2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想は当第3四半期決算を踏まえ小幅上方修正(営業利益+500百万円、経常利益+500百万円、当期純利益+500百万円)。四半期累計実績は通期予想に対して概ね進捗良好で、上振れと評価可能。市場予想との比較は資料上不明(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高820,016百万円、前年同期比+8.1%;営業利益21,792百万円、同+26.9%;親会社株主に帰属する四半期純利益15,981百万円、同+30.3%)。
- 注目すべき変化:食肉事業が増収増益(売上510,288百万円、同+14.0%;経常利益16,222百万円、同+60.7%)で業績牽引。一方、加工食品事業は売上微減(309,717百万円、同△0.3%)・利益減(経常利益8,186百万円、同△6.9%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上1,050,000百万円、営業利益27,500百万円等)に対する第3四半期累計の進捗は概ね順調(売上78.1%、営業利益79.2%、当期純利益86.4%)。通期予想は今回修正済(上方)で、達成可能性は現時点で高いと判断されるが、原材料価格・物流費等の外部変動がリスク。
- 投資家への示唆:食肉事業(国内生産の採算改善・海外の収益改善)が業績改善の主要因。加工食品事業の販売数量低迷やコスト上昇がマイナス要因のため、今後は原材料・物流コスト動向と消費者需要の回復が鍵。連結子会社(アンズコフーズ)の決算期変更による期ズレ影響も業績に寄与している点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:伊藤ハム米久ホールディングス株式会社
- 主要事業分野:加工食品事業(ハム・ソーセージ、調理加工食品等)および食肉事業(国内生産事業、海外事業)
- 代表者名:代表取締役社長 浦田 寛之
- URL: https://www.itoham-yonekyu-holdings.com
- 報告概要:
- 決算短信提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:なし(補足資料は作成・TDnet及び同社Webに掲載)
- セグメント:
- 加工食品事業:家庭用ハム・ソーセージ等、調理加工食品
- 食肉事業:国内生産(鶏・豚等)、海外事業(アンズコフーズ含む)
- その他:人事給与関連等のサービス事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):57,471,011株
- 期末自己株式数:720,270株
- 四半期累計平均株式数:56,744,354株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表(通期予想修正は実施済):2025年11月4日(前回修正)、今回2月5日に通期数値を修正公表
- IRイベント:決算説明会は開催なし(補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社通期予想との比較、達成率は第3四半期累計に対する通期予想比)
- 売上高:820,016百万円(通期予想1,050,000百円に対する進捗率78.1%)
- 営業利益:21,792百万円(通期予想27,500百円に対する進捗率79.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:15,981百万円(通期予想18,500百円に対する進捗率86.4%)
- サプライズの要因:
- 主因は食肉事業の採算改善(国産鶏肉・豚肉の採算向上)、および海外(アンズコフーズを含む北米・欧州向けの販売収益性改善)。
- 一方、加工食品事業は販売数量の減少と原材料・物流単価上昇で利益が圧迫。
- 連結子会社(アンズコフーズ等)の決算期変更により、当第3四半期累計に12か月分の業績が含まれている点も増収要因(注記によれば該当子会社の2025/1/1–3/31の売上40,580百万円等が影響)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を小幅上方修正(営業利益+500百万円等)。第3四半期累計の進捗からは通期予想達成の可能性は高いが、原材料価格や物流費、為替等の外部変動が不確実性として残る。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:549,526百万円(前期末467,009百円、+82,516百円)
- 純資産:297,560百万円(前期末286,318百円、+11,242百円)
- 自己資本比率:54.0%(前期末61.1%)→減少だが依然安定水準
- 損益計算書(第3四半期累計)
- 売上高:820,016百万円(+8.1%)
- 営業利益:21,792百万円(+26.9%)
- 経常利益:23,363百万円(+29.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:15,981百万円(+30.3%)
- キャッシュフロー(第3四半期累計)
- 営業CF:△8,118百万円(前年同期 △13,156百円、改善)
- 投資CF:△19,727百万円(主に有形固定資産取得:17,704百円)
- 財務CF:+28,056百万円(短期借入金・長期借入金増加)
- 現金及び現金同等物残高:21,198百万円(前期比+616百円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):△27,845百万円(マイナス)
- 収益性(第3四半期累計 vs 前年同期)
- 売上高:820,016百万円、前年同期758,482百円、増加額61,534百円(+8.1%)
- 営業利益:21,792百万円、前年同期17,173百円、増加額4,619百円(+26.9%)
- 経常利益:23,363百万円、前年同期17,992百円、増加額5,371百円(+29.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:15,981百万円、前年同期12,264百円、増加額3,717百円(+30.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):281.64円(前年同期216.20円、+30.3%)
- 収益性指標(参考:通期予想ベース)
- ROE(参考推定、通期予想当期純利益18,500÷期末自己資本約296,839)≈6.2%(目安8%未満)
- ROA(同、18,500÷549,526)≈3.4%(目安5%未満)
- 営業利益率(第3Q累計):21,792÷820,016 ≈2.66%(業種比は別途比較必要)
- 進捗率分析(第3四半期累計/通期予想)
- 売上高進捗率:78.1%
- 営業利益進捗率:79.2%
- 当期純利益進捗率:86.4%
- 過去同期間との比較:いずれも前年同期比増加で通常ペースより良好
- キャッシュフローの詳細
- 営業CF:△8,118百万円(売上債権・棚卸資産の増加が主な減少要因;前年同期は△13,156百円)
- 投資CF:△19,727百万円(有形固定資産取得:17,704百円、無形固定資産取得:2,092百円)
- 財務CF:+28,056百万円(短期借入金、長期借入金の増加+32,352百円等;配当支払13,025百円)
- フリーCF:△27,845百万円(投資回収を含めてもマイナス)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△8,118)/四半期純利益(約16,003等)= 約△0.51(目安1.0未満で改善余地)
- 四半期推移(QoQ):資料内にQoQ詳細は限定的。季節性は業態上存在しうるが当資料では記載限定。
- 財務安全性
- 自己資本比率:54.0%(安定水準)
- 負債合計:251,965百万円、負債増加(短期借入・長期借入増加)
- 流動比率(流動資産339,231÷流動負債201,193)≈1.69(概ね良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:372百万円(固定資産売却益、投資有価証券売却益等小額)
- 特別損失:409百万円(固定資産除却損、減損損失、固定資産圧縮損等)
- 一時的要因:連結子会社アンズコフーズ等の決算期変更に伴う期ズレ(該当子会社の2025/1/1–3/31売上40,580百円、営業利益1,300百円等)が第3四半期累計に影響。これは期の調整による影響で一時的性格あり。
- 実質業績評価:特別損益は小幅であり、主に通常事業の採算改善が増益の主因。
配当
- 配当実績と予想(2026年3月期)
- 第1四半期末:記念配当85円(実施)
- 中間(第2四半期末):普通配当70円(実施)
- 第3四半期末:記念配当90円(実施)
- 期末(予想):普通配当75円
- 年間合計(含記念配当):320円(ただし普通配当ベースは年間145円)
- 普通配当予想(2026年3月期):合計145円、DOE見込み3.1%(中期方針はDOE≥3.0%かつ累進配当)
- 配当性向:普通配当ベースの算出等は別途だが、資料は配当性向明示なし(–)
- 特別配当の有無:2026年は記念配当が第1・第3四半期に含まれているため、総額に影響。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 第3四半期累計の有形固定資産取得額:17,704百万円(前年同期15,236百円)
- 減価償却費:10,183百万円(前年同期9,768百円)
- 研究開発:
- R&D費用:記載なし(–)
- 主なテーマ:記載なし(–)
受注・在庫状況
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品):123,459百万円(前期末116,146百円、増加)
- 在庫回転日数等の記載なし(–)
- 受注状況:記載なし(–)
セグメント別情報
- 加工食品事業(第3四半期累計)
- 売上高:309,717百万円(前年同期比△0.3%)
- 経常利益:8,186百万円(前年同期比△6.9%)
- 主な事情:家庭用主力商品のブランド施策は行うも販売数量低迷、原材料・物流コスト上昇で利益圧迫
- 食肉事業(第3四半期累計)
- 売上高:510,288百万円(前年同期比+14.0%)
- 経常利益:16,222百万円(前年同期比+60.7%)
- 主な事情:国内の国産鶏肉・豚肉採算改善、海外(アンズコフーズ等)の北米牛肉・欧州羊肉の収益性改善、決算期変更の影響も寄与
- セグメント貢献:食肉事業が全体の増益を牽引している点が最大の特徴。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2026:普通配当の指標(DOE≥3.0%)等が掲げられている。今回の配当方針(普通配当145円見込み、DOE3.1%)は方針と整合。
- KPI進捗:売上・利益面では食肉事業が改善しており中計目標との整合性は部分的に良好。ただしROE・ROAは目安未達(ROE目安8%に対し約6.2%想定)で、改善余地あり。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。業界共通のリスクは原材料価格(畜産価格)・物流費の上昇、消費需要の動向。
- 市場動向:国内消費需要は一部低迷が見られ、加工食品の販売数量に影響。一方で海外需要(北米・欧州向け)が回復・採算改善。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)修正後:売上高1,050,000百円(前年同期比+6.2%)、営業利益27,500百円(+40.5%)、経常利益28,500百円(+37.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益18,500百円(+41.2%)
- 予想修正:2025年11月4日発表の前回予想から営業利益等を上方修正(営業利益+500百円等)
- 会社予想の前提:為替・原料前提の明示は資料上なし(–)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は良好で、通期予想の達成可能性は高いが、原材料価格・物流費・為替の変動リスクは引き続き注視が必要。
- リスク要因:原材料(飼料・畜産市況)、物流費、消費者需要の低迷、為替変動、海外事業の営業環境。
重要な注記
- 会計方針の変更:当四半期に重要な会計方針変更なし。
- 決算期変更:連結子会社アンズコフーズ社及びその子会社21社の決算期を12月31日から3月31日に変更(第1四半期より適用)。これにより当第3四半期累計に当該子会社の12か月分が含まれる点は業績比較上の留意点。
- その他重要事項:監査(四半期レビュー)は実施されていない(レビュー無)。
(注)本まとめは提出資料に基づく要約であり、法令に基づく投資助言は含みません。不明または資料未記載の項目は“–”としてあります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2296 |
| 企業名 | 伊藤ハム米久ホールディングス |
| URL | http://www.itoham-yonekyu-holdings.com |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.37)」によって自動生成されました。
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