2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社業績予想に対する修正は無し(発表時点で予想は維持)。市場コンセンサスは資料に記載無しのため –。第3四半期累計は「売上は増加だが利益は減少」という結果で、売上は想定どおり進捗している一方、収益性が想定より悪化している点が注目される。
- 業績の方向性:増収(売上高+11.0%)だが減益(営業利益△25.5%、経常利益△48.3%、親会社株主帰属純利益△51.8%)。
- 注目すべき変化:支払利息や販売費及び一般管理費の増加により利益が大きく圧迫された。長期借入金の増加(資金調達)や連結子会社化(株式会社富士ホーム取得)に伴うのれんの計上が発生。
- 今後の見通し:通期予想(売上高13,500百万円、営業利益1,080百万円等)は据え置き。売上進捗は良好(約71%)だが、営業利益の進捗が約50%にとどまり、利益面では下振れリスクに注意が必要。
- 投資家への示唆(助言ではなく読み取り):高い売上進捗と販売用不動産残高の厚みは成長余地を示すが、財務レバレッジ拡大と金利上昇による支払利息増が利益率を圧迫している点を注視すべき(資本効率改善や借入条件が重要な注目点)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アズ企画設計
- 主要事業分野:不動産販売事業(一棟マンション・オフィス、プレミアム区分等の取得・リノベーション・販売)、不動産賃貸事業(サブリース、賃料収入、民泊等)、不動産管理事業(賃貸管理受託等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 松本 俊人
- 備考:第3四半期において株式会社富士ホームを子会社化(連結範囲に追加)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月9日
- 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期累計(2025年3月1日~2025年11月30日)
- 決算補足説明資料:有、決算説明会:無
- セグメント:
- 不動産販売事業:中古収益不動産の取得→リノベーション・リーシング→投資家向け販売(売上構成の大部分)
- 不動産賃貸事業:サブリース、貸コンテナ、コインパーキング、取得物件の賃料収入、民泊収益等
- 不動産管理事業:賃貸管理サービス、販売不動産の管理受託等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:1,508,000株(2026年2月期3Q)
- 期末自己株式数:264株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):1,314,296株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)発表済
- 株主総会/IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想と第3四半期累計実績を比較、単位:百万円)
- 売上高:実績 9,601(+11.0%)/通期予想 13,500 → 進捗率 約71.1%
- 営業利益:実績 535(△25.5%)/通期予想 1,080 → 進捗率 約49.6%
- 経常利益:実績 287(△48.3%)/通期予想 800 → 進捗率 約35.8%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 166(△51.8%)/通期予想 510 → 進捗率 約32.5%
- サプライズの要因:
- 売上は増加したが、販売費及び一般管理費(販管費)が大幅増(729,619→976,069千円、増加額約246,450千円、約+33.8%)した点。
- 支払利息が大きく増加(99,607→165,030千円)し営業外費用が増加、経常利益・純利益を圧迫。
- 長期借入金の増加(6,843,876→9,279,562千円)に伴う利息負担増。
- 連結子会社化(富士ホーム)によるのれん計上(約61,968千円)や子会社の業績組入れの影響。
- 通期への影響:
- 売上については会社は「販売用不動産残高が高く販売が進む見込み」として通期予想を維持。
- 利益面は進捗率が低く、支払利息や販管費の増加が続く場合は通期での予想達成に下振れリスク。ただし会社は現時点で予想修正を行っていない。
財務指標(要点)
- 財務諸表 要点(第3四半期末、単位:百万円)
- 売上高(第3Q累計):9,601(前年同期 8,651、+11.0%)
- 売上総利益:1,511(前年同期 1,448、+4.3%)
- 営業利益:535(前年同期 719、△25.5%)
- 経常利益:287(前年同期 554、△48.3%)
- 親会社株主帰属四半期純利益:166(前年同期 344、△51.8%)
- 総資産:16,534(前連結年度末 13,239、増加)
- 純資産:3,857(前連結年度末 2,958、増加)
- 自己資本比率:23.3%(前 22.3%)(目安:40%以上で安定 → 低め)
- 収益性
- 売上高:9,601百万円(前年同期比 +11.0%)
- 営業利益:534.98百万円(前年同期比 △25.5%)、営業利益率=534.98/9,601.27=約5.6%(前年:約8.3%)→ 利益率低下
- 経常利益:286.63百万円(前年同期比 △48.3%)
- 純利益:165.63百万円(前年同期比 △51.8%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):126.02円(前年同期 285.94円)
- 収益性指標
- ROE(単純計算、期間累計純利益/期末純資産)=165.63 / 3,857.14 ≒ 4.3%(目安:8%以上で良好 → 低い)
- ROA(単純計算、期間累計純利益/総資産)=165.63 / 16,534.48 ≒ 1.0%(目安:5%以上で良好 → 低い)
- 営業利益率:約5.6%(業種平均は物件ポートフォリオやビジネスモデルで差異あり)
- 進捗率分析(通期予想比、累計値ベース)
- 売上高進捗率:約71.1%(通常の不動産販売業は年度後半の販売集中あり得るが高めの進捗)
- 営業利益進捗率:約49.6%(売上に対して利益進捗は遅い)
- 純利益進捗率:約32.5%(利益面の遅れが顕著)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表上の現金及び預金は4,373→5,002百万円(増加628.8百万円)。
- フリーCF等の詳細は –(表作成なしのため不明)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細なQoQ推移は本資料の累計のみ。販売の季節性や引渡し時期で四半期変動が出やすい点に留意。
- 財務安全性
- 自己資本比率:23.3%(低め、40%以上が安定目安)
- 流動比率(概算):流動資産15,783 / 流動負債3,090 ≒ 511%(高い。ただし販売用不動産など流動化に注意)
- 負債合計:12,677百万円、長短借入金合計(短期1,974 + 長期9,279) ≒ 11,253百万円(レバレッジ高)
- 負債/純資産(D/E)=12,677 / 3,857 ≒ 3.29倍(高め)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細指標は –(売上/総資産(年換算)の算出は可だが資料では累計値によるため参考値扱い)
- セグメント別(第3四半期累計)
- 不動産販売:売上 8,862百万円(+11.5%)、セグメント利益 610.94百万円(△18.7%)
- 不動産賃貸:売上 552百万円(+4.2%)、セグメント利益 82.36百万円(△7.7%)
- 不動産管理:売上 187.40百万円(+9.4%)、セグメント利益 63.56百万円(+5.7%)
- 販売事業が売上の約92%を占める(依存度高)
- 財務の解説(要点)
- 販売用不動産・仕掛販売用不動産残高の増加(仕掛2,066百万円の計上)により流動資産が増加。これが将来売上の源泉だが、在庫リスク(価格・金利影響)を伴う。
- 長期借入金の増加により利息負担が大幅増。金利上昇局面で利息負担は継続的リスク。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当記載なし(–)
- 特別損失:該当記載なし(–)
- のれん計上:株式会社富士ホーム取得に伴いのれんを計上(貸借対照表上 61,968千円、取得時のれん暫定額は63,018千円と報告ページに差異あり。償却は10年均等)
- 一時的要因の影響:のれん償却費(当期間のれん償却額 1,050千円)はあるが業績悪化の主因は販管費・支払利息増であり、のれん自体は今期限定の一時費用というより買収効果(連結化によるストック収入)を見込んだ施策の一環。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年2月期)
- 期末配当(予想):30.00円
- 年間配当予想:30.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は無し(ただし新株予約権行使・譲渡制限付株式報酬で資本金増加の記載あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:明示なし(–)
- 減価償却費:当第3四半期累計 減価償却費 24,796千円(前年同期 25,646千円)
- 研究開発費:該当記載なし(–)
- 主な無形資産の動き:のれん61,968千円計上(富士ホーム取得による)
受注・在庫状況(該当)
- 仕入・在庫(販売用不動産等):販売用不動産 8,526.87百万円(前期 7,930.58百万円、増加)、仕掛販売用不動産 2,066.27百万円(期中新規計上)
- 在庫の厚みが通期売上見込みの根拠とされている(会社コメント)
- 受注高/受注残:該当記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3Q累計)
- 不動産販売:売上 8,862.29百万円(+11.5%)、セグメント利益 610.94百万円(△18.7%)
- 不動産賃貸:売上 551.58百万円(+4.2%)、セグメント利益 82.36百万円(△7.7%)
- 不動産管理:売上 187.40百万円(+9.4%)、セグメント利益 63.56百万円(+5.7%)
- セグメント戦略・コメント:
- 販売事業:一棟・区分・オフィス等種別拡充で仕入を強化。優良収益不動産の取得が進む。
- 賃貸・管理:民泊の回復や販売物件の管理受託で安定収入の拡大を図る。
- 地域別売上:該当記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内の中期計画進捗に関する言及は限定的。富士ホーム取得により管理物件からのストック収入拡大を狙う旨の記述あり。
- KPI達成状況:該当KPIの明示なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向(記載の要約):金利上昇・建築費高止まりの一方で都市部の収益不動産需要は堅調。投資家の物件選別が厳格化。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。ただし、高いレバレッジと在庫依存度は業界内でも注視ポイント。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し、2025/3/1~2026/2/28):売上高13,500百万円(+8.6%)、営業利益1,080百万円(+10.8%)、経常利益800百万円(+8.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益510百万円(+10.4%)
- 会社前提:販売用不動産残高が高く、販売が進むことを前提に据置
- 予想の信頼性:第3四半期時点では売上進捗は良好だが、利益進捗が遅れているため、金利動向や販管費の推移が予想実現性の重要なカギ。
- リスク要因:金利上昇(支払利息増)、建築費の高止まり、販売用不動産の売れ行き・価格変動、借入依存度の高さ、取得した子会社の統合リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の重要な変更:有(株式会社富士ホームを取得・連結化、のれん計上)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係るCF計算書は作成していない旨の注記あり
- 発行済株式数変動:新株予約権行使・譲渡制限付株式報酬により資本金・資本剰余金が増加(資本金769,945千円等)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3490 |
| 企業名 | アズ企画設計 |
| URL | https://www.azplan.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.32)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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