2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上は会社の通期予想に対する進捗良好(下記進捗率参照)。ただし、Rovioののれん等の減損(特別損失31,380百万円)を計上し、親会社株主に帰属する第3四半期累計は16,894百万円の赤字(前年同期は41,756百万円の黒字)。業績は「売上上振れだが最終損益は大幅下振れ(特別損失が主因)」と整理できる。
- 業績の方向性:増収減益(売上高335,232百万円、前年同期比+4.0% / 営業利益19,844百万円、同△54.6%)。調整後EBITDAは3,482百万円(△93.6%)。
- 注目すべき変化:エンタテインメントコンテンツ事業でRovioののれん・無形資産の減損31,380百万円を計上(特別損失)。また、GAN・Stakelogicの連結化によりゲーミング事業の売上は大幅増(+441.6%)だが収益性は低下。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正済み(2026年3月期通期:売上490,000百万円(+14.2%)、営業利益40,000百万円(△16.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益△13,000百万円)。第3四半期累計時点で売上進捗は約68.4%と順調だが、のれん減損などの影響で通期純損失見込み。会社は大型M&A凍結と200億円の自社株買い(上限)を発表。
- 投資家への示唆:今回の赤字は主にRovio減損など一時的な特別損失が主因のため、特別損失を除く営業収益性や各セグメントのオペレーション動向(新作タイトルの受注状況、ゲーミング事業の統合効果)を注視する必要がある。また、資本政策の転換(M&A凍結→自社株取得)は資本効率重視のシグナル。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:セガサミーホールディングス株式会社(Sega Sammy Holdings Inc.)
- 主要事業分野:エンタテインメントコンテンツ(家庭用ゲーム、モバイル、ライセンス等)、遊技機(パチンコ・パチスロ機器)、ゲーミング(カジノ関連・ゲーミング機器・オンラインゲーミング)等
- 代表者名:代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明会:機関投資家向けに開催(資料あり)
- セグメント:
- エンタテインメントコンテンツ事業:家庭用/モバイルゲーム、映像、ライセンス収入等
- 遊技機事業:パチスロ/パチンコの機器開発・販売
- ゲーミング事業:カジノ運営関連、ゲーミング機器販売、オンラインゲーミング(GAN、Stakelogic等を連結)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):221,229,476株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):211,218,169株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2026年2月13日(機関投資家向け、プレゼン資料掲載予定)
- 株主総会・IRイベント:–(本資料に記載なし)
- 自己株式取得(公表):取得期間 2026年2月16日〜2026年7月31日、取得総額上限200億円、上限12,000,000株(取得後消却予定)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期数値のため「達成率」として表記、単位:百万円)
- 売上高:335,232(第3Q累計)/通期予想490,000 → 進捗率 68.4%(標準的には75%前後が多いが、販売・季節性により要解釈)
- 営業利益:19,844 / 通期予想40,000 → 進捗率 49.6%(低め。第4Qでの回復が必要)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△16,894 / 通期予想△13,000 → 既に通期予想を下回る(水準悪化)
- サプライズの要因:
- 下振れ要因:Rovioののれんおよび無形資産の減損(31,380百万円)計上により特別損失が膨らみ、最終損益が大幅悪化。加えて、買収したGAN・Stakelogicの取り込みに伴う連結調整で利益面にマイナス影響(初期費用等)。
- 上振れ要因:外部売上高は増加(全社で+4.0%)、ゲーミング事業はM&Aにより売上大幅増(+441.6%)。
- 通期への影響:
- 既に通期予想は修正済みで親会社帰属当期純利益は赤字見込み(△13,000百万円)。第4四半期での営業回復だけでは特別損失の取り戻しは困難で、通期赤字見込みは妥当。
財務指標
- 主要財務(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:335,232(前年同期322,316、+12,916、+4.0%)
- 営業利益:19,844(前年同期43,706、△23,862、△54.6%)
- 経常利益:23,838(前年同期49,410、△25,571、△51.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△16,894(前年同期41,756、△58,650、―)
- 調整後EBITDA:3,482(前年同期54,518、△51,035、△93.6%)
- 1株当たり四半期純利益:△79.98円(前年同期194.14円)
- 財政状態(2025/12/31)
- 総資産:640,474(百万円)
- 純資産:360,618(百万円)
- 自己資本比率:56.2%(安定水準、前期末59.1%から↓2.9ポイント)
- 現金及び預金:142,980(前期末200,360、減少)
- 負債合計:279,856(前期263,173、増加)
- 収益性指標(注:ROE/ROAは当期間の純損失により算定不可またはマイナス)
- ROE:–(期中赤字のため評価困難)
- ROA:–(同上)
- 営業利益率:19,844 / 335,232 = 5.92%(前年同期は13.56%→低下)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計の進捗)
- 売上高進捗率:68.4%(335,232 / 490,000)
- 営業利益進捗率:49.6%(19,844 / 40,000)
- 純利益進捗率:不可(累計赤字で通期赤字見込み)
- コメント:売上は比較的順調だが営業利益・EBITDAの進捗が低く、第4Qでの利益改善が必要
- キャッシュフロー(注:第3四半期累計のCF計算書は作成せず、主要項目のみ)
- 現金及び預金残高:142,980(前期末200,360、減少)
- 減価償却費:11,429(前年同期9,789)
- のれんの償却額:4,252(前年同期2,281)
- フリーCF等の詳細:–(キャッシュ・フロー計算書は未作成)
- 四半期推移(QoQ):QoQデータ詳細は同資料に無し(四半期累計での比較のみ)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率56.2%(安定水準)
- 流動比率:350.7%(非常に高いが前期比で低下)
- 長期借入金:128,250、短期借入金:7,409(流動性面は良好だが現金減少に注意)
- 効率性:売上高営業利益率の低下が顕著(13.6%→5.9%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益等で850百万円(当第3四半期累計)
- 特別損失:減損損失34,096百万円(内、Rovioののれん・無形資産減損31,380百万円)、事業再編損1,616百万円等、合計36,237百万円
- 一時的要因の影響:特別損失を除くと税引前利益は概算で約19,832百万円(△11,548 + 31,380)となり、特別損失の影響が純損失転化の主因であることが示唆される(概算。実際の税・持分影響等により差異あり)。
- 継続性の判断:Rovioの減損は評価見直しに基づく一時的処理だが、将来の業績回復が見えない場合は追加的な評価損発生のリスクあり。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):27.00円(2026年3月期・実績)
- 期末配当(予想):28.00円
- 年間配当予想:55.00円(直近の配当予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向:–(通期純損失見込みのため算出不可/通常は配当性向基準は参考情報に依存)
- 株主還元方針:今後は大型M&Aを凍結し、確保資金を再配分。200億円の自己株式取得(市場買付)を実施予定(取得後消却予定)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(本資料に明記なし)
- 減価償却費:11,429百万円(前年同期9,789)
- のれん償却額:4,252百万円(前年同期2,281)
- 研究開発費(R&D):–(本資料に明記なし)
受注・在庫状況(該当情報)
- 棚卸資産(商品・仕掛品等):商品及び製品23,597百万円(前年10,958)、仕掛品75,409百万円(前年59,565)等、在庫増加が見られる(在庫回転日数の記載なし)。
- 受注高・受注残高:–(記載なし)
セグメント別情報
- エンタテインメントコンテンツ事業
- 外部売上高:242,296百万円(前年238,624、+1.5%)
- 経常利益:24,676百万円(前年37,564、△34.3%)
- 調整後EBITDA:2,039百万円(前年40,505、△95.0%)
- コメント:新作タイトル投入やライセンス収入は増収だが、Rovio減損等で収益性大幅悪化
- 遊技機事業
- 外部売上高:73,385百万円(前年76,430、△4.0%)
- 経常利益:10,659百万円(前年19,756、△46.0%)
- 調整後EBITDA:11,278百万円(前年22,279、△49.4%)
- コメント:既存製品は堅調だが前年水準から減益
- ゲーミング事業
- 外部売上高:16,795百万円(前年3,101、+441.6%)※GAN、Stakelogicの連結反映が主因
- 経常損失:△247百万円(前年は経常利益954百万円)
- 調整後EBITDA:143百万円(前年44、+226.7%)
- コメント:売上はM&Aで急増するも収益性は当面改善途上。GAN、Stakelogicは12月決算で3ヶ月遅れ計上の影響あり。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内直接記載なし。だが、ゲーミングを「第三の事業の柱」に位置づける方針は継続。大型M&Aの一時凍結と資本配分見直しにより戦略調整を実施。
- KPI達成状況:調整後EBITDAの大幅減少やのれん減損は中期目標達成に対する警告となるが、会社は販売力強化・タイトル編成見直しで収益回復を図るとしている。
競合状況や市場動向
- 競合比較:本資料に同業他社比較は無し。ゲーム業界は新作投入・IP活用で収益差が出るため、Rovio等のパフォーマンスが課題。
- 市場動向:ゲーミング関連は北米中心に好調、カジノ収益やゲーミング機器の導入が寄与。家庭用/モバイルは新作のヒット状況に依存。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後):売上490,000百万円(+14.2%)、営業利益40,000百万円(△16.9%)、経常利益43,500百万円(△18.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益△13,000百万円(赤字見込み)、1株当たり当期純利益△61.87円
- 予想修正の有無:有(2026年2月13日発表)
- 会社予想の前提:詳細は決算説明資料参照(為替・市場前提等の記載あり)
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向に関する明確な記載なし。特別損失が収益性に与える影響が大きく、以降ののれん評価やゲーミング事業の収益化進捗が予想信頼性の鍵。
- リスク要因:為替、IPのヒット不振、追加ののれん減損、買収企業の収益低迷、遊技機市場の需要変動、規制変更等。
重要な注記
- 会計方針の変更・見積り変更:主要な会計方針の変更は無し。四半期連結財務諸表に特有の会計処理(税金費用の見積り等)を適用。
- 連結範囲の変更:当期にStakelogic(子会社12社)、GAN(子会社23社)等を新規連結(計37社)。これが比較数値に影響。
- 自己株式取得:2026年2月13日取締役会で200億円(上限)を上限とする取得決議(取得後消却予定、詳細は上記参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6460 |
| 企業名 | セガサミーホールディングス |
| URL | http://www.segasammy.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.39)」によって自動生成されました。
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