2025年12月期 決算説明資料(事業計画及び成長可能性に関する事項)
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: PHR(Personal Health Record)プラットフォーム開発の先行投資は稼働フェーズに入りピークアウト。プラットフォームを基盤に企業向けソリューションや保険者・医療機関向け事業を拡大し、FY26以降で収益性改善を目指す。
- 業績ハイライト: 通期売上高は635百万円(前年同期比+20.4%:良)、売上総利益448百万円(同+18.2%:良、売上総利益率70.6%:良)。営業損失は▲452百万円(前年▲654→改善だが依然赤字:悪)。親会社株主帰属当期純損失は▲539百万円(前年▲819→改善)。
- 戦略の方向性: 薬剤単位のPSPから「疾患領域単位」のPHRプラットフォームへビジネス転換し、領域横断での拡張性・LTV向上を図る。オンコロジー(がん)領域やReal World Data/医療教育プラットフォーム、保険者向け重症化予防等を重点成長領域とする。
- 注目材料: マイカルテ事業の大幅成長(+148.2%)、メディカルデータカードの子会社化による検査値連携強化、NTTドコモ子会社(ミナカラ)との業務提携、ノバルティス等との協業、患者向け医療教育プラットフォームの立ち上げ、FY26業績予想(売上1,466百万円/営業利益▲30百万円)公表。
- 一言評価: プラットフォーム稼働移行で収益性改善フェーズに入った兆しがある一方、FY25は依然赤字で純資産・CFも圧迫されており「成長期待と財務健全性の両面を注視」すべきフェーズ。
基本情報
- 企業概要: 会社名 株式会社Welby(証券コード 4438)。主要事業分野:PHRプラットフォーム提供(疾患ソリューション事業、マイカルテ事業、PHR基盤・データ利活用等)。代表者名: 比木(資料内に代表取締役 比木の言及あり)
- 説明者: 発表者(役職): 資料内で代表取締役 比木が言及(PHR業界団体副会長も兼任)。発言概要: プラットフォーム稼働による事業拡大、FY26予想、公表した重点施策の説明。
- セグメント:
- 疾患ソリューション事業:製薬企業向けの疾患別PHR(PSP→疾患プラットフォーム化)、データ/リサーチ、患者向けサービス等。
- マイカルテ事業:医療機関・保険者向けのPHR/マイカルテ提供、保険者向けサービス(受診勧奨・重症化予防)等。
- (プラットフォーム基盤/PHR事業基盤構築は事業横断的な基盤投資領域)
業績サマリー(単位: 百万円、前年同期比は必ず%で表示)
- 主要指標:
- 営業収益(売上高): 635(前年 528)+107 +20.4% (良)
- 売上総利益: 448(前年 379)+68 +18.2%(売上総利益率 70.6%:良)
- 営業利益: ▲452(前年 ▲654)改善 +201(営業利益率 ≒▲71.2%:悪)
- 経常利益: ▲454(前年 ▲655)改善 +200(悪だが改善)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: ▲539(前年 ▲819)改善 +280(悪だが改善)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に数値なし)
(注)売上総利益率は高水準(70.6%)。営業赤字は縮小しているが依然大きい点は要注意(悪)。
- 予想との比較:
- 会社予想(FY26): 売上高1,466、営業利益▲30(単位: 百万円)。FY25実績はFY26予想に対して進捗率(売上)約43.3%(635/1,466)。営業利益はFY25が大幅赤字のため進捗評価は限定的だが、経営計画ではFY26でほぼ損益分岐に近づける見込み。
- サプライズの有無: 特段の一回性による大幅な超過・未達の記載はなし。マイカルテ事業の大幅増(+148.2%)が注目材料。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(売上): FY26予想比 約43.3%(635/1,466)→ 中間的指標としては約4割到達(良/要確認)。
- 営業利益進捗: FY26見込みでは▲30を目標にしているため、FY25は進捗評価困難(FY25は▲452)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期数値目標(具体額)は資料に明示なし。FY28などの相対評価は図示のみ。
- 過去同時期との進捗率比較: 売上は2024年528→2025年635で増加(+20.4%)。
- セグメント別状況:
- 疾患ソリューション事業: 売上 337(前年 407)-70 -17.3%(悪)。構成比 約53.1%(337/635)。減収の主因は薬剤単位PSPの循環や案件構成の変化が示唆される。
- マイカルテ事業: 売上 298(前年 120)+178 +148.2%(良)。構成比 約46.9%(298/635)。プラットフォーム稼働・導入拡大により大幅増。
業績の背景分析
- 業績概要: PHRプラットフォーム基盤の稼働により、企業向けソリューション(高マージン)やマイカルテ案件が拡大。プラットフォーム投資のピークが過ぎたことで投資負担が減少し、営業赤字は縮小。
- 増減要因:
- 増収要因: マイカルテ事業の利用拡大、企業向けソリューションパッケージの売上拡大(高利益率)。提携・案件化の進展(例: NTTドコモ系、保険者向け施策)。
- 減収要因: 疾患ソリューション事業は前年の薬剤単位PSPと比べ一部案件の減少で-17.3%。
- 増益要因: 開発投資のピークアウト(プラットフォーム投資142→214で△-72百万円)、新規事業立上げPhaseの投資減。
- 減益要因: 既存の赤字水準は引き続き残存(販管費等)。
- 競争環境: 同業として大規模PHR事業者は明確ではないが、今後大手IT・医療関連企業の参入リスクあり。Welbyは疾患領域で医療機関との契約基盤、アライアンスで差別化を図る。
- リスク要因: 個人情報流出・セキュリティ(対応: ISO27001等取得・法令順守)、関連法令改正、競合参入、収益の季節偏重(外資系製薬決算集中による第4四半期偏重)、資金調達・純資産の減少による財務リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 疾患領域単位のPHRプラットフォーム(B2B)を中核に拡大。
- マイカルテ(医療機関・保険者向け)でエリア・疾患別の普及拡大。
- Real World Data(RWD)/リサーチ事業、患者向け医療教育プラットフォームの立ち上げ。
- 保険者向けに重症化予防/受診勧奨事業を拡大。
- 進行中の施策:
- プラットフォーム基盤(Welby PHR Data portability Platform)の稼働と品質向上。
- メディカルデータカードの子会社化による検査値データ連携強化。
- マイカルテONC(がん領域)普及(FY26末目標: 全国がん拠点病院等100施設導入目標)。
- 患者向け医療教育プラットフォームのローンチとコンテンツ連携。
- セグメント別施策:
- 疾患ソリューション: 薬剤単位から疾患領域プラットフォームへ移行、OEM/長期契約化でLTV向上。
- マイカルテ: 保険者向けサービス(みなし健診、重症化予防)モデルの事業化、医療機関利用拡大。
- 新たな取り組み: がん領域PHR(マイカルテONC)、患者教育プラットフォーム、PHR×フリースタイルリブレ等のデバイス連携による重症化予防事業等。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表、単位: 百万円):
- FY26 売上高: 1,466、営業利益: ▲30(会社予想)。(FY26はFY25比で売上約+130.9%の大幅想定)
- 予想の前提条件: プラットフォーム基盤の稼働によるソリューション拡大、オンコロジー・RWD事業の成長、保険者向け事業拡大等。為替・金利等の明示的前提は資料に記載なし。
- 経営陣の自信度: 資料では収益性改善への一定の自信表現(FY26で損益近接)を示すが、詳細前提やリスクは注記あり。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: FY26予想を開示(新たな予想)。FY25からの修正履歴は資料内になし。
- 修正理由と影響: プラットフォーム稼働と新規ポートフォリオによる成長見込みが根拠。影響は売上増と営業損益の大幅改善見込み。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標値(数値)は明示的に詳細提示なし。KPI例: マイカルテ契約医療機関数(7,019軒)や内科系比率等、がん拠点病院の契約率(14.0%)等は提示。
- 売上高目標: FY26売上1,466(会社予想)。FY28などの具体的数値は図示のみ。
- 利益目標: FY26は営業損益ほぼ▲30(≒損益分岐に近づける想定)。
- その他KPI: アプリDL数146万人超(Welby+MDC)、登録かかりつけ医療機関数33,000超を提示。
- 予想の信頼性: 資料末尾に「将来予測は仮定に基づき不確実性がある」「予想の達成を保証しない」との注記あり。過去は赤字継続のため達成実績は限定的。
- マクロ経済の影響: 為替・金利等の影響は資料記載なし。国内医療費増加・高齢化は事業機会として取り上げ。
配当と株主還元
- 特別配当: なし記載。
製品やサービス
- 製品: 「Welbyマイカルテ」PHRアプリ群(疾患別アプリ、血圧・血糖等のデバイス連携)。アプリDL合計146万人超(Welby+MDC)。
- サービス: クリニック向け専用アプリ、医療機関向けダッシュボード、保険者向け受診勧奨/重症化予防、Real World Data提供、患者教育プラットフォーム等。
- 協業・提携: ノバルティス(高血圧協業)、日本生命(血糖支援リニューアル)、NTTドコモ子会社ミナカラ(業務提携)、メディカルデータカード子会社化 他多数(富士通、オムロンなどアライアンス多数)。
- 成長ドライバー: 疾患領域単位プラットフォーム化、マイカルテ普及(医療機関・保険者導入)、RWD/リサーチ事業、患者教育サービス。
Q&Aハイライト
- 資料にQ&Aの詳細記載なし(説明会のQ&A記録は資料内に未掲載) → 注記: Q&Aは資料に記載なし。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 資料全体は成長計画・FY26予想を示し前向きな表現が多く、稼働フェーズ移行で収益化に自信を示すトーン(中立〜やや強気)。
- 表現の変化: 前期(2024)に比べ「投資ピークの通過」と「収益性改善」を強調。言葉遣いは成長実現に向けた期待と慎重な注記を併記。
- 重視している話題: プラットフォーム稼働とその事業化(マイカルテ/疾患領域展開)、オンコロジー、RWD、保険者向けサービス。
- 回避している話題: 具体的な中長期の数値目標(FY28等の金額)や配当方針、EPS、詳細な資金繰り計画の提示は限定的。
投資判断のポイント(情報整理目的。投資助言は行わない)
- ポジティブ要因:
- プラットフォーム稼働により高マージンの企業向けソリューションが稼働開始。
- マイカルテ事業の大幅成長(+148.2%)とアプリDL・医療機関基盤の拡大。
- 検査値連携強化(メディカルデータカード)、大手企業との提携多数。
- ネガティブ要因:
- FY25は依然として大幅赤字(営業▲452、純損失▲539)。純資産の減少(純資産306百万円、前年838→減少)と流動性リスクは注意点。
- 競合や規制、個人情報リスク、売上の季節偏重。
- 不確実性:
- FY26の大幅な売上伸長(FY25比+約131%想定)が計画通り進むかは実行リスクあり。
- RWDやオンコロジーでの商業化スピード。
- 注目すべきカタリスト:
- FY26の業績発表(通期/四半期)と中間開示(進捗)、マイカルテONCのがん拠点病院100施設到達の進捗、主要提携の案件化・収益化(NTTドコモ系・保険者案件等)、メディカルデータカード連携の商用化。
重要な注記
- 会計方針: 特段の会計方針変更の記載なし(ただし資料には監査未受諾の管理数値を含む旨の注記あり)。
- リスク要因: 個人情報漏洩リスク、規制改正、競合参入、売上期ズレ等(資料の「事業等のリスク」抜粋に基づく)。
- その他: 本資料に含まれる将来予測は仮定に基づくもので、達成可能性は保証されない旨が明記。資料は半期ごとに進捗を開示する予定。
(注記)数値は資料記載の単位:百万円。EPS・配当等不明な項目は“–”と表記。資料本文の注記・免責事項を参照してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4438 |
| 企業名 | Welby |
| URL | https://welby.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。
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