2026年3月期第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 保証件数の増加を背景に営業収益は堅調(前年同期比+14.0%)。一方で人件費・支払手数料・貸倒関連費用の増加で営業費用が拡大し営業利益は前年同期を下回ったが、貸倒処理済債権の回収が進み経常利益は前年同期を上回った点を強調。
- 業績ハイライト: 第2四半期の営業収益 2,999 百万円(前年同期比 +14.0%)、営業利益 77 百万円(前年同期比 ▲15.3%/84.7%)、経常利益 157 百万円(前年同期比 +2.3%)、純利益 115 百万円(前年同期比 +17.5%)。
- (良い目安)売上増加・純利益増加はポジティブ
- (悪い目安)営業利益率低下はコスト増圧力を示唆
- 戦略の方向性: 自社単独商品の拡大(あんしんプラス等)とクレジットカード提携商品の併用による保証残高拡大、法人向け商品「あんしんQ‑Rent」販売開始、奨学金返済支援や少額短期保険事業者との提携拡大などで販路・商品拡大を図る。
- 注目材料:
- 保証残高が20,981 百万円(前年同期比 +11.8%)、うち自社単独商品は増勢(前年同期比 +125.6%)。
- 新規提携・サービス:奨学金バンク参画、2025年8月よりe‑Net少額短期保険と業務提携、2025年8月より法人向け「あんしんQ‑Rent」開始。
- 資金調達コスト(自己資金+借入)について、2025年9月時点の借入金利は年率換算 1.671%(経営への影響は限定的と説明)。
- 一言評価: 保証基盤拡大と商品拡充で成長基調だが、貸倒やコスト増の影響で営業利益が圧迫されており、回収動向と資金コスト管理が鍵。
基本情報
- 企業概要: あんしん保証(Anshin Guarantor Service Co., Ltd.) 証券コード:7183。主要事業は家賃債務保証事業(家賃先払い型保証、自社単独商品およびクレジットカード提携商品等)。
- 説明者: 発表者(役職): –。発言概要:決算ハイライト、KPI(保証件数・保証残高等)、財務指標の説明(契約負債・収納代行立替金の説明)、新商品・提携の紹介、SDGs・人材施策等。
- セグメント: 事業セグメントの明確な区分は記載なし(主力は家賃債務保証事業)。内部的には以下の区分でKPIを提示:
- 自社単独商品(例:あんしんプラス)— 滞納発生から明渡完了までフル保証
- クレジットカード提携商品(例:ライフあんしんプラス)— 立替・未収対応をカード会社と連携
- その他:法人向け商品(あんしんQ‑Rent)、少額短期保険連携サービス 等
業績サマリー
- 主要指標(第2四半期実績)
- 営業収益:2,999 百万円(前年同期比 +14.0%)→ 良い目安:増収
- 営業費用:2,921 百万円(前年同期比 +15.1%)→ 悪い目安:費用増
- 営業利益:77 百万円(前年同期比 ▲15.3% = 84.7%)営業利益率 約 2.6%(77/2,999)→ 悪い目安:利益率低下
- 経常利益:157 百万円(前年同期比 +2.3%)→ 中立〜良
- 純利益:115 百万円(前年同期比 +17.5%)→ 良い目安:当期純増
- 予想との比較
- 会社の通期計画(2026年3月期計画):売上 6,095 百万円、営業利益 120 百万円、経常利益 250 百万円、純利益 169 百万円。
- 会社予想に対する達成率(第2四半期累計ベース=進捗率として算出)
- 売上進捗率:2,999 / 6,095 = 約 49.2%
- 営業利益進捗率:77 / 120 = 約 64.2%
- 経常利益進捗率:157 / 250 = 約 62.8%
- 純利益進捗率:115 / 169 = 約 68.0%
- サプライズの有無:資料上で通期予想の修正発表はなし。特段の上方/下方修正は示されていない。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗(上記)。売上は通期の約半分を達成、利益は期初計画に対してやや進捗良好(利益進捗が売上進捗を上回る)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:資料に中期数値は明記なし → 進捗不明(—)。
- 過去同時期との進捗率比較:前年第2四半期実績(売上 2,629 百万円 → 今期 2,999 百万円、前年同期比 +14%)。
- セグメント別状況(資料提示の主要KPIを基に)
- 保証料内訳(第2Q)
- 初回保証料:1,215 百万円
- 月額保証料:913 百万円
- 更新保証料:789 百万円
- その他:–(小額)
- 備考:いずれも前年同期比で増収
- 保証残高(26/3 2Q合計):20,981 百万円(前年同期比 +11.8%)
- 自社単独商品:9,782 百万円(前年同期比 +125.6%)→ 成長ドライバー(良)
- クレジットカード提携商品:11,199 百万円(前年同期比 +2.0%)
- 保証件数:369 千件(36万9千件)(前年同期比 +9.9%)
- 加盟店契約数:5,415 件(前年同期比 +9.0%)
- 求償債権残高:2,625 百万円(前年同期比 +20.7%程度)→ 懸念:回収リスクの増加を示唆
業績の背景分析
- 業績概要・トピックス
- 保証件数・保証残高の拡大が売上増を牽引。
- コスト面では人件費、支払手数料、貸倒関連費用の増加が営業費用を押し上げ、営業利益率低下を招いた。
- 一方、貸倒処理済み債権の回収進捗により経常利益・純利益は前年同期を上回る。
- 増減要因
- 増収要因:保証件数の増加、自社単独商品の拡大、加盟店契約増加、提携商品販売の継続。
- 減益要因:人件費増、支払手数料増、貸倒関連費用増(短期的コスト圧迫)。
- 貸倒関連では回収も進むが、求償債権残高増(2,625 百万円)は注意点。
- 競争環境
- 市場:家賃保証市場で複数のプレイヤーあり。差別化ポイントは「フル保証(入居~明渡)」や家賃先払い、申込条件無し等の特徴。
- 競争優位性:多様な提携(複数カード会社)、事前立替方式の運用、商品ラインナップの広さが強み。競合比較の定量データは資料に無し。
- リスク要因
- 外部要因:金利上昇(資金調達コスト上昇)、景気後退による滞納増、規制変更。
- 内部要因:貸倒増加・求償債権の回収悪化、提携先依存や収納代行業者との連携トラブル、短期的な人件費・手数料の増加。
戦略と施策
- 現在の戦略
- 保証事業の持続的拡大(保証件数・保証残高の拡大)を最優先。
- 商品多様化:自社単独商品拡大、クレジットカード提携商品並行、法人向け「あんしんQ‑Rent」展開。
- 提携強化:奨学金返済支援プラットフォーム参画、少額短期保険各社との業務提携。
- ESG/人材:女性採用拡大、ダイバーシティ推進、ペーパーレス・WEB化等の運営効率化。
- 進行中の施策
- 2025年8月より法人向け「あんしんQ‑Rent」販売を開始(トランクルーム・オフィス等対応)。
- 2025年8月より e‑Net少額短期保険と提携し保険料の家賃引落対応を拡大。
- 奨学金バンクへの支援パートナー参画(採用活動経由で奨学金返済支援を開始)。
- セグメント別施策
- 自社単独商品:滞納発生から明渡完了までのフル保証で差別化、求償債権計上が早い(1ヶ月目から)。
- クレジットカード提携商品:主力商品で立替は3ヶ月目までをカード会社が対応(求償債権は4ヶ月以降計上)。
- 新たな取り組み
- 法人向け対応の拡大(テナント・オフィス対応)。
- 少額短期保険会社との連携により契約手続きの簡素化、保険料引落とのワンストップ化。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表の通期計画)
- 次期(2026年3月期通期)計画:売上高 6,095 百万円、営業利益 120 百万円、経常利益 250 百万円、純利益 169 百万円。
- 予想の前提条件:明示的な為替等の前提は記載なし。収益前提は保証契約数の増加・商品拡大を織り込みと推定。
- 経営陣の自信度:資料の語調は成長基盤の拡大を強調、一定の自信を示す(詳細な確信度表明は無し)。
- 予想修正
- 通期予想の修正有無:資料上、通期計画の修正発表は無し。
- 修正前後の比較:–(該当なし)。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期計画の数値目標やKPIの明確な長期目標は資料に記載なし → 進捗評価は限定的。
- ただしKPI(保証残高、保証件数、加盟店数)は前年同期比で改善しているため中期的拡大は進行中。
- 予想の信頼性
- 過去の予想達成傾向は資料に記載なし → 信頼性判断は保留。
- マクロ経済の影響
- 為替は事業の直接要因ではないが、金利上昇は借入コストに影響(現状借入金利 1.671%/2025年9月時点)。
- 景気や雇用・家賃市場の動向が家賃滞納率・保証需要に直結。
配当と株主還元
- 配当実績:
- 特別配当: 無記載 → なし(資料に明示なし)
製品やサービス
- 主要製品
- あんしんプラス(自社単独商品): 家賃立替を行い滞納発生から明渡完了まで全ての費用を保証(自社単独商品は求償債権計上が早い)。
- ライフあんしんプラス 等(クレジットカード提携商品): 立替・未収対応をカード会社(ライフカード等)で行う(求償計上は4ヶ月目以降)。
- あんしんQ‑Rent(法人向け): 2025年8月より法人向けサービスを開始、事業用物件にも対応。
- サービス提供エリア・顧客層: 居住用賃貸を中心に管理会社・オーナーを顧客。法人向けへも拡大。
- 協業・提携:
- 提携実績例:ライフカード、アプラス、イオンフィナンシャルサービス、ビューカード、東急カード等。
- 少額短期保険提携先:e‑Net少額短期保険、全管協少額短期保険、日本共済、フレックス少額短期保険(2025年9月時点)。
- 奨学金バンク参画(採用活動を通じた奨学金返済支援)。
- 成長ドライバー: 自社単独商品の拡大、提携商品の継続拡販、法人向け商品の浸透、提携拡大による契約手続きの利便性向上。
Q&Aハイライト(資料内の問答/説明を要約)
- 注目の質問と回答
- 契約負債とは何か:初回保証料・更新保証料の未履行部分を契約負債として計上。2026年3月期第2Qの契約負債 3,437 百万円のうち 2,661 百万円(77.4%)は1年以内に収益認識、775 百万円(22.6%)は2年以内に収益認識予定。
- 収納代行立替金とは何か:管理会社へ家賃を先払いする事前立替型商品の立替金であり、収納代行業者から入金前の立替家賃を流動資産として計上。
- 資金借入は経営に影響あるか:先払い資金は自己資金+金融機関借入で調達。借入は引落家賃で返済されるため経営への影響は軽微と説明(借入例:9月18日 73億円借入、9月29日・30日に一部返済等)。
- 経営陣の姿勢: 財務項目について詳細に説明し、契約負債・立替金の性格を丁寧に開示。回収・資金繰りは管理下にあると強調。
- 未回答事項: 将来の配当政策、EPSや詳細な中期数値目標、想定シナリオ別の収益感度などは未提示。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや強気。市場拡大・商品拡充を前向きに説明しており、回収や資金調達の管理に自信を示す箇所が多い。
- 表現の変化: 前回説明会との直接比較資料は無し → 変化の有無は明確でない。
- 重視している話題: 保証残高・保証件数の増加、商品(自社単独・提携・法人向け)の拡大、財務項目(契約負債・立替金・借入)に関する説明、SDGs/人材施策。
- 回避している話題: 配当方針、詳細な中期数値目標、貸倒率の将来的見通しの定量的説明は簡潔に留められている。
投資判断のポイント(情報整理、助言は行わない)
- ポジティブ要因
- 保証件数・保証残高が増加(保証残高 20,981 百万円、保証件数 369 千件)。
- 自社単独商品の伸長(同商品での急拡大:前年同期比 +125.6%)。
- 提携拡大(カード会社、少額短期保険、奨学金バンク等)や法人向け商品の投入による成長機会。
- 貸倒処理済み債権の回収が進んだことで経常利益・純利益が改善。
- ネガティブ要因
- 営業費用の増加(人件費・手数料・貸倒関連費用)により営業利益率が低下。
- 求償債権残高の増加(2,625 百万円)は回収リスクを示唆。
- 外部環境(景気悪化、金利上昇)により滞納率や資金コストが悪化する可能性。
- 不確実性
- 求償債権の回収動向、貸倒率推移、資金調達コストの上昇リスク。
- 法改正や市場構造変化(賃貸市場・保証業界への規制等)。
- 注目すべきカタリスト
- 法人向け「あんしんQ‑Rent」の展開状況と収益化進捗。
- 少額短期保険との連携拡大による契約手続き効率化と収益影響。
- 四半期ごとの貸倒費用・求償債権回収の行方。
- 通期見通しの修正(上方/下方)や配当方針の開示。
重要な注記
- 会計方針: 初回保証料・更新保証料の未履行部分を契約負債として計上。契約負債は契約履行に伴い取り崩され収益認識される(内訳:77.4%を1年以内に収益認識予定)。
- 主要財務項目関連の注意点:
- 収納代行立替金:事前立替型商品の未回収立替金を流動資産に計上。
- 借入:家賃先払いのため短期借入を活用。借入は家賃引落で返済される仕組みで経営影響は限定的と説明(借入コスト例:1.671%/2025年9月時点)。
- リスク要因: 資料末尾にも開示されているとおり、将来見通しは経済状況等により変動する可能性あり。
- その他: 不明な項目は本レポートで“–”と表記。資料原文に基づき作成。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7183 |
| 企業名 | あんしん保証 |
| URL | https://anshin-gs.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.26)」によって自動生成されました。
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