2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 期初の会社予想には「届かなかった」との記載(会社側の期初予想の具体値は短信本文に明示されておらず、会社予想未開示)。売上・営業利益は増加したが、特別損失の計上で親会社株主に帰属する当期純利益は期初想定を下回った可能性あり。
- 業績の方向性: 増収(売上高304,351百万円、+3.8%)・営業増益(営業利益16,524百万円、+6.5%)、ただし親会社株主に帰属する当期純利益は9,498百万円で▲1.2%(増収・営業増益だが特別損失で純利益は減少)。
- 注目すべき変化: 海外(中国大陸)が前年同期比+18.6%で高成長、米国事業はVelvet,LLC売却で▲44.3%の減収。特別損益面では固定資産売却益3,446百万円を計上する一方、減損損失3,639百万円や関係会社株式売却損695百万円を計上。
- 今後の見通し: 2027年2月期予想は売上314,000百万円(+3.2%)、営業利益17,200百万円(+4.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益10,500百万円(+10.5%)。決算短信上では予想修正はなし。現時点で進捗率は売上で約96.9%、営業利益で約96.1%、純利益で約90.5%。
- 投資家への示唆: プラットフォーム(and ST)会員基盤強化と海外(特に東南アジア)展開が成長ドライバー。特別損益の影響で純利益に揺れが出ている点、米国事業撤退や減損の余波、為替・原材料価格の外部リスクに注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社アンドエスティHD
- 主要事業分野: 衣料品および関連商品の企画・販売(アパレル・雑貨関連事業)、飲食事業、ECプラットフォーム運営(自社EC「and ST」)等。グループの持株会社としてマルチブランド/マルチカンパニー体制を推進。
- 代表者名: 代表取締役社長 福田 泰生
- 報告概要:
- 提出日: 2026年4月6日(決算短信)
- 対象会計期間: 2025年3月1日~2026年2月28日(通期)
- セグメント:
- アパレル・雑貨関連事業: 衣料・雑貨の企画・販売、国内外のショップ運営、EC等
- その他(飲食事業): 飲食店舗の運営
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 48,800,000株
- 期末自己株式数: 2,672,130株
- 期中平均株式数: 46,141,767株
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日: 2026年5月27日
- 配当支払開始予定日: 2026年5月11日
- 有価証券報告書提出予定日: 2026年5月26日
- 決算補足説明資料作成: 有、決算説明会: 有(投資家向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想: 会社側の期初予想の具体数値は短信本文に明示されておらず、会社予想未開示(但し「期初の業績予想に届きませんでした」との記載あり)。
- 売上高達成率(会社予想比): 会社予想未開示
- 営業利益達成率(会社予想比): 会社予想未開示
- 純利益達成率(会社予想比): 会社予想未開示
- サプライズの要因:
- 上振れ要因: M&Aでのブランド純増(トゥデイズスペシャル、ジョージズ等)や自社EC「and ST」の会員増加による流通総額拡大、海外(一部地域)の出店効果。
- 下振れ要因: 気候影響による正価販売の低下や原材料・エネルギー価格上昇による売上総利益率低下、減損損失(のれん等)や関係会社株式売却損の発生。
- 通期への影響:
- 2027年2月期予想は発表済(修正なし)。今期実績ベースの進捗は高水準だが、特別損益の再発や外部環境(原油・為替・物価)次第で純利益の達成は注意が必要。
- 対会社予想差分(FSI形式):
- 会社予想が短信本文に明示されていないため、差分計算は省略(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位: 百万円)
- 売上高: 304,351(前期293,110、増減 +11,241、前年同期比 +3.8%)
- 売上総利益: 166,108(前年160,282、前年同期比 +3.6%)
- 営業利益: 16,524(前期15,510、前年同期比 +6.5%)
- 経常利益: 16,827(前期15,964、前年同期比 +5.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 9,498(前期9,614、前年同期比 ▲1.2%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 205.86円(前期208.93円、前年同期比 ▲1.5%)
- 自己資本合計: 81,444(短信参考)、自己資本比率: 58.3%(安定水準)
- 総資産: 139,688
- 収益性指標:
- ROE(自己資本当期純利益率): 12.0%(目安: 8%以上で良好、当社は良好水準)
- ROA(概算): 6.8%(9,498 / 139,688 ≒ 6.8%)(目安: 5%以上で良好)
- 営業利益率: 5.4%(前期5.3%、前期比 +0.1ポイント)
- 進捗率分析(対2027年2月期予想)
- 通期予想(2027年2月期): 売上高314,000 / 営業利益17,200 / 親会社株主帰属当期純利益10,500(前年比表示は短信参照)
- 売上高進捗率: 304,351 / 314,000 = 96.9%
- 営業利益進捗率: 16,524 / 17,200 = 96.1%
- 純利益進捗率: 9,498 / 10,500 = 90.5%
- コメント: 売上・営業利益は通期見通しに対して高い進捗だが、純利益は特別損失の影響でやや遅れ。
- キャッシュフロー(単位: 百万円)
- 営業CF: 20,566(前期21,373、前年同期比 ▲3.8%)
- 投資CF: △9,515(前期△16,971、前年同期比 改善)
- 財務CF: △7,426(前期△7,111)
- フリーCF(営業CF−投資CF): 20,566 − 9,515 = 11,051
- 営業CF/純利益比率: 20,566 / 9,498 ≒ 2.2(目安: 1.0以上で健全=良好)
- 現金同等物残高: 24,820(前期21,081、増加 +3,738)
- 四半期推移(QoQ): 短報に四半期毎の詳細推移は掲載なし(–)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 58.3%(安定水準、目安40%以上)
- 流動資産 77,644 / 流動負債 50,340 → 流動比率 ≒ 154.1%(良好)
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 0.3(短信のトレンド数値参照)
- 効率性: 総資産回転率や売上高営業利益率は業種平均と比較の余地あり(業種平均は短信に未記載のため比較は省略)。
- セグメント別(主要)
- アパレル・雑貨関連事業: 売上高289,661(前年276,? →短信比 +4.0%)、セグメント利益17,301(前年16,? → +3.7%)
- その他(飲食事業): 売上高14,690(+1.1%)、セグメント損失△474(前期△717、損失幅縮小)
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当期): 固定資産売却益 3,446百万円、投資有価証券売却益 3百万円、合計 3,450百万円
- 特別損失(当期): 減損損失 3,639百万円、関係会社株式売却損 695百万円、投資有価証券評価損 261百万円、事業整理損 141百万円、合計 4,738百万円
- 一時的要因の影響: 特別損益が純利益を押し下げた(特別利益−特別損失で純額はマイナス)。営業ベースでは増益だが一時的な減損・売却損益で当期純利益が減少。
- 継続性の判断: 固定資産売却益は非継続的。減損や関係会社売却損は個別要因であり、将来の継続性は限定的と判断されるが、再発リスクは事業展開次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年2月期(当期): 中間 45円、期末 45円、年間合計 90円(予定通り維持)
- 配当性向(連結): 43.7%
- 2027年2月期(予想): 年間配当 90円(予定)
- 配当利回り: –(株価情報が短信に記載されていないため算出不能)
- 特別配当の有無: なし
- 株主還元方針: 連結配当性向30%を基本方針に掲げ、当期よりDOE4.5%を下限とする方針を追加。余剰資金は機動的に還元(自社株買いは状況に応じて検討)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得による支出(当期): 9,422百万円(前期7,521百万円、前年同期比 +25.3%)
- 主な投資内容: 旗艦店出店、物流・インフラ投資(福岡物流センター売却も実施)
- 減価償却費: 12,949百万円(当期)
- 研究開発:
- 無形固定資産の取得(IT・システム投資含む): 4,425百万円(前期3,874百万円、前年同期比 +14.2%)
- R&D費の明確分離記載なし(短信に研究開発費内訳の記載はなし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 棚卸資産: 30,526百万円(前期29,082百万円、前年同期比 +5.0%)
- 在庫回転日数等: 記載なし(–)
- 在庫の質(仕掛品・製品・原材料の内訳): 記載なし(–)
セグメント別情報
- アパレル・雑貨関連事業:
- 売上高 289,661百万円(前年同期比 +4.0%)
- セグメント利益 17,301百万円(前年同期比 +3.7%)
- 店舗数(当期末): 1,601店舗(うち海外157店舗)。当期は国内出店・退店の増減で純増47店舗。
- ブランド別ハイライト: グローバルワーク 53,842百万円(+2.2%)、ニコアンド 37,850百万円(+5.4%)、ローリーズファーム 24,249百万円(+6.6%)、レプシィム 17,230百万円(+15.7%)、ラコレ 14,165百万円(+11.8%)
- その他(飲食事業):
- 売上高 14,690百万円(+1.1%)
- セグメント損失 △474百万円(前期△717、損失幅は縮小)
- 地域別売上:
- 国内合計 265,803百万円(+4.4%)
- 中国大陸 5,062百万円(+18.6%)、香港 4,820百万円(+1.3%)、台湾 9,413百万円(+25.2%)、タイ 518百万円(+45.9%)、フィリピン 143百万円(+468.3%)、米国 3,900百万円(▲44.3%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2030(目標): 2030年2月期に連結売上高4,000億円(=400,000百万円)、営業利益率8%、ROE15%以上を目標に掲げている。
- 現状の整合性: 2026年2月期は売上304,351百万円、営業利益率5.4%であり、2030目標までは拡大余地あり。プラットフォーム事業(and ST)とグローバル投資が鍵。
競合状況や市場動向
- 競合他社との直接比較: 短信には同業他社比較の数値なし(–)
- 市場動向: 国内は少子高齢化で緩やかな縮小見通し、海外(特に東南アジア)は成長余地あり。為替・原材料・人件費上昇等がリスク要因と明示。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示された項目のみ)
- 短期的な成長分野:
- 自社EC「and ST」のモール化・会員基盤活用(and ST会員数2,170万人、前期末比 +200万人、アクティブ会員780万人)
- M&Aを通じたブランド・カテゴリー拡大(トゥデイズスペシャル、ジョージズ、カリマー等)
- 海外出店(中国大陸、香港、台湾、東南アジア)
- 中長期的な成長分野:
- 「中期経営計画2030」に基づくプラットフォーム事業、グローバル事業、ブランドリテール事業の連携による成長
- DX・ロジスティクス・生産インフラ投資による収益性向上
- リスク要因(短信に明記されたもののみ):
- 為替変動(円安)、原材料・エネルギー価格上昇、人件費上昇、労働力不足
- 地政学リスク(中東情勢等)や関税政策の不確実性
- ZETTON,INC.が受給した米国RRF助成金の受給資格調査に伴う偶発債務リスク
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の変数のみで議論)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上進捗96.9%、営業利益進捗96.1%、純利益進捗90.5%。売上・営業は高進捗だが純利益は特別損失の影響で差があるため、特別損益の追加発生があるか注視。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- and ST会員数: 2,170万人(前期末比 +200万人)→ プラットフォーム拡大の有力指標
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社は直近の原油価格高騰や為替変動等の影響を現時点では合理的に算出できないとして業績見通しに織り込んでいない点を明記。これらの外部要因の動向が実績に影響する可能性あり。
- その他注視点:
- 減損(のれん・店舗等)の再発リスクと米国事業撤退後のグループ構造変化の影響。
今後の見通し
- 通期予想:
- 2027年2月期(会社予想): 売上高314,000百万円(前期比 +3.2%)、営業利益17,200百万円(+4.1%)、経常利益17,200百万円(+2.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益10,500百万円(+10.5%)。EPS予想 227.63円。
- 予想修正の有無: 当短信では予想修正の記載なし(次期見通しは新規発表)。
- 予想の信頼性:
- 会社は中東情勢や原油・為替の影響を現時点で業績見通しに織り込んでいない旨を明記しているため、これら外的要因の変動が予想達成に影響を与える可能性がある。
- リスク要因:
- 為替(円安による原価押し上げ)、原材料・エネルギー価格の高騰、人件費上昇、労働力不足、地政学リスク、そしてRRF関連の調査による偶発債務リスク。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正を当連結会計年度の期首から適用。短信は影響無しと記載。
- 連結範囲の変更: 当期にカリマーインターナショナル株式会社、ADASTRIA (MALAYSIA) SDN. BHD. を新規連結、Velvet,LLCを除外(出資持分譲渡)。
- 企業体制の変更: 2025年9月1日付で会社分割により持株会社体制へ移行(当社を株式会社アンドエスティHDへ商号変更)。
- その他重要事項: ZETTON,INC.が受給した米国RRFに係る調査あり(将来の業績影響の可能性あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2685 |
| 企業名 | アンドエスティHD |
| URL | https://www.andst-hd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.51)」によって自動生成されました。
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