2026年12月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社が第1四半期の個別ガイダンスは開示していないため「会社予想との乖離」は算出不可。ただし、5月13日付で上期(第2四半期累計)業績予想の修正を公表(修正有)。
- 業績の方向性: 売上収益は減収(▲4.1%)だが、コア営業利益・営業利益・四半期利益はいずれも大幅増(減収増益)。
- 注目すべき変化: コア営業利益が336.16億円で前年同期比 +126.4% と大幅改善。半導体・電子材料セグメントの寄与が大きい一方、クラサスケミカルは定期修繕で売上・利益が大幅減。
- 今後の見通し: 通期業績予想の修正は実施(5/13公表)。第1四半期の進捗は通期に対して概ね順調(下記「進捗率分析」参照)だが、上期見通しを修正しており注視が必要。
- 投資家への示唆: 半導体関連の利益改善が顕著で、セグメント間の景況差と一時要因(クラサスの定期修繕、退職給付制度改定に伴う損失計上、事業譲渡等)を切り分けて見る必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社レゾナック・ホールディングス
- 主要事業分野: 半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル、クラサスケミカル(石油化学)等の製造・販売
- 代表者名: 代表取締役社長 高橋 秀仁
- 報告概要:
- 提出日: 2026年5月13日
- 対象会計期間: 2026年1月1日~2026年3月31日(第1四半期、連結、IFRS)
- セグメント:
- 半導体・電子材料(半導体前工程材料、後工程材料、デバイスソリューション)
- モビリティ(樹脂成形品など)
- イノベーション材料(樹脂材料、コーティング、セラミックス等)
- ケミカル(化学品、産業ガス、グラファイト)
- クラサスケミカル(石油化学)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 184,901,292株
- 期中平均株式数(四半期累計): 180,983,121株
- 今後の予定:
- 決算説明会: 実施(証券アナリスト・機関投資家向け、補足資料あり)
- 株主総会 / IRイベント: –(短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 第1四半期実績 307,892 百万円。会社の第1四半期想定は未開示 → 「会社予想未開示」
- 営業利益: 第1四半期実績 22,144 百万円。会社予想未開示
- 純利益(親会社帰属): 第1四半期実績 15,283 百万円。会社予想未開示
- サプライズの要因:
- プラス要因: 半導体・電子材料を中心に販売数量増や市況回復でコア営業利益大幅増。
- マイナス/一時要因: クラサスケミカルの4年に一度の大型定期修繕による売上減、退職給付制度改定に伴う損失計上等により「その他の費用」が増加。
- 事業譲渡影響: Fiamm Energy Technology S.p.A.事業譲渡の影響が「その他」で発生。さらに連結子会社の自動車成形部材事業を2026/4/1に譲渡(重要な後発事象)。
- 通期への影響:
- 5月13日付で上期(第2四半期累計)業績予想の修正を公表(修正有)。第1四半期は通期に対する進捗としては一定の寄与(下記「進捗率分析」参照)だが、クラサスの定期修繕や退職給付関連の特殊要因の影響を精査する必要あり。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想未開示(第1四半期) のため差分計算は省略。
財務指標
- 財務諸表要点(単位: 百万円)
- 売上収益: 307,892(前年同期 321,122、増減 ▲13,230、▲4.1%)
- コア営業利益: 33,616(前年同期 14,848、増加 +18,768、+126.4%)
- 営業利益: 22,144(前年同期 13,982、増加 +8,162、+58.4%)
- 税引前四半期利益: 22,600(前年同期 12,504、+80.7%)
- 四半期利益(親会社帰属): 15,283(前年同期 8,754、+74.6%)
- 基本EPS: 84.44円(前年同期 48.44円、+74.4%)
- 収益性指標:
- 営業利益率: 22,144 / 307,892 = 7.2%(参考: 業種平均は業種により差異あり)
- コア営業利益率: 33,616 / 307,892 = 10.9%
- ROE(簡易、四半期年率換算): 年率換算純利益(15,283×4)/ 親会社所有者帰属持分 710,022 ≒ 8.6%(目安: 8%以上で良好)※Q1を単純年率化した目安値
- ROA(簡易、四半期年率換算): 年率換算純利益 / 総資産 2,109,304 ≒ 2.9%(目安: 5%以上で良好)※同上
- 進捗率分析:
- 通期(予想)売上に対する進捗: 307,892 / 1,310,000 = 23.5%
- 上期(第2四半期累計)売上に対する進捗: 307,892 / 660,000 = 46.6%
- 通期営業利益進捗: 22,144 / 105,000 = 21.1%
- 上期営業利益進捗: 22,144 / 57,000 = 38.8%(H1見通しに対して高い進捗)
- 通期親会社帰属当期利益進捗: 15,283 / 77,000 = 19.8%
- 上期親会社帰属当期利益進捗: 15,283 / 38,000 = 40.2%(上期見通しに対し進捗良)
- 総括: 上期見通しに対する進捗は良好。ただしクラサス等一時要因の季節性がある点を考慮。
- キャッシュフロー:
- 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)。
- 現金及び現金同等物: 281,904(2026/3末) ← 261,971(2025/12末)、増加 +19,933 百万円
- 減価償却費: 22,600 百万円(第1四半期)
- 営業CF / 純利益比率: 営業CF未開示のため算出不可
- 四半期推移(QoQ):
- 前四半期(通期末)比較は資料にQoQ比率の明示なし。第1四半期は季節性・定期修繕の影響がセグメント間で異なる。
- 財務安全性:
- 総資産: 2,109,304 百万円(2026/3末)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に類似): 33.7%(前期末 33.2%) — 目安: 40% 以上で安定。現状は中程度。
- 有利子負債残高(参考): 9,633 億円(2026/3末、資料の参考数値) → 負債構成は要監視
- 効率性: 総資産回転率等の詳細は開示なし(売上/総資産 ≒ 0.146(1年換算では参考))。
特別損益・一時的要因
- 特別損益等(第1四半期注記より):
- その他の費用が増加: △13,169 百万円(前年同期 △7,771 百万円) — 主因に退職給付制度改定に伴う損失計上等
- その他の収益減少: 1,895 百万円(前年同期 6,993 百万円) — 事業譲渡関連等の影響
- 一時的要因の影響:
- これら一時要因を除いた「コア営業利益」は大幅増で、実業績の改善はセグメントベースで確認できる。
- 継続性の判断:
- 退職給付関連の損失やクラサスの定期修繕は一時的要因と判断されるが、クラサスの大型修繕は周期的に発生(4年に1度)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(期末): 0.00 円(予定)
- 期末配当(予想): 65.00 円
- 年間配当予想: 65.00 円(修正なし)
- 配当利回り: –(株価が未提示のため算出不可)
- 配当性向: –(通期予想純利益に対する配当性向算出は可能だが短信に明示なし)
- 特別配当: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載はなし
設備投資・研究開発
- 設備投資額: –(短信に第1四半期の設備投資額の明示なし)
- 減価償却費: 22,600 百万円(第1四半期)
- 研究開発費(R&D): –(明示なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: –(短信に受注高・受注残高の明示なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(期末): 216,527 百万円(前期末 206,058 百万円、増加 +10,469 百万円)
- 在庫回転日数等: –(明示なし)
セグメント別情報
(数値は第1四半期、単位: 百万円 / YoYは一桁小数かつ符号付きで表記)
- 半導体・電子材料:
- 売上収益: 134,662(+21.1%)
- コア営業利益: 33,997(+73.7%)
- コメント: 半導体前工程・後工程ともにAI向けなど先端用途で販売数量増。デバイスソリューションは一部在庫調整で横ばい。
- モビリティ:
- 売上収益: 47,302(+0.9%)
- コア営業利益: 2,923(+159.4%)
- コメント: タイの自動車市場回復などで増収増益。
- イノベーション材料:
- 売上収益: 22,734(+3.4%)
- コア営業利益: 2,440(+14.0%)
- コメント: 製品群ごとの濃淡はあるが概ね堅調。
- ケミカル:
- 売上収益: 40,835(+8.3%)
- コア営業利益: △1,596(前年同期 △6,274 → 赤字縮小)
- コメント: 価格改定や黒鉛電極の回復で増収、構造改革で赤字縮小。
- クラサスケミカル:
- 売上収益: 51,711(▲34.3%)
- コア営業利益: △539(前年同期 831 → 赤字化)
- コメント: 4年に一度の大型定期修繕の影響で減収減益。
- その他 / 調整:
- 「その他」にFiamm事業譲渡の影響等あり。全社費用計上等で調整額存在。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短期短信に中期計画の進捗評価の明示なし。ただし半導体領域での業績改善は中期成長シナリオに整合。
- KPI達成状況: 開示KPIは四半期短信に限定的。コア営業利益改善はKPI的にポジティブ。
競合状況や市場動向
- 競合比較: 同業他社との定量比較データは短信に記載なし。半導体材料の需要回復トレンドは業界共通の追い風。
- 市場動向: 半導体AI向け需要の堅調さが寄与。国内外の景況感は緩やか回復。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示された事項のみ)
- 短期的な成長分野:
- 半導体・電子材料(AI等先端用途)の販売数量増
- 中長期的な成長分野:
- 半導体材料、デバイスソリューション(SiCエピ等)
- リスク要因(短信明記のみ):
- 世界的な政治・経済情勢、需給変動、為替、原材料市況、定期修繕の周期影響、法令等(短信で一般例示)
注視ポイント(次四半期に向けた論点)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 第1四半期は上期見通しに対する進捗が良好(売上 46.6%/上期、営業利益 38.8%/上期、親会社利益 40.2%/上期)。ただし上期予想は5/13に修正されており、修正前提の妥当性を確認する必要あり。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- コア営業利益は大幅改善(+126.4%)でトレンド改善。ただし一部セグメント(クラサス)の季節的・定期要因は分離して評価すべき。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 5/13の上期業績予想修正の前提(為替・市況等)は別途公表の「上期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照のこと(短信本文で詳細前提の完全開示は参照指示)。
- その他注視点:
- 退職給付制度改定に伴う追加影響、4/1実施の自動車成形部材事業譲渡の連結への影響(現在精査中)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年12月期、会社発表):
- 売上収益: 1,310,000 百万円(▲2.8%)
- コア営業利益: 140,000 百万円(+28.3%)
- 営業利益: 105,000 百万円(+125.0%)
- 税引前当期利益: 103,000 百万円(+128.7%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 77,000 百万円(+165.2%)
- 上期(第2四半期累計)見通し(修正後):
- 売上収益: 660,000 百万円(+2.8%)
- コア営業利益: 74,000 百万円(+113.9%)
- 営業利益: 57,000 百万円(+74.8%)
- 親会社帰属当期利益: 38,000 百万円(+93.3%)
- 修正の有無: 直近公表の業績予想から修正有(5月13日)
- 予想の信頼性:
- 第1四半期の実績は上期見通しに対し比較的順調な進捗を示すが、一時要因や事業譲渡の連結影響を反映するため、修正後前提の妥当性を確認する必要あり。
- リスク要因(短信明示分):
- 為替変動、原材料価格、市況変動、地政学リスク、大型定期修繕の周期性、事業譲渡の影響等
重要な注記
- 会計方針: IFRS適用。会計方針の変更は「無(当四半期における会計方針の変更なし)」
- その他重要告知:
- 監査法人による期中レビュー報告書あり(有限責任あずさ監査法人)。要約四半期連結財務諸表はレビュー済で重大な問題は報告されていない。
- 重要な後発事象: 2026年4月1日に連結子会社の自動車成形部材事業を森六株式会社に譲渡。該当事業の資産・負債は期末に「売却目的で保有する資産/負債」として区分。譲渡の連結財務諸表への影響は現在精査中。
(注)不明な項目は — と表記しています。本文の数値は短信(2026/5/13公表)を基に作成。四半期の割合・年率化は簡易試算であり、将来の業績を保証するものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4004 |
| 企業名 | レゾナック・ホールディングス |
| URL | https://www.resonac.com/jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.60)」によって自動生成されました。
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