2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の当期(2026年3月期)に対する事前「会社予想」は短信本文に明示されていません(会社予想未開示)。市場コンセンサスも本文中に記載なし。
  • 業績の方向性:売上高は減収、営業利益は減益、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は増益(増収増益ではないが最終利益は大幅増)。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する当期純利益が46,338百万円(前年同期比 +52.8%)と大幅増加。特別利益(主に投資有価証券売却益36,169百万円)が増加したことが寄与。
  • 今後の見通し:2027年3月期の会社計画は売上高756,600百万円(+2.5%)、営業利益350,000百万円(+6.1%)、経常利益483,000百万円(▲3.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益464,000百万円(+0.1%)。為替前提は155.00円/USD(前年150.09円/USD)。中東情勢リスクは予想に織り込んでいないと明記。
  • 投資家への示唆:最終利益の大幅増は一時的な投資有価証券売却益の寄与が大きい点に留意、基礎利益(営業利益)では減益であるため来期の業績トレンドは製品移管や固定費動向、為替前提の確認が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: NOK株式会社
    • 主要事業分野: シール製品の製造・販売(自動車向け中心)、電子部品製造・販売(メクテック中心)、ロール製品等のその他事業
    • 代表者名: 代表取締役社長執行役員グループCEO 鶴 正雄
    • 備考: 2026年10月1日付でイーグル工業株式会社と株式移転による共同持株会社設立により経営統合予定(短信に明記)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年5月13日
    • 対象会計期間: 2025年4月1日~2026年3月31日(連結・通期)
    • 決算補足説明資料: 作成有(同日ウェブ掲載)、決算説明会: 開催有
  • セグメント:
    • シール事業: 自動車・建設機械・一般産業機械向けシール等の製造販売
    • 電子部品事業: 電子機器向け電子部品等の製造販売(メクテック㈱中心)
    • その他事業: ロール製品、特殊潤滑剤等の製造販売(シンジーテック㈱、NOKクリューバー等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む): 160,903,090株(2026年3月期)
    • 期末自己株式数: 2,057,995株
    • 期中平均株式数: 162,684,246株
    • 時価総額: –(短信本文に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2026年6月25日
    • 配当支払開始予定日: 2026年6月26日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月22日
    • 決算説明会: 有(補足資料あり)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想: 会社側は当期(2026年3月期)に対する決算前の会社予想を短信本文で開示していません(会社予想未開示)。したがって達成率の算出は省略します。
    • 市場予想: 短信本文に記載なし(市場予想未提示)
  • サプライズの要因:
    • 経常利益・当期純利益が増加した主因は、為替差益の増加や投資有価証券売却益(36,169百万円)の増加。これに対し営業利益は売上高減少や固定費(人件費等)の悪化により減少。
    • ロール製品事業の譲渡に伴う関係会社株式売却損(9,376百万円)等も特別損失として計上。
  • 通期への影響:
    • 当期の最終増益は一時的要因(投資有価証券売却益)が大きいため、持続性は限定的と考えられる(短信本文の記載に基づく判断)。
    • 次期予想(2027年3月期)は為替前提155円/US$を織り込み、売上・営業利益の増加を見込むが、中東情勢等の外部リスクは織り込まず注視すると明記。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想が当期について短信本文に明示されていないため、売上・営業利益・純利益それぞれの「絶対額」と「予想比率」による差分表示は会社予想未開示のため省略します。

財務指標

  • 財務諸表要点(百万円)
    • 売上高: 738,434(前年 766,859 → 前年同期比 ▲3.7% / ▲28,425)
    • 営業利益: 32,990(前年 37,264 → 前年同期比 ▲11.5% / ▲4,274)
    • 経常利益: 49,835(前年 48,057 → 前年同期比 +3.7% / +1,778)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 46,338(前年 30,320 → 前年同期比 +52.8% / +16,018)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 284.84円(前年 184.81円 → 前年同期比 +54.2% / +100.03円)
  • 収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率): 7.7%(目安: 8%以上が良好 → やや未達)
    • ROA: 5.4%(目安: 5%以上で良好 → 達成)
    • 営業利益率: 4.5%(営業利益32,990 / 売上738,434)
  • 進捗率分析(四半期決算の場合)
    • 当該決算は通期(期末)発表のため四半期進捗率分析は該当なし(–)。
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業活動によるCF: 68,156(前年 91,594 → 前年同期比 ▲25.6%)
    • 投資活動によるCF: △10,259(前年 △43,183 → 前年同期比 ▲76.2%(投資支出の縮小))
    • 財務活動によるCF: △47,078(前年 △48,162 → 前年同期比 +2.2%(支出縮小))
    • フリーCF(会社資料の算式に基づく表示: 営業CF – 投資CF): 78,415百万円(計算: 68,156 – (△10,259) = 78,415、注: 投資CFはマイナス表示のため差引効果あり)
    • (注)一般的なフリーCF(営業CF+投資CF)だと 68,156 + (△10,259) = 57,897百万円。短信の表示方法に留意のこと。
    • 営業CF/当期純利益比率: 営業CF68,156 / 当期純利益50,988(税引前ベース)等、短信では営業CF/純利益比率の単独値は明記なし。営業CFは純利益を上回る(健全)。
    • 現金及び現金同等物期末残高: 156,706(前年 136,149 → +20,556)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 短信は通期開示のため、直近四半期の詳細推移は第4四半期の取り扱い(ロール製品譲渡)記載で部分開示。季節性の詳細は記載なし。
  • 財務安全性
    • 総資産: 951,650百万円、純資産: 670,270百万円、自己資本比率: 65.7%(安定水準:目安40%以上を上回る)
    • 有利子負債(貸借対照表該当項目より): 短期借入金48,169、長期借入金14,364(合計借入金は表上約62,533百万円、詳細は注記参照)
    • キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 1.2年(短信のトレンド表記)
    • インタレスト・カバレッジ・レシオ: 25.9倍
  • 効率性・在庫
    • 棚卸関連: 商品及び製品45,206、仕掛品43,635、原材料及び貯蔵品28,345(いずれも百万円)。在庫回転日の記載はなし。
  • セグメント別(百万円、前年同期比は下段で%表記)
    • シール事業: 売上高 367,397(+1.3%)、セグメント利益 27,860(+6.3%)
    • 電子部品事業: 売上高 345,109(▲7.0%)、セグメント利益 3,967(▲55.6%)
    • その他事業: 売上高 25,926(▲21.8%)、セグメント利益 1,137(▲46.6%)
    • セグメント資産合計: 793,896(連結ベース 951,650)
  • 財務の解説(短信本文に基づく要旨)
    • 総資産は主に現金・預金、棚卸資産、退職給付に係る資産の増加で増加。純資産は為替換算調整勘定の増加と当期純利益の計上により増加し自己資本比率は65.7%に上昇。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当期):
    • 投資有価証券売却益: 36,169百万円(主因)
    • 固定資産売却益: 997百万円
    • 合計 特別利益: 37,167百万円
  • 特別損失(当期):
    • 関係会社株式売却損: 9,376百万円(ロール製品事業譲渡関連)
    • 棚卸資産処分損: 1,557百万円
    • 減損損失等合計: 14,252百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益総額37,167と特別損失14,252の差額(差引約+22,915百万円)が税引前当期純利益を押し上げている。最終利益増加の主因は投資有価証券売却益であり、継続性は限定的。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却益は一時的要因であり、同規模の利益が継続的に発生する保証はない(短信中にも将来の再現性は示されていない)。

配当

  • 配当実績と予想(円/株)
    • 2025年3月期(実績): 中間 50.00・期末 55.00・年間 105.00(配当金総額 17,494百万円、配当性向 56.8%)
    • 2026年3月期(実績): 中間 65.00・期末 65.00・年間 130.00(配当金総額 21,229百万円、配当性向 45.6%)
    • 2027年3月期(予想): 中間 70.00・期末 70.00・年間 140.00(配当性向予想 49.1%)
  • 配当の増減: 年間配当は105.00→130.00で +23.8%(+25円/株)
  • 配当性向: 2026年は連結で45.6%(前年56.8%→低下)。会社は株主還元を継続する姿勢(配当・自社株取得の実績)。
  • 特別配当の有無: なし(短信に特別配当の記載なし)
  • 株主還元方針: 自己株式取得や将来の配当方針についての基本方針は言及あり。今後の持株会社設立後の配当方針は改めて発表予定。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(当期): 48,405百万円(前期 52,399百万円)
    • 主な投資内容: 有形固定資産の取得(詳細項目は短信の注記参照。具体プロジェクトは摘要なし)
    • 減価償却費: 49,047百万円(前年 46,943)
  • 研究開発:
    • R&D費用: 短信本文に明示的なR&D費用の金額記載なし(–)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況: 短信本文に受注高・受注残高の数値記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・仕掛・原材料等)合計: 商品及び製品45,206、仕掛品43,635、原材料28,345(百万円)
    • 在庫回転日数: 短信に記載なし(–)
    • 在庫の質: 内訳は上記の通り。ロール製品事業の譲渡により当第4四半期期首を譲渡完了とみなしているため、当該事業は第3四半期までの実績を計上。

セグメント別情報

  • 各セグメント(百万円・前年同期比)
    • シール事業: 売上高 367,397(+1.3%)、セグメント利益 27,860(+6.3%)
    • 自動車向けは国内生産台数の減少を受けつつ、中国での非日系顧客向け拡販やタイ市場回復で販売増。原材料費低下や価格転嫁で営業増益。
    • 電子部品事業: 売上高 345,109(▲7.0%)、セグメント利益 3,967(▲55.6%)
    • 為替影響や外部購入部品代の増加、主要用途(車載バッテリー以外)の減少で売上・利益ともに悪化。減価償却・人件費等固定費の悪化も影響。
    • その他事業: 売上高 25,926(▲21.8%)、セグメント利益 1,137(▲46.6%)
    • ロール製品事業は第4四半期期首を譲渡済とみなし、第3Q累計までの実績を計上。譲渡影響で減収減益。
  • 地域別売上: 国内/海外比や為替影響の定量的内訳は短信に限定的記載(概況は記載あり)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 短信での中期計画の詳細数値は記載なし(ただし持株会社設立による経営統合は中長期戦略上の重要イベント)。
  • KPI達成状況: 短信本文に明示された個別KPIの進捗データは限定的(セグメント別利益等により評価)。

競合状況や市場動向

  • 競合比較: 短信本文には同業他社との比較データは記載なし(–)。
  • 市場動向:
    • シール事業は中国市場での非日系顧客向け拡販やタイでの需要回復が寄与。
    • 電子部品事業はスマートフォン・HDD向けに増加見込みだが、自動車(バッテリー以外)の需要減速の影響あり。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている内容のみ)

  • 短期的な成長分野:
    • シール事業: 中国での非日系顧客向け販売拡大、タイ市場の回復
    • 電子部品事業: スマートフォン向け・ハードディスクドライブ向けの需要増(来期見込み)
  • 中長期的な成長分野:
    • 2026年10月1日付でのイーグル工業との共同持株会社設立による経営統合(中長期の事業シナジー創出が焦点)
    • 他セグメントへの製品移管等の構造改革(短信で移管の影響を明記)
  • リスク要因(短信本文に記載のもののみ):
    • 緊迫する中東情勢が事業に影響を与える可能性(ただし次期予想には織り込まず、状況を注視すると表明)
    • 為替変動(会社が為替前提を明示:155円/US$)

注視ポイント

(次四半期に向けた論点、短信記載の変数のみを使用)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 直近決算は通期決算のため四半期進捗は該当しないが、会社は次期(2027年3月期)売上756,600・営業利益350,000を計画。為替前提155円/US$や製品移管の影響、賃上げ等固定費上昇を前提に増収増益を見込んでいる点を次四半期以降で確認する必要あり。
  • 主要KPIのトレンド:
    • セグメント別動向(シールは増収増益、電子部品は減収・大幅減益)が継続するか。特に電子部品の車載バッテリー以外の需要動向。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 為替前提155円/US$(前年実績150.09)を据え置いた前提が達成されるか。為替が異なる場合、営業・経常に与える影響を再評価する必要あり。
  • その他:
    • ロール製品事業譲渡の影響(連結からの除外効果)と、共同持株会社設立による連結構造変化(2026/10/01予定)の影響(配当・業績予想の再設定)が次四半期以降の重要論点。

今後の見通し

  • 業績予想(会社発表)
    • 2027年3月期(連結・会社算定、単独体組織前提):
    • 売上高: 756,600百万円(前年同期比 +2.5%)
    • 営業利益: 35,000百万円(前年同期比 +6.1%)
    • 経常利益: 48,300百万円(前年同期比 ▲3.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 46,400百万円(前年同期比 +0.1%)
    • 予想前提の為替レート: 155.00円/米ドル
    • 予想修正の有無: 現時点での修正はなし。中東情勢等の不確実要因は織り込んでいない。
  • 予想の信頼性:
    • 短信中に過去の予想達成傾向に関する定量的な記載はない(保守的/中立/楽観的の判断材料は短信内では限定的)。
  • リスク要因(短信記載のもの)
    • 為替変動、中東情勢、原材料価格、製品移管による収益構造変化、賃上げ等の固定費増。

重要な注記

  • 会計方針: 会計基準の改正等による会計方針の変更はなし。会計上の見積り変更、修正再表示もなし(短信注記)。
  • 連結範囲の変更: 当連結会計年度の第4四半期連結会計期間の期首をみなし、ロール製品事業を行っていたシンジーテック㈱ほか7社を譲渡(連結範囲の重要な変更あり)。これにより当該事業は第3四半期連結累計期間までの業績を計上。
  • 継続企業の前提: 該当事項なし(短信参照)。
  • その他重要告知:
    • 2026年10月1日付でイーグル工業㈱と株式移転により共同持株会社設立で経営統合予定(短信に明記)。配当・業績予想は現行組織ベースで算定しており、持株会社後は改めて発表予定。

(注)本要約は提供された決算短信(2026年5月13日付、NOK株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))の本文に記載された数値・記述に基づいて整理したものであり、投資助言を行うものではありません。数値は原資料の単位(百万円)に準拠して記載しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7240
企業名 NOK
URL http://www.nok.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.55)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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