2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社側の通期予想に変更は無し(発表時点で「業績予想からの修正:無」)。第3四半期累計の実績は通期予想との整合性を保っているため、特段の上方/下方修正サプライズは無し。
- 業績の方向性: 売上高・営業利益・純利益ともに前年同期比で減少(増収減益ではなく減収減益)。売上高は▲5.3%、営業利益は▲13.0%、親会社株主に帰属する四半期純利益は▲12.3%(第3四半期累計、以下同)。
- 注目すべき変化: シール事業は販売増と価格転嫁等で増収増益(売上高 +0.5%、営業利益 +8.5%)、一方で電子部品事業は売上・利益とも大幅減(売上高 ▲10.5%、営業利益 ▲46.9%)が業績押下げ要因。包括利益は69,141百万円(+125.3%)と大幅増。
- 今後の見通し: 通期業績予想の修正は無し。ただし第4四半期にОA機器用ロール製品事業の株式譲渡に伴う特別損失を計上予定(既に譲渡完了)。通期達成の可否は第4四半期の特別損益と為替等の外部要因に依存。
- 投資家への示唆: セグメントではシール事業が安定した寄与を継続する一方、電子部品事業の回復・構造対応が鍵。特別損益(株式譲渡関連等)と為替の動向が短期パフォーマンスに影響。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: NOK株式会社
- 主要事業分野: シール事業(自動車・一般産業機械向けシール等)、電子部品事業(HDD、車載、スマートフォン向け等)、その他事業
- 代表者名: 代表取締役社長執行役員グループCEO 鶴 正雄
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月5日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- シール事業: 自動車向け等の油脂・流体封止用シール製品等
- 電子部品事業: HDD用部品、自動車・スマートフォン向け電子部品等
- その他事業: その他製品・サービス
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 165,702,690株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計): 163,323,746株
- 自己株式数(期末): 2,109,705株
- 今後の予定:
- 決算説明会: 決算補足説明資料作成あり(開示日: 2026年2月5日)、ただし決算説明会は無し
- IRイベント: 決算補足資料は同社ウェブサイトに掲載予定(2026年2月5日)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 第3四半期累計実績 557,719百万円(前年同期比 ▲5.3%)
- 会社予想(四半期累計): 会社予想未開示(通期予想は開示、下段参照)。よって四半期累計の達成率算出は省略。
- 営業利益: 第3四半期累計実績 27,111百万円(前年同期比 ▲13.0%)
- 会社予想(四半期累計): 会社予想未開示。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 25,374百万円(前年同期比 ▲12.3%)
- 会社予想(四半期累計): 会社予想未開示。
- サプライズの要因:
- 売上・営業利益の減少は主に電子部品事業の販売減、固定費増。円高が減収影響を与えた。
- 経常利益の減少幅が営業利益より小さいのは為替差益の増加など営業外収益の寄与。
- 純利益は前期に計上した退職給付制度改定益や投資有価証券売却益が減少したこと等が影響。
- 通期への影響:
- 2026年3月期通期予想(変更無): 売上高 726,900百万円(▲5.2%)、営業利益 32,900百万円(▲11.7%)、経常利益 45,100百万円(▲6.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 36,500百万円(+20.4%)。第3四半期累計の進捗は下記「財務指標」参照。第4四半期の特別損失計上(株式譲渡関連)や為替変動が着地に影響。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想が四半期累計で未開示のため、売上・営業利益・純利益それぞれの「絶対額」「予想比率」の差分計算は省略(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表の要点(主な項目、当第3四半期連結会計期間末 2025/12/31)
- 総資産: 960,388百万円(前期末 898,667百万円)
- 純資産: 666,250百万円(前期末 623,421百万円)
- 自己資本比率: 64.9%(前期末 64.4%) — 64.9%(安定水準)
- 現金及び預金: 125,362百万円(前期末 136,762百万円)
- 受取手形及び売掛金: 156,179百万円(増加)
- 棚卸資産: 121,398百万円(増加)
- 収益性(当第3四半期累計: 2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高: 557,719百万円(前年同期比 ▲5.3%)
- 営業利益: 27,111百万円(前年同期比 ▲13.0%)
- 営業利益率: 4.9%(=27,111 / 557,719)
- 経常利益: 40,367百万円(前年同期比 ▲2.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 25,374百万円(前年同期比 ▲12.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS、累計): 155.36円(前年同期 175.98円、前年同期比 ▲11.7%)
- 収益性指標(参考、累計ベース)
- ROE(簡易計算、累計純利益/自己資本): 約4.1%(25,374 ÷ 623,060) — 目安: 8%以上が良好のため、現状は低め(注: 累計期間ベースの単純計算。通期ベースでは変わる)。
- ROA(簡易): 約2.6%(25,374 ÷ 960,388)。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗、通期予想は変更無)
- 通期売上高進捗率: 557,719 / 726,900 = 76.7%(進捗は高め)
- 通期営業利益進捗率: 27,111 / 32,900 = 82.4%(順調)
- 通期純利益進捗率: 25,374 / 36,500 = 69.6%(やや遅れ)
- 過去同期間(前年第3Q)の進捗との比較: 売上・利益とも前年同期実績を下回る推移(前年同期売上 589,106百万円→本期557,719百万円)。
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成せず(注記あり)。減価償却費: 36,343百万円(当第3四半期累計、前年同期 35,025百万円)。
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期別売上・営業利益のQoQ変化は短信本文に明示的な四半期毎数値の比較が無いため記載省略(四半期連結損益計算書は累計表示)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 64.9%(安定水準: 40%以上が目安)
- 流動負債合計 200,138百万円、固定負債合計 94,000百万円 → 負債合計 294,138百万円
- 流動資産合計 439,129百万円 → 流動比率はおおむね良好(詳細は流動比率算出に必要な短期資産/負債の細目での精査が必要)。
- セグメント別:
- 詳細は「セグメント別情報」セクション参照。
- 財務の解説:
- 資産合計増加は主に棚卸資産・売掛金の増加、投資有価証券の時価上昇によるもの。純資産増加は当期純利益計上と評価差額の増加等による。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 当第3四半期累計では固定資産売却益 961百万円、投資有価証券売却益 984百万円(合計 特別利益 1,945百万円)。前期は退職給付制度改定益 4,119百万円を計上していた。
- 特別損失:
- 当第3四半期累計では固定資産売却損 1,170百万円、減損損失 1,045百万円、その他で合計 2,215百万円。電子部品事業での減損(1,045百万円)を計上。
- 一時的要因の影響:
- 前期に計上した退職給付制度改定益(4,119百万円)が今期は無く、これが純利益減少に影響。投資有価証券売却益も減少。
- 継続性の判断:
- 減損は事業特性に紐づくものとして一時性の側面があるが、電子部品事業の構造的要因確認が必要。第4四半期にОA機器用ロール製品事業の株式譲渡に伴う特別損失が計上される予定(短信本文に明記)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末): 65.00円(2026年3月期、前年は50.00円)
- 期末配当(予想): 65.00円(通期合計 130.00円、前期実績 105.00円)
- 配当予想の修正: 直近公表の配当予想から修正の有無:無
- 特別配当の有無: 無
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 減価償却費: 36,343百万円(当第3四半期累計、前年同期 35,025百万円)
- 研究開発:
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:
- 在庫状況:
- 棚卸資産: 121,398百万円(当第3Q末、前年同期比増加)
セグメント別情報
- セグメント別状況(当第3四半期累計: 2025/4/1–2025/12/31、単位: 百万円)
- シール事業: 売上高 274,320百万円(前年同期比 +0.5%)、セグメント利益 20,614百万円(前年同期比 +8.5%)
- 備考: 中国の非日系顧客向けや建設機械向け等が堅調。固定費増加はあるが価格転嫁や原材料費の改善で増益。
- 電子部品事業: 売上高 260,312百万円(前年同期比 ▲10.5%)、セグメント利益 5,468百万円(前年同期比 ▲46.9%)
- 備考: 自動車・スマートフォン向け販売の減少、外部購入部品代の減少等で売上減。減損損失 1,045百万円を計上。
- その他事業: 売上高 23,086百万円(前年同期比 ▲9.0%)、セグメント利益 991百万円(前年同期比 ▲47.7%)
競合状況や市場動向
- 市場動向: 電子部品事業では需要減(スマホ・車載等一部分野)で売上圧迫。シール事業は中国・建設機械向けで堅調と記載。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- シール事業: 中国の非日系顧客向け販売の堅調さ、建設機械向けの需要増
- 中長期的な成長分野:
- リスク要因(短信本文に明記されたもの):
- 為替変動(円高の減収影響が言及)
- 電子部品事業における販売減及び減損リスク
- 第4四半期に計上予定の特別損失(株式譲渡関連)
注視ポイント
(短信本文に記載のある変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 売上高進捗 76.7%、営業利益進捗 82.4%、純利益進捗 69.6%。営業利益は進捗良好だが純利益はやや遅れ。第4四半期の特別損失計上が最終着地に影響。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- シール事業は増収増益(+0.5%、+8.5%)、電子部品事業は減収減益(▲10.5%、▲46.9%)。これが全体の減益要因。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社は2025年11月公表の業績予想から修正無しと表明。短信は為替や特別損益の影響を注視するよう示唆している。
- その他論点:
- 第4四半期に計上予定の特別損失額の実額および電子部品事業の回復見通し(売上回復/費用構造改善)が重要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正: 無(2025年11月10日公表の予想から変更無し)。通期予想(2026年3月期通期): 売上高 726,900百万円(▲5.2%)、営業利益 32,900百万円(▲11.7%)、経常利益 45,100百万円(▲6.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 36,500百万円(+20.4%)、1株当たり当期純利益 223.47円。
- 会社予想の前提条件(為替等): 詳細は添付資料参照(短信本文は前提の詳細を別資料に委ねているので本文内の明示は限定的)。
- 予想の信頼性:
- 会社は予想の前提とリスクについて注記(将来見通しは変更の可能性あり)。過去の予想達成傾向に関する明示は無し。
- リスク要因:
- 為替、原材料価格、電子部品需要回復遅延、特別損失の発生等が業績に影響。
重要な注記
- 会計方針: 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示は「無」。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(注記あり)。
- その他: 第3四半期連結累計期間における自己株式の消却(2025年11月28日付、7,435,847株消却)により利益剰余金・自己株式に変動あり。独立監査人による期中レビュー実施済みで結論に重要な点は認められず。
(注)記載のない項目や短信本文に明示のない数値は「–」で省略しています。本文中の前年同期比は必ずパーセント表示としました(増減の符号付き表記)。本まとめは短信本文の記載に基づく整理であり、投資判断を行う際は元資料および補足開示を参照してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7240 |
| 企業名 | NOK |
| URL | http://www.nok.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.55)」によって自動生成されました。
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