2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社による前年期中の当期業績予想(当期実績に対する事前の通期業績予想)は短信本文に記載がなく、会社予想との差異は「会社予想未開示」。市場予想との比較情報も記載なし。
- 業績の方向性:売上高は17,307百万円(前年比 +0.3%)とほぼ前年並みだが、利益面は大幅減。営業利益1,749百万円(前年比 ▲36.4%)、経常利益1,794百万円(前年比 ▲35.5%)、親会社株主帰属当期純利益1,518百万円(前年比 ▲31.2%) → 増収減益。
- 注目すべき変化:工期延期による原価見積り上昇や資材価格高騰等で売上原価が増加し、営業利益率が低下(売上高営業利益率 10.1%)。受注高は増加(受注高 17,356百万円、+6.9%)する一方、案件の大型化・工期長期化で利益が翌期以降へ繰り越される見込み。
- 今後の見通し:2027年3月期は売上高16,000百万円(前年比 ▲7.6%)、営業利益660百万円(前年比 ▲62.3%)、親会社株主帰属当期純利益560百万円(前年比 ▲63.1%)を予想。会社は受注残高は前年並みに確保しているが、案件繰越や物価・人件費上昇、将来投資によるコスト増を理由に減収減益見通し。
- 投資家への示唆:安定した受注基盤は維持しているものの、短期的な収益性の悪化(工期・コスト要因)が顕在化。通期業績の着地は案件進捗とコスト管理に依存。配当は継続(2026年期末 45円、2027年は普通配45円+記念配5円)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:名古屋電機工業株式会社
- 主要事業分野:社会インフラ事業(従来の「情報装置事業」から名称変更。道路交通安全システム等の開発・販売、官需中心)
- 代表者名:代表取締役社長 服部 高明
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月12日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期・連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)、決算補足資料作成:有
- セグメント:
- 単一セグメント:「社会インフラ事業」(旧称:情報装置事業)。名称変更は表示上の変更で実質影響なし。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):12,844,000株
- 期末自己株式数:1,089,246株(うち信託が保有する自社株式 421,100株を含む)
- 期中平均株式数:11,747,843株
- 時価総額:–(短信に明示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日:2026年6月23日
- 配当支払開始予定日:2026年6月24日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月19日
- IRイベント(決算説明会等):開催(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高:17,307百万円(前年同期比 +0.3%)。会社予想(当期実績に対する事前の通期予想)は短信に記載なし → 会社予想未開示(達成率算定不可)。
- 営業利益:1,749百万円(前年同期比 ▲36.4%)。会社予想未開示。
- 純利益:1,518百万円(前年同期比 ▲31.2%)。会社予想未開示。
- サプライズの要因:
- 主因は工期延期による原価見積りの上昇、物価高・資材コスト上昇、人件費高騰。受注は確保され売上は横ばいだったが、原価の悪化で利益が圧迫された。
- 特別利益として有形固定資産売却益314,876千円を計上している点は留意(営業外ではなく特別利益)。
- 通期への影響:
- 会社は翌期(2027年3月期)に案件繰越が増える見込みと明示。コスト上昇が続く前提で利益は大幅減を見込んでおり、短期的な業績回復は案件進捗とコスト抑制に依存。
- 今回の短信における通期実績に対する会社予想差分は算出不可(会社予想未開示)。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想が未開示のため、売上・営業利益・純利益の絶対額・予想比率差分は記載なし(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表(要点、百万円単位)
- 売上高:17,307(+0.3%)
- 売上原価:12,316(前期 11,354)
- 営業利益:1,749(▲36.4%)
- 経常利益:1,794(▲35.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,518(▲31.2%)
- 総資産:29,237(前期 27,537、増加)
- 純資産合計:23,990(前期 22,399、増加)
- 自己資本比率:82.1%(安定水準)
- 現金及び現金同等物期末残高:7,539(+3,096)
- 収益性:
- 売上高:17,307百万円(前年比 +0.3%)
- 営業利益:1,749百万円(前年比 ▲36.4%)
- 営業利益率:10.1%(売上高営業利益率、業種別平均は業種で差異あり)
- 経常利益:1,794百万円(前年比 ▲35.5%)
- 純利益:1,518百万円(前年比 ▲31.2%)
- 1株当たり利益(EPS):129.24円(前年 188.18円、減少)
- 収益性指標(短信記載値)
- ROE(自己資本当期純利益率):6.5%(目安:8%以上で良好 → 現状はやや低い)
- ROA(総資産経常利益率):6.3%(目安:5%以上で良好 → 良好水準)
- 営業利益率:10.1%
- 進捗率分析(四半期決算の場合):該当項目の四半期進捗は本短信が通期決算のため四半期進捗分析は該当外/–。ただし第2四半期累計予想値(会社予想)等は短信に参考で記載あり。
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:+3,872(前年 +433)
- 投資CF:△270(前年 △563)
- 財務CF:△500(前年 △409)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約 +3,602(良好、営業CFが大幅増)
- 営業CF/純利益比率:約 2.55(3,872/1,518)(目安 1.0以上で健全 → 良好)
- 現金同等物残高:7,539(前年 4,442、増加)
- 四半期推移(QoQ):直近四半期の詳細なQoQ推移は短信の四半期注記参照。第2四半期累計売上(会社予想)5,200百万円(前年比 ▲7.4%)などの予想値あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:82.1%(安定水準)
- 有利子負債:期末有利子負債は無し(CF注記で有利子負債がないためキャッシュ・フロー対有利子負債比率は記載なし)
- 流動負債:4,664(前期 4,881、やや減少)
- 効率性:
- セグメント別:
- 単一セグメントのため、セグメント別売上・利益構成の詳細は省略(短信記載どおり単一セグメント)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 有形固定資産売却益 314,876千円(約314.9百万円)— 当期に計上
- 投資有価証券売却益(前期)105,726千円(当期は計上なし)
- 特別損失:
- 投資有価証券売却損 1,125千円(当期)
- その他 50千円
- 一時的要因の影響:
- 固定資産売却益が当期の税引前利益を押し上げている点はあるが、営業利益段階では工期延期・資材高等の影響で利益が減少しており、特別利益を除いても収益性低下は明確。
- 継続性の判断:
- 固定資産売却益は一時的要因であり、今後継続するとは見做せない。工期・資材価格の影響は継続リスクとして会社も言及。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期:期末配当 45円(中間配当 0円、合計 45円)。配当金総額 547百万円、連結配当性向 34.8%。
- 2027年3月期(予想):期末 50円(内訳:普通配当45円+記念配当5円)(合計 50円/年)
- 配当性向:2026年は 34.8%(短信記載)。
- 特別配当:2027年予想において会社創立80周年記念配当として5円を織り込んでいる。
- 株主還元方針:自社株買いは当期に信託を通じた従業員向け株式交付(信託口)で自己株式計上あり(信託保有株式 421,100株、帳簿価額 492,687千円)。直接の普通の自社株買いの記載は特段なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得による支出:270,762千円(約270.8百万円、前年 402,524千円)
- 減価償却費:166,941千円(前年 154,987千円)
- 研究開発:
- R&D費用(販売費及び一般管理費の内):817,323千円(前年 960,713千円、前年比 ▲14.9%)
- 主な研究開発テーマ:短信本文では具体テーマの詳細記載なし(道路交通安全システム 新システム開発等の記載はあるが金額別のテーマは記載なし)。
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:
- 期首受注残高:16,655百万円(前期:17,682百万円)
- 当期受注高:17,356百万円(前年比 +6.9%)
- 期末受注残高:16,704百万円(短信本文)
- 受注の特徴:案件の大型化・長期化により翌期以降へ繰越される見込み。
- 在庫状況:
- 仕掛品:1,659,916千円(前年 2,324,153千円、減少)
- 棚卸資産の増減など詳細は貸借対照表参照(在庫回転日の記載なし)。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 単一セグメント(社会インフラ事業)のため、セグメント別詳細は省略。事業名称変更は表示上の変更で影響なし。
- 前年同期比較:
- 全社ベースで売上は横ばい、利益は大幅減。セグメント内での内訳変動の詳細記載はなし。
- セグメント戦略:
- 道路交通安全分野の経験を基に「情報板メーカー」から「道路交通安全を守る総合設備企業」へ変容し、新たなモビリティ(自動運転等)に対応する製品・サービス展開を目指す。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- KPI達成状況:
- 受注残高は確保しているものの、利益面での短期的達成は難しい状況(工期延長・コスト上昇で利益率低下)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 市場動向(短信記載分):
- 公共事業は老朽化インフラの維持修繕中心で底堅いが、道路建設など新規投資は減少し維持更新需要へシフト。防災・脱炭素・人手不足・自動運転等が業界のトレンド。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示された内容のみを箇条書き)
- 短期的な成長分野:
- 新システム提案による新規受注獲得(受注高増加を確認)
- 中長期的な成長分野:
- 道路交通安全を守る総合設備企業への転換、自動運転等新モビリティ対応製品の展開
- リスク要因(短信本文に明記されたもの):
- 工期延期による原価上昇、資材価格高騰、人件費高騰
- 案件の大型化・工期長期化による翌期以降への繰越増加(業績の期ずれリスク)
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文にある変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 会社は2027年3月期通期予想(売上16,000百万円、営業利益660百万円)で翌期以降繰越増を見込む。受注残高は確保しているが、工期繰越とコスト上昇が利益を圧迫する前提であり、進捗・コスト動向が達成可否の主要変数。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- 受注高は+6.9%だが、営業利益は▲36.4%と悪化。受注→売上への進捗と原価率の改善が鍵。
- ガイダンス前提条件(為替・原材料価格等)の妥当性:
- 為替や具体的な原材料価格前提の数値は短信に明示されていないため評価不能(前提記載なし)。
- その他の注視点:
- 工期遅延の解消見込み、主要案件の進捗スケジュール、材料費・人件費の動向、固定資産売却等の一時要因の再発有無。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無:短信にて2027年3月期の予想を提示(売上16,000百万円、営業利益660百万円、親会社株主帰属当期純利益560百万円)。修正の有無(今回発表が修正であるか)は短信内に過去予想との比較記載なしだが、当該予想を示している。
- 次期予想(2027年3月期):売上16,000百万円(前年比 ▲7.6%)、営業利益660百万円(前年比 ▲62.3%)、当期純利益560百万円(前年比 ▲63.1%)。
- 会社予想の前提条件:案件の大型化・工期長期化による翌期以降繰越増、物価上昇・人件費高騰、将来投資によるコスト増等を前提にしている旨の記載はあるが、為替や具体的な原材料価格前提数値は明示なし。
- 予想の信頼性:
- 会社は受注残高を確保していると説明しているが、過去期の工事進捗遅延やコスト上昇が直近業績に影響しているため、短期的には案件進捗・コスト管理が予想達成のポイント。
- リスク要因(短信記載分):
- 為替は言及が薄いが、原材料価格上昇、工期遅延、労務費高騰、案件の期ずれが業績に影響。
重要な注記
- 会計方針:
- 会計基準:日本基準を採用。会計方針の変更・見積り変更・修正再表示は無し。
- その他:
- 従業員向け株式交付信託制度を導入(信託口保有株式 421,100株、帳簿価額 492,687千円)。当該株式は自己株式として純資産に計上され、1株当たり純資産・EPS算定で控除対象に含めている旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6797 |
| 企業名 | 名古屋電機工業 |
| URL | https://www.nagoya-denki.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。
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