の見通し:通期予想(売上高231,500百万円、営業利益69,200百万円)に変更なし。第3四半期累計ベースの進捗は売上高74.2%、営業利益79.3%、親会社帰属当期純利益77.3%で、通期達成の可能性は高いと見られる(前提の不確実性は残る)。
- 投資家への示唆:LYST買収によるグローバル展開の本格化が今後の成長ドライバー。短期的にはLYST事業モデルが粗利率を押し下げる点、現金残高の大幅減少(現金・預金が91,486→46,446百万円で▲45,039百万円)と短期借入20,000百万円の存在に注意。配当予想に変更はなく年間39.00円(株式分割後換算)を据え置き。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ZOZO
- 主要事業分野:ファッションEC(ZOZOTOWN)、ファッションメディア(WEAR by ZOZO)、LINEヤフーコマース出店、海外プラットフォーム(LYST)など
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 澤田 宏太郎
- IR窓口:取締役副社長兼CFO 柳澤 孝旨(TEL 043-213-5171)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 連結セグメントは単一(EC事業)。社内で報告している区分:ZOZOTOWN(買取・製造販売/受託販売/USED販売)、LINEヤフーコマース、LYST、BtoB、広告事業、その他
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):892,032,372株(注記:2025年4月1日付で1→3株の株式分割を実施したものとして表示)
- 期中平均株式数(四半期累計):886,079,464株
- 時価総額:–(株価情報は決算短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期レビュー報告書添付の開示予定日:2026年2月12日
- 決算説明会:2026年1月30日(開催済/予定)
- その他IRイベント:–(資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:通期予想は修正無し)
- 売上高(累計):171,805百万円。通期予想231,500百万円に対する進捗率 74.2%(達成率ベースの中間評価:良好)
- 営業利益(累計):54,921百万円。通期予想69,200百万円に対する進捗率 79.3%(良好)
- 親会社株主に帰属する当期純利益(累計):36,976百万円。通期予想47,800百万円に対する進捗率 77.3%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:ZOZOTOWNのユーザー数増加、LINEヤフーコマースでの集客・販促効果により売上伸長。販管費率は連結範囲拡大・物流効率改善で対商品取扱高比が低下。
- 下振れ要因:LYSTの連結による事業構成比の変化で粗利率が低下。第2四半期の気温高止まりや一部セールイベント効果の想定未達で商品取扱高成長率が計画を下回る。
- 一時要因:MS等事業終了に伴う特別損失707百万円計上。
- 通期への影響:
- 会社予想の修正はなし。第3四半期までの進捗は通期計画達成に向け良好。ただしLYST統合の収益性影響や需要の季節変動、現金減少の資金面影響は注視が必要。
財務指標
- 財務諸表(ハイライト、単位:百万円)
- 売上高(累計) 2026年3月期3Q:171,805(前年同期161,076、+6.7%)
- 売上総利益(累計) 160,377(前年同期150,062、+6.9%)
- 営業利益(累計) 54,921(前年同期51,761、+6.1%)
- 経常利益(累計) 54,702(前年同期51,829、+5.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(累計) 36,976(前年同期35,943、+2.9%)
- EBITDA(累計) 60,677(前年同期55,421、+9.5%)
- 総資産 187,629(前期末187,810、▲0.1%)
- 純資産 95,575(前期末98,719、▲3.2%)
- 自己資本比率 50.9%(前期末52.6%)→ 50.9%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 収益性(主要数値、前年同期比)
- 売上高:171,805百万円(+6.7%、+10,729百万円)
- 営業利益:54,921百万円(+6.1%、+3,160百万円)
- 経常利益:54,702百万円(+5.5%、+2,873百万円)
- 純利益:36,976百万円(+2.9%、+1,033百万円)
- 1株当たり四半期純利益(累計換算表示):41.73円(前期40.35円、+3.4%)※株式分割考慮済
- 収益性指標(参考計算)
- 営業利益率:54,921 / 171,805 = 32.0%(高い水準。業種平均と比較する必要あり)
- ROE(簡易・年換算表記なし):四半期累計純利益 / 期末自己資本 = 36,976 / 95,575 = 38.7%(YTDベース)。(注)年度換算や平均資本での厳密比較が必要。目安:ROE 8%以上で良好。
- ROA(YTDベース):36,976 / 187,629 = 19.7%(注:同上、年換算では異なる)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:74.2%(171,805 / 231,500)
- 営業利益進捗率:79.3%(54,921 / 69,200)
- 純利益進捗率:77.3%(36,976 / 47,800)
- 過去同期間との比較:前年同期に対し増収増益だが粗利率は低下
- キャッシュフロー
- キャッシュ・現金及び預金:期首91,486 → 期末46,446(▲45,039百万円)。四半期キャッシュフロー計算書は添付せず。営業CF/投資CF/財務CFの明細は未提示のため計算不可。
- 短期借入金:20,000百万円(期末)→短期借入の存在を確認
- フリーCF:–(詳細CF未提示のため算出不可)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未提示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は資料に断片的記載。年間購入者数・アクティブ会員数は増加傾向。季節性(夏・秋冬商戦)で出荷・売上に影響あり(夏の気温や秋冬販売の弱さが一部影響)。
- 財務安全性
- 自己資本比率 50.9%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動負債合計 81,172百万円、流動資産合計 121,226百万円 → 流動比率 ≒ 149%(流動資産/流動負債、計算値:121,226/81,172 ≒ 1.49 → 149%)(目安:流動比率100%以上で短期支払能力確保)
- 負債合計 92,054百万円に対し純資産95,575百万円でバランス良好
- 効率性
- 総資産回転率(売上高/総資産)= 171,805 / 187,629 ≒ 0.92回(資産の回転は概ね良好)
- セグメント別(主要)
- ZOZOTOWN事業:取扱高387,015百円(構成比77.0%)、売上高118,823百円(前年同期比売上高+3.0%)
- LINEヤフーコマース:取扱高57,890百円(+15.4%)、売上高17,732百円(+15.4%)
- LYST:取扱高31,908百円(構成比6.3%)、売上高4,384百円(連結初計上)
- BtoB事業:取扱高6,323百円(▲37.3%)、売上高991百円(▲39.6%)
- 広告事業:売上高8,944百円(+4.8%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計1百万円(ほぼ無視できる水準)
- 特別損失:
- 減損損失 326百万円(固定資産に係る減損)
- 事業整理損失 380百万円(MS等事業の終了に伴う事業整理損)
- 合計特別損失 707百万円
- 一時的要因の影響:特別損失は業績に小幅の逆風(税前利益53,950→四半期純利益への影響あり)。規模は累計利益水準に対して小さいが継続性は限定的(事業整理に伴う一時項目のため非継続性と判断)
- のれん関連:LYST連結によりのれんが増加(のれん増加額20,913百万円)、のれん償却額は当期で1,625百万円計上(前年同期188百万円)
配当
- 配当実績と予想(株式分割後換算)
- 中間配当:19.00円(2026年3月期・支払済)
- 期末配当(予想):20.00円
- 年間配当(予想):39.00円(2025年3月期は107.00円→株式分割影響あり)
- 配当予想修正:無し
- 配当利回り:–(株価情報なしのため計算不可)
- 配当性向:–(通期予想純利益47,800百万円を用いれば概算配当性向 = (年間配当総額) / 親会社株主に帰属する当期純利益。年間配当総額 = 39.00円 × 発行済株式数(希薄化考慮前)→計算に株数と細目が必要。ここでは算出を省略)
- 株主還元方針:自己株式取得・消却の実績あり(当期に自己株式取得・消却を実施。自己株式増加・消却処理の影響で資本剰余金等に変動)
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細記載なし(固定資産増加が25,987百万円増加→有形固定資産増加1,431百万円、無形(のれん)増加20,913百万円等)。設備投資の詳細金額は未記載。
- 減価償却費:当第3四半期累計で減価償却費3,912百万円(前年同期3,253百万円)
- 研究開発:R&D費用の明細は記載なし。AIエージェント等の開発言及あり(無形固定資産や人件費等に含意の可能性)
受注・在庫状況(該当業種情報)
- 受注状況:該当明細なし(EC事業のため受注残高等の記載なし)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産):3,273百万円(前期末2,605百万円、増加667百万円)
- 在庫回転日数等の記載なし
- 在庫の質:内訳は商品・原材料・貯蔵品等。特記事項なし
セグメント別情報
- ZOZOTOWN事業:受託販売が中心。受託販売の取扱高369,196百円(+4.3%)、受託販売手数料による売上101,769百円(+3.3%)。ショップ数・ブランド数は増加(出店ショップ純増、ブランド数9,215→11,193)。アクティブ会員・年間購入者数は増加。
- LINEヤフーコマース:取扱高57,890百円(+15.4%)、好調に伸長。販促施策(本気のZOZO祭等)が寄与。
- LYST:2025年5月より連結、取扱高31,908百円、売上4,384百円。成果報酬型のビジネスモデルで手数料率が低く、連結粗利率低下の一因。
- BtoB:受託サイト数28、取扱高・売上ともに前年から縮小。
- 広告事業:売上8,944百円(+4.8%)
中長期計画との整合性
- 中期計画:資料中に明示の中期数値は無し。記載ある中長期戦略は「LYSTを主軸にグローバルで非連続成長を目指す」こと。
- KPI達成状況:年間購入者数・アクティブ会員数は増加しておりユーザー基盤拡大は進展中。粗利率低下や単価低下は注意点。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内ファッション市場は雇用・所得改善で底堅いが、物価上昇・気候変動・地政学・為替変動等で不確実性あり。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは決算短信に記載なし。ZOZOは国内では大手のファッションECプラットフォームであり、LYSTの買収でグローバル展開の動きが強まっている点が差別化要素。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想(2025/4/1–2026/3/31)は修正なし。前提条件や感応度の詳細は別添資料(添付資料8ページ参照)を参照するよう案内あり。主要前提(為替・原材料等)は決算短信抜粋では詳細非表示。
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は良好で達成可能性は高いが、LYST統合の収益性や季節的変化、消費環境の不確実性には注意が必要。過去の予想達成実績については明示なし。
- リスク要因:為替変動、原材料・物流費用の変動、プロモーション効果の不確実性、海外展開(LYST)に伴う統合リスク、現金残高の減少と資金調達ニーズ。
重要な注記
- 会計方針等:重要な会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は無し。四半期連結財務諸表は四半期基準に準拠して作成。
- 連結範囲の変更:当四半期で連結範囲の重要な変更あり(新規子会社2社:LYST LTD、ZOZO U.K. LIMITED を連結)。
- 自己株式:当期に自己株式取得(6,541,500株)と消却(9,390,171株)を実施。
- キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(現金残高の大幅減少は注視必要)。
注記・留意点:
- 不明項目は “–” と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3092 |
| 企業名 | ZOZO |
| URL | https://corp.zozo.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.17)」によって自動生成されました。
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