2025年度 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:総じて会社予想・市場予想との大きな乖離は指摘されておらず、通期予想に対する進捗は良好(上振れの要素あり)。特別利益309百万円(投資有価証券償還益)が計上されている。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+2.6%、経常利益+2.2%、親会社株主帰属四半期純利益+8.4%)。営業利益は処遇改善やIT投資等の先行投資で前年同期比△1.9%。
- 注目すべき変化:医療事業は価格改定が計画を上回って進捗し売上増加(+3.4%)も、処遇改善とIT投資で営業利益が減少(△8.4%)。介護事業は物価高の影響を受けつつも販管費・外部人件費削減で営業利益が大幅増(+11.6%)。こども事業は売上は増加(+6.2%)だが人件・施設費増で営業利益大幅減(△32.1%)。
- 今後の見通し:通期予想(売上140,740百万円、営業利益6,720百万円、親会社株主帰属当期純利益4,050百万円)は、現時点での進捗(売上75.1%、営業利益81.9%、純利益88.2%)から見て達成可能性は高い。ただし一時利益や費用動向、賃金・物価の変動が影響する点に注意。会社は直近公表の業績予想に対する追加修正は今回発表時点で無し。
- 投資家への示唆:価格改定効果と事業別のコスト動向(医療の処遇改善・IT投資、介護のコスト圧縮、こどもの採用費増)が今後の利益率を左右する主要点。特別利益の影響を除いた実質ベースの推移を確認すること。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ソラスト
- 主要事業分野:医療事業(医療請負・医療派遣・スマートホスピタル等)、介護事業(デイサービス等直営・フランチャイズ)、こども事業(保育施設運営)、その他(不動産賃貸等)
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 野田 亨
- URL:https://www.solasto.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2025年度 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料:有。機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり(ライブ配信予定)
- セグメント:
- 医療事業:医療請負、医療派遣、スマートホスピタル(2025年度より「その他」から移管)
- 介護事業:デイサービス、施設系サービス等(直営+フランチャイズ)
- こども事業:保育施設運営(公定価格改定や自治体施策影響あり)
- その他:不動産賃貸、損害保険代理店等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:94,741,793株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:3,741,240株
- 期中平均株式数(四半期累計):91,920,746株
- 今後の予定:
- IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け、2026年2月12日 開催予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:105,624百万円/通期予想140,740百万円 → 進捗率 75.1%(良好)
- 営業利益:5,509百万円/通期予想6,720百万円 → 進捗率 81.9%(良好)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,569百万円/通期予想4,050百万円 → 進捗率 88.2%(良好)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:医療事業での価格改定が計画を上回って進捗、介護・こども事業の売上堅調、営業活動によるキャッシュフロー改善(営業CF 5,406百万円)
- 下振れ要因:処遇改善(人件費増)と次世代IT基盤投資等による営業コスト増。こども事業の採用費・施設経費増加で営業利益悪化。
- 特別要因:投資有価証券償還益309百万円が特別利益として計上(一時要因)。
- 通期への影響:
- 現時点の進捗率と一時利益を考慮すると通期予想は達成可能性が高い。ただし、処遇改善費用やエネルギー等の物価動向、採用費の増加が継続すると利益を圧迫するリスクあり。
- 会社の直近公表見通し(修正済の予想)は、この開示時点で追加修正なし。
財務指標
- 主要財務ハイライト(当第3四半期累計 = 2025/4–12、単位:百万円)
- 売上高:105,624(前年同期 102,939、増減 +2,684、+2.6%)
- 売上総利益:17,334(前年 17,125)
- 販管費:11,824(前年 11,506)
- 営業利益:5,509(前年 5,618、△108、△1.9%) 営業利益率:5.2%(前年 5.5%)
- 経常利益:5,472(前年 5,352、+120、+2.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,569(前年 3,293、+276、+8.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):38.83円(前年 35.70円)/通期予想EPS 44.23円
- 主要財務状況(2025/12/31)
- 総資産:68,750(前期末 70,097、△1,346)
- 純資産:23,642(前期末 22,684、+958)
- 自己資本比率:34.4%(前期 32.4%、目安:40%以上で安定)
- 現金及び現金同等物:12,400(期首 14,004 → △1,603減)
- 有利子負債:短期500、1年内返済予定の長期借入金4,782、長期借入金11,448 → 合計(借入金ベース)約16,730百万円
- 収益性指標(目安併記)
- ROE(簡易算定:通期予想純利益4,050 / 純資産23,642) ≒ 17.1%(目安:10%以上で優良)
- ROA(通期予想純利益4,050 / 総資産68,750) ≒ 5.9%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:5.2%(業種平均:–)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高:75.1%(前年同期間の進捗との比較は資料に明記なし)
- 営業利益:81.9%
- 純利益:88.2%
- コメント:純利益の進捗が特に高く、通期達成に近い水準
- キャッシュフロー(第3四半期累計、単位:百万円)
- 営業CF:+5,406(前年同期 3,852、改善)
- 投資CF:△724(前年 531、投資増加・有価証券償還等の影響)
- 財務CF:△6,285(前年 △6,206) 主な内訳:長期借入金の返済△3,711、配当支払△1,932、自己株式取得△693
- フリーCF(営業CF−投資CF):約 +6,130百万円
- 営業CF/純利益比率:営業CF 5,406 ÷ 税引前四半期純利益 5,782 ≒ 0.94(目安:1.0以上で健全に近いがやや未達)
- 四半期推移(QoQ等):資料は累計中心のため詳細なQoQは明記なし。季節性:賞与支払時期等で流動負債に変動あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 34.4%(目安40%以上が安定)。負債合計は減少(47,412→45,108)、長期借入金の圧縮進行。
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は開示値からの厳密算出は省略(必要なら別途算出可)。
- セグメント別利益貢献度:医療事業が売上・利益の中心。介護は利益率改善、こどもは売上伸長だが利益率悪化。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券償還益 309百万円(当期、非継続性の可能性あり)
- 特別損失:該当事項なし
- 一時的要因の影響:特別利益309百万円は税引前利益を押し上げているため、除くと実質的な経常利益・当期純利益の伸びはやや低下する可能性あり。
- 継続性の判断:投資有価証券償還益は一時的要因と判断されるため、将来の再現性は低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期(中間):11.00円(2025年度)
- 期末予想:11.00円(2025年度予想)
- 年間配当予想:22.00円(前期は年間20.00円)
- 配当予想の修正:直近公表の配当予想から修正なし
- 配当利回り:株価によるため–(利回り算出には時点の株価が必要)
- 配当性向:通期予想ベースで計算する場合、配当総額(1,932百万円の支払実績)からの配当性向は約–(正確算出には通期純利益確定値を参照)
- 株主還元方針:自己株式取得実績あり(本期取得支出 693百万円)。将来の自己株買い等は状況次第。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の概況):
- 有形固定資産取得:219百万円(当第3四半期累計)
- 無形固定資産取得(次世代IT等):392百万円
- 減価償却費:1,086百万円(当期)
- 研究開発:
- R&D費用:明示なし(記載無し→ –)
- 主な投資テーマ:次世代IT基盤への刷新(明示あり)
- コメント:IT基盤刷新が今期の投資ポイント。設備投資は大規模ではなく段階的実施。
受注・在庫状況
- 在庫状況:
- 棚卸資産:179百万円(2025/12/31、前年同期 142百万円)
セグメント別情報
- 医療事業:
- 売上高:55,208百万円(+3.4%)
- 営業利益:3,092百万円(△8.4%)、営業利益率 5.6%(前年 6.3%)
- 主要要因:既存請負業務での価格改定が計画を上回ったが、処遇改善と人材育成投資・IT投資で利益圧迫。スマートホスピタル事業を医療へ移管。
- 介護事業:
- 売上高:42,268百万円(+0.9%)
- 営業利益:2,286百万円(+11.6%)、営業利益率 5.4%(前年 4.9%)
- 主要要因:稼働率・入居の改善、販管費・外部人件費抑制等で増益。物価高の影響はあるが対策奏功。
- こども事業:
- 売上高:8,114百万円(+6.2%)
- 営業利益:126百万円(△32.1%)、営業利益率 1.6%(前年 2.4%)
- 主要要因:公定価格改定や自治体制度が追い風で売上増。だが保育士処遇改善・採用費増・施設費増が利益を圧迫。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に明確な中期数値目標の進捗表記は無し → 進捗判定は限定的
- KPI達成状況:開示されている指標はセグメント別売上・営業利益等。中期目標との整合性は別途中期計画資料参照を要する。
競合状況や市場動向
- 市場動向:医療・介護・保育は公定価格や自治体施策、労働力需給、物価(光熱・食材)影響が大きく、これらが利益に直結する点を注視する必要あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年4月1日~2026年3月31日)予想:売上 140,740百万円(+2.4%)、営業利益 6,720百万円(△4.2%)、経常利益 6,670百万円(△0.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,050百万円(+2.3%)、1株当たり当期純利益 44.23円
- 予想修正の有無:今回開示時点での直近公表予想からの修正は無し(なお過去に2025/5/12に修正あり。詳細は会社発表参照)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗率はおおむね高く、通期達成は現時点で可能性が高い。ただし特別利益の寄与や賃金・物価動向が変動要因。
- リスク要因:賃金・処遇改善費の増加、物価(光熱・食材)上昇、保育士等人材確保コスト、制度・公定価格変更、地政学・経済環境の変化等。
重要な注記
- 会計方針:当四半期における会計方針の変更・見積り変更・修正再表示は無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理を適用(税金費用の計算等の注記あり)。
- その他:2025年4月1日付の組織変更により「スマートホスピタル事業」を医療事業に含めているため、前年比較は変更後区分に基づく参考値で算出。
注意事項(利用上の留意点)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6197 |
| 企業名 | ソラスト |
| URL | http://www.solasto.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。
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