2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期実績は会社の期初計画を上回る(売上高は計画比 +1.5%、営業利益は計画比 +19.5%、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比 +17.4%)。市場事前想定との比較は資料に明示なし。
- 業績の方向性:売上高 177,654 百万円(前年同期比 +8.8%)、営業利益 37,648 百万円(前年同期比 +21.0%)と増収増益。
- 注目すべき変化:受注高は167,956 百万円(前年同期比 +11.0%)で増加。ただし繰越受注残高は96,503 百万円(前年同期比 ▲8.8%)と減少。
- 今後の見通し:2027年3月期は売上高 200,000 百万円(前年比 +12.6%)・営業利益 40,000 百万円(前年比 +6.2%)を計画。大型先端半導体案件の受注を前提に成長を見込む。
- 投資家への示唆:業績・収益性は高水準(営業利益率 21.2%、ROE 21.5%)で安定的だが、繰越受注残高は減少しており、今後の受注獲得が次期計画達成の鍵。中東情勢等による原材料・輸送コスト上昇リスクに留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:オルガノ株式会社
- 主要事業分野:水処理エンジニアリング事業(プラント、ソリューション)および機能商品事業(水処理薬品、標準型機器・機能材、食品事業)
- 代表者名:代表取締役社長 山田 正幸
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月13日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期、連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 水処理エンジニアリング事業:純水・超純水製造設備、用水処理、排水処理、有価物回収、ソリューション(保守・運転管理等)
- 機能商品事業:水処理薬品、標準型機器・機能材、食品事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):46,359,700 株(2026年3月期)
- 時価総額:–(短信に明示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日:2026年6月26日
- 配当支払開始予定日:2026年6月29日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月25日
- 株式分割(重要な後発事象):2026年10月1日効力(1株→5株)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社期初計画との比較)
- 売上高:実績 177,654 百万円 / 期初計画 175,000 百万円 → 達成(計画比 +1.5%)
- 営業利益:実績 37,648 百万円 / 期初計画 31,500 百万円 → 上振れ(計画比 +19.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 28,401 百万円 / 期初計画 24,200 百万円 → 上振れ(計画比 +17.4%)
- サプライズの要因:
- 売上・利益ともに主に水処理エンジニアリング事業の大型プラント案件進捗と、利益率の高いソリューション事業の伸長により期初計画を上回った。
- 機能商品事業は売上は増加したが販管費増で営業利益は減少。
- 通期への影響:
- 期初計画に対して上振れ着地のため、通期見通し(2027年3月期)に対する基盤は強化されたが、繰越受注残高は前年より減少しており、次期計画達成は大型受注の獲得・進捗に依存。
- 対会社予想差分(期初計画比、会社資料に基づく)
- 売上高:+2,654 百万円(+1.5%)
- 営業利益:+6,148 百万円(+19.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:+4,201 百万円(+17.4%)
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 売上高:177,654 百万円(前年同期比 +8.8%)
- 売上原価:112,570 百万円
- 売上総利益:65,084 百万円
- 販売費及び一般管理費:27,435 百万円
- 営業利益:37,648 百万円(前年同期比 +21.0%)、営業利益率 21.2%(高水準)
- 経常利益:38,130 百万円(前年同期比 +20.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:28,401 百万円(前年同期比 +17.6%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):617.74 円(前年同期比 +17.7%)
- 収益性指標
- ROE:21.5%(目安:8%以上で良好 → 21.5% は非常に良好)
- ROA(当期純利益/総資産):約 12.6%(計算値、目安:5%以上で良好 → 良好)
- 営業利益率:21.2%(業界の高採算性を反映)
- 進捗率分析(四半期決算向け項目は四半期資料想定のため、当該四半期進捗は該当せず):
- (四半期進捗率は本短信が通期決算のため該当なし)
- キャッシュフロー
- 営業CF:13,099 百万円(前年同期比 ▲38.0%)
- 投資CF:△2,743 百万円(前年同期比 ▲28.8%、主に有形固定資産取得 2,072 百万円)
- 財務CF:3,118 百万円(前期は△20,821 百万円 → 前期との差額大きく改善。主に短期借入金の純増加 8,121 百万円、長期借入収入 6,900 百万円、配当支払 △8,467 百万円)
- フリーCF:営業CF – 投資CF = 13,099 – (△2,743) = 実質的には約 15,842 百万円(営業CF 13,099 と投資支出 2,743 の差で表現)
- 営業CF/純利益比率:13,099 / 28,401 ≒ 0.46(目安 1.0以上が健全 → 現時点は未達、但しリース投資資産増加等で一時的に低下)
- 現金同等物残高:31,055 百万円(期首 16,751 百万円、増加)
- 四半期推移(QoQ):四半期別数字は短信本文のページに詳細図表がないため記載省略
- 財務安全性
- 総資産:224,867 百万円(前年同期比 +15.7%)
- 純資産:142,962 百万円(前年同期比 +18.0%)
- 自己資本比率:63.6%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 流動負債:70,939 百万円、短期借入金が増加(18,877 → 28,402 百万円)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は短信に明示なし
- セグメント別(主要)
- 水処理エンジニアリング事業:売上高 151,961 百万円(前年同期比 +10.0%)、営業利益 34,339 百万円(前年同期比 +25.4%)
- 機能商品事業:売上高 25,693 百万円(前年同期比 +2.2%)、営業利益 3,309 百万円(前年同期比 ▲11.5%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計 195 百万円(投資有価証券売却益 150 百万円、関係会社株式売却益 40 百万円 等)
- 特別損失:合計 15 百万円(固定資産廃棄損等)
- 一時的要因の影響:特別項目は小額であり、業績の主要増益要因ではない(主たる増益は営業活動の拡大・利益率改善による)。
- 継続性の判断:特別利益は一時的と判断(売却益等)。継続的な利益には含めないべき。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:年間 160.00 円(中間 71.00、期末 89.00)
- 2026年3月期:年間 200.00 円(中間 95.00、期末 105.00)→ 前年比 +25.0%
- 2027年3月期(予想):株式分割を考慮した表示のため表記が特殊。分割考慮しない場合の通期配当想定 220 円(中間 110 円、期末 110 円)
- 配当性向(連結)2026年3月期:32.4%
- 純資産配当率:7.0%
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:株式分割(5分割)実施で投資単位引き下げ・流動性向上を図る。自己株式取得は小額(当期 △5 百万円の取得)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(連結):3,520 百万円(内訳セグメント含む)
- 減価償却費:1,981 百万円
- 主な投資内容:設備保有型サービスの建設投資等(短信記載)
- 研究開発:
- R&D費用:短信に金額明示なし(技術開発・知財戦略の推進は記載あり)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:
- 受注高:167,956 百万円(前年同期比 +11.0%)
- 受注残高(繰越受注残高):96,503 百万円(前年同期比 ▲8.8%)
- Book-to-Bill(受注高/売上高)= 167,956 / 177,654 ≒ 94.6%
- 在庫状況:
- 商品及び製品:8,552 百万円
- 仕掛品:5,386 百万円(前年 11,169 百万円)※大幅減少
- 在庫回転日数等の明示はなし
セグメント別情報
- 水処理エンジニアリング事業(主力)
- 受注高 141,685 百万円(前年同期比 +12.2%)
- 売上高 151,961 百万円(前年同期比 +10.0%)
- 営業利益 34,339 百万円(前年同期比 +25.4%)
- 成長ドライバー:先端半導体向け大型プロジェクト、設備保有型サービス、メンテナンス等のソリューション事業
- 機能商品事業
- 受注高 26,270 百万円(前年同期比 +5.3%)
- 売上高 25,693 百万円(前年同期比 +2.2%)
- 営業利益 3,309 百万円(前年同期比 ▲11.5%)
- 備考:電子産業向け薬品・機能材は好調、食品分野で低採算取引の整理を実施
- 地域別売上(当期)
- 日本 111,128 百万円、台湾 44,220 百万円、米国 9,710 百万円、中国 6,185 百万円、東南アジア 5,601 百万円、その他 808 百万円
- 主要顧客:Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.(売上高 44,818 百万円、主に水処理エンジニアリング事業)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信に中期数値目標の詳細は無しが、2027年3月期計画(売上 200,000 百万円、営業利益 40,000 百万円、ROE 20.0%)は中期成長のステップと整合。
- KPI達成状況:ROE 21.5%(当期)は高い達成度。ただし繰越受注残高は減少傾向で、次期の受注獲得がKPI達成に重要。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信明示分のみ):
- 電子産業分野:EV関連の減速で車載向けパワー半導体需要は低迷する一方、生成AI・データセンター向けの先端半導体需要は急拡大し、先端半導体の設備投資は高水準で推移。
- 一般産業・インフラ分野:メンテナンス需要等で堅調推移。
- 競合他社との比較:短信に具体的比較数値・社名の開示なし(--)。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ列挙)
- 短期的な成長分野:
- 先端半導体向け大型プラント案件(日本、台湾、米国)
- 設備保有型サービスの建設・拡大、ソリューション事業(メンテナンス等)
- 中長期的な成長分野:
- 海外展開強化(米国での現地エンジニアリング体制構築、インド拠点設立)
- 技術開発・知財戦略の推進
- リスク要因(短信に明記されたもののみ):
- 中東情勢等による石油化学製品の不足・値上げ(原材料・輸送コスト上昇)
- 受注時期のずれ込み(大型案件の受注時点変動)
注視ポイント
(短信本文に記載のある変数のみで論点)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 2027年3月期計画に対し当期は期末で終了したため四半期進捗率の適用外。ただし繰越受注残高は 96,503 百万円 → 2027年計画繰越受注残高目標 126,503 百万円(計画比 +31.1%)であり、次期は大型受注の獲得・受注時期の進捗が重要。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- 受注高:+11.0%(増加)、繰越受注残高:▲8.8%(減少)
- 営業利益率:21.2%(高水準を維持)
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 次期見通しは「日本・台湾・米国における先端半導体の大型案件受注」を前提としている。これら案件の獲得と進捗が前提であるため、受注環境の変化やプロジェクトの遅延が達成に影響。
- その他:
- キャッシュフローは現金残高が増加しているが(31,055 百万円)、営業CF/純利益比率は 0.46 と目安の 1.0 を下回っており、設備保有型サービス関連のリース投資資産増加等で一時的に営業CFが低下している点に注意。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2027年3月期(会社予想、連結):受注高 230,000 百万円(+36.9%)、売上高 200,000 百万円(+12.6%)、営業利益 40,000 百万円(+6.2%)、経常利益 40,000 百万円(+4.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 30,000 百万円(+5.6%)、ROE 20.0%
- 予想修正の有無:当短信時点で予想の修正はなし(期初計画を開示)。
- 会社予想の前提条件:主に先端半導体向け大型案件の受注・順調な進捗、設備保有型サービス・メンテナンス事業の拡大。為替等の具体前提は短信本文の添付資料(7ページ)に記載。
- 予想の信頼性:
- 当期は期初計画を上回って着地しており、利益率改善の実績がある一方、繰越受注残高が減少しているため、次期計画は大型受注の獲得に依存する点で到達リスクが存在。
- リスク要因(短信明示分):
- 地政学リスク(中東情勢)、原材料価格・供給の逼迫、受注時期のずれ込み
重要な注記
- 会計方針:会計基準の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示は無し。
- 連結範囲の変更:期中において連結子会社 PT Lautan Organo Water の株式一部譲渡により持分法適用関連会社へ変更(詳細は添付資料参照)。
- 重要な後発事象:株式分割(1株→5株、基準日 2026年9月30日、効力発生日 2026年10月1日)に伴う1株当たり情報の修正注記あり(配当・EPS等は分割考慮表示あり)。
- その他:本短信は監査対象外であり、将来の記述には不確定要素がある旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6368 |
| 企業名 | オルガノ |
| URL | http://www.organo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.54)」によって自動生成されました。
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