2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の売上/利益の通期予想は短信本文に明示されておらず、会社予想との比較は「会社予想未開示」。また市場コンセンサスとの比較も短信に記載なしのため、上振れ/下振れ判定は不可。
- 業績の方向性:売上高は減収、経常・当期は増益(増収減益ではなく、売上減・営業減益だが経常/最終は増)。売上高 61,889 百万円(前年同期比 ▲6.3%)、営業利益 4,004 百万円(前年同期比 ▲10.1%)、経常利益 6,834 百万円(前年同期比 +1.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 5,244 百万円(前年同期比 +6.1%)。
- 注目すべき変化:塗料関連事業の売上が大幅減(19,311 百万円、前年同期比 ▲18.6%)となり、セグメント利益も大幅減(566 百万円、前年同期比 ▲40.6%)に。これが売上全体の減少と営業利益の圧迫の主因。
- 今後の見通し:2027年3月期は売上 66,400 百万円(+7.3%)、営業利益 4,050 百万円(+1.1%)を見込む。塗料事業は増収見込みだが利益は減(セグメント利益予想 350 百万円、▲38.2%)で、通期達成は外部環境(原材料価格・サプライチェーン・地政学リスク)次第。
- 投資家への示唆:塗料関連の大型案件反動減が一過性か構造的な需要低下かの見極めが次期注視ポイント。自動車製品関連は比較的底堅く安定寄与している点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本特殊塗料株式会社
- 主要事業分野:塗料の製造・販売・工事請負(塗料関連事業)、自動車用防音材・防錆塗料等の製造・販売(自動車製品関連事業)、その他(保険代理業等)
- 代表者名:遠田 比呂志(代表取締役 社長執行役員)
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月14日
- 対象会計期間:2026年3月期(連結、2025年4月1日〜2026年3月31日)
- セグメント:
- 塗料関連事業:建築・構築物用塗料の製造・販売・工事請負
- 自動車製品関連事業:自動車用防音材、防錆塗料などの製造・販売
- その他:保険代理業等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):23,611,200 株
- 期末自己株式数:2,319,049 株
- 期中平均株式数:21,638,321 株
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日:2026年6月23日
- 配当支払開始予定日:2026年6月24日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月18日
- 決算説明会:有(証券アナリスト・機関投資家向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高:61,889 百万円(会社予想未開示のため達成率は算出不可)
- 営業利益:4,004 百万円(会社予想未開示)
- 純利益(親会社株主帰属):5,244 百万円(会社予想未開示)
- サプライズの要因:短信本文に記載の通り、塗料関連事業の大型物件反動減が売上減の主要因。営業利益は売上減の影響を受け減益。経常・最終増益は、持分法投資損益の増加(持分法投資利益 2,443 百万円、前年 1,715 百万円)や固定資産・有価証券売却益の計上等の影響。
- 通期への影響:次期(2027年3月期)予想は売上回復を見込むが、原材料価格や地政学リスク等で不確実性あり。短信は現時点で一定程度織り込んでいると明記。予想修正は現時点なし。
- 対会社予想差分(短信本文に明示されている場合のみ記載):会社予想未開示のため差分計算は省略
財務指標
- 財務諸表(主要項目、百万円)
- 売上高:61,889(前年 66,060、前年同期比 ▲6.3%)
- 売上総利益:14,593(前年 14,473、+0.8%)
- 営業利益:4,004(前年 4,456、前年同期比 ▲10.1%)
- 経常利益:6,834(前年 6,709、前年同期比 +1.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,244(前年 4,942、前年同期比 +6.1%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):242.39 円(前年 227.24 円、前年同期比 +6.7%)
- 収益性指標:
- 営業利益率:6.5%(4,004 / 61,889)
- 経常利益率:11.0%(6,834 / 61,889)※計算値
- ROE:8.9%(短信記載)
- ROA(概算):6.1%(5,244 / 資産合計85,375)
- 財政状態(期末、百万円)
- 総資産:85,375(前年 85,243、+132 百万円)
- 純資産:67,023(前年 64,114、+2,909 百万円)
- 自己資本比率:70.5%(前年 67.4%、前期比 +3.1pp)(70%以上:安定水準)
- 進捗率分析(四半期決算の場合):該当なし(通期決算のため四半期進捗率の比較は無し)
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:6,419(前年 3,119、前年同期比 +105.8%)—税引前当期純利益の増加、受取配当の増加が寄与
- 投資CF:▲5,191(前年 ▲1,237、前年同期比 ▲319.6%)—定期預金預入(▲3,019)、有形無形固定資産取得(▲2,566)が主因
- 財務CF:▲4,770(前年 ▲2,037、前年同期比 ▲134.1%)—自己株式取得(▲1,451)、配当支払(▲2,568)等
- フリーCF(営業CF−投資CF):+11,610(=6,419 − (▲5,191))※カジュアル表示(注:投資CFはマイナス表示のため実額差)
- 現金及び現金同等物期末残高:12,586(前年 16,024、前年同期比 ▲21.5%)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 6,419 / 税引後当期純利益 5,790(連結当期純利益)=約1.1(1.0以上で健全)
- 財務安全性:
- 流動負債合計:13,898、固定負債合計:4,453、負債合計:18,352(前年 21,129)
- 自己資本比率 70.5%(安定水準)
- セグメント別(主要)
- 塗料関連事業:売上高 19,311 百万円(前年 23,722、前年同期比 ▲18.6%)、セグメント利益 566 百万円(前年 953、前年同期比 ▲40.6%)
- 自動車製品関連事業:売上高 42,561 百万円(前年 42,321、前年同期比 +0.6%)、セグメント利益 3,429 百万円(前年 3,493、前年同期比 ▲1.8%)
- その他(保険代理業等):売上高 16 百万円(前年 15、+2.0%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 536 百万円、投資有価証券売却益 382 百万円(合計 特別利益 922 百万円)
- 特別損失:投資有価証券評価損 335 百万円、固定資産処分損 57 百万円 等(合計 特別損失 396 百万円)
- 一時的要因の影響:固定資産・有価証券売却益の計上が当期純利益を押し上げており、これらは一過性の可能性が高い(継続性は低いと判断される)
- 継続性:持分法投資利益の増加は継続的収益源の可能性あり(持分法投資利益 2,443 百万円)
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期(実績):中間配当 50 円、期末配当 75 円、年間 125 円(配当性向(連結) 51.6%)
- 2027年3月期(予想):中間 55 円、期末 75 円、年間 130 円(配当性向(予想) 52.2%:短信記載)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:業績に応じた配当を基本としつつ、総還元性向等を勘案。自己株式取得の実施あり(当期自己株式取得 1,301 百万円分)
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形無形固定資産の取得による支出):2,566 百万円(当期、有形無形固定資産の増加額はセグメント合計で 2,453 百万円、全社で 506 百万円の配分外有り)
- 減価償却費:2,817 百万円(当期)
- 研究開発:短信に明確なR&D費の内訳・対売上比の記載なし(該当部分は「研究開発投資を継続」との文言のみ)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:短信本文に受注高・受注残高の具体数値記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品、仕掛品、原材料等合計の増減は明細あり):商品及び製品 1,880 百万円(前年 1,814)、仕掛品 1,757(前年 1,613)、原材料 1,570(前年 1,582)
- 在庫回転日数等の記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別概況(当連結会計年度)
- 塗料関連事業:売上高 19,311 百万円(前年同期比 ▲18.6%)、セグメント利益 566 百万円(前年同期比 ▲40.6%)—集合住宅大規模改修の大型案件反動減が主因
- 自動車製品関連事業:売上高 42,561 百万円(前年同期比 +0.6%)、セグメント利益 3,429 百万円(前年同期比 ▲1.8%)—アジア地域の販売不振が一部影響するも北米・日本が底堅い
- 地域別:国内外の内訳詳細は短信に限定的記載(セグメント資産に海外関係会社等の投資を含むが詳細は–)
- セグメント戦略:中期経営計画に基づき製品ポートフォリオ最適化、生産性改善、新技術・新製品開発、サステナビリティ推進を継続
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「変革と挑戦」をテーマに、製品ポートフォリオ最適化、販売機会の最大化、生産性改善、技術革新を4本柱に掲げる。2027年は計画2年目で施策の進捗確保と見直しを行う方針。
- KPI達成状況:短信にて具体KPI数値は限定的(進捗は概念記載)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:短信に同業他社との比較数値なし(–)
- 市場動向:国内は緩やかな回復基調だが、為替・関税・中東情勢などが原材料・エネルギーコスト、サプライチェーンに影響するリスクとして明示
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示された事項のみ)
- 短期的な成長分野:
- 自動車製品関連事業(北米・日本市場の底堅さ)
- 中長期的な成長分野:
- 新技術・新製品開発、製品ポートフォリオの最適化、生産性の抜本的改善、サステナビリティ経営
- リスク要因(短信明記分):
- 原材料価格・エネルギーコストの高騰、サプライチェーン不安定化
- 中東情勢等の地政学リスク
- 労働力不足、環境規制・脱炭素対応等
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文の変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:短信は2027年通期で売上 66,400 百万円、営業利益 4,050 百万円を予想。塗料事業の回復見込みが前提であるが、塗料の利益予想は大幅減(350 百万円、▲38.2%)であり、利益面では自動車事業の寄与が重要。原材料費や地政学情勢の動向が達成のキーとなる。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:塗料売上・利益は大幅悪化、公表済みの持分法利益は増加(持分法利益 2,443 百万円、前年 1,715 百万円)で経常利益を下支え。
- ガイダンス前提条件の妥当性:短信は原材料価格高騰やサプライチェーン影響を一定程度織り込んでいると明記。為替前提等の具体値は短信に限定的記載のため妥当性検証は短信情報の範囲では不十分。
今後の見通し
- 業績予想(会社公表、2027年3月期)
- 売上高:66,400 百万円(+7.3%)
- 営業利益:4,050 百万円(+1.1%)
- 経常利益:7,350 百万円(+7.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,300 百万円(+1.1%)
- 1株当たり当期純利益:248.86 円
- セグメント見通し:塗料関連 売上 20,400 百万円(+5.6%)/ セグメント利益 350 百万円(▲38.2%)、自動車製品関連 売上 46,000 百万円(+8.1%)/ セグメント利益 3,700 百万円(+7.9%)
- 予想の信頼性:短信では見通しの前提として外部環境の不確実性(原材料価格、地政学リスク等)を明示。過去の予想達成傾向の開示は限定的。
- リスク要因(短信明記):原材料・エネルギー価格動向、サプライチェーン影響、為替変動、地政学リスク
重要な注記
- 会計方針:当期における会計方針の変更なし。継続企業の前提に関する注記なし。
- その他重要な告知:
- 株式付与ESOP信託の導入(従業員インセンティブ):信託保有株式 183,200 株(帳簿価額 436 百万円)を自己株式として計上。
- 期中に持分法適用会社の範囲変更:Autoneum Nittoku Sound Proof Products India を持分法適用に含める(第1四半期から)。
(不明な項目は — と記載しました。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4619 |
| 企業名 | 日本特殊塗料 |
| URL | http://www.nttoryo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.61)」によって自動生成されました。
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