2026年6月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社が公表している通期予想に対する上方/下方修正は無し。第3四半期累計の業績は会社予想と整合的で、特段のサプライズはない(通期予想の修正:無)。
- 業績の方向性: 増収増益(売上高 59,694 百万円、前年同期比 +19.7%/営業利益 2,884 百万円、前年同期比 +23.0%)。
- 注目すべき変化: セグメント別ではマーケティング支援事業が売上高 +27.0%・営業利益 +26.2%と高成長。グローバル事業は売上高 +31.0% だが、香港旗艦店の開業費用等の影響で営業損失が拡大(営業損失 △327 百万円、前年同期 △70 百万円)。
- 今後の見通し: 通期業績予想(売上高 83,000 百万円、営業利益 3,800 百万円)は現時点で維持。第3四半期累計の進捗は売上で約71.9%、営業利益で約75.9%、純利益で約73.8%と比較的順調だが、グローバル事業の収益化進捗が通期達成の鍵。
- 投資家への示唆: 中期方針に基づく戦略投資(人材採用、システム投資、新規事業投資)を継続しており、短期的には投資負担が営業利益率を抑制する可能性あり。セグメント別の収益力とグローバル店舗の立ち上がりを注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社アイスタイル
- 主要事業分野: コスメ・美容に関するプラットフォーム運営(@cosme)、マーケティング支援(広告・データソリューション)、EC・店舗を含むリテール事業、海外(グローバル)事業、人材派遣・BtoC課金等のその他事業
- 代表者名: 代表取締役会長CEO 吉松 徹郎
- 報告概要:
- 提出日: 2026年5月8日
- 対象会計期間: 2026年6月期 第3四半期連結累計(2025年7月1日~2026年3月31日)
- セグメント:
- マーケティング支援事業: @cosmeを基盤とした広告ソリューション、データドリブンソリューション
- リテール事業: @cosme SHOPPING、@cosme STORE等のEC・店舗小売
- グローバル事業: 日本国外向けのEC・卸売、店舗、メディア等
- その他事業: 人材派遣、BtoC課金サービス、投資育成等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 102,661,967株(当第3四半期)
- 期末自己株式数: 2,632,769株(当第3四半期)
- 四半期累計平均株式数: 97,408,909株(当第3四半期累計)
- 今後の予定:
- 決算発表: 既に第3四半期短信提出(2026/5/8)
- 株主総会 / IRイベント: –(短信に明記なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ公表、以下は第3四半期累計実績に対する通期予想達成率)
- 売上高: 実績 59,694 百万円。通期予想 83,000 百万円に対する進捗率 71.9%。
- 営業利益: 実績 2,884 百万円。通期予想 3,800 百万円に対する進捗率 75.9%。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績 1,957 百万円。通期予想 2,650 百万円に対する進捗率 73.8%。
- サプライズの要因:
- 上振れ寄与: マーケティング支援事業およびリテール事業の拡大(特に大手・中堅ブランドとの取引拡大、EC/店舗連携による販促効果)。
- 下振れ要因: グローバル事業(香港旗艦店)のオープン関連費用(上期に計上 251 百万円)および当初計画下振れによる人件費等の吸収不足。
- 通期への影響: 会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗は概ね順調であるが、グローバル事業の収益化遅れが通期営業利益の下押しリスク。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社は四半期別の予想を開示していないため、同期間(第3四半期累計)に対する会社予想は未開示。よって売上・営業利益・純利益の対会社予想差分(絶対額・予想比率)の記載は省略。
財務指標
- 財務諸表要点:
- 売上高(第3四半期累計): 59,694 百万円(前年同期 49,885 百万円 / 前年同期比 +19.7%)
- 売上原価: 34,354 百万円(前年同期 28,307 百万円)
- 売上総利益: 25,340 百万円(前年同期 21,578 百万円)
- 販売費及び一般管理費: 22,457 百万円(前年同期 19,233 百万円)
- 営業利益: 2,884 百万円(前年同期 2,345 百万円 / 前年同期比 +23.0%)
- 経常利益: 3,025 百万円(前年同期 2,534 百万円 / 前年同期比 +19.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,957 百万円(前年同期 1,761 百万円 / 前年同期比 +11.1%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):
- 基本: 20.09 円(前年同期 22.32 円 / 前年同期比 ▲10.0%)
- 潜在株式調整後: 15.95 円(前年同期 14.99 円 / 前年同期比 +6.3%)
- 収益性指標:
- 営業利益率: 4.8%(営業利益 2,884 / 売上高 59,694)
- ROE: –(短信に明示なし)
- ROA: –(短信に明示なし)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計進捗)
- 売上高進捗率: 71.9%
- 営業利益進捗率: 75.9%
- 純利益進捗率: 73.8%
- 過去同期間の進捗率との比較: –(過去通期予想比の四半期別目標値等の記載なし)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信明記)。
- 現金及び預金: 8,576 百万円(前期末 7,224 百万円 / 増加額 +1,352 百万円)
- 減価償却費(当第3四半期累計): 1,682 百万円(前年同期 1,293 百万円)
- のれんの償却額: 157 百万円(前年同期 152 百万円)
- 財務安全性:
- 総資産: 39,145 百万円(前連結会計年度末 34,601 百万円 / 前期比 +13.1%)
- 純資産: 22,578 百万円(前連結会計年度末 17,007 百万円 / 前期比 +32.8%)
- 自己資本比率: 54.9%(前期 46.0%)(目安: 40%以上で安定 → 54.9%は安定水準)
- 負債合計: 16,567 百万円(前期 17,594 百万円 / 前期比 ▲5.8%)
- 流動比率等の記載: –(短信に明記なし)
- セグメント別(第3四半期累計)
- マーケティング支援事業: 売上高 8,968 百万円(前年同期比 +27.0%)、営業利益 2,606 百万円(前年同期比 +26.2%)
- リテール事業: 売上高 45,573 百万円(前年同期比 +17.9%)、営業利益 2,601 百万円(前年同期比 +21.0%)
- グローバル事業: 売上高 3,998 百万円(前年同期比 +31.0%)、営業損失 △327 百万円(前年同期 △70 百万円)
- その他事業: 売上高 1,155 百万円(前年同期比 +3.0%)、営業利益 63 百万円(前年同期比 ▲61.3%)
- 財務の解説:
- 流動資産の増加(現金・預金、商品、売掛金等の増加)が総資産増の主因。
- 純資産増は資本金・資本剰余金・利益剰余金の増加による(新株予約権行使等)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 新株予約権戻入益 1 百万円(当第3四半期累計)。
- 特別損失: その他 1 百万円(当第3四半期累計)。
- セグメント特有の一時的要因:
- グローバル事業: 香港旗艦店のオープン関連費用 251 百万円(上期計上)およびオープン後の売上が計画を下回ったことによる吸収不足が営業損失拡大の主因。
- その他事業: 既存BtoC課金サービス「BLOOMBOX」終了(2024年12月)や、2025年7月開始のサプリメント事業の先行費用が減益に影響。
- 継続性の判断: 香港旗艦店関連費用は開業期特有の費用であり、同店舗は来期以降の収益貢献を見込むと記載。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末): 0.00 円(2026年6月期)
- 期末配当(予想): 1.00 円(2026年6月期)
- 年間配当予想: 1.00 円(通期、修正無し)
- 配当利回り: –(株価情報の記載なし)
- 配当性向: –(通期予想純利益との計算は可能だが短信に明示なしのため明示は控える)
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載: –(短信に明記なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産の増加(期末比較): 固定資産合計が前期末比 +831 百万円増(有形固定資産 +514 百万円、ソフトウエア +590 百万円等)。
- 主な投資内容: 物流倉庫移転(リテールのサービスレベル向上目的)、システム投資等(短信本文の記述より)。
- 減価償却費: 1,682 百万円(当第3四半期累計)。
- 研究開発:
- R&D費用: 短信に明示なし(–)。
- 主なテーマ: データドリブンソリューション強化(データコンサルティング等の人材採用を明記)。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 短信に受注高・受注残の記載なし(–)。
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産): 7,951 百万円(前連結会計年度末 6,415 百万円 / 前期比 +24.0%)
- 在庫回転日数等: 短信に記載なし(–)
- 在庫の質: 短信に明細(仕掛品等の内訳)の記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別業績(当第3四半期累計)
- マーケティング支援事業: 売上高 8,968 百万円(前年同期比 +27.0%)、営業利益 2,606 百万円(前年同期比 +26.2%)。限界利益率の高いビジネスモデルで効率的に増益。
- リテール事業: 売上高 45,573 百万円(前年同期比 +17.9%)、営業利益 2,601 百万円(前年同期比 +21.0%)。ECの物流倉庫移転に伴う一時的機会損失はあるものの、新規顧客獲得や新店寄与で増収。
- グローバル事業: 売上高 3,998 百万円(前年同期比 +31.0%)、営業損失 △327 百万円(前年同期 △70 百万円)。中国越境EC回復と香港旗艦店寄与が売上を押し上げる一方で開業費用等で赤字幅拡大。
- その他事業: 売上高 1,155 百万円(前年同期比 +3.0%)、営業利益 63 百万円(前年同期比 ▲61.3%)。BLOOMBOX終了とサプリメント事業の先行投資が影響。
- 地域別売上: 国内/海外比率等の詳細は短信に数値記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2024年8月発表の中期事業方針に基づき、連結売上高1,000億円、連結営業利益80億円を目標に、リテール拡大→データをマーケティング支援でマネタイズする戦略を継続。
- 進捗状況: 当期は「戦略的投資の年」と位置づけ、人材採用やシステム投資、新規事業投資を拡大。第3四半期累計の売上・営業利益は増加しており中期目標への整合性は確認できるが、投資負担が短期的に営業利益率に影響。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信に同業他社との定量比較は記載なし(–)。
- 市場動向:
- 世界経済: 中東情勢の緊迫化や資源価格変動による先行き不透明感を指摘。
- 国内消費: 生活防衛意識や選別消費の強まりにより個人消費は足踏み。
- 化粧品業界: インバウンド回復は続くが購買単価や地域別需要には鈍化の兆し。為替変動・海外景気の不透明性が留意点。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- 香港旗艦店「@cosme HONG KONG」(2025年12月5日開業)によるグローバル売上拡大
- リテール(EC・店舗)とプラットフォーム連携による販促強化
- 中長期的な成長分野:
- データコンサルティング(マーケティング支援事業でのコンサルタント採用強化)を新たな収益柱化
- 中期方針に基づくリテール拡大 → マーケティング支援でのマネタイズ
- リスク要因(短信に明記されたもののみ):
- 中東情勢等の地政学リスクによる資源価格・サプライチェーン影響
- 生活者の節約志向・選別消費の強まりによる国内個人消費の弱含み
- インバウンド需要の地域差・為替変動・海外景気の先行き不透明
注視ポイント
(短信本文に記載のある変数のみから論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上 71.9%、営業利益 75.9%、純利益 73.8%と順調。ただしグローバル事業の損失幅拡大が残るため、グローバル部門の収益改善が通期達成の重要要因。
- 主要KPIの前期同期比トレンド: セグメント別ではマーケティング支援・リテールが高成長、グローバルは売上成長だが採算悪化、その他事業は収益性悪化(BLOOMBOX終了・先行費用)。
- ガイダンス前提条件の妥当性: 会社は通期予想を据え置き(営業利益は前年比 +20.1% を想定)で、投資増加を織り込んだ利益率は前期と同水準を見込む旨を記載。
- その他留意点: 香港旗艦店の立ち上がりパフォーマンス(売上計画との差)と、それに伴う費用吸収力。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無): 売上高 83,000 百万円(対前期 +20.7%)、営業利益 3,800 百万円(対前期 +20.1%)、経常利益 3,800 百万円(対前期 +14.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,650 百万円(対前期 +13.9%)。
- 次期予想: –(短信に記載なし)
- 会社予想の前提条件: 中期方針に基づく戦略的投資を継続しつつ国内事業のオーガニック成長とグローバル店舗(香港)寄与を見込む。為替等の具体数値前提は短信本文に詳細記載なし(参照: 添付資料4ページ)。
- 予想の信頼性: 会社は現時点で通期見通しの修正を行っていないが、グローバル事業の収益化進捗が鍵。
- リスク要因: 為替変動、インバウンド需要の地域差、地政学リスク、投資回収の遅れ等が業績に影響。
重要な注記
- 会計方針: 当第3四半期連結累計期間における会計方針の変更なし(短信明記)。
- 株主資本の変動: 当期に第9回/第26回新株予約権および第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の転換等により資本金・資本剰余金が増加(資本金 8,990 百万円、資本剰余金 4,132 百万円)。
- その他重要告知: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の記載等。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3660 |
| 企業名 | アイスタイル |
| URL | http://www.istyle.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。
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