2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期会社予想(未修正)に対する進捗は不十分。売上は順調に拡大したが、利益面では大幅な未達(営業・経常・当期ともに損失拡大)。(上振れ/下振れ判定:利益面は下振れ)
- 業績の方向性: 増収減益(売上 +41.2%、営業損失拡大)
- 注目すべき変化: 売上高は前年同期比 +41.2%(903百万円、前年639百万円)と拡大した一方、販管費やデリバティブ評価損等の影響で営業損失が前年より▲27.2%拡大(営業損失 280百万円)。
- 今後の見通し: 通期業績予想(売上 2,249百万円、営業利益 92百万円)は修正なし。会社は第三者割当等による資金調達(新株予約権付社債等)を実施し、継続企業の前提に関する重要な不確実性は解消されたと判断。
- 投資家への示唆: 売上増は確認されるが、利益化・費用構造改善の実行と資金調達の行使状況(潜在株式の希薄化含む)を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社イントランス
- 主要事業分野: 不動産事業(プロパティマネジメント、宿泊施設開発・転売、戸建宿泊施設の開発・販売)、ホテル運営事業(運営受託・運営権確保等)、その他(中華圏向けインバウンド送客、ホテル投資ファンド組成等)
- 代表者名: 代表取締役社長 何 同璽
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月13日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 不動産事業: プロパティマネジメント、宿泊施設の転売、戸建宿泊施設の開発・販売等
- ホテル運営事業: 既存ホテル運営、新規開発ホテルの運営権確保、運営受託等
- その他: 中華圏向けインバウンド送客、ホテル投資ファンド関連等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 46,552,784株(自己株式含む)
- 今後の予定:
- 決算説明会: 決算補足説明資料作成あり、決算説明会は「無」
- その他IRイベント: –(短信に明記なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期、単位はいずれも百万円)
- 売上高: 実績(第3Q累計)903 百万円。通期会社予想 2,249 百万円に対する達成率 40.1%。
- 営業利益: 実績 営業損失 △280 百万円。通期会社予想 営業利益 92 百万円に対する達成率 ▲304.8%(損失ベースでの未達)。
- 純利益: 実績 親会社株主に帰属する四半期純損失 △333 百万円。通期会社予想 当期純利益 55 百万円に対する達成率 ▲606.5%。
- サプライズの要因:
- 売上は不動産事業(宿泊施設転売等)とホテル運営の双方で拡大したが、売上原価・販売費及び一般管理費の増加(人件費、外注費等)、デリバティブ評価損および社債発行費・支払利息・為替差損等で経費が増加し、損失が拡大。
- 大きな要因として短信中に明記されている項目: 販売費及び一般管理費の増加、デリバティブ評価損(35,743千円)、社債発行費(3,111千円)、支払利息(5,119千円)、為替差損等。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していないが、利益回復には費用構造改善と新規収益施策(不動産の転売、ホテル運営権獲得等)が必要。第三者割当による資金調達により当面の資金確保は図られたが、業績改善の実体化が不可欠。
- 対会社予想差分(会社予想あり)
- 売上: 実績 – 会社予想 = △1,346 百万円(実績は通期予想比 ▲59.9%)
- 営業利益: 実績 – 会社予想 = △372 百万円(実績は通期予想比 ▲404.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績 – 会社予想 = △388 百万円(実績は通期予想比 ▲706.5%)
- (注)上は第3四半期累計実績と通期会社予想との差分を示す。
財務指標
- 財務諸表の要点(第3四半期末:2025年12月31日、百万円、百万円未満切捨て)
- 売上高(第3Q累計): 903 百万円(前年同期 639 百万円、前年同期比 +41.2%、増加額 約 +264 百万円)
- 営業利益(営業損失): △280 百万円(前年同期 △220 百万円、前年同期比 ▲27.2%、損失増加額 約 △60 百万円)
- 経常利益(経常損失): △332 百万円(前年同期 △265 百万円、前年同期比 ▲25.2%、損失増加額 約 △66.9 百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(純損失): △333 百万円(前年同期 △267 百万円、前年同期比 ▲25.1%、損失増加額 約 △66.9 百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): △7.17 円(前年同期 △5.79 円、前年同期比 ▲23.8%)
- 収益性指標
- 営業利益率: △280 / 903 = ▲31.1%(業種平均と比較して低水準)
- ROE: 親会社株主に帰属する自己資本(参考)372 百万円 → ROE = △333 / 372 = ▲89.6%(目安: 8%以上で良好 → 大幅に未達)
- ROA: △333 / 968 = ▲34.5%(目安: 5%以上で良好 → 大幅に未達)
- 進捗率分析(第3Q累計 vs 通期会社予想)
- 売上高進捗率: 40.1%(通常の上半期偏重を考慮しても通期達成には下期での収益確保が必要)
- 営業利益進捗率: ▲304.8%(黒字想定に対し大幅なマイナス)
- 純利益進捗率: ▲606.5%
- キャッシュフロー
- キャッシュ・預金(流動資産の主要項目): 449 百万円(前期末 535 百万円、減少額 86 百万円)
- キャッシュ・フロー計算書は作成していないが、短信記載により「重要なマイナスの営業キャッシュ・フローを計上」している旨あり
- 営業CF/純利益比率: 計算不可(キャッシュフロー明細未作成)
- 財務安全性
- 総資産: 968 百万円(前期 1,059 百万円、前年同期比 ▲8.6%)
- 純資産: 403 百万円(前期 736 百万円、前年同期比 ▲45.2%)
- 自己資本比率: 38.5%(前期 66.5% → 変動 ▲28.0ポイント;目安 40%以上で安定 → やや低下)
- 負債合計: 565 百万円(前期 324 百万円、増加 241 百万円)。負債比率(総負債/総資産)= 565 / 968 = 58.4%
- 効率性: 総資産回転率等は短信に明記なし(–)
- セグメント別(主要)
- 不動産事業: 売上 337 百万円(前年同期比 +81.7%)、セグメント利益 39 百万円(前年同期比 ▲5.1%)
- ホテル運営事業: 売上 566 百万円(前年同期比 +24.7%)、セグメント損失 29 百万円(前年同期は損失 36 百万円→損失幅縮小)
- その他: 売上 0 百万円(233 千円)で損失計上
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 目立った特別利益の記載なし
- 特別損失: 主にデリバティブ評価損(35,743 千円)、社債発行費(3,111 千円)、為替差損(2,253 千円)等が営業外費用として発生
- 一時的要因の影響: デリバティブ評価損や発行費等は今回期の損益を押し下げる要因。継続性についてはデリバティブ評価損は市場評価に依存するため継続の可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00 円(2026年3月期 予想:0.00)
- 期末配当: 0.00 円(予想)
- 年間配当予想: 0.00 円
- 配当利回り: –(株価情報未提示)
- 配当性向: –(当期純利益が赤字のため参考値なし)
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産合計は前期末比で増加(固定資産合計 372 百万円、前期 337 百万円、増加 約 35 百万円)。主な内訳は投資その他の資産増加。
- 減価償却費: 第3四半期累計の減価償却費 2,325 千円(前期 2,352 千円)
- 研究開発:
- R&D費用の明示なし(–)
- 新規事業投資(AI、Web3等)への資金使途が計画に含まれる(調達資金の使途として明記)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 在庫状況:
- 販売用不動産: 期末 0 千円(前期末 40,883 千円)→ 販売用不動産が減少
- その他棚卸資産: 1,356 千円(前期 1,224 千円)
- 在庫回転日数等は記載なし
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3Q累計)
- 不動産事業: 売上 337,227 千円(+81.7%)、セグメント利益 39,389 千円(▲5.1%)
- ホテル運営事業: 売上 565,927 千円(+24.7%)、セグメント損失 28,675 千円(損失幅は縮小)
- その他: 売上 233 千円、セグメント損失 17,531 千円
- 地域別売上: 記載なし(国内中心だが詳細地域別は記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 不動産を安定収益、ホテル運営で成長を目指すモデル(都市型アパートメントホテル開発、地方創生ホテル投資の推進)と一致している旨を表明
- KPI達成状況: 明確なKPI数値は短信内に限定的。運営権獲得の進捗については一部成果ありと記載されるが、期待する規模拡大は未達の項目あり。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との定量比較は短信に記載なし
- 市場動向: 不動産・ホテル業界は訪日観光の回復や海外投資家の関心等で回復基調。ただし土地価格・建設費の高騰等のリスクあり(短信記載)
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- 宿泊施設の転売(短中期での収益化を目指す)
- プロパティマネジメント事業
- 中長期的な成長分野:
- 都市型アパートメントホテル開発による運営権確保
- 地方創生ホテルへの投資・運営拡大
- ホテル投資ファンド組成・運営による資金活用
- リスク要因(短信に明記されたもののみ):
- 建設工事費や土地価格の高騰
- 地政学リスクや為替変動、米国通商政策の不確実性
- 新株予約権等の行使状況に伴う資金調達・希薄化リスク
- 収益化施策の遅延(運営権獲得の遅れ等)
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性
- 売上進捗 40.1%(通期 2,249 百万円に対し)→ 下期での収益確保が必要
- 利益面は現状大幅未達(営業・経常・純損失)、通期で黒字化するには費用削減と収益化の両面で明確な改善が必要
- 主要KPIの前期同期比トレンド: 売上は増加、営業利益は悪化(損失拡大)
- ガイダンス前提条件の妥当性: 会社は業績見通しを変更しておらず、短信にて資金調達により当面の資金は確保したと説明。ただし運用面・収益改善の実行が前提。
- 資金調達と希薄化リスク: 第三者割当等による新株予約権付社債および新株予約権の発行完了(払込完了:社債 1,297,440,000 円、社外引受等により合計で調達予定の金額等を記載)。行使状況による希薄化と資金の実効的な使途・回収を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無: 2026年3月期通期の連結業績予想(売上 2,249 百万円、営業利益 92 百万円、経常利益 82 百万円、当期純利益 55 百万円)は修正なし(短信記載)
- 会社予想の前提条件: 短信「添付資料」内に前提記載あり(為替等の明確数値は短信本文に詳細記載なし)
- 予想の信頼性: 会社は資金調達等により「継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められない」と判断。ただし、利益面での回復が前提であり、過去に複数期の営業損失が続いている点は留意が必要。
- リスク要因: 為替、原材料(建設工事費等)高騰、運営権獲得の遅れ、新株予約権の行使状況(社債償還のための行使確保のリスク)など。
重要な注記
- 会計方針: 変更無し(短信記載)
- その他:
- 第三者割当による第2回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第10回新株予約権の発行を決議・払込完了(2026年2月9日払込完了)。調達資金の主な使途は運転資金、事業投資資金、不新規事業(M&A、AI、Web3等)等として具体的金額が示されている(詳細は短信本文の「資金の具体的な使途」参照)。
- 第3四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3237 |
| 企業名 | イントランス |
| URL | http://www.intrance.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.50)」によって自動生成されました。
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