2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(当該期の通期予想)が短信本文に明示されていないため、会社予想との達成率は「会社予想未開示」。市場予想との比較情報も本文に記載なし。
- 業績の方向性:増収増益(営業収益 1,644,762 百万円、前年同期比 +11.2%、営業利益 90,247 百万円、前年同期比 +2.7%、親会社株主に帰属する当期純利益 59,066 百万円、前年同期比 +1.6%)。
- 注目すべき変化:連結範囲の拡大(Morrison社などの連結化、名糖運輸の吸収合併等)により総資産が大幅増加(総資産 1,229,017 百万円、前年同期比 +? → +1,884,402 百万円の増加)。セグメントでは、ロジスティクス事業・グローバル物流事業で外部成長の寄与が大きい一方、グローバル物流の営業利益は大幅減少(営業利益 +62,78 百万円 → 1,37 百万円、前期比 ▲96.1%)。
- 今後の見通し:2027年3月期の通期予想は営業収益 1,740,000 百万円(前期比 +5.8%)、営業利益 97,000 百万円(前期比 +7.5%)で修正は発表されていない(現時点)。但し、グローバル物流事業における市況悪化等のリスクは明示。
- 投資家への示唆:2026年はM&Aによる規模拡大で売上を押し上げつつ、グローバル部門の利益改善が課題。配当は年間 53.00 円、連結配当性向 54.0%(還元は継続)。短期ではグローバル物流の収益改善(エクスポランカ等の立て直し)と、資本・キャッシュポジションの変化(短期借入の増加、自己株取得)を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:SGホールディングス株式会社
- 主要事業分野:デリバリー事業(宅配等)、ロジスティクス事業(国内3PL・低温物流等)、グローバル物流事業(フォワーディング、海外3PL等)、不動産事業
- 代表者名:代表取締役社長 松本 秀一
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月8日
- 対象会計期間:2025年4月1日〜2026年3月31日(通期、連結)
- 決算説明会資料:作成有、アナリスト向け決算説明会開催予定(2026年5月11日)
- セグメント:
- デリバリー事業:宅配便、TMS等(国内宅配・越境EC等を含む)
- ロジスティクス事業:倉庫・低温物流・流通加工・配送等
- グローバル物流事業:国際航空・海上輸送、国際宅配、通関等(2026年3月期より新設)
- 不動産事業:賃貸・管理・開発等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):640,394,400 株(2026年3月期)
- 期末自己株式数:43,661,197 株(2026年3月期)
- 期中平均株式数:601,661,833 株(2026年3月期)
- 時価総額:–(短信本文に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2026年6月24日(開催予定)
- 配当支払開始予定日:2026年6月8日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月10日
- 決算説明会:2026年5月11日(アナリスト・機関投資家向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想:当該期(2026年3月期)について短信本文に会社の期首予想(通期)が明示されていないため、会社予想との比較は「会社予想未開示」。よって達成率算出は省略。
- 市場予想:短信本文に市場予想の記載なし。
- サプライズの要因(本文記載に基づく主因):
- 増収の主因:取扱個数の増加(飛脚宅配便 1,324 百万個、前期比 +4.2%)、越境EC・低温物流の伸長、名糖運輸(吸収合併)やMorrison社の連結化等の連結範囲拡大。
- 利益変動の主因:人件費・外注費の上昇、取扱個数増による追加コスト(11月の想定以上の増加での車両・人員手配等)。グローバル物流では市況低迷(航空・海上運賃低下)で収益力悪化、のれん減損計上(シンガポール関連のれん 1,456 百万円)等。
- 特別損益:上海虹迪関連の出資持分譲渡損 3,170 百万円などの一時要因が営業外/特別項目に影響。
- 通期への影響:
- 2027年3月期の会社業績予想は提示済(営業収益 1,740,000 百万円、営業利益 97,000 百万円、当期純利益 60,000 百万円)。短信ではグローバル物流事業の市況不確実性を指摘しており、同事業の収益改善が予想達成の鍵と明示。現時点で予想修正は無し。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想が当期(2026年3月期)について未開示のため、売上・営業利益・純利益それぞれの「絶対額」「予想比率」は記載省略(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要数値、単位:百万円)
- 売上高(営業収益):1,644,762(前期 1,479,239、前年同期比 +11.2%)
- 営業利益:90,247(前期 87,847、前年同期比 +2.7%)
- 経常利益:91,782(前期 88,867、前年同期比 +3.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:59,066(前期 58,120、前年同期比 +1.6%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):98.17 円(前期 92.92 円、増加)
- 総資産:1,229,017(前期 1,040,615、増加)
- 純資産:548,672(前期 584,589、減少)
- 自己資本比率:44.4%(前期 55.8% → 変化 ▲11.3 ポイント。目安:40%以上で安定とされるため「安定水準」を維持も低下)
- 収益性指標
- 営業利益率:90,247 / 1,644,762 = 約 5.5%(短信値 5.5%)
- 経常利益率:91,782 / 1,644,762 = 約 5.6%(短信値 5.5%/経常利益率欄 5.5%)
- ROE:10.5%(短信記載。目安:8%以上良好、10%以上優良)
- ROA:約 4.8%(計算値:59,066 / 1,229,017 ≒ 4.8% → 目安 5%以上で良好のためやや低め)
- 進捗率分析(四半期決算向け項目のため当期は該当外)
- 通期予想に対する売上高進捗率:–(該当期間は通期決算のため該当外。但し参考として翌期予想との比較は下記「注視ポイント」参照)
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:124,824(前期 118,600、前期比 +5.2%)→ 営業CFは増加
- 投資CF:△216,758(前期 △164,727、投資支出増:連結子会社取得(Morrison等)1,338,64 百万円、有形固定資産取得 792,20 百万円等)
- 財務CF:65,765(前期 13,994、前期比 +369.9%、短期借入金の純増 201,899 百万円等)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):124,824 − 216,758 = △91,934 百万円(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:124,824 / 59,066 ≒ 2.1(目安 1.0以上で健全 → 良好)
- 現金及び現金同等物期末残高:92,896(前期 116,861、減少)
- 四半期推移(QoQ):
- 本短信は通期開示のため、直近四半期の詳細なQoQ変化はPDFの四半期注記に限定的記載。QoQ分析は省略(該当データは短信本文に限定的)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:44.4%(前期 55.8% → 低下。目安:40%以上で安定。現状は安定水準近辺だが低下が大きい)
- 流動資産 383,486、流動負債 445,272 → 流動比率 ≒ 86%(383,486 / 445,272 ≒ 0.86。目安 100% 以上が望ましいため短期流動性は一時的に圧迫)
- 負債合計:680,345(前期 456,026、増加。主因は短期借入金増加等)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は短信に比率未記載のため省略
- セグメント別(主要)
- デリバリー事業:営業収益 1,048,510(前期比 +4.5%)、営業利益 70,140(前期比 +2.6%)
- ロジスティクス事業:営業収益 202,798(前期比 +41.7%)、営業利益 6,278(前期比 +48.5%)
- グローバル物流事業:営業収益 321,596(前期比 +25.4%)、営業利益 137(前期比 ▲96.1%)
- 不動産事業:営業収益 15,434(前期比 ▲35.6%)、営業利益 10,374(前期比 ▲1.4%)
- その他:営業収益 56,421(前期比 +6.9%)、営業利益 2,637(前期比 +39.3%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:5,572 百万円(投資有価証券売却益 3,625 百万円、立退補償金 1,178 百万円等)
- 特別損失:5,545 百万円(関係会社株式売却損 3,170 百万円、減損損失合計 1,652 百万円等)
- 一時的要因の影響:特別益と特別損失がほぼ相殺され、税前利益への純影響は限定的。だが、グローバル事業でののれん減損(シンガポール関連のれん 1,456 百万円)等は事業の実勢を示す構造的な課題を示唆。
- 継続性の判断:関係会社売却損や立退補償金は一時的。のれん減損は今後の業績見通しに基づくため、継続的リスクはセグメントの回復次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 当期(2026年3月期):中間配当 26.00 円、期末配当 27.00 円、年間 53.00 円(配当金総額 32,044 百万円、連結配当性向 54.0%)
- 次期(2027年3月期 予想):中間 27.00 円、期末 27.00 円、年間 54.00 円(連結配当性向予想 54.1%)
- 配当利回り:–(株価情報が短信に記載されていないため算出不可)
- 配当性向:54.0%(当期、連結)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:累進配当を基本とし、自己株取得も機動的に実施。中期計画で3カ年累計総還元性向60%以上を目標。
設備投資・研究開発
- 設備投資(キャッシュベース、単位:百万円)
- 有形固定資産の取得による支出:79,220(前期 48,770、投資増加)
- 無形固定資産の取得による支出:4,673(前期 4,432)
- 合計(投資支出):約 83,893(前期 約 53,202、増加)
- 主な投資内容:Morrison社取得に伴う連結子会社株式取得(投資CFで大きく計上)や拠点投資、設備更新、マテハン投資等
- 減価償却費:47563 百万円(前期 40,129)
- 研究開発:R&D費用等の内訳金額は短信に明示なし(記載なし → –)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:短信本文に受注高・受注残等の定量的記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品等):当期 605(百万円)、前期 629(百万円)
- 在庫の質:詳細な内訳・回転日数等は短信に記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別状況(主要数値は上記財務指標参照、単位:百万円)
- デリバリー事業:売上 1,048,510(前期比 +4.5%)、営業利益 70,140(前期比 +2.6%)。取扱個数は全体で 1,360 百万個(前期 1,308、+4.0%)。越境EC・低温物流で伸長、平均単価は越境EC増加で低下したが営業利益率は維持。
- ロジスティクス事業:売上 202,798(前期比 +41.7%)、営業利益 6,278(前期比 +48.5%)— 名糖運輸(C&Fロジ)吸収合併の寄与と既存事業の適正料金収受。
- グローバル物流事業:売上 321,596(前期比 +25.4%)だが営業利益は 137(前期に比べ大幅減)。Morrison社の連結化で売上拡大も、エクスポランカの航空数量減少や運賃下落で採算悪化。
- 不動産事業:売上減少(▲35.6%)だが、保有不動産売却等で期内に特別利益計上。
- 地域別売上:地域別内訳は短信のセグメント表に一部記載ありが、主要地域別成長率の詳細は限定的(記載がある場合は上記セグメント数値が主)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「SGH Story 2027」の方針:トータルロジスティクス高度化とグローバル物流基盤拡大(①内外基盤拡大、②経営資源拡充、③持続可能経営)。
- 2026年の進捗:越境ECは個数目標を前倒しで達成、低温物流基盤(名糖/ヒューテック連結)を獲得した一方、グローバル物流はエクスポランカ側の遅れで計画未達部分あり。
- KPI達成状況:個別KPI(取扱個数等)は越境ECで前倒し達成と明記。その他KPIの定量的進捗は短信に限定的記載。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:短信は同業比較の定量データは提供していない(–)。
- 市場動向(本文明示のみ):国内は越境EC拡大で宅配需要は緩やか増加見込み。一方で大手EC事業者の自社配送網拡大や人件費上昇、2024年問題などで競争環境は厳しい。国際物流は米国の通商政策や中東情勢等で不確実性が高い。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている項目のみ)
- 短期的な成長分野:
- 越境ECの取扱拡大(デリバリー事業の個数増加)
- 低温物流(名糖運輸連結による低温/コールドチェーン)
- TMS(付加価値型ソリューション)の展開と提案営業強化
- 中長期的な成長分野:
- グローバル物流基盤拡大(Morrison社・エクスポランカの連携強化)
- トータルロジスティクス高度化(DX・R&D・マテハン投資等)
- 脱炭素・グループ脱炭素ビジョンに基づくESG対応(2050年カーボンニュートラル目標、見直し予定)
- リスク要因(短信本文で明記されたもののみ):
- 大手EC事業者による自社配送網拡大による競争激化
- 物価・人件費上昇によるコスト圧力
- 「2024年問題」(運転業務における時間外上限規制)への対応コスト
- 米国の通商政策・中東情勢など国際輸送市況の不確実性
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、PDF に記載のある変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性(2027年3月期予想との比較参考値)
- 売上高進捗率(2026実績 ÷ 2027会社予想):1,644,762 / 1,740,000 ≒ 94.6%
- 営業利益進捗率:90,247 / 97,000 ≒ 93.0%
- 当期純利益進捗率:59,066 / 60,000 ≒ 98.4%
- コメント:売上・利益ともに次期予想に対するベースは高いが、グローバル物流の収益改善が鍵(短信でも同旨を指摘)。
- 主要KPIのトレンド:
- 取扱個数(飛脚宅配便)は前年同期比 +4.2%(1,271 → 1,324 百万個)。越境ECが牽引。
- セグメント別はロジスティクスの売上急増だが、グローバル物流の営業利益は低迷(のれん減損含む)。
- ガイダンス前提条件の妥当性:短信は通商政策・為替・原料価格等の外部要因が継続的リスクである旨を明記。為替や運賃市況の改善が前提となる収益改善期待の実現性を注視。
- 財務面の注視点:短期借入金の大幅増加(短期借入金 204,787 百万円、前期 4,905)により一時的に流動性構造が変化。自己株式取得(約 74,999 百万円)も実施しており、資金配分と借入増加のバランスを確認。
今後の見通し
- 業績予想(会社発表)
- 2027年3月期(通期)予想:
- 営業収益 1,740,000 百万円(前期比 +5.8%)
- 営業利益 97,000 百万円(前期比 +7.5%)
- 経常利益 95,000 百万円(前期比 +3.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 60,000 百万円(前期比 +1.6%)
- セグメント別においてはグローバル物流の売上・利益増を見込むが、短期的な市況変動リスクを注記
- 予想の信頼性:短信では、グローバル物流の一部で中期計画に対する遅れが発生している点を明記しており、予想達成にはグローバル事業の改善が不可欠とされる。過去の予想達成傾向に関する定量的言及は短信に記載なし(–)。
- リスク要因(短信記載のもの):為替変動、原材料・燃料費・人件費上昇、通商政策・地政学リスク、競争環境の変化(大手ECの自社配送等)、中小事業者の構造変化等。
重要な注記
- 会計方針:会計基準の改正等による会計方針変更は「無」。会計上の見積りの変更・修正再表示も「無」。ただし、2026年3月期に企業結合に係る暫定的会計処理の確定を実施(Morrison取得の取得原価配分確定によりのれん金額を調整)。
- 連結範囲の変更:期中に新規連結 34 社、連結除外 14 社等の連結範囲の重要な変更あり(Morrison社の連結化、名糖運輸の吸収合併等)。
- その他:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外である旨明記。
(注)本文は短信(会社開示資料)に基づき整理しています。投資助言は行っておらず、数値は原資料の記載に従っています。情報不足・未記載の項目は「–」と表記しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9143 |
| 企業名 | SGホールディングス |
| URL | http://www.sg-hldgs.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.53)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。