2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正はなし(直近公表予想からの変更なし)。第3四半期累計の業績は会社予想に概ね整合(大きな上振れ/下振れの発表はなし)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+13.6%、営業利益+11.8%)だが、親会社株主に帰属する四半期純利益は△15.2%(一時利益の有無など構成要因で減益)。
- 注目すべき変化:イタリアのZENIT取得に伴う欧州子会社の連結化(のれん増加・償却計上)が構造変化として重要。前年同期に計上した「段階取得差益1,721百万円」が今期は無く、これが純利益減少の主因。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き。進捗率は売上72.0%、営業利益67.0%、親会社株主純利益76.6%。現時点で会社予想達成の公表維持だが、為替・原材料・欧州ののれん償却影響等が注意点。
- 投資家への示唆:売上・営業利益は堅調、セグメントでは日本・北米・アジアが寄与。だが一時要因(前期の段階取得益)消滅と欧州での償却負担で純利益は低下。自己資本比率が高く財務余力は強いことも確認。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社鶴見製作所
- 主要事業分野:ポンプ・関連機器の製造販売(建設機械向け、設備機器、産業向け等)、グローバル展開(日本、北米、アジア、欧州、その他)
- 代表者名:代表取締役社長 辻本 治
- 上場取引所/コード:東証/6351
- IR問合せ:取締役上席執行役員経理財務部長 敦賀 啓一郎
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:開催なし(補足資料は作成あり)
- セグメント:
- 日本:建設機械・設備機器・プラント等へのポンプ販売
- 北米:米国・カナダ向け(鉱山市場等)
- アジア:ASEAN 等(インフラ・畜産等)
- 欧州:ZENIT連結分(連結化により新設扱い)
- その他:中国等の現地法人等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):50,826,972株(※2025/10/1に1→2株の株式分割を実施。記載は分割後想定)
- 期末自己株式数:2,860,318株
- 期中平均株式数(四半期累計):48,105,284株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:当該資料(第3四半期)提出済
- 株主総会/IRイベント:–(資料に該当記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:通期予想は修正なし)
- 売上高(累計):53,315百万円。通期予想74,000百万円に対する進捗率 72.0%(達成度:順調)
- 営業利益(累計):7,370百万円。通期予想11,000百万円に対する進捗率 67.0%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(累計):5,973百万円。通期予想7,800百万円に対する進捗率 76.6%
- サプライズの要因:
- 増収要因:ZENITの連結化(欧州売上計上)と各地域での需要増。一方、前年同期に計上した段階取得差益(1,721百万円)が今回はないため純利益での下振れ要因。
- 欧州セグメントではのれん償却(260百万円)および顧客関連資産償却(75百万円)計上でセグメント損失。
- 為替差益が営業外収益で1,016百万円計上(円安の影響)。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。累計進捗からは達成可能性が示唆されるが、欧州の償却負担や外部環境(為替・原材料・地政学リスク)に留意。
財務指標
- 貸借対照表(要点)
- 総資産:133,447百万円(前期末131,509百万円→増加)
- 純資産:102,758百万円(前期末95,852百万円→増加)
- 自己資本比率:75.9%(前期末71.8%)(高水準・安定)
- 現金及び預金:32,980百万円(前期末31,145百万円)
- 棚卸資産:23,881百万円(前期末20,301百万円、増加)
- 有利子負債合計(概算):短期借入金6,471百万円+長期借入金8,055百万円+1年内返済予定の長期借入金440百万円=14,966百万円
- ネットキャッシュ(概算):現金32,980-有利子負債14,966=約18,014百万円(概算で純債務はマイナス)
- 損益(累計)
- 売上高:53,315百万円(前年同期46,912百万円、+13.6%)
- 営業利益:7,370百万円(前年同期6,591百万円、+11.8%)
- 経常利益:9,384百万円(前年同期7,929百万円、+18.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,973百万円(前年同期7,047百万円、△15.2%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):124.18円(前年同期143.57円、△13.5%)
- 収益性指標
- 営業利益率:7,370 / 53,315 = 13.8%(良好水準。ただし業種差あり)
- ROE(簡易計算、累計純利益/期末自己資本):5,973 / 101,332 ≒ 5.9%(目安8%以上で良好 → 現状は低め)
- ROA(累計純利益/総資産):5,973 / 133,447 ≒ 4.5%(目安5%以上で良好 → やや下回る)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:72.0%
- 営業利益進捗率:67.0%
- 純利益進捗率:76.6%
- 備考:営業利益の進捗がやや低め。年間予想達成へ後半での利益取り込みが必要。
- キャッシュフロー
- 第3四半期累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料明記)。よって営業CF等の明細は未提示。
- 減価償却費(当期累計):1,849百万円(のれんの償却285百万円、顧客関連資産償却75百万円含む)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は資料中に四半期単独の明細なし(累計比較中心)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率75.9%(安定水準)
- 負債合計は前期末比で減少(35,657→30,688百万円)
- 流動負債は大きく減少(25,828→19,494百万円)
- 効率性:総資産回転率等の詳細数値は資料に記載なし(計算に必要な追加指標は–)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:前期に「段階取得に係る差益」1,721百万円計上(2025年第3四半期累計)。当期は該当項目なし。
- 特別損失:当期401百万円(減損損失等)計上(前年198百万円→増加)。
- 一時的要因の影響:前年の段階取得差益が無いことが純利益減少の主要因。のれん償却・顧客関連資産償却が欧州で利益を圧迫。
- 継続性:ZENITの連結化に伴う償却は継続的影響(のれん・顧客関連資産の償却)。
配当
- 配当実績/予想:
- 2026年3月期 中間配当(支払済):26.00円(内 普通配当24円、記念2円)
- 2026年3月期 期末(予想):16.00円(内 普通配当15円、記念1円)
- 会社注:株式分割の影響で単純合算表示できず。分割を考慮しない場合の2026年通期(予想)年間配当は58円相当と説明。
- 配当性向(簡易):通期予想EPS 162.61円に対し、(分割考慮しない)DPS58円 → 配当性向 ≒ 35.7%(目安)
- 特別配当:各期に記念配当実施(ZENIT取得・工場竣工等に伴う記念配当あり)
- 株主還元方針:適時適切な株主還元・自社株買い等を含めた資本政策言及あり。直近で自己株式取得・消却実績あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明確な設備投資金額記載なし(–)
- 減価償却費:累計1,849百万円(のれん償却285、顧客関連資産償却75を含む)
- 研究開発費(R&D):資料に明記なし(–)
受注・在庫状況
- 受注高/受注残高:資料に記載なし(–)
- 在庫状況:棚卸資産23,881百万円(前年同期比 +3,579百万円、在庫増)
- 在庫回転日数:資料に記載なし(–)
セグメント別情報
(当第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31)
- 日本:売上高39,325百万円(+1.9%)、セグメント利益5,885百万円(+18.4%)
- 建設機械は一部需要減だが、設備機器(スマッシュポンプ等)が大幅伸長
- 北米:売上高11,157百万円(+20.1%)、セグメント利益1,164百万円(+12.6%)
- 鉱山向け等が堅調
- アジア:売上高12,834百万円(+4.6%)、セグメント利益1,399百万円(△3.3%)
- ASEANの内需・インフラ需要増。スマッシュポンプの受注拡大
- 欧州:売上高4,591百万円(当期よりZENITの損益を連結。前期比較値なし)、セグメント損失325百万円
- のれん償却260百万円・顧客関連資産償却75百万円が主因
- その他:売上高4,842百万円(+1.2%)、セグメント利益845百万円(+16.5%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Transformation2027」2年目。ものづくり基盤強化、資本政策・株主還元の強化を明記。
- KPI達成状況:中期計画のKPI詳細は資料に限定的記載。ZENIT買収によるグローバル展開は計画に沿った動き。
競合状況や市場動向
- 外部環境:国内ではインバウンドや設備投資の回復一方で原材料高・人手不足・消費低迷。海外は地政学リスクや米国関税、中国経済減速等で先行き不透明。
- 競合比較:同業他社比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2026年3月期)予想は変更なし(売上 74,000百万円、営業利益 11,000百万円、経常利益 11,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 7,800百万円、通期EPS 162.61円)。
- 予想の前提:特段の詳細前提は資料に限定的。為替の影響は業績に影響有(第3Qは為替差益計上)。
- リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、人手不足、地政学リスク(中東・ウクライナ・中国等)、欧州連結によるのれん償却の継続的影響。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.を追加取得し子会社化(2024年7月に完全子会社化。2024/6/30をみなし取得日。第3四半期より損益を連結)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料明記)。
- その他:前期(暫定)から取得原価配分の見直しが行われ、のれん等の金額に修正あり(のれんの減少等)。
(注)
- 不明項目は「–」で表記しています。
- 数値は資料記載の金額(単位:百万円、未満切捨て)を基に算出・補助計算を行っています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6351 |
| 企業名 | 鶴見製作所 |
| URL | http://www.tsurumipump.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.36)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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