2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなく、今回の第3四半期累計実績は「ほぼ想定範囲内」だが、営業利益・経常利益・純利益は前年同期比で大幅減(営業利益△48.8%)と利益率悪化が顕著。市場予想(コンセンサス)は提供情報に無いため表記しない(–)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+6.7%、営業利益は前年同期比△48.8%)。
- 注目すべき変化:製品事業の売上拡大(製品事業売上+13.5%)にもかかわらず、受託事業の売上が大幅減(受託事業売上△42.4%)および販管費・共通固定費圧迫で営業利益が大幅悪化。子会社化(株式会社ウジケ)の段階取得に伴う負ののれん発生益218.1百万円が特別利益計上されている点も重要。
- 今後の見通し:通期予想(売上高11,000百万円、営業利益600百万円、親会社帰属当期純利益550百万円)への進捗は売上で約80.6%、営業利益で約71.5%、純利益で約78.5%と概ね想定内。会社は業績予想を修正しておらず、現状の進捗から通期予想達成の可能性はあるが、受託事業の回復と販管費コントロールが鍵。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが利益率低下・販管費増・短期借入の増加が財務面で留意点。負ののれんは一時的な利益改善要因のため、実質的な営業力の回復(受託事業の量産案件獲得等)とコスト管理の継続確認が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:マイポックス株式会社(コード 5381)
- 主要事業分野:製品事業(塗布・研磨等の製品供給、データネットワーク・ハードディスク向け等)および受託事業(受託塗布・スリット・研磨加工)
- 代表者名:代表取締役社長 渡邉 淳
- 備考:2025年8月1日に株式会社ウジケを追加取得・連結子会社化(塗工・ラミネート等)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:開催なし(補足資料は作成)
- セグメント:
- 製品事業:製品の製造・販売(データネットワーク、光ファイバー、HDD関連等)
- 受託事業:受託塗布・スリット・研磨加工等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):14,451,920株
- 期中平均株式数(四半期累計):13,970,462株
- 自己株式数(期末):608,692株(注記で自己株式の金額記載あり)
- 時価総額:–(株価情報は提供なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表・株主総会・IRイベント等:–(該当情報なし/未記載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との進捗)
- 売上高:実績 8,865百万円 / 通期予想 11,000百万円 → 進捗率 80.6%
- 営業利益:実績 428.8百万円 / 通期予想 600百万円 → 進捗率 71.5%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 431.5百万円 / 通期予想 550百万円 → 進捗率 78.5%
- サプライズの要因:
- 売上は製品事業(データネットワーク、光ファイバー、HDD向け等)が好調で増収。一方、受託事業は材料費高騰等で試作→量産案件の獲得が伸びず大幅減収。
- 販管費の増加および受託事業売上減が共通固定費負担率を押し上げ、営業利益が大幅減。
- 特別利益として、子会社化(ウジケ)に伴う負ののれん発生益218.1百万円を計上しており、税引前利益・純利益を押し上げている(※営業利益には含まず)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。現状の進捗は売上・利益ともに通期目標到達の余地があるが、受託事業の量産化遅延や販管費抑制が続く場合は営業利益目標の達成が難しくなるリスクあり。特別利益を除いたベースでの営業力改善が重要。
財務指標
- 貸借対照表(要点、単位:百万円)
- 総資産:17,351(前期末 15,931 → +1,419)
- 純資産:8,782(前期末 8,463 → +318)
- 自己資本比率:50.6%(前期 53.1% → やや低下だが安定水準)
- 現金及び預金:2,448(前期 2,408 → 微増)
- 売掛金:2,631(前期 2,140 → 増加)
- 商品・仕掛・原材料合計の在庫増加:商品+105、仕掛+291、原材料+183(百万円)
- 短期借入金:3,577(前期 2,067 → 大幅増)
- 長期借入金:1,705(前期 1,857 → 減少)
- 損益計算書(累計・主要数値、単位:百万円)
- 売上高:8,865(前年同期 8,307 → +6.7%)
- 売上総利益:3,442(前年同期 3,283)
- 販管費:3,013(前年同期 2,446 → 大幅増)
- 営業利益:428.8(前年同期 837.2 → △48.8%)
- 経常利益:421.7(前年同期 898.9 → △53.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:431.5(前年同期 801.2 → △46.1%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):30.89円(前年同期 56.27円 → △45.1%)
- 収益性指標
- 営業利益率:4.84%(428.8 / 8,865 → 参考:業種平均は企業により異なるため一概に比較しない)
- ROE(四半期累計純利益 / 自己資本):約4.91%(431.5 / 8,782 → 目安8%以上が良好のため低め)
- ROA(純利益 / 総資産):約2.49%(431.5 / 17,351 → 目安5%以上が良好のため低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:80.6%(通常ペース:第3四半期終了時点で70〜80%が一般的だが、製造業は季節により変動)
- 営業利益進捗率:71.5%
- 純利益進捗率:78.5%
- コメント:売上は順調だが利益率の低下で営業利益は若干遅れ感あり。
- キャッシュフロー
- 第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表上は現預金微増、短期借入が増加している点は留意。
- フリーCF(営業CF−投資CF):資料未作成のため算出不可(–)。
- 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF未提示)→ 参考指標は提示できず(–)。
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの細かいQoQ数値は連結損益表に累計のみ記載のため直接のQoQ比較は不可(–)。ただしセグメントベースで製品事業は好調、受託事業が低調で季節性・案件獲得状況に依存。
- 財務安全性
- 自己資本比率:50.6%(安定水準)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約147%(9,760.9 / 6,620.6 → 流動性は確保)
- 負債比率(負債合計/純資産):約97.6%(8,569.0 / 8,782.2 → 過度ではないが短期借入増が観察される)
- 効率性
- 総資産回転率:売上高 / 総資産 = 8,865 / 17,351 ≒ 0.51回(資産効率は業種依存で評価)
- セグメント別(累計)
- 製品事業:売上 8,286.7百万円(前年同期比+13.5%)、セグメント利益 660.2百万円(前年同期比△39.8%)
- 受託事業:売上 578.3百万円(前年同期比△42.4%)、セグメント損失 △231.4百万円(前年同期は△259.5百万円、損失幅は改善)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 負ののれん発生益:218,067千円(株式会社ウジケの追加取得に伴う評価差額)
- 固定資産売却益:7,728千円
- 段階取得に係る差益:2,596千円
- 特別損失:
- 固定資産売却損・除却損等 合計 4,717千円
- 一時的要因の影響:
- 特別利益(負ののれん)は大きく純利益を押し上げているが、営業利益には影響しないため、営業ベースの業績回復が重要。
- 継続性の判断:
- 負ののれんは一時的事象(企業結合に伴う会計処理)で継続性はない。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):10.00円
- 年間配当予想:10.00円(前回予想からの修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向(予想ベース):配当10.00円 / 1株当たり当期純利益(予想)39.45円 ≒ 25.4%(控えめ〜中程度の還元)
- 株主還元方針:特別配当なし。自己株式取得実績あり(期中に自己株式取得を実施)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明示的な当期の設備投資額は記載なし(–)。
- 減価償却費:566,618千円(当第3四半期累計、前年 464,591千円 → 増加)
- 研究開発費(R&D):明示記載なし(–)
- 主な投資内容:–(記載なし)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高は記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品 869.5百万円(前期 763.9 → +105.6)
- 仕掛品 1,797.5百万円(前期 1,506.6 → +290.8)
- 原材料及び貯蔵品 837.1百万円(前期 653.6 → +183.5)
- 在庫増加は製造増・仕掛品増等に起因。
セグメント別情報
- 製品事業:
- 売上高 8,286.7百万円(前年同期比+13.5%)、セグメント利益 660.2百万円(前年同期比△39.8%)
- 主力はデータネットワーク関連、光ファイバー・HDD向け製品が好調
- 受託事業:
- 売上高 578.3百万円(前年同期比△42.4%)、セグメント損失 △231.4百万円(損失幅はやや改善)
- 受託塗布・スリットは材料費高騰の影響で量産案件の獲得に苦戦
- 地域別売上:
- 日本・アジア・北米が主で、アジア・北米での売上が大きい(詳細はセグメント表参照)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に中期計画の具体数値は記載なし(–)
- KPI達成状況:営業利益率やROEは目標水準(ROE≥8%等)に達しておらず、利益率改善が課題
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は雇用・所得改善やインバウンドで緩やか回復も、物価上昇や資本市場変動で先行き不透明と会社コメント
- 競合比較:同業他社との比較データは資料にないため記載なし(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高 11,000百万円(△1.5%)、営業利益 600百万円(△36.3%)、親会社帰属当期純利益 550百万円(△39.7%)
- 会社予想の前提:特段の詳細前提(為替・原料価格等)は資料に限定的記載(–)
- 予想の信頼性:第3四半期終了時点での進捗は売上・純利益はおおむね想定内。だが営業利益の回復は販管費管理および受託事業の量産化次第。
- リスク要因:原材料価格上昇、受託案件の獲得遅延、金利上昇(支払利息増)、短期借入依存の拡大、為替変動
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:有(株式会社ウジケを連結子会社化、負ののれん発生により特別利益計上)
- その他:第3四半期連結累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。独立監査人による期中レビュー実施済(適正意見なし/異常なし)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5381 |
| 企業名 | マイポックス |
| URL | https://www.mipox.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。