2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績概況:2025年12月期の連結売上高は20,729百万円(前年同期比 +29.7%)、営業利益1,686百万円(前年同期比 +118.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,826百万円(前年同期比 +436.9%)と大幅増益。
- 決算サプライズ:決算短信内に2025年通期の会社予想との比較は記載なし(会社予想未開示)。市場予想との差分は資料に明示なし(–)。
- 注目点:営業利益率が8.1%に改善(前年同期 4.8%)、EBITDAは1,749百万円(+117.7%)と収益性が大きく改善。want.jpの売上は小基盤から急拡大(売上高 +340.9%)だがベースは小さい。
- 今後の見通し:2026年12月期は売上高28,371百万円(会社予想、前年同期比 +36.9%)を見込む一方、当期純利益は1,497百万円(▲17.9%)と利益減を予想しており、コスト増や投資の影響で利益率は一時的に低下する想定。
- 投資家への示唆:成長はトップライン・セグメント拡大(Eストアーの子会社化等)に依るが、自己資本比率は25.3%と業況拡大に伴いやや低下しているため、M&Aや自社株取得を含む資金政策の動向は注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: BASE株式会社
- 主要事業分野: ネットショップ作成サービス「BASE」、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」、オンライン決済サービス「PAY.JP」、資金調達サービス「YELL BANK」、越境EC「want.jp」、Eストアーショップサーブ事業(子会社化)
- 代表者名: 代表取締役上級執行役員CEO 鶴岡 裕太
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月12日
- 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年12月31日(通期)
- 決算説明会資料作成の有無: 有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- BASE事業: ネットショップ作成サービス「BASE」
- PAY.JP事業: オンライン決済「PAY.JP」
- YELL BANK事業: 債権買取等の資金調達サービス
- want.jp事業: 越境ECサービス
- Eストアーショップサーブ事業: EC構築・運用支援(2025年7月に子会社化、2025年10月から連結取り込み開始)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む): 117,847,657株(2025年12月期)
- 期末自己株式数: 2,751,336株(2025年12月期)
- 期中平均株式数: 115,098,209株(2025年12月期)
- 今後の予定:
- 定時株主総会: 2026年3月26日(予定)
- 配当支払開始予定日: 2026年3月6日
- 有価証券報告書提出予定日: 2026年3月25日
- 決算説明会: 2026年2月12日(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 20,729百万円(会社予想との比較: 会社予想未開示)
- 営業利益: 1,686百万円(会社予想との比較: 会社予想未開示)
- 純利益: 親会社株主帰属当期純利益 1,826百万円(会社予想との比較: 会社予想未開示)
- サプライズの要因:
- 主因は既存事業の流通総額・収益性の改善(BASE及びPAY.JP事業のGMV増/売上総利益率改善)と、前期に計上した減損損失(2024年に867百万円)が2025年は計上されていない点。さらにEストアー社を子会社化したことによる売上・利益の寄与(4Qで3か月分)も寄与。
- 通期への影響:
- 2026年会社予想は売上大幅増を見込むが当期純利益は減少予想(▲17.9%)。成長投資・プロモーション・M&A費用等が利益押下げ要因となる前提であり、達成可能性は投資計画とテイクレート改善の進捗に依存。
- 対会社予想差分(会社予想未開示のため差分計算省略)
- 会社予想未開示
財務指標
- 財務諸表の要点(主要値、百万円)
- 売上高: 20,729(前年 15,981、前年同期比 +29.7%)
- 売上総利益: 9,989(前年 7,166、前年同期比 +39.4%)
- 営業利益: 1,686(前年 772、前年同期比 +118.2%)
- 経常利益: 1,644(前年 796、前年同期比 +106.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,826(前年 340、前年同期比 +436.9%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 15.87円(前年 2.94円、前年同期比 +439.9%)
- 収益性指標:
- ROE(自己資本当期純利益率): 13.0%(目安: 8%以上で良好 → 良好)
- ROA(総資産経常利益率): 3.2%(目安: 5%以上が良好 → 低め)
- 営業利益率: 8.1%(前年 4.8%、改善)
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF: 3,283(前年 3,657、前年同期比 ▲10.2%)
- 投資CF: △3,074(前年 △159、投資増加)
- 財務CF: △1,073(前年 +3、主に自己株取得1,007)
- フリーCF(営業CF – 投資CF): 209百万円(3,283 – 3,074 = 209)
- 営業CF/親会社株主帰属当期純利益比率: 3,283 / 1,826 = 1.8倍(目安: 1.0以上で健全 → 良好)
- 現金同等物期末残高: 24,865百万円(前年 25,730、前年同期比 ▲3.4%)
- 四半期推移(QoQ): 四半期別数値の詳細は短信本文の別資料参照。ここでは通期のみ記載。
- 財務安全性:
- 総資産: 57,803百万円(前年 46,288、前年同期比 +24.9%)
- 純資産: 15,119百万円(前年 13,600、前年同期比 +11.2%)
- 自己資本比率: 25.3%(目安: 40%以上が安定 → 低め、要注視)
- 長期借入金等の負債水準: 固定負債合計 1,372百万円(前年 799)
- 効率性: 総資産回転率等の詳細は開示数値の組合せから算出可(ここでは主要指標に限定)。
- セグメント別主要数値(後節参照)
- 財務の解説:
- 総資産増は、未収入金増(+5,120百万円)、のれん(子会社化によるのれん計上 1,393百万円)、顧客関連資産増等が要因。負債増は営業未払金の増加(+8,623百万円)が主。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 該当なし
- 特別損失: 2024年に減損損失 867百万円計上されたが、2025年は該当事項なし(当期は減損計上なし)。これにより2025業績はベース改善の影響を受ける。
- 一時的要因の影響: 2024の減損が剥落したことで見かけ上の改善が発生。Eストアー子会社化(取得対価 3,326百万円)に伴うのれん・顧客関連資産の計上は継続的な償却負担(のれんは14年均等償却、顧客関連資産は18年償却)を将来にわたり発生させる。
- 継続性の判断: 減損剥落は一時要因、Eストアー関連の償却は中長期で継続。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年12月期: 中間配当 0.00円、期末配当 5.00円、年間合計 5.00円(配当金総額 575百万円、連結配当性向 31.5%)
- 2026年12月期(予想): 年間 5.00円(期末5円想定)
- 配当利回り: 株価ベースの値は資料に未記載(計算不可)
- 配当性向: 2025年 実績 31.5%(適度)
- 特別配当の有無: 2025年は特別配当なし
- 株主還元方針: 2026年はさらに自己株取得枠10億円を設定(機動的な株主還元を実施)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形・無形固定資産の増加額(連結): 29百万円(当期、セグメント計)
- 主な投資内容: 定期預金預入 2,000百万円(投資活動の主な支出)、子会社取得支出 1,034百万円
- 減価償却費: 37百万円(連結)
- 研究開発:
- R&D費用: 明示的数値なし(短信本文ではプロダクト強化・AI実装化方針の記載あり)
受注・在庫状況(該当業種の該当情報)
- 受注状況: –(短信に受注高/受注残の明示なし)
- 在庫状況:
セグメント別情報
- セグメント別売上高・利益(当連結会計年度、百万円・前年同期比)
- BASE事業
- 売上高: 10,832(前年 9,092、前年同期比 +19.1%)
- 流通総額(注文ベース): 169,918百万円(+10.2%)、(決済ベース)162,435百万円(+10.7%)
- セグメント利益: 1,404(前年 691、前年同期比 +103.2%)
- PAY.JP事業
- 売上高: 6,336(前年 5,726、前年同期比 +10.6%)
- 流通総額: 229,427百万円(+10.5%)
- セグメント利益: 329(前年 245、前年同期比 +34.0%)
- YELL BANK事業
- 売上高: 1,120(前年 902、前年同期比 +24.1%)
- セグメント利益: 520(前年 394、前年同期比 +31.8%)
- want.jp事業
- 売上高: 1,139(前年 258、前年同期比 +340.9%)
- セグメント損益: △36(前年 △47、損失縮小)
- Eストアーショップサーブ事業(連結追加)
- 売上高: 1,309(2025年10月以降の連結取り込み分)
- セグメント利益: 187
- セグメント戦略:
- BASE: 有料化したPay IDアプリ等でテイクレート改善を図る。マスマーケティングで新規ショップ増を目指す(2026はプロモ増を見込む)。
- PAY.JP: 決済手段拡充・セールス強化で加盟店拡大、Eストアー加盟店への導入を促進。
- YELL BANK: 機能拡充で買取債権増加を目指す(2026は+30%目標)。
- want.jp: BASEとの連携による越境EC機能拡充(「かんたん海外販売」提供開始)。
- Eストアー: PAY.JPへの決済移管等で収益性向上を図る。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: トップライン成長と収益性向上を両立させEBITDA成長を目指す。プロダクトAIの実装やM&Aによる非連続成長を志向。
- KPI達成状況: セグメント収益性改善(営業利益率改善、EBITDA増)は中期方針と整合。詳細KPIの定量目標は短信に限定記載。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 国内BtoC-ECは引き続き成長、サービス系分野も堅調。越境EC市場も拡大基調でwant.jpの成長余地あり(短信引用)。
- 競合比較: 同業他社との定量比較は短信に記載なし(–)。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている事項のみ)
- 短期的成長分野:
- Pay IDアプリの有料化(2025/7/1実施)によるテイクレート向上
- Eストアー子会社化によるグループGMV拡大(2025年10月より連結化)
- want.jpとBASEの越境EC連携(「かんたん海外販売」提供開始:2026/1)
- 中長期的成長分野:
- プロダクトAI実装による付加価値提供
- M&A・提携によるインオーガニック成長
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 大幅な資金需要の増加が生じた場合、自己株式取得が制約される可能性(自己株取得の注記)
- 将来の業績予想は前提条件に依存(短信に注記)
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 2026年予想は売上高28,371百万円(+36.9%)・営業利益2,270百万円(+34.6%)を提示。2025実績からは増収増益目標だが、当期純利益は会社は減益見込み(▲17.9%)としており、販管費増(プロモーション)や投資・償却負担の影響確認が必要。
- 主要KPIのトレンド:
- BASE/ PAY.JPの流通総額はともに約+10%成長。want.jpは急拡大だが基準が小さい点に留意。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- BASEはテイクレート向上(Pay ID有料化の通期寄与)を前提。PAY.JPは新規加盟店増とEストアー連携を前提。YELL BANKは買取債権増加で+30%目標。これら前提の実行性と費用計上の影響を注視。
- その他: 投資・M&A(Eストアー取得)によるのれん・顧客関連資産の償却が今後の利益率に与える影響を確認。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年12月期(会社予想):
- 売上高: 28,371百万円(前年同期比 +36.9%)
- EBITDA: 2,457百万円(+40.5%)
- 営業利益: 2,270百万円(+34.6%)
- 経常利益: 2,029百万円(+23.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,497百万円(▲17.9%)
- 1株当たり当期純利益: 13.01円
- 予想修正の有無: 2026年見通しは提示済(修正の記載なし)。
- 会社予想の前提条件: 為替・原油等の具体前提値は短信内詳細記載なし。主要前提は各事業でのGMV成長・テイクレート改善・プロモ費増加等。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向についての定量的評価は短信に限定記載なし(–)。
- リスク要因(短信明示): 大型投資・M&Aによる資金需要増、プロモーション費用増加、Eストアー等連結子会社の統合影響等。
重要な注記
- 会計方針: 期中の会計方針の変更なし。連結範囲の重要な変更あり(株式会社Eストアーを子会社化)。
- 企業結合関連:
- 取得対価(現金): 3,326百万円
- のれん: 1,418百万円(注記)/連結BSののれん計上 1,393百万円(表示差は切捨て等による)
- 顧客関連資産: 1,200百万円(償却期間 18年)
- その他重要事項:
- 2026年2月12日開催の取締役会で自己株式取得(上限 3,800,000株、総額 1,000百万円、取得期間 2026/2/13–2026/12/31)を決議。
(注記)
- 不明な項目は — と表記しています。
- 本要約は決算短信(2025年12月期 連結)に記載された数値・記述に基づいて整理しています。投資助言は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4477 |
| 企業名 | BASE |
| URL | https://binc.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.63)」によって自動生成されました。
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