2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し(未修正)。四半期累計(第3四半期累計)は「会社予想に対して大きな修正や下方サプライズは発表されていない(ほぼ想定内)」。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比 △1.8% の減少、営業利益は同 △34.0% の大幅減少)。
- 注目すべき変化:経常利益は前年同期比で△60.2%と大幅減少。非経常面では持分法適用会社に係る投資損失(133百万円)が営業外費用を押し上げた点が大きい。
- 今後の見通し:通期予想(売上34,000百万円、営業利益900百万円、当期純利益550百万円)は現時点で修正なし。第3四半期累計の進捗を見ると売上は約71%の進捗だが、営業利益は約49%の進捗にとどまり、通期達成には下期での収益改善(コスト吸収・売上回復)が必要。
- 投資家への示唆:売上進捗は比較的良好だが利益率が低下。構造的な競争(安価輸入品)や研究開発・量産投入段階の費用負担が重く、短期的な利益回復よりも中長期の製品採用・量産効果とコスト構造改善の進捗が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:新日本理化株式会社
- 主要事業分野:化学製品(界面活性剤、天然高級アルコール、可塑剤、ポリオレフィン樹脂成形向け添加剤等)および関連素材の製造・販売。バイオマス由来原料や樹脂添加剤などの新製品展開も推進。
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 盛田 賀容子
- 備考:第3四半期で連結範囲に新規2社(NJC Europe Ltd., NJC America Inc.)を追加(連結範囲変更有)。
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント(グループ全体を単一事業セグメントとして開示。)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):37,286,906株
- 期中平均株式数(四半期累計):37,282,660株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回分(第3四半期)公表済
- 株主総会 / IRイベント:該当記載なし
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ、通期予想の修正は無し)
- 売上高(累計):24,236百万円(前年同四半期比 △1.8%)。通期予想34,000百万円に対する進捗率:約71.3%(達成ペース:概ね良好)。
- 営業利益(累計):442百万円(前年同四半期比 △34.0%)。通期予想900百万円に対する進捗率:約49.1%(達成ペース:遅れ)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(累計):330百万円(前年同四半期比 △51.6%)。通期予想550百万円に対する進捗率:約60.0%。
- サプライズの要因:
- マイナス要因:汎用製品分野でアジアからの安価輸入品の流入が継続し、販売数量・売価に下押し圧力。加えて持分法適用会社に対する投資損失133百万円が営業外費用として大きく影響。
- プラス要因:高付加価値向け(トイレタリー向け界面活性剤等)の需要は堅調、一部製品で売上高は前年上回る項目もあり。投資有価証券売却益等の特別利益109百万円も計上。
- 通期への影響:
- 売上面は通期達成の見込みは比較的良い(進捗約71%)。ただし営業利益は下期での改善が必要。現時点で会社は予想修正を行っておらず、下期でのコスト改善や高付加価値品採用拡大がカギ。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:41,160百万円(前年同期(期末)37,519百万円、前期末比 +9.7%)
- 流動資産:20,756百万円(前年同期 17,584百万円)
- 現金及び預金:5,552百万円(前期末 2,942百万円、+2,610百万円)
- 受取手形・売掛金:8,019百万円(前期末 7,570百万円)
- 商品及び製品:3,051百万円(前期末 2,940百万円)
- 固定資産:20,403百万円(前期末 19,934百万円)
- 負債合計:20,606百万円(前期末 18,523百万円)
- 流動負債:10,127百万円(前期末 9,076百万円)
- 固定負債:10,478百万円(前期末 9,446百万円)
- 純資産合計:20,554百万円(前期末 18,995百万円)
- 自己資本(参考):19,323百万円(自己資本比率 46.9% → 安定水準)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:24,236百万円(前年同期比 △1.8% / △457百万円)
- 営業利益:442百万円(前年同期比 △34.0% / △228百万円)
- 営業利益率:1.82%(前年同期 2.71%、減少)
- 経常利益:328百万円(前年同期比 △60.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:330百万円(前年同期比 △51.6%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):8.87円(前年同期 18.32円)
- 収益性指標(参考:通期予想ベースを簡易算出)
- ROE(参考)=通期予想当期純利益 550百万円 ÷ 自己資本(Q3時点19,323百万円) ≒ 2.85%(目安:低い。8%以上が良好)
- ROA(参考)=550百万円 ÷ 総資産41,160百万円 ≒ 1.34%(目安:低い。5%以上が良好)
- 注:上記は参考算定値(分母はQ3時点の数値、分子は通期予想)であり、厳密な過去12か月ベース等とは異なることに留意。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗=累計/通期予想)
- 売上高進捗率:約71.3%(過去同期間と比べ概ね売上は堅調)
- 営業利益進捗率:約49.1%(低め、下期での回復必要)
- 純利益進捗率:約60.0%
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:本資料では作成せず(注記あり)。
- 減価償却費:572百万円(累計)
- フリーCF:–(明細未開示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細数値は非掲載(累計開示のみ)。季節性やQoQの変動は資料からは限定的にしか判断できない。
- 財務安全性
- 自己資本比率:46.9%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動比率/負債比率:流動資産20,756 / 流動負債10,127 → 流動比率 ≒ 205%(流動性は良好)。負債合計20,606/純資産20,554 → 負債比率(負債/純資産)≒100%程度。
- 効率性・セグメント別
- 総資産回転率等の詳細指標は開示不足のため算出困難。
- セグメント:単一セグメントのため、セグメント別詳細は省略(資料記載の通り)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 109百万円(理由:保有株式売却等)
- 特別損失:投資有価証券売却損 16百万円
- 一時的要因の影響:特別益でプラス寄与がある一方、持分法による投資損失133百万円(営業外費用)が経常利益を押し下げている。特別損益を除いた実質業績評価では、営業面の採算悪化が主因。
- 継続性の判断:持分法損失は対象会社の状況に依存するため継続の可能性あり。投資有価証券売却益は都度性。
配当
- 実績・予想:
- 第1四半期末:-
- 第2四半期末(中間):0.00円(無配)
- 第3四半期末:-
- 期末(予想):4.00円
- 年間配当予想:4.00円(通期予想、直近公表から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に具体的金額の記載なし(–)。
- 減価償却費:572百万円(第3四半期累計)
- 研究開発費:資料で明示的数値はなし。ただし開示本文で新製品(RiKANATURA®、グリーンサイザー®等)開発に伴う研究開発負担が収益寄与を限定的にしている旨を記載(費用負担は発生している)。
- 主な投資内容:量産化・製品展開のためのR&Dおよび(将来見込みの)量産効果未発現。
受注・在庫状況
- 受注:受注高・受注残高の記載なし(–)。
- 在庫状況:
- 商品及び製品:3,051百万円(前年期末 2,940百万円、増加)
- 仕掛品:1,452百万円(前年期末 1,645百万円、減少)
- 原材料及び貯蔵品:1,073百万円(前年期末 863百万円、増加)
- 在庫回転日数等:記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別状況:当社は単一セグメントのため個別開示なし。主力製品群の説明(トイレタリー向け界面活性剤、天然高級アルコール、可塑剤、樹脂添加剤等)が本文にあり、各市場での競争・需要動向を説明。
- 地域別売上:記載なし(ただし主要マーケットとして欧州やアジア等の言及あり。為替影響は一部あり)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2021~2025の最終年度に向けた取り組みを継続(開発・市場展開を推進)。ただし第3四半期時点では新製品の量産効果は未発現で、計画達成には今後の採用拡大と量産効果が必要。
- KPI達成状況:明示的KPIは資料に記載無し。新製品採用は増加しているものの収益寄与は限定的。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社との具体的比較データは資料に無し。ただし業界トレンドとして「アジアからの低価格輸入品の流入」が複数製品で収益圧迫要因として挙げられている。
- 市場動向:AI関連の半導体・電子材料市場拡大は追い風だが、汎用化学製品分野では国内市場縮小と輸入競争、原料高が重荷。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上 34,000百万円(+4.0%)、営業利益 900百万円(+8.6%)、経常利益 750百万円(△37.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 550百万円(+5.3%)、1株当たり当期純利益 14.75円。
- 会社側前提:詳細の前提(為替等)は添付資料に記載(別紙3参照)との案内あり。通期予想は保守的/中立か楽観的かの判断材料は限定的。
- 予想の信頼性:第3四半期実績は売上は進捗良好だが営業利益は遅れ。下期での利益回復が見込めるかが信頼性のポイント。
- リスク要因:為替変動、原材料価格の上昇、海外からの低価格製品の流入、投資先の業績悪化(持分法損失の発生)、世界経済の需要変動(特に欧州の製造投資動向)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(記載あり)。
- 連結範囲の変更:有(第3四半期に新規2社を連結)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- セグメント:単一セグメントのためセグメント注記は省略。
(注)本資料は提出された決算短信の開示情報を基に整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4406 |
| 企業名 | 新日本理化 |
| URL | http://www.nj-chem.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.42)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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