2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し。第3四半期累計(4–12月)の実績は会社予想への明確な上振れ/下振れ修正は発表されておらず、通期見通しは据え置き(=ほぼ想定内)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高33,748百万円+6.3%/営業利益1,010百万円△17.8%)。
- 注目すべき変化:建設・建材事業の「材料販売」がM&A寄与等で大幅増(材料販売13,598百万円、同43.2%増)に対し、工事部門や工業製品・工事は減速(工事は全体で減収)。特別損益ではM&Aに伴う負ののれん発生益239百万円と、訴訟関連の特別損失計上(訴訟損失引当金繰入等、合計320百万円)が影響。
- 今後の見通し:通期予想(売上49,300百万円、営業利益2,500百万円)は据え置き。Q3終了時点で売上進捗は約68.5%と順調だが、営業利益の進捗は約40%にとどまり、下期(特に年度末の3月期末集中)での回復が必要。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが利益率低下が課題。M&Aによる事業拡大やセグメント内の構成変化、訴訟関連支出の動向が通期業績に影響しやすい点を注視すること。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エーアンドエーマテリアル(証券コード 5391)
- 主要事業分野:不燃建材の製造・販売、建設・建材関連工事、工業製品・エンジニアリング事業(プラント、保温・築炉、船舶関連等)、不動産賃貸等
- 代表者名:代表取締役社長 巻野 徹
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 建設・建材事業:材料販売(不燃建材等)および建設工事
- 工業製品・エンジニアリング事業:船舶向け材料、プラント・メンテナンス、保温・築炉等の材料販売および工事
- その他:不動産賃貸等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):7,778,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):7,678,056株
- (時価総額:–)
- 今後の予定:
- 決算説明会:今回「無」
- 配当:通期予想は年間60.00円(中間30.00円、期末30.00円)で修正無し
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想との比較は「修正無」)
- 売上高:33,748百万円(通期見通し49,300百万円に対する進捗率 68.5%)
- 営業利益:1,010百万円(通期見通し2,500百万円に対する進捗率 40.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:944百万円(通期見通し1,900百万円に対する進捗率 49.7%)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:建設・建材の材料販売がM&Aや特定商品の受注で大幅増。工業製品分野でも一部材料販売が堅調。
- 下振れ要因:工事部門の物件数減少・工程遅延や利益率低下、訴訟関連引当金の繰入等(特別損失)が営業利益を圧迫。
- 特別要因:負ののれん発生益239百万円(特別利益)が計上されているが、これは営業外/特別項目であり継続性は低い。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。Q4(年度末)に工事の検収集中・大型案件の完工が見込まれるため、下期回復が前提。営業利益進捗の遅れが続く場合は通期達成は下振れリスクあり。
財務指標(主要数値は百万円、%は前年同期比)
- 損益(第3四半期累計:2025/4–2025/12)
- 売上高:33,748(+6.3%:前年31,741)
- 売上総利益:7,541(前年7,014)
- 販管費:6,531(前年5,784)
- 営業利益:1,010(△17.8%:前年1,229)
- 経常利益:943(△21.6%:前年1,202)
- 四半期純利益(親会社株主):944(+31.9%:前年715)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):123.00円(前年93.34円)
- 収益性指標
- 営業利益率:1,010/33,748 = 約3.0%(業種平均との比較は業種により変動)
- 売上総利益率(粗利率):7,541/33,748 = 約22.4%
- 当期純利益率:944/33,748 = 約2.8%
- ROE(参考値、Q3累計純利益/期末自己資本):944/19,314 = 約4.9%(目安:8%以上で良好。算出はQ3累計利益÷期末自己資本による参考値)
- ROA(参考値、Q3累計純利益/総資産):944/43,828 = 約2.15%(目安:5%以上で良好。参考値)
- 注記:上記ROE/ROAはQ3累計利益を期末残高で除した参考計算。通常は年間ベース(または平均資本)で算出するため比較には注意。
- 進捗率分析(通期予想比、2026年3月期)
- 売上高進捗率:68.5%(やや早め。年度末に売上集中の傾向あり)
- 営業利益進捗率:40.4%(遅れ)
- 純利益進捗率:49.7%(やや遅れ)
- コメント:工事収益の年度末偏重を踏まえると売上は通期達成の可能性があるが、利益率の回復が不可欠。
- 貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:43,828(前期末40,837)
- 純資産:19,314(前期末18,652)
- 自己資本比率:44.1%(安定水準:40%以上)
- 流動資産:19,717、流動負債:13,794、流動比率:19,717/13,794 = 約1.43(短期支払余力あり)
- 現金及び預金:349(前期末665:減少)
- 受取手形及び売掛金:5,148(増加)
- 商品及び製品:3,378(増加)
- 完成工事未収入金及び契約資産:4,425(減少)
- 財務安全性
- 長短借入金合計(短期借入3,696 + 長期借入3,794)=約7,490(負債に占める比率は健全域、負債比率参考:約38.8%(借入金/純資産))
- 自己資本比率44.1%(安定水準)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。営業CF等詳細は開示無し。
- 現金同等物は期末で減少(665→349)。
- フリーCF、営業CF/純利益比率は開示無しのため算出不可。
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期データの詳細なQoQ推移は別途四半期損益の内訳が必要(開示は累計のみ)。季節性は工事の年度末集中が強く、Q4(3月)に検収が集中する構造。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 負ののれん発生益:239百万円(DICデコール(現デコール)を取得したことによる一時的利益)
- 特別損失:
- 訴訟損失引当金繰入額など合計:320百万円(訴訟引当金繰入288、石綿補償31等)
- 一時的要因の影響:
- 負ののれんは特別利益(非継続)。一方、訴訟関連費用は支払完了や追加和解の有無で変動するため、将来も不確実性を伴う。
- 継続性の判断:
- M&A関連の負ののれんは一時利益で継続性無し。訴訟関連引当は和解進展に依存し継続的リスクあり。
配当
- 配当実績・予想:
- 2026年3月期(予想):中間 30.00円(支払済)、期末 30.00円、年間 60.00円(直近予想から修正無)
- 配当利回り:–(株価情報の提示なしのため算出不可)
- 配当性向(予想):配当(年間60)/予想当期純利益(1,900百万円→1株当たり247.54円)=約24.2%(目安)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載は無し(直近は無し)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:個別の設備投資額開示無し(–)
- 減価償却費:当第3四半期累計で832百万円(前年同期672百万円、増加)
- 研究開発:R&D費用の個別開示無し(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残の明示的数値は開示無し(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:3,378百万円(前年同期比:+23.2%)
- 在庫増は販売構成や仕掛品の動き、期末の受注/工事進捗に影響
セグメント別情報
- 建設・建材事業:
- 売上高:17,444百万円(前年同期比+26.9%)
- セグメント利益:1,613百万円(前年同期比△8.7%)
- コメント:材料販売(主力商品の海外販売減の一方で新商品やプロモで国内外伸長、M&Aで規模拡大)一方、工事は物件数減少と工程遅延で減収。
- 工業製品・エンジニアリング事業:
- 売上高:16,261百万円(前年同期比△9.4%)
- セグメント利益:793百万円(前年同期比△4.6%)
- コメント:材料販売は堅調(船舶・プラント向け等)、工事は大型案件の減少で減収。下期で大型受注を期待。
- その他:
- 不動産賃貸収入:売上42百万円(ほぼ横ばい)、利益26百万円
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2026中期経営計画):戦略的M&A、DX、ブランド強化を掲げ実行中。今回のM&A(DICデコール取得等)は中期計画に沿った事業拡大の一環。
- KPI達成状況:売上拡大は進む一方で営業利益率は低下傾向。中期計画で目標とする収益性改善の進捗は、下期以降の採算改善に依存。
競合状況や市場動向
- 市場動向:住宅着工の弱含み、非住宅の伸び悩み、プラント・環境分野は堅調、船舶分野は新造船回復。為替・原材料・物流コストや米国関税等の外部要因が影響。
- 競合比較:同業他社との相対評価は同業他社データが必要(–)。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想に修正無し(売上49,300、営業利益2,500、純利益1,900)
- 会社予想の前提:特定の前提(為替等)の明示は添付資料参照(本短信では詳細記載無し)。
- 予想の信頼性:Q3までの進捗は売上で順調だが営業利益進捗が弱いため、年度末の工事検収や採算改善が見込めるかが通期達成のカギ。
- リスク要因:工事の工程遅延、原材料・物流コスト、米国関税、訴訟・和解リスク、M&Aの統合効果が想定どおり進まないリスク等。
重要な注記
- 四半期連結キャッシュフロー計算書は作成されていない(注記あり)。
- 連結範囲の重要な変更:新規連結子会社としてデコール株式会社(旧DICデコール)を追加(取得対価1,300百万円)。負ののれん239百万円を特別利益計上。
- のれんの計上:大昭和ユニボード関連の取得で、のれん279百万円計上(注記あり)。
- 訴訟(建設アスベスト訴訟等):複数の和解・引当金の取崩/繰入が発生。今後も動向に注意。
注:不明项は「–」で表記しました。数値は決算短信の記載(百万円未満切捨て)に基づき算出しています。本資料は投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5391 |
| 企業名 | エーアンドエーマテリアル |
| URL | http://www.aa-material.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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