2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正はなし(発表時点での会社予想からの修正なし)。四半期累計では営業面は悪化したが、投資有価証券売却益等の特別要因により親会社株主帰属の四半期純利益は会社予想ベースの通期数値を上回る進捗となった(通期予想の達成可能性については下段参照)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:減収(売上高72.18億円、前年同期比△7.5%)で、営業は赤字(営業損失53百万円、前年同期は営業利益31百万円)に転落。経常利益は50百万円(前年同期比△35.3%)、ただし親会社株主に帰属する四半期純利益は116百万円(前年同期比+95.7%)と増加(主に一時利益の影響)。
- 注目すべき変化:営業利益が黒字から赤字へ転換(営業利益:前年同期+31百万円 → 当期△53百万円)。一方で投資有価証券売却益等の特別利益が160.6百万円計上され、最終利益は大幅増。
- 今後の見通し:会社は2026年3月期通期予想(売上高100億円、営業利益90百万円、当期純利益100百万円)を据え置き。通期売上進捗は約72%で順調に見えるが、営業利益は累計で赤字のため通期営業利益90百万円達成には後半での採算改善が必要。最終利益は一時益の影響で現状では通期予想を上回る進捗。
- 投資家への示唆:営業面の弱さ(売上減・原価高)が構造的リスク。最終利益の増加は一時的な有価証券売却に起因するため、営業力回復の有無(受注動向・コストコントロール)が中長期的な判断ポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社コンセック(Consec Co., Ltd.)
- 主要事業分野:切削機具事業、特殊工事事業、建設・生活関連品事業、工場設備関連事業(注:以前の介護事業は売却により連結範囲から除外)
- 代表者名:代表取締役社長 福田 多喜二
- コード:9895 URL:https://www.consec.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- セグメント:
- 切削機具事業:ダイヤモンド工具等の切削消耗品および切削機具の製販
- 特殊工事事業:大型インフラ関連等の特殊工事
- 建設・生活関連品事業:建設関連製品・生活関連品の販売
- 工場設備関連事業:工場向け設備の設計・製作・販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:1,864,011 株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:105,312 株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,758,886 株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 決算発表(本資料):2026年2月13日(既実施)
- IRイベント:決算説明資料作成の有無/決算説明会開催の有無の記載あり(詳細は別資料)だが日程は本資料に明示なし
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想との累計進捗比較)
- 売上高:7,217.9百万円(当第3四半期累計)/通期予想10,000百万円 → 進捗率72.2%(達成ペース)
- 営業利益:△52.8百万円(当第3四半期累計)/通期予想90百万円 → 累計は赤字で進捗評価不能(現状では通期達成に向け改善が必要)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:116.3百万円(当第3Q累計)/通期予想100百万円 → 進捗率116.3%(上振れ)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:投資有価証券売却益160.6百万円、受取配当金・営業外収益の増加、為替差益(当期間)など一時的な非営業収益が純利益押し上げ。
- 下振れ要因:売上高減少(全セグメントで減収が中心)、原材料費高騰・物流コスト、特殊工事での大型受注不足に伴う売上・採算悪化。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正は行っていない(2025年11月13日公表の予想から変更なし)。
- 営業面の回復がなければ営業利益90百万円の達成は不確実。最終利益は一時益により現状超過だが、これは継続性が低い可能性が高い。
財務指標
- 財務諸表(要点、金額は百万円表記)
- 売上高:7,218百万円(前年同期比△7.5%)
- 売上原価:5,463百万円
- 売上総利益:1,755百万円
- 販売費及び一般管理費:1,808百万円
- 営業利益(営業損失):△53百万円(前年同期+31百万円)
- 経常利益:50百万円(前年同期77.8百万円→△35.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:116百万円(前年同期59百万円、+95.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):66.13円(前年同期33.15円)
- 収益性指標
- 営業利益率:△0.73%(営業損失53百万円/売上高7,218百万円 → マイナス、業種平均と比較して低下)
- ROE(親会社株主資本に対する当期純利益比):約1.6%(116.3 / 7,204.3 百万円)→ 目安(8%以上が良好)を下回る
- ROA(総資産に対する当期純利益比):約0.9%(116.3 / 12,682.3 百万円)→ 目安(5%以上)を下回る
- 進捗率分析(通期に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:72.2%(通常はQ1–Q3で70–80%程度なら自然だが四半期構成および季節性による)
- 営業利益進捗率:累計は赤字(通期90百万円達成には収益改善が必要)
- 純利益進捗率:116.3%(一時益寄与で通期予想超過)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 現金及び預金:2,089,404千円(前年期末1,573,578千円 → 増加 +515,826千円)
- フリーCF等の詳細は未提供(営業CF・投資CF・財務CFの明細は四半期CF未作成のため非開示)。
- コメント:現金残高は増加しているが、流動負債や借入金の増加動向も確認されている。
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期単位の詳細なQoQ推移は本短信の累計数値中心のため明示的なQoQ表はなし。季節性についてはセグメントにより受注の偏りあり(特殊工事の大型受注不足が影響)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:63.5%(安定水準、目安40%以上)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約188%(5,793百万円/3,084百万円、良好)
- 有利子負債:長短借入金合計が増加(短期1,119,878千円、長期587,607千円、合計約1,707,485千円。前期比増加約248,565千円)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は提供データから年度ベースでの算出が可能だが、売上減少と資産増加傾向のため回転率は低下傾向の可能性あり。
- セグメント別(当第3四半期累計:金額は千円→百万円換算)
- 切削機具事業:売上2,676.99百万円(前年比△0.9%)、セグメント利益145.21百万円(前年比△12.2%)
- 特殊工事事業:売上1,057.50百万円(前年比△14.3%)、セグメント利益7.12百万円(前年同期比大幅減)
- 建設・生活関連品事業:売上2,803.97百万円(前年比△5.3%)、セグメント利益114.46百万円(前年同期比+4.7%)
- 工場設備関連事業:売上679.46百万円(前年比△7.3%)、セグメント利益53.39百万円(微増)
- 備考:介護事業は既に売却により連結範囲から除外済み
- 財務の解説:
- 売上は全セグメントで前年割れ。特殊工事の大型受注不足と原価高が損益悪化の主要因。投資有価証券の売却益が純利益を押し上げているため、営業ベースでの収益改善が重要。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 160,592千円、その他(固定資産売却益等)合計160,692千円
- 特別損失:固定資産除売却損 865千円、投資有価証券評価損 165千円、合計1,031千円
- 一時的要因の影響:特別利益が大きく、当期純利益増加の主因。一時要因を除くと営業・経常ベースでは利益圧迫が続いているため、「一時利益を除いた実質業績」は慎重に見る必要あり。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は個別取引によるため継続性は低いと判断される(今後も同規模の売却が行われる可能性は不確実)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期(会社予想):中間配当27.00円、期末配当27.00円(合計54.00円)※本短信に「修正なし」との注記
- 配当利回り:–(株価情報非掲載のため算出不可)
- 配当性向(予想):約95%(年間配当54円/通期EPS予想56.85円 ≒ 95%)(高水準)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は本短信に特記なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当第3四半期累計における有形固定資産取得等:129百万円(有形固定資産の取得1億29百万円として記載)
- 減価償却費:103.38百万円(当第3Q累計、のれん償却は別途5.399百万円)
- 研究開発:
- R&D費用の明示的記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高の数値は本短信に明記なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品等):1,137,239千円(前期末1,111,138千円 → 増加 +26,101千円)
- 在庫回転日数等の詳細は記載なし(–)
セグメント別情報
- 各セグメントの状況(当第3Q累計)
- 切削機具:売上2,676.99百万円(△0.9%)、営業利益145.21百万円(△12.2%)—ダイヤモンド切削消耗品は順調だが切削機具本体が低調
- 特殊工事:売上1,057.50百万円(△14.3%)、営業利益7.12百万円(△86.3%)—大型インフラ受注が想定を下回り影響大
- 建設・生活関連品:売上2,803.97百万円(△5.3%)、営業利益114.46百万円(+4.7%)—販管費抑制で利益は維持
- 工場設備関連:売上679.46百万円(△7.3%)、営業利益53.39百万円(+0.7%)—受注減だが生産性向上で一定の利益確保
- 地域別売上:記載なし(–)
- 為替の影響:円安による輸入コスト上昇がコスト増要因として記載あり(影響あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:今年度5月に発表された中期計画の推進を継続中と明記。消耗品拡販、公共案件の受注拡大、販路拡大、生産性向上に注力しているが、現状は市場の厳しさで苦戦。
- KPI達成状況:具体KPIの数値進捗は本短信に明示なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は設備投資慎重で回復は緩やか、原材料価格・物流コストの変動、円安が収益を圧迫
- 競合との比較:同業他社との定量比較は本短信になし(–)。ただし分野別に受注環境が悪化しており、競争激化の影響が推測される。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想:売上高 10,000百万円(前期比+2.9%)、営業利益 90百万円、経常利益 100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 100百万円、EPS予想56.85円
- 予想修正:今回の四半期短信では修正なし(11月13日公表の予想を据え置き)
- 会社の前提条件:為替・原材料等の前提詳細は添付資料参照(本短信本文には要旨)
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の詳細は本短信に記載なし(–)。ただし営業面が累計で赤字であることから通期営業利益達成には改善が必要。
- リスク要因:原材料価格高騰、物流コスト上昇、為替(円安による輸入コスト増)、大型受注の獲得状況、投資有価証券売却の非継続性
重要な注記
- 会計方針:会計基準改正等に伴う会計方針の変更等の注記はあるが主要な連結範囲の変更(介護事業の売却により除外)以外の大きな変更は記載なし
- その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり
(注)不明な項目は「–」で示しています。本資料は会社提出の決算短信に基づく要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9895 |
| 企業名 | コンセック |
| URL | http://www.consec.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.42)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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