2026年10月期 第1四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 1Qは年末年始の特殊性や採用先行サイクル、5拠点のオフィス開設費などで費用が集中し大幅赤字(営業利益△109百万円)になったが、経営実態は堅調で中長期見通しは変えていない。中期計画実現に向け組織・体制(CFO/CTO等の体制強化)を整備し、自社株買い(上限1.5億円)を発表した。
- 業績ハイライト: 営業収益 479百万円(前年同期比+16.7%:増加=良い)、営業利益 △109百万円(前年同期比△108百万円:減少=悪い)、営業費用は588百万円(前年同期比+42.8%:減収圧力)。
- 戦略の方向性: シニアライフサポートの全国展開(10→28都道府県へ拡大)、コーディネーター増員(中計で2.4倍目標)、シニアホーム支援(新規開設支援・パートナーリース)を両輪に、28/10期で営業収益5,580百万円・営業利益1,009百万円を目指す。
- 注目材料: 自社株買い(上限150百万円=1.5億円、175,000株上限、発表期間3/24–6/30)、CFO/CTO/M&A担当の要員強化、新事業「パートナーリース」(与信提供型の一括借上げスキーム、収益立ち上がりは27/10期以降見込)、Technology Fast 50選出、法人向け新サービス「笑美面 ケアラー心の介護室」の本格展開。
- 一言評価: 四半期特有の採用先行・拠点費用で短期的に悪化したが、KPI(スマイル数等)は堅調で中期成長シナリオに沿った投資・体制整備を優先している。
基本情報
- 企業概要: 会社名 株式会社笑美面(えみめん、証券コード:9237)、主要事業 シニア関連サポート事業(シニアライフサポート:シニアホーム紹介/家族会議等、シニアホームコンサルティング:新設コンサル/パートナーリース等)、代表者 代表取締役 榎並 将志。
- 説明会情報: 開催日時 2026年3月17日、形式 –(資料ベースの説明会。ページに説明会動画/プレス参照リンクあり)、参加対象 投資家・アナリスト等(明記あり)。
- 説明者: 代表取締役 榎並 将志(会社の存在意義・KPI説明等)、取締役CFO 鎌田 将晴(財務・資本政策)、執行役員CTO 福田 博一(DX/サービス基盤)、M&A・アライアンス担当 細田 正志(事業連携/M&A) — 各人の配置・発言概要は中期計画実行と財務/技術体制強化に関する説明。
- セグメント:
- シニアライフサポート:家族会議→入居成約(スマイル)を中心とした紹介事業、プラットフォーム運営(ケアプライムコミュニティ)、法人向け介護両立サービス。
- シニアホームコンサルティング:新規開設コンサルティング、不動産流動化コンサル、パートナーリース(当社が一括借上げで与信提供)等。
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益: 479百万円、前年同期比+16.7%(増加=良い)
- 営業利益: △109百万円、前年同期比(差分)△108百万円(悪化=悪い)、営業利益率 △25.7%(1Q)
- 経常利益: △108百万円(前年同期比:–、赤字化)
- 純利益(当期利益): △84百万円(前年同期比:–、赤字化)
- 1株当たり利益(EPS): –(1Q値は開示なし/通期計画EPS 41.73円、前年実績22.12円、通期計画で+88.7%)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率: 通期計画比の進捗で売上進捗率 17.9%(479/2,681百万円)(進捗率が低い=想定どおり下期偏重の計画)。
- サプライズの有無: 1Qでの営業赤字計上は想定内(上期投資・採用集中のサイクル)だが、費用(採用費・拠点開設費)が例年以上に集中しており赤字幅拡大(サプライズ要素)。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(売上): 17.9%(進捗低い=下期偏重計画のため想定内)
- 営業利益の進捗: マイナス(1Qで赤字、通期計画218百万円に対して差が大きい)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: KPIベースでは家族会議・スマイル数は前年比増で順調だが、供給側(新規開設居室数)は四半期変動大で遅れ(進捗率 7.8%)。
- 過去同時期との進捗比較: スマイル数は前年同期比+31.1%と改善(増加=良い)。
- セグメント別状況:
- シニアライフサポート: 売上 427百万円(前年同期比+28.5%、増収=良い)。家族会議実施数 2,354件(前年同期比+18.2%)、スマイル数 1,320人(前年同期比+31.1%)。売上構成比の大半を占める(1Qは約89%)。
- シニアホームコンサルティング: 売上 52百万円(前年同期比△33.5%=減収=悪い)、新規開設居室数(1Q積上分)105室(前年同期比△34.8%)。案件の収益認識タイミング(契約月のずれ)による変動が大きい。
業績の背景分析
- 業績概要: スマイル数・家族会議は堅調に伸長し需要側は好調。一方、1Qは採用費計上や非稼働人件費増、新拠点開設費(5拠点)などで営業費用が急増し営業赤字となった。シニアホームコンサルは案件の成約月ずれで1Qの収益が小幅に留まった。
- 増減要因:
- 増収要因: コーディネーターの戦力化によりスマイル数(成約数)増加、家族会議増加(先行指標の向上)。
- 減益要因: 1Qに採用費34百万円計上、非稼働(オンボーディング中)人件費増、旅費交通費等の営業活動費増、5拠点のオフィス開設に伴う一時費用。結果、営業費用が前年比+42.8%(588百万円)。
- 競争環境: 同業の紹介事業者は多数(届出登録で700社超)だが多くは小規模。MSW等の病院系パートナーとの関係構築、提携シニアホーム数(約10,758)や家族会議を軸とした独自ノウハウが競争優位につながっている。
- リスク要因: 人材確保・育成(現場の早期戦力化が重要、育成に時間を要すると業績悪化)、競合の台頭、契約・収益認識のタイミング(一部スキームで収益が前倒し認識される会計上の注記あり)、マクロ要因(景況、規制変更、為替は限定的だが該当する場合は影響)。
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期経営計画(26/10~28/10)で需要側(シニアライフサポートの全国展開)と供給側(シニアホームコンサルティング/パートナーリース)を両輪に、28/10期で営業収益5,580百万円、営業利益1,009百万円を目標とする。
- 進行中の施策:
- 拠点増設(25/10期末で10都道府県→中計で28都道府県へ拡張)
- コーディネーター増員(中計で2.4倍)、教育/オペレーショナル・エクセレンス導入(Sales EnablementによるPDCA)
- 新事業「パートナーリース」:当社が一括借上げで与信を提供し、建設・引渡後にリース会計で初年度に現在価値差額を収益計上(会計上の注意あり)、収益効果は27/10期から本格化見込み
- テクノロジー・DX投資(CTO配置)とM&A・アライアンス推進(専任配置)
- セグメント別施策:
- シニアライフサポート: MSW依存の拡大に加え法人(ビジネスケアラー)向け支援強化、Web広告等顧客獲得手段の多様化、管理/育成体制の標準化。
- シニアホームコンサルティング: 中小運営者向け支援強化、パートナーリース拡大、共同購買や人材確保ソリューション(外国人人材紹介など)で付加価値提供。
- 新たな取り組み: 従業員持株会奨励金の引上げ(拠出金の5%→30%)、執行役員以上へ有償ストックオプション付与、株主還元(自己株式取得)実施、法人向け新サービス「ケアラー心の介護室」提供開始(2026/4本格化)。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社計画 倍率は中計表記含む):
- 26/10期(通期計画): 売上高 2,681百万円(前期比+43.1%)、営業利益 218百万円(前期比+90.3%)、経常利益 209百万円、当期利益 169百万円、EPS 41.73円(通期計画値)。
- 予想の前提条件: コーディネーター純増約30名、MSW関係強化、拠点増設、パートナーリースは初年度は建設引渡後の認識で収益本格化は27/10期以降を想定。
- 経営陣の自信度: 中期目標に向け組織/財務体制を強化(CFO配置、自社株買い等)しており一定の自信を示しているが、下期偏重の計画で上期投資を前提とする。
- 予想修正:
- 当四半期における通期予想の修正はなし(発表なし)。1Qの赤字は想定の採用先行・拠点費用で説明。
- 修正の有無: なし(現時点)。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期(26/10〜28/10)目標: 営業収益 5,580百万円(28/10期)、営業利益 1,009百万円。KPI: 家族会議累計 55,900件、スマイル累計 約28,200件、新規開設居室数 5,000室(3年間合計)。
- 現状進捗(26/10期1Q時点): 家族会議 2,354件(通期計画12,780件に対し進捗22.3%)、スマイル 1,320人(通期計画6,744人に対し進捗19.6%)、新規開設居室数 105室(通期計画1,350室に対し進捗7.8%)。
- 予想の信頼性: 過去の成長実績(過去3年売上成長率高)を示しているが、採用や拠点開設など人的・実行リスクが収益化タイミングに影響するため、四半期での変動が大きい点に留意。
- マクロ経済の影響: 需給は高齢化トレンドで追い風。規制や人材供給(外国人材受入や制度変更)・景況は影響要因。為替や金利は直接的影響は限定的(主に国内サービス事業)。
配当と株主還元
- 配当方針: 明確な配当支払方針の追加記載はなし(中期は資本効率向上を重視し自己株買いを実施)。
- 配当実績:
- 特別配当: なし(記載なし)。
- その他株主還元: 自社株買い実施(取得価額上限 150,000,000円、上限株数 175,000株、発行済株式に対する割合 4.3%、取得期間 2026/3/24~2026/6/30、取得方法 市場買付)。(資本効率向上・将来業績への自信を示す施策)
製品やサービス
- 製品: 主に「シニアライフサポート(紹介・家族会議)」、ケアプライムコミュニティ(プラットフォーム、シニアホーム向け情報提供)、シニアホーム開設支援(ケアサンクによるコンサルティング)等。新サービスとして法人向け「笑美面 ケアラー心の介護室」.
- サービス: 家族会議による最適マッチング、一気通貫の入居伴走支援、シニアホーム向け販促支援・品質向上支援、パートナーリースによる与信提供。
- 協業・提携: 病院MSW等の紹介パートナー多数、グループ会社(ケアサンク100%子会社、Funtoco持分法適用会社)との連携、共同購買・人材供給(外国人人材紹介)等の連携を想定。
- 成長ドライバー: 家族会議を核にした成約向上(成約率向上が収益性へ直結)、拠点拡大(地域カバレッジ拡大)、パートナーリースでの供給側拡大、ケアプライム等プラットフォームでのシナジー。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答:
- 競合数は多いか? → 登録事業者700社超だが多くは小規模で、組織化・育成で差別化できる旨の回答。
- 家族会議の効果は? → 定量開示は控えるが、家族会議実施時の成約率は有意に高く、KPIとして重視している旨。
- MSWからの紹介割合は? → 25/10期では約7割を占めるが、26/10期からは中期KPI見直しのためMSW紹介数はKPIから一度除外。
- コーディネーターの戦力化に要する期間は? → 実績ベースでグレード5-9まで約2年。教育で早期立上げを図る施策を展開。
- 経営陣の姿勢: 家族会議・スマイル数の伸長を重視しつつ、中計達成に向けた投資(人・拠点・技術)を継続する姿勢。短期の損益より中期成長を優先するスタンス。
- 未回答事項: 正確な四半期ベースのEPS(1Q)や配当関連の具体日程、パートナーリースの個別スケジュールや契約件数の詳細開示は限定的。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立~やや強気。中期計画実現に向け組織・財務面を強化(CFO・CTO採用、自社株買い等)しており将来業績に自信を示す発言が多い。一方で1Qの赤字は正直に説明。
- 表現の変化: 前回(過去説明)に比べて「組織体制」「資本政策」「新規事業の具体化」に関する説明比率が増加。
- 重視している話題: 家族会議・スマイル数などのインパクトKPI、コーディネーター育成・組織(オペレーショナル・エクセレンス)、パートナーリース等の供給側施策。
- 回避している話題: 四半期ごとの細かな配当方針や1QでのEPS数値の詳細(開示が限定的)。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- スマイル数・家族会議は堅調に伸長(1QでYoY+31.1%、+18.2%)。
- 中期で需要側・供給側の両方を伸ばす明確なロードマップ(拠点拡大、パートナーリース)。
- テクノロジー評価(Technology Fast 50選出)や組織インセンティブ強化(SO/持株会奨励金)。
- 自社株買い(資本効率向上の意思表示)。
- ネガティブ要因:
- 1Qは採用先行・拠点費用等で大幅赤字(固定費先行投下の影響が大きい)。
- シニアホームコンサルティング等は案件認識のタイミングで収益が四半期変動しやすい。
- 人材育成・退職リスクが高く、育成遅延は業績に直結する(リスク項目で高リスク扱い)。
- 不確実性: パートナーリース等新スキームの収益化タイミング、採用・育成の進捗、競合環境の変化、マクロ(労働市場や制度改正)。
- 注目すべきカタリスト:
- 27/10期以降のパートナーリース収益立ち上がりの実績公表
- 四半期ごとのスマイル数・家族会議が通期計画に対してどれだけ回復積上げるか(特に2Q以降)
- 自社株買いの実施状況と株式需給への影響
- 中計の進捗に連動した有償ストックオプションの行使条件達成状況(28/10期〜30/10期判定)
重要な注記
- 会計方針: パートナーリースはリース取引として会計処理され、現在価値化したリース投資資産と使用権資産の差額を初年度に一括で収益認識する点に注意(収益のタイミングが特殊)。
- リスク要因: 資料に記載の主要リスク—人材育成・退職リスク(発生可能性 高・影響度 大)、採用の不振、競争激化、業界特有の四半期収益変動等。
- その他: 「将来見通しに関する注意事項(免責)」:開示の将来見通しは前提・リスクを含み実際の結果を保証するものではない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9237 |
| 企業名 | 笑美面 |
| URL | https://emimen.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.36)」によって自動生成されました。
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