2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の数値自体は短信本文に明示されていない(会社予想未開示)。ただし会社は「EBITDA及び営業利益は予想値を上回り」と明記しており、主力利益項目は想定を上回る着地。上振れ。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+25.9%、営業利益+8.1%、親会社株主に帰属する当期純利益+5.2%)。
  • 注目すべき変化:連結子会社化した㈱KYTの連結化により、ステークホルダーリレーション事業の売上が急拡大。のれん償却が増加(のれん償却額379,794千円)した点も特徴。
  • 今後の見通し:2027年3月期は売上高横ばい見通し(10,373百万円、前期比+0.6%)だが、EBITDA・営業利益は投資を優先するため減益見込み(EBITDA ▲5.0%、営業利益 ▲5.3%)。通期目標達成に向け短期的に投資で利益抑制する方針。
  • 投資家への示唆:KYTの連結化による事業拡大と、それに伴うのれん償却・投資フェーズ(DX・組織基盤強化)を踏まえ、中期(~2029年)では生産性向上投資が先行する点を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社セルム
    • 主要事業分野: 組織・人材開発事業(経営幹部・ミドル育成、ファーストキャリア、適性予測)/ステークホルダーリレーション事業(多言語通訳・翻訳等)/その他(投資事業等)
    • 代表者名: 代表取締役社長 加島 禎二
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年5月14日
    • 対象会計期間: 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日、連結)
    • 決算説明資料作成: 有、決算説明会開催: 有
  • セグメント:
    • 組織・人材開発事業: 経営幹部・ミドル育成、ファーストキャリア、適性予測等(㈱セルム、CELM ASIA 等、ヒューマンストラテジーズジャパン)
    • ステークホルダーリレーション事業: 多言語通訳・翻訳、常駐通訳等(㈱KYT)
    • その他: 投資事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式): 23,138,000株(注記は株式分割を考慮した表示)
    • 期末自己株式数: 1,454,060株
    • 期中平均株式数: 21,577,628株
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会: 2026年6月26日(予定)
    • 配当支払開始予定日: 2026年6月29日
    • IRイベント: 決算説明会(実施あり)
    • その他: 有価証券報告書提出予定日 2026年6月25日

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較(達成率): 会社予想の当期実績に対する具体数値は短信本文に明示されていないため「会社予想未開示」。(短信本文では「EBITDA及び営業利益は予想値を上回り」との記載あり)
    • 売上高: 10,308百万円(実績) = 会社予想未開示
    • 営業利益: 1,162百万円(実績) = 会社予想未開示
    • 純利益: 581百万円(親会社株主に帰属、実績) = 会社予想未開示
  • サプライズの要因:
    • 主因はグループ化した㈱KYTの通年連結寄与およびヒューマンストラテジーズジャパンとのシナジーにより受注拡大。これによりEBITDA・営業利益が想定を上回ったと会社が説明。
    • 一方でのれん償却の増加や投資(組織基盤強化・DX)も発生。
  • 通期への影響:
    • 2027年3月期は積極投資を継続する方針で、短期的利益は抑制見込み。会社は2027年の見通しを開示(下記参照)。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想が短信本文に明示されていないため、売上・営業利益・純利益それぞれの「絶対額」と「予想比率」の差分記載は省略。(注:短信に「予想を上回った」との文言あり)

財務指標

  • 財務諸表の要点(連結、単位:百万円)
    • 売上高: 10,308(前期8,184) 前年同期比 +25.9%(+2,124 百万円)
    • EBITDA: 1,664(前期1,426) 前年同期比 +16.7%(+238 百万円)
    • 営業利益: 1,162(前期1,075) 前年同期比 +8.1%(+88 百万円)
    • 経常利益: 1,032(前期960) 前年同期比 +7.5%(+72 百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 581(前期553) 前年同期比 +5.2%(+29 百万円)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 26.94円(前期25.18円) 前年同期比 +7.0%(+1.76円)
  • 収益性指標:
    • ROE: 20.6%(良好水準:目安8%以上)
    • ROA: 14.4%(良好水準:目安5%以上)
    • 営業利益率: 11.3%(前期13.1%) 前年同期比 ▲1.8ポイント(利益率は高水準)
  • 進捗率分析(四半期決算の場合):
    • 該当なし(本資料は通期決算)
  • キャッシュフロー(連結、単位:百万円)
    • 営業CF: 1,025(前期1,059) 前年同期比 ▲3.1%(▲33 百万円)
    • 投資CF: △15(前期△2,486) 前年同期比 +2,471 百万円(主に子会社取得関連の前年大幅支出が解消)
    • 財務CF: △877(前期+1,148) 前年同期比 ▲2,025 百万円(長期借入金の返済533百万円、配当344百万円等)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF): 1,040(概算、百万円)※営業1,025 −(△15)=約1,040
    • 営業CF/純利益比率: 1,025 / 1,032 ≒ 1.0(目安1.0以上で健全)
    • 現金同等物残高(期末): 1,709 百万円(前期1,571) 前年同期比 +8.8%(+138 百万円)
  • 四半期推移(QoQ):
    • 該当なし(通期ベースの短信)
  • 財務安全性:
    • 総資産: 7,056 百万円(前期7,283) 前年同期比 ▲3.1%(▲226 百万円)
    • 純資産: 3,117 百万円(前期2,807) 前年同期比 +11.0%(+310 百万円)
    • 自己資本比率: 42.0%(前期36.9%) 増加 +5.1pp(安定水準:目安40%以上)
    • 長期借入金: 1,912 百万円(前期2,446) 減少(長期借入金の返済を実施)
  • 効率性:
    • 総資産回転率等の記載なし(–)
  • セグメント別(連結、単位:百万円)
    • 組織・人材開発事業 売上高 7,851(前期7,681) 前年同期比 +2.2%(+170)
    • ステークホルダーリレーション事業 売上高 2,457(前期504) 前年同期比 +387.8%(主に㈱KYTの通年連結寄与)
    • セグメント利益(合計) 1,713(前期1,569) 前年同期比 +9.2%

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 該当なし(当期 特別利益合計 0)
  • 特別損失・一時的要因:
    • 投資有価証券評価損 76.6 百万円(営業外費用に計上、前年20.0百万円)
    • のれん償却(のれん償却額)379.8 百万円(のれんの減少要因、前年248.3百万円)
  • 一時的要因の影響:
    • のれん償却の増加は継続的に発生しているが、KYT連結に伴うものが主。投資有価証券評価損は投資評価に依存。
  • 継続性の判断:
    • のれん償却は今後も発生見込み。投資有価証券評価損は評価状況により変動。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期:中間 7.00円/期末 8.00円、年間 15.00円、配当金総額 324 百万円、連結配当性向 55.7%、純資産配当率 11.5%
    • 2027年3月期(予想):年間 15.50円(中間 7.50円/期末 8.00円)
  • 特別配当の有無: 無
  • 株主還元方針: 自社株買い実施の方針(重要な後発事象参照)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 当期有形固定資産・無形固定資産の取得合計(連結)約47,666千円(当期の有形・無形の増加額合計)
    • 主な投資内容: 無形固定資産の取得(のれん以外、DX・システム投資含む)11,428千円の支出等
    • 減価償却費: 77,321千円(前年59,942千円)
  • 研究開発:
    • R&D費用の明示的な内訳: –(短信に明示なし)
    • 主な研究開発テーマ: DX・AI活用によるオペレーション基盤刷新(文中で言及)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 在庫状況: 棚卸資産(貯蔵品等)4,577千円(前期4,696千円) 特段の記載なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況(連結、単位:百万円)
    • 組織・人材開発事業: 売上高 7,851(前期7,681) 前年同期比 +2.2%/セグメント利益 1,578(前期1,533) 前年同期比 +3.0%程度
    • ステークホルダーリレーション事業: 売上高 2,457(前期504) 前年同期比 +387.8%(㈱KYTの連結寄与が主因)/セグメント利益 135(前期43)
  • セグメント戦略:
    • グループ内の相互送客による需要取り込み、組織・人材開発領域の顧客基盤を活用した横展開を推進(短信に明示)
  • 地域別売上: 国内/海外比率等の詳細記載なし(–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • 2029年3月期 営業利益目標 20億円(会社目標)
    • 2027年は事業基盤の質的変革・抜本投資期と位置付け、短期的利益抑制を容認して中期目標達成を目指す(短信に明示)
  • KPI達成状況:
    • 明示的KPI数値の進捗は短信に限定的記載(営業利益等の目標は提示)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 短信に他社比較の定量的記載なし(–)
  • 市場動向: 国内で人的資本経営や人的投資の需要が高まっている点を挙げ、ハイエンド需要が堅調と説明(短信に明示)

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている事項のみ、箇条書き)

  • 短期的な成長分野:
    • 経営幹部候補抜擢を起点とした組織設計・人材配置(高付加価値案件)
    • 多言語対応(国際会議・展示会・重要会議体向け)によるステークホルダーリレーション事業の拡大(KYT連結寄与)
  • 中長期的な成長分野:
    • AI活用を含むDXによるオペレーション基盤刷新(事業基盤の再現性向上)
    • IFRS移行準備(2028年3月期移行予定)、PMI加速、M&Aによる事業基盤の深化
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 投資の実行が短期的に利益を抑制する点
    • のれん償却や投資有価証券の評価変動

注視ポイント

(次四半期に向けた論点・短信に記載のある変数のみ)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 2027年通期予想:売上高10,373百万円(前期比+0.6%)、営業利益1,100百万円(前期比▲5.3%)→ 会社は抜本投資で利益抑制を想定。現時点では「投資効果検証を継続しつつ達成を目指す」との記載。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:
    • 売上高・営業利益は増加トレンドだが、2027年度は投資により利益率低下見込み(短信に表明)。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 為替・原材料等の外部前提の明示は限定的(短信での具体前提記載はなし)→ 前提妥当性の評価は短信本文では限定的。
  • その他注視点:
    • KYTの統合効果(相互送客)とPMIの進捗、のれん償却の今後の影響、DX投資の実行と効果検証。

今後の見通し

  • 業績予想(2027年3月期、連結、単位:百万円)
    • 売上高: 10,373(前期比 +0.6%)
    • EBITDA: 1,581(前期比 ▲5.0%)
    • 営業利益: 1,100(前期比 ▲5.3%)
    • 経常利益: 1,050(前期比 +1.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 600(前期比 +3.2%)
    • 1株当たり当期純利益: 27.80円
  • 予想の信頼性:
    • 会社は短期的に投資を優先する方針を明確にしており、予想はその方針に基づくものと表明。過去の予想達成傾向についての定量的言及は短信に限定的。
  • リスク要因(短信に明記の外部要因):
    • 財務・投資の意思決定、のれんの償却負担、投資効果が想定通りに出ないリスク等。

重要な注記

  • 会計方針: 重要な会計方針の変更は無し(短信記載)。
  • その他重要告知:
    • 企業結合: 2024年12月に㈱KYTを取得し連結範囲に含めた(当連結会計年度より通年で寄与)。暫定処理の確定による連結財務諸表への影響はなし。
    • 重要な後発事象(自己株式の取得): 2026年5月14日取締役会にて自己株式取得決議
    • 取得総数(上限): 550,000株(発行済株式総数の2.5%)
    • 取得価額総額(上限): 200,000,000円
    • 取得期間: 2026年5月15日~2026年7月14日(信託方式による市場買付)
    • 自己株式の消却等に伴う資本剰余金・利益剰余金の振替が当期に発生(短信に記載)

(注)本まとめは短信本文の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。数値は短信記載を百万円単位で示しています。記載のない項目は「–」で表示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7367
企業名 セルム
URL https://www.celm.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.62)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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