2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(通期予想は据え置き)。第3四半期累計の業績は市場・会社予想との明確な上振れ/下振れ記載なしだが、累計で大幅な赤字拡大(営業損失・親会社株主帰属損失)が発生。
- 業績の方向性:減収減益(売上高は前期比△0.2%のほぼ横ばい、各段階利益は前期より悪化し減益)。
- 注目すべき変化:北米での販売低迷・相互関税の顕在化により粗利率低下。Sound Service取扱いブランドは拡大(売上高+27.6%)した一方、複数製品群で20%前後の減少が目立つ(例:プロフェッショナルフィールドレコーダー△22.9%、ハンディビデオレコーダー△23.9%、ボーカルプロセッサー△31.5%)。
- 今後の見通し:通期(2025年12月期)予想は修正なし。だがQ4で大幅な巻き返し(営業利益で約+781百万円、親会社株主帰属当期純利益で約+467百万円の黒字化)が必要で、達成には年末商戦の寄与とコストコントロールが前提。
- 投資家への示唆:短期的には北米市場の回復状況・関税・為替の動向、年末商戦の実績が通期達成の鍵。製品投入状況(新製品の有無)や在庫水準の変化も注視すべきポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ズーム
- 主要事業分野:音楽用電子機器の開発・販売(ハンディオーディオレコーダー、デジタルミキサー、マルチエフェクター、プロフェッショナル/ビデオレコーダー、マイクロフォン等)および複数ブランドの取り扱い
- 代表者名:代表取締役CEO 工藤 俊介
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結・日本基準)
- 決算説明会:無し(決算補足説明資料は有)
- セグメント:
- 単一セグメント(音楽用電子機器事業)。製品カテゴリ別の売上構成を開示(後述)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):4,594,824株
- 期末自己株式数:261,197株
- 四半期累計の期中平均株式数:4,334,389株
- 時価総額:–(資料に未記載)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(第3四半期短信)公表済
- IRイベント:決算説明会は開催無し、補足資料あり
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計・2025/1/1–9/30、単位:百万円)
- 売上高:実績 12,092(前年同期 12,121、前年同期比△0.2%)。通期会社予想(17,800)に対する進捗率 12,092/17,800 = 67.9%(進捗は高め)。
- 営業利益:実績 △281(営業損失)。会社予想(通期 500の営業利益)に対しては累計で損失、通期達成にはQ4で約+781(百万円)の営業改善が必要。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 △687(四半期累計)。通期会社予想は△220(損失)で、現状は通期予想を下回る(前倒しで大きく乖離)。Q4で約+467(百万円)の純利益改善が必要。
- サプライズの要因:
- 主因:北米市場での販売低迷、相互関税の影響(輸入コスト上昇→販売価格見直し、販売減)、売上総利益率の低い他社ブランド比率増加。為替差損の増加(為替差損86,622千円)も経常損失を押し上げ。
- 特別損失:減損損失27,416千円を計上(営業外・特損で業績を悪化)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。達成の可否は年末商戦の成果、為替・関税の動向、コスト削減効果に依存。現状ではQ4で大幅な収益回復が必須。
財務指標(要点)
- 貸借対照表(主要項目、千円)
- 総資産:19,201,616(前期末 20,087,876、△886,259)
- 純資産:7,950,334(前期末 8,621,856、△671,522)
- 自己資本(親会社株主に帰属する部分+その他の包括利益):6,301,384(参考数値)
- 自己資本比率:32.8%(前期末 35.7%、減少。目安:40%以上が安定)
- 損益計算書(第3四半期累計、千円)
- 売上高:12,092,491(前年同期比△0.2%、△29,032千円)
- 売上総利益:4,440,214(前年同期比△237,519千円、売上総利益率 36.7% → 前期は 38.6% 程度)
- 販売費及び一般管理費:4,721,405(前年同期比△53,364千円)
- 営業損失:△281,190(前年同期は△97,037、悪化)
- 経常損失:△386,808(前年同期は△141,616、悪化)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△686,686(前年同期△464,808、悪化)
- 1株当たり四半期純利益(累計):△158.43円(前年同期 △107.03円)
- 収益性指標(第3四半期累計ベース)
- 営業利益率:△2.33%(営業損失÷売上高)
- ROE(参考、親会社株主帰属純損失÷自己資本6,301,384千円):約 △10.9%(マイナス。目安:8%以上良好)
- ROA(純損失÷総資産):約 △3.58%(マイナス。目安:5%以上良好)
- 進捗率分析(通期会社予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:67.9%(通常商習慣上、Q4に商戦が集中するため一概に高い/低いは言えない)
- 営業利益進捗:累計で損失(通期500に対し大幅不足)→Q4で約+781百万円の改善が必要
- 純利益進捗:通期予想△220に対して累計△687→Q4で約+467百万円の改善が必要
- キャッシュフロー(注:四半期累計のCF計算書は添付されていない)
- 現金及び預金:3,115,290千円(前連結会計年度末 3,315,656千円、△200,366千円)
- 短期借入金:4,759,330千円(増加)、長期借入金:2,149,924千円(減少)→借入構成の短期比率上昇
- 単純ネット有利子負債(参考値):借入合計約6,909,254千円-現金3,115,290千円 ≒ 3,793,964千円(概算)
- キャッシュフロー比率等詳細は未開示(四半期CF表無し)
- 四半期推移(QoQ):第3四半期累計の前年同比のみ記載。季節要因として年末商戦(Q4)に依存する点を会社も明示。
- 財務安全性:
- 自己資本比率32.8%(安定性は中程度、目安40%未満で慎重観察)
- 流動資産 14,140,639 千円 / 流動負債 7,900,504 千円 → 流動比率 ≒ 179%(短期支払能力は確保)
- 在庫(商品及び製品)7,551,546千円(増加、有力な年末在庫積増しの影響)
- 効率性:
- のれんの償却(のれん残高減少):のれん 2,682,743千円(前期末 2,991,988千円)。のれん償却額(第3四半期累計)350,878千円。
- 減価償却費(のれん除く無形含む):272,554千円(前年同期 251,701千円、増加)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 523千円
- 特別損失:減損損失 27,416千円、その他特損 2,000千円
- 一時的要因の影響:減損は一時的費用として業績を押し下げたが、規模は限定的(27.4百万円)。為替差損・関税負荷は継続リスク。
- 継続性の判断:関税影響や為替変動は継続的リスクとなり得る。減損は個別案件に依存。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2025年12月期 中間)
- 期末配当(予想):32.00円/株
- 年間配当予想:32.00円/株(前期合計31.00円→据え置きで増配)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(当期純利益が赤字のため比率表示は適切でない)
- 株主還元方針:直近の公表予想に修正なし。自社株買い等の記載:無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(資料に未記載)
- 減価償却費:272,554千円(第3四半期累計)
- 研究開発費(R&D):–(資料に未記載)
- 主な投資/開発テーマ:–(記載無し)
受注・在庫状況
- 在庫状況:
- 商品及び製品:7,551,546千円(前期末 7,348,708千円、増加 202,837千円、年末商戦へ向けた増加を会社が説明)
- 在庫回転日数等:–(未記載)
- 受注状況:–(未記載)
セグメント別情報
- セグメント:単一セグメント(音楽用電子機器事業)のため個別セグメント表は省略
- 製品カテゴリー別売上(主なもの、第3四半期累計・千円/前年同期比)
- ハンディオーディオレコーダー:2,419,883(△6.7%)
- デジタルミキサー/マルチトラックレコーダー:1,294,678(0.0%)
- マルチエフェクター:963,447(△13.9%)
- プロフェッショナルフィールドレコーダー:764,534(△22.9%)
- ハンディビデオレコーダー:310,844(△23.9%)
- マイクロフォン:261,941(△14.9%)
- ボーカルプロセッサー:127,901(△31.5%)
- オーディオインターフェース:106,970(△11.0%)
- Mogar取扱ブランド:867,531(△1.5%)
- フックアップ取扱ブランド:1,155,063(△2.8%)
- Sound Service取扱ブランド:3,454,619(+27.6%) — 欧州販売代理店事業の寄与が大きい
- 地域別:北米販売の低迷、欧州はSound Service等が好調。地域別数値の詳細は限定。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に中期計画の進捗詳細は無し。会社は年末商戦での販売増を前提に通期計画を維持。
- KPI達成状況:–(具体KPI未記載)
競合状況や市場動向
- 市場動向:相互関税の影響、米国中心の販売減、東南アジアの関税想定差などサプライチェーンや販売価格に影響。欧州市場は好調。
- 競合との相対位置:–(同業他社比較は資料に記載無し)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期会社予想(2025年1月1日–12月31日、百万円):売上高 17,800(△1.5%)、営業利益 500(△5.9%)、経常利益 360(△35.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 △220(前年は黒字→赤字見通し)
- 予想修正の有無:なし(2025年8月13日公表の予想から変更無し)
- 会社の前提条件:年末商戦の販売増を見込む。為替・関税等の前提は添付資料参照(詳細は補足資料)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の損失を踏まえると、Q4で大幅な改善が必要。過去の予想達成傾向(保守的/楽観的)は資料に明示無し。
- リスク要因:
- 為替変動、関税・貿易政策(相互関税)、主要市場(北米)での需要低迷、競合の新製品投入、在庫の質と需要変動
重要な注記
- 会計方針:2025年第1四半期より「法人税等に関する会計基準」等を適用(四半期財務への影響は無し)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(別途開示は無い)。
- 添付資料に業績見通しの前提・リスクが記載されているため、詳細は補足資料3ページを参照。
※ 不明な項目は — と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6694 |
| 企業名 | ズーム |
| URL | https://www.zoom.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.22)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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