2026年5月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期予想の修正は無し。第2四半期・中間実績は通期予想に対して順調に進捗(想定を上回る進捗)しており、決算説明会資料も作成・開催予定。
- 業績の方向性: 増収増益(売上高 +26.5%、調整後営業利益 +265.2%、親会社株主に帰属する中間純利益 +512.4%)。
- 注目すべき変化: 調整後営業利益の大幅改善(前年同期比 +265.2%)により営業利益・経常利益が大幅増。Eight事業・Bill Oneの高成長が寄与。
- 今後の見通し: 通期予想(売上高 52,707~54,003 百万円、調整後営業利益 6,851~8,640 百万円)は据え置き。上期で投下予定の一部費用が下期にずれ込む影響で、利益の上期偏在は想定と異なるが通期見通しは維持。
- 投資家への示唆: ストック型ビジネスの堅調な拡大と販管費効率化で上期でも比較的高い進捗を示している点を注視。第3四半期以降に予定する投資(成長投資)と下期業績への影響を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: Sansan株式会社
- 主要事業分野: 企業向けクラウドソフトウェア(ビジネスデータベース「Sansan」、経理AXサービス「Bill One」、契約管理「Contract One」、名刺アプリ「Eight」等)
- 代表者名: 代表取締役/CEO 寺田 親弘
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月14日
- 対象会計期間: 2026年5月期 第2四半期(中間期:2025年6月1日~2025年11月30日)連結
- セグメント:
- Sansan/Bill One事業: 法人向け名刺管理「Sansan」、経理AX「Bill One」、取引管理「Contract One」等
- Eight事業: 名刺アプリ「Eight」(BtoC、BtoBの有料サービス等)
- その他: 子会社事業等(ナインアウト等)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 126,659,468株(2026年5月期中間期)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日: 2026年1月14日
- 決算説明会: 有(機関投資家・証券アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する中間進捗として表記)
- 売上高: 当中間期 25,381 百万円。通期予想 52,707~54,003 百万円に対する進捗率は
- 対下限 52,707:48.2%
- 対上限 54,003:47.0%
- 調整後営業利益: 当中間期 3,024 百万円。通期予想 6,851~8,640 百万円に対する進捗率は
- 対下限 6,851:44.1%
- 対上限 8,640:35.0%
- 純利益(親会社株主に帰属する中間純利益): 会社は純利益の通期予想を開示していないため「会社予想未開示」。
- サプライズの要因:
- 売上の堅調な伸長(Sansan/Bill One/Eightの増収)、売上総利益率の改善、人件費率・広告宣伝費率の低下、前年に発生した本社移転関連費用の非発生等により調整後営業利益が想定を上回る進捗。
- 通期への影響:
- 会社は通期見通しを据え置き。上期の利益進捗は期初想定(上期25%:下期75%の構成)を上回るが、未使用の投下予定費用は第3四半期以降に投下予定であり、通期見通し修正は無し。
- 対会社予想差分(売上・調整後営業利益):
- 売上高: 会社側に中間期目標の明示は無く、差分は「通期進捗率」として上記に記載
- 調整後営業利益: 同上(会社は通期予想を開示しているが、中間期目標の開示は無いため、差分は進捗率で提示)
- 純利益: 会社予想未開示(差分計算省略)
財務指標
- 財務諸表要点:
- 資産合計: 44,394 百万円(前期末 47,984 百万円、前期末比 ▲3,590 百万円)
- 負債合計: 27,595 百万円(前期末 31,943 百万円、前期末比 ▲4,347 百万円)
- 純資産合計: 16,798 百万円(前期末 16,040 百万円、前期末比 +757 百万円)
- 現金及び現金同等物: 28,076 百万円(中間期末)
- 収益性:
- 売上高: 25,381 百万円(前年同期比 +26.5%)
- 売上総利益: 22,348 百万円(前年同期比 +28.9%)
- 営業利益: 2,912 百万円(前年同期 183 百万円、前年同期比 +1491.5%)
- 調整後営業利益: 3,024 百万円(前年同期比 +265.2%)
- 経常利益: 2,885 百万円(前年同期比 +1,974.6%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 1,959 百万円(前年同期比 +512.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS): 15.50 円(前年同期 2.54 円、前年同期比 +510.2%)
- 収益性指標:
- ROE(中間期時点簡易計算): 12.4%(親会社株主に帰属する中間純利益 1,959 / 自己資本 15,751 百万円=12.4%)※中間期間ベースの簡易計算
- 目安比較: 8%以上で良好 → 12.4%は良好水準(但し中間期ベースのため年率換算等は注意)
- ROA(中間期簡易): 4.4%(1,959 / 総資産 44,394)
- 営業利益率: 11.5%(営業利益 2,912 / 売上高 25,381)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率: 47.0%~48.2%(通期予想レンジに対して)
- 調整後営業利益進捗率: 35.0%~44.1%
- 純利益: 会社予想未開示のため進捗率算出不可
- 備考: 期初想定(利益は上期25%/下期75%)とは構成が異なる(上期進捗が想定を上回る)
- キャッシュフロー:
- 営業CF: △359 百万円(前年同期 1,009 百万円、前年同期比 ▲135.6%)
- 投資CF: △712 百万円(前年同期 △1,873 百万円、前年同期比 +62.0%(支出減少))
- 財務CF: △2,046 百万円(前年同期 △359 百万円、前年同期比 ▲469.3%)
- フリーCF(営業CF – 投資CF): △359 – (△712) = 353 百万円の収入(= 営業CF △359 + 投資CF 712 → 実際は営業CFがマイナスだが投資CFの改善で中間期の現金増加に寄与)
- 営業CF/純利益比率: 営業CF △359 に対し中間純利益 1,959 → 比率は -0.18(1.0以上が健全目安 → 本中間期は営業CFがマイナス)
- 現金同等物残高: 28,076 百万円(中間期末、前年同期比 +4,572 百万円)
- 四半期推移(QoQ):
- 当第2四半期(単四半期)売上高 13,098 百万円(前年同期比 +25.1%)、調整後営業利益 2,446 百万円(前年同期比 +294.0%)
- 季節性: 特記事項無し。会社は第3四半期以降に投資を予定している旨を言及。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 35.5%(自己資本 15,751 百万円/総資産 44,394 百万円)→ 安定目安(40%超)にはやや下回るが前期末より改善(前期末 31.2% → +4.3pt)
- 流動比率/負債比率: 明細は表中(流動資産 33,870 / 流動負債 23,781 等)。負債合計の減少(▲4,347 百万円)が進捗。
- 効率性:
- 減価償却費(中間期): 437 百万円
- 総資産回転率・売上高営業利益率の推移は上記数値から改善傾向。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当中間期): 合計 46 百万円(内訳: 新株予約権戻入益 29 百万円、固定資産売却益 1 百万円、株式売却契約損失引当金戻入益 15 百万円)
- 特別損失(当中間期): 合計 76 百万円(内訳: 固定資産除却損 7 百万円、自己新株予約権消却損 69 百万円 等)
- 一時的要因の影響: 特別損益の影響は限定的。前年は投資有価証券売却益 416 百万円が計上されており、比較では当期特別益は小幅。
- 継続性の判断: 特別損益は一時的要因であり、継続性は低いと判断される(該当項目は非継続性)。
配当
- 配当実績と予想:
- 第1四半期末: -
- 第2四半期末(中間配当): 0.00 円(支払無し)
- 期末配当(予想): 0.00 円
- 年間配当予想: 0.00 円(直近公表から修正無し)
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載は当中間期短信上は無し(子会社株式の追加取得は実施)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内):
- 有形固定資産取得による支出(当中間期): 77 百万円(前年同期 2,002 百万円)
- 無形固定資産取得による支出(当中間期): 382 百万円(前年同期 230 百万円)
- 減価償却費(損益計算書): 437 百万円
- 研究開発:
- R&D費用の明細は短信に明示無し(無形固定資産取得としてソフトウェア関連取得等が計上されている旨の記載あり)。
- 主な投資領域: 「Sansan」「Bill One」「Contract One」等の機能開発、人員強化(記載あり)。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 短信に明示無し(受注高・受注残は開示なし)
- 在庫状況: 該当なし(サービス業のため棚卸資産の重要性は低い。棚卸資産等の記載は無し)
セグメント別情報
- セグメント別状況(当中間連結会計期間 = 2025/6/1〜2025/11/30):
- Sansan/Bill One事業
- 売上高: 22,371 百万円(前年同期比 +26.1%)
- 調整後営業利益: 2,968 百万円(前年同期比 +197.7%)
- 「Sansan」売上高: 15,181 百万円(前年同期比 +19.1%)
- ストック売上: 14,151 百万円(前年同期比 +17.3%)
- 契約件数: 11,435 件(前年同期比 +12.1%)
- 契約当たり月次ストック売上高: 211 千円(前年同期比 +4.5%)
- 直近12か月平均月次解約率: 0.53%(前年同期比 +0.1pt、依然1%未満の低水準)
- 「Bill One」売上高: 6,295 百万円(前年同期比 +41.3%)
- MRR: 1,069(前年同期比 +37.3%)
- 有料契約件数: 4,599 件(前年同期比 +38.9%)
- 直近12か月平均月次解約率: 0.35%(前年同期比 +0.02pt)
- Eight事業
- 売上高: 2,921 百万円(前年同期比 +36.8%)
- 調整後営業利益: 136 百万円(前年同期は損失 △115 百万円 → 黒字転換)
- 「Eight Team」契約件数: 5,814 件(前年同期比 +15.7%)
- その他
- 売上高: 882 百万円(前年同期比 +63.8%)
- 地域別売上: 明示無し(国内中心の記載。為替影響等は注記で触れられているが金額開示無し)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短信では明示的な数値目標の再提示は無しが、事業領域をDXからAX(AIトランスフォーメーション)へ再定義し、AI時代のデータインフラとしての価値提供に注力する方針を明記。
- KPI達成状況:
- 契約件数、MRR、有料契約件数、解約率等は改善・拡大傾向(上記セグメント欄参照)。
- 中期KPIの明示的比較表は短信に無し。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信内で直接の競合比較は限定的だが、名刺管理市場におけるSansanのシェアは85.8%と高水準、Bill Oneはクラウド請求書受領サービスで売上高シェアNo.1との記載あり。
- 市場動向: AI関連投資拡大、AIを活用した業務改革市場の拡大見通し(資料引用により市場拡大を示唆)。国内AIシステム市場の高成長予測を参照。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示された項目のみ箇条書き)
- 短期的な成長分野:
- 「Bill One」の高成長(有料契約件数の増加、MRR拡大)
- 「Sansan」の契約件数・ストック売上の拡大
- 「Eight Team」などBtoBサービスの拡大
- 中長期的な成長分野:
- 事業領域の再定義(DX → AX):生成AI時代に向けたデータインフラ提供
- AIを活用した業務プロセス高度化(AXサービス群の強化)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 業績見通し等は将来の前提に基づくものであり、実際の業績はさまざまな要因により大きく異なる可能性がある旨の注記
- 通期の利益構成(上期/下期の配分)は投下タイミングに依存するため変動する可能性(未使用の一部費用を第3四半期以降に投下予定と明記)
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 売上進捗 ~47.0%~48.2%、調整後営業利益進捗 35.0%~44.1% → 上期での進捗は順調。ただし会社は下期に投下予定の費用が残っている点に留意。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- Sansan契約件数 +12.1%、契約当たり月次ストック売上高 +4.5%、解約率は0.53%へ小幅上昇だが低水準維持
- Bill One 有料契約件数 +38.9%、MRR +37.3%
- Eight Team 契約件数 +15.7%
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社は営業損益以下の数値について株式報酬等の変動要因により具体的数値開示を行っていない点、及び投資タイミングのずれが業績構成に影響する点に注意(短信本文に記載)。
- その他:
- 第3四半期以降に予定される費用投下の規模・タイミングと、それが通期業績に与える影響を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き): 売上高 52,707~54,003 百万円(対前期 +22.0%~+25.0%)、調整後営業利益 6,851~8,640 百万円(対前期 +92.7%~+143.0%)
- 通期予想修正: なし(直近公表予想からの修正無し)
- 次期予想: 明示無し
- 会社予想の前提条件: 営業損益以下の数値は株式報酬関連費用等で変動するため具体的な下段利益予想は開示していない旨
- 予想の信頼性: 会社は当中間期実績が期初想定と異なる進捗(上期での利益計上が想定を上回る)であることを説明。通期見通しは維持しているが、投下予定の費用スケジュールが実際の通期構成に影響を与える可能性がある。
- リスク要因(短信本文に明記されたもの):
- 業績見通しの不確実性(外部環境変化等により実績が大きく異なる可能性)
- 投資(費用)投下のタイミングにより上期/下期の利益配分が変動する点
重要な注記
- 会計方針: 重要な会計方針の変更は無し。中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算方法等、注記参照)。
- その他重要告知:
- 連結子会社ナインアウト株式会社の非支配株主株式を追加取得し完全子会社化(取得原価 1,412 百万円、2025/7/31取得)。資本剰余金が減少。
- 第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4443 |
| 企業名 | Sansan |
| URL | https://jp.corp-sansan.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.60)」によって自動生成されました。
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