2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:第3四半期累計は売上高18,411百万円で会社の通期予想との比較では進捗率が高い(後述)。特段の予想未達や上振れに関する注記はないが、通期予想は2025年12月26日付で修正済(修正有り)。
  • 業績の方向性:増収減益は見られず、増収・減益でもなく「減収(△4.0%)かつ営業損失拡大(営業損失が前年同期比で悪化)」の状況。
  • 注目すべき変化:新商品「MIRAI」の販売が計画以上に伸展し、加工食品事業の売上は前年同期を上回る一方で、物流・労務費等のコスト高によりセグメント利益は大幅に減少(加工食品事業セグメント利益は前年同期比△71.6%)。
  • 今後の見通し:通期予想は修正済(通期売上24,000百万円、営業損失△700百万円、当期純利益410百万円)。第3四半期累計の進捗を見る限り売上は進捗良好だが、利益面は一時的要因やコスト高の影響が残っており通期達成は収益改善施策の効果次第。
  • 投資家への示唆:構造改革(業務提携・事業再構築、基幹システム刷新、拠点集約等)で改善の兆しはあるが、自己資本比率14.8%など財務余力に留意すべき。特別利益(有価証券売却益等)を含む一時益の影響もあるため実質業績の趨勢を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 福留ハム株式会社
    • 主要事業分野: 加工食品事業(ハム・ソーセージ等加工食品の製造販売)、食肉事業(食肉の卸売等)
    • 代表者名: 代表取締役社長 福原 治彦
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年2月12日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント:
    • 加工食品事業: 加工品(ハム・ソーセージ等)の製造・販売。新商品「MIRAI」等の拡販を実施。
    • 食肉事業: 食肉の仕入・卸売。仕入価格変動の影響を受ける。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 期末発行済株式数 3,400,000株(自己株式含む)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 本資料(第3四半期)提出済
    • IRイベント: 決算説明会は「無」。通期業績予想の修正に関する別途公表あり。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較・達成率)
    • 売上高: 通期会社予想24,000百万円に対する第3四半期累計の進捗率は76.7%(18,411 / 24,000 = 76.7%)。
    • 営業利益: 通期会社予想は営業損失△700百万円のため、累計営業損失△479百万円は通期見通しに対する負荷の68.4%相当(△479 / △700 = 68.4%)。(注:損益がマイナスのため扱いに注意)
    • 純利益: 通期会社予想は親会社株主に帰属する当期純利益410百万円(黒字)であるのに対し、累計は親会社帰属四半期純損失△127百万円。単純な達成率算出は意味合いが異なるため留意が必要。
  • サプライズの要因:
    • 加工食品事業では新商品「MIRAI」の販売好調で売上増加。一方、物流コスト・原材料高・労務費上昇が収益を圧迫しセグメント利益は大幅減少。
    • 食肉事業では売上減(国内相場高や供給不安)だが、仕入価格の転嫁により損失幅は縮小。
    • 第3四半期に特別利益(投資有価証券売却益158百万円、役員退職慰労金免除益292百万円)を計上し、特別損失(減損103百万円)を差し引いても税前損失は軽減。
  • 通期への影響:
    • 売上は通期見通しに対する進捗良好(76.7%)だが、利益面はコスト高や構造改革の効果の出方により不確実性あり。会社は2025年12月26日に通期予想を修正しており、達成の可否は今後の採算改善策の効果次第。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 当該四半期累計に関する同期間としての会社予想(第3四半期累計の会社予想)は短信本文に明示されておらず、通期予想との差分(通期ベースと累計の直接比較)は性質が異なるため、売上・営業利益・純利益の「対会社予想差分(絶対額・予想比率)」は記載しません(会社予想は通期のみ開示のため)。

財務指標

  • 財務諸表要点(第3四半期累計:2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 売上高: 18,411百万円(前年同期 19,173百万円 → 変動額 △762百万円、前年同期比 △4.0%)
    • 売上総利益: 2,767百万円(前年同期 2,852百万円)
    • 販管費: 3,247百万円(前年同期 3,181百万円)
    • 営業利益(損失): △479百万円(前年同期 △328百万円 → 変動額 △151百万円、前年同期比 △46.0%)
    • 経常利益(損失): △455百万円(前年同期 △301百万円 → 変動額 △154百万円、前年同期比 △51.2%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: △127百万円(前年同期 △321百万円 → 変動額 +194百万円、前年同期比 +60.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): △38.27円(前年同期 △96.50円 → 前年同期比 +60.4%)
  • 収益性指標
    • 営業利益率: △479 / 18,411 = △2.6%(営業損失率)
    • ROE(単純計算、四半期累計ベース): 親会社株主に帰属する四半期純利益△127百万円 / 自己資本2,027百万円 = △6.3%(参考値)
    • ROA(単純): △127 / 13,686 = △0.9%(参考値)
    • 目安コメント: 自己資本比率は14.8%(安定目安40%以上に対して低位)。
  • 進捗率分析(第3四半期累計→通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率: 76.7%(18,411 / 24,000)
    • 営業利益進捗率(通期営業損失△700に対する累計△479の割合): 68.4%(△479 / △700、損失ベースの扱いに注意)
    • 純利益進捗率: 通期当期純利益見込み410百万円に対し累計は△127百万円であり、単純比較は不整合(累計が赤字のため達成率算出は参考値に留意)。
    • 過去同期間との比較: 売上は前年同期比△4.0%と減少、ただし加工食品事業は増収。
  • キャッシュフロー
    • 第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信注記)。
    • 現金及び預金: 1,241百万円(前連結会計年度末1,870百万円 → 増減 △629百万円の減少)
    • 減価償却費: 330百万円(前年同期 305百万円)
    • 営業CF/投資CF/財務CF/フリーCF等の詳細数値は未開示(四半期連結キャッシュ・フロー計算書未作成)。
  • 四半期推移(QoQ)
    • QoQの詳細数値は短信に記載なし。季節性の有無は開示情報では限定的。
  • 財務安全性
    • 総資産: 13,686百万円
    • 純資産: 2,028百万円
    • 自己資本比率: 14.8%(目安40%以上で安定。現状は低位)
    • 流動負債: 91,33百万円(9,133百万円)および短期借入金5,853百万円、長期借入金599百万円
    • 負債合計: 11,657百万円 → 負債依存度が高く、資本構成改善が課題
  • 効率性
    • 減価償却費の増加(305 → 330百万円)が確認されるが、総資産回転率などは未記載のため算出は省略

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当第3四半期累計):
    • 投資有価証券売却益 158百万円
    • 役員退職慰労金免除益 292百万円
    • 特別利益合計 450百万円
  • 特別損失:
    • 減損損失 103百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益の計上により税引前損失は△455百万円から税引前△107百万円へ改善。特別利益は一時的要因であり、継続的収益力の評価では除外して見る必要あり。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却等の特別利益は非継続的。減損は一時的損失として認識。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当: 0.00円(2026年3月期:第2四半期末 0.00円)
    • 期末配当(予想): 0.00円
    • 年間配当予想: 0.00円(直近配当予想からの修正は無)
  • 特別配当の有無: 無
  • 株主還元方針: 自社株買い等の記載はなし

設備投資・研究開発

  • 設備投資額: 金額明示なし(短信に設備投資合計等の金額は開示なし)
  • 主な投資内容:
    • 基幹システム刷新(新システム設計終了、プログラム製造・稼働テスト中。2026年10月稼働予定)
    • 本社・研究開発センターの広島工場への集約(2026年2月末完了予定)、本物件不動産の売却(2026年3月末決定)
    • 小倉工場は生産移管・閉鎖済(2024年12月末)
  • 減価償却費: 330百万円(前年同期 305百万円)
  • 研究開発費(R&D): 金額明示なし

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況: 受注高・受注残高の記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 1,079百万円(前連結会計年度末 915百万円 → 増加 +164百万円、前年同期比 +17.9%)
    • 在庫回転日数等は未記載

セグメント別情報

  • セグメント別状況(第3四半期累計)
    • 加工食品事業:
    • 売上高: 8,082百万円(前年同四半期比 +2.1%)
    • セグメント利益(営業利益): 54百万円(前年同四半期比 △71.6%)
    • コメント: 新商品「MIRAI」の拡販が売上を牽引する一方、物流費等の上昇で利益は大幅減。
    • 食肉事業:
    • 売上高: 10,328百万円(前年同四半期比 △8.3%)
    • セグメント損失(営業損失): △60百万円(前年同四半期 △85百万円、損失幅縮小)
    • コメント: 仕入コスト上昇と供給不安で売上は減少だが、納品価格の見直しなどで採算改善。
  • セグメント合計:
    • 外部顧客への売上高合計: 18,411百万円
    • 報告セグメント計の利益合計は△6百万円、全社費用△472百万円と合算して営業損失△479百万円に一致

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 「事業再構築計画」(2026年3月期~2029年3月期の4ヵ年)を策定し、収益体質再構築・企業価値向上を目指す。
    • 2025年10月1日付でトリゼンフーズ・双日食料と業務提携し、調達・製造・流通・販売面で協業。
  • KPI達成状況:
    • 新商品「MIRAI」は生産重量・販売額ともに計画以上に伸展しており、今後の収益柱として期待。
    • 機能集約や人員削減、営業拠点サテライト化等の施策は実行中で効果が徐々に表れていると会社は説明。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 同業他社との明確な比較数値は短信に記載なし。市場環境としては原材料高・物流費高・人件費高が業界共通の課題。
  • 市場動向: 消費者の低価格志向と生活防衛需要の高まりにより価格競争が激化。国内豚肉相場の高騰や国内牛肉供給の不安定化が影響。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されているもののみ)

  • 短期的な成長分野:
    • 新商品「MIRAI」(無塩せき商品)の拡販
    • 業務提携先とのクロスセルによる販路拡大(東日本・西日本を中心に展開)
    • 製造受託(OEM)に向けた共同開発・共同販売の進展
  • 中長期的な成長分野:
    • 事業再構築計画(2026–2029)による収益体質の再構築
    • 基幹システム刷新による業務効率化(2026年10月稼働予定)
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 原材料価格・物流コスト・人件費の高止まり
    • 消費者の低価格志向による価格競争激化
    • 継続企業の前提に関する重要事象(7期連続の営業損失等)とそれに対する会社の対応の不確実性

注視ポイント

(次四半期に向けた論点、短信本文に記載のある変数のみ)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上は進捗率76.7%と良好だが、営業損失ベースでは通期見通しに到達するために第4四半期での採算改善が必要。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド: 加工食品事業の売上は前年同期比+2.1%で成長、セグメント利益は大幅減。MIRAIの販売動向が鍵。
  • ガイダンス前提条件の妥当性: 通期予想の前提(為替・原材料等の具体数値)は短信に明示されておらず、別途の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照する必要あり。
  • 資金余力: 現金及び預金、短期での資金化可能な有価証券、当座貸越未実行残高等で当面の運転資金は確保していると会社は説明。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)連結業績予想(修正有り、会社公表値):
    • 売上高: 24,000百万円(対前期比 △2.5%)
    • 営業利益: △700百万円
    • 経常利益: △660百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 410百万円
    • 1株当たり当期純利益: 122.88円
    • 修正理由: 2025年12月26日の公表による(詳細は同日公表資料参照)。
  • 予想の信頼性:
    • 会社は事業再構築施策と業務提携の効果を挙げ、当面の資金余力も確保していると説明。過去の連続損失を踏まえ、目標達成は施策の着実な実行が前提。
  • リスク要因:
    • 原材料・物流・人件費等の外部コスト動向、消費者需要の下振れ、業務提携・再構築施策の実行遅延等が業績に影響。

重要な注記

  • 会計方針: 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示は無し。
  • その他: 継続企業の前提に関する重要事象については会社は重要な疑義が存在する旨を開示しているが、業務提携・事業再構築・資金余力の確保により「重要な不確実性は認められない」と判断している旨を開示。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2291
企業名 福留ハム
URL http://www.fukutome.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.48)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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