2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(当期=2026年3月期)に対する開示数値は短信本文に明示がないため、会社予想との達成率は「会社予想未開示」。市場予想との比較も資料内に記載なし。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 416,563 百万円、+2.3%/営業利益 41,614 百万円、+1.5%/親会社株主に帰属する当期純利益 27,866 百万円、+11.4%)。
  • 注目すべき変化:ライフサイエンス事業が売上高+11.8%/営業利益+26.4%と最も高い成長寄与(当期で最大の増収要因)。一方、化学品事業(特に樹脂添加剤)は減収・減益(樹脂添加剤 売上▲6.7%、営業利益▲11.6%)。
  • 今後の見通し:2027年3月期の会社予想は売上 453,000 百万円(+8.7%)、営業利益 46,800 百万円(+12.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 28,800 百万円(+3.4%)。為替前提は1USD=153円、1EUR=178円。中東情勢等の不確実性は織り込んでいない旨。
  • 投資家への示唆:成長分野(ライフサイエンス、半導体材料)で収益性改善・投資拡大が継続している点が中期計画最終年度における要注目点。キャッシュは大幅に減少(現金同等物 87,884 百万円、前期比▲18.5%)しているため、設備投資や自己株取得の動きと財務バランスに注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社ADEKA
    • 主要事業分野: 化学品事業(樹脂添加剤、半導体材料、環境材料等)、食品事業(マーガリン等、プラントベースフード等)、ライフサイエンス事業(農薬等)
    • 代表者名: 代表取締役社長兼社長執行役員 城詰 秀尊
    • URL: https://www.adeka.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年5月14日
    • 対象会計期間: 2026年3月期(連結、2025年4月1日~2026年3月31日)
    • 決算説明会資料: 作成・開催あり(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 化学品事業: ポリオレフィン用添加剤、塩ビ用安定剤、難燃剤、高純度半導体材料、光硬化樹脂、潤滑油添加剤等
    • 食品事業: マーガリン、ショートニング、プラントベースフード、練込素材等
    • ライフサイエンス事業: 農薬、医薬品関連など
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む): 103,768,142 株(2026年3月期)
    • 期末自己株式数: 5,910,048 株(2026年3月期)
    • 期中平均株式数: 100,257,895 株(2026年3月期)
    • 時価総額: –(短信内に期末株価は明示されていないため算出不可)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会: 2026年6月19日
    • 配当支払開始予定日: 2026年6月22日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月15日
    • 決算説明会: 実施あり(機関投資家・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 売上高: 416,563 百万円(会社予想との比較:会社予想未開示)
    • 営業利益: 41,614 百万円(会社予想との比較:会社予想未開示)
    • 純利益: 親会社株主帰属当期純利益 27,866 百万円(会社予想との比較:会社予想未開示)
  • サプライズの要因(短信本文記載ベース):
    • プラス要因: ライフサイエンス事業の欧州・北米・日本での販売好調、半導体材料(先端フォトレジスト、高誘電材料)の販売拡大、環境材料の潤滑油添加剤や特殊エポキシ樹脂の堅調。
    • マイナス要因: 樹脂添加剤(難燃剤・酸化防止剤等)の販売低調、価格競争、先行投資(半導体材料の研究増員・生産プラント新設)による固定費増。
    • 一時要因: ブラジル子会社に係る訴訟和解により特別損失 1,072 百万円計上。
  • 通期への影響:
    • 2027年3月期予想は増収増益を見込む(売上 +8.7%、営業利益 +12.5%)。中東情勢等の不確実性は予想に織り込んでいない旨。
    • 予想修正の有無: なし(2027年予想は提示されているが、当期業績に対する通期見直しの記載はない)。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想が短信本文に明示されていないため、売上・営業利益・純利益それぞれの会社予想差分の絶対額・予想比率は記載を省略。会社予想未開示。

財務指標

  • 財務諸表(要点、百万円)
    • 売上高: 416,563(+2.3%)
    • 売上原価: 297,860
    • 売上総利益: 118,703
    • 販管費: 77,088
    • 営業利益: 41,614(+1.5%)
    • 経常利益: 42,772(+8.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 27,866(+11.4%)
    • 総資産: 559,987(前期 543,118、+3.1%)
    • 純資産: 371,572(前期 351,776、+5.6%)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 87,884(前期 107,768、前期比 ▲18.5%)
  • 収益性:
    • 売上高: 416,563 百万円(前期比 +2.3%)
    • 営業利益: 41,614 百万円(前期比 +1.5%)
    • 営業利益率(売上高営業利益率): 10.0%(資料値)。業種平均との比較は短信に記載なし。参考目安: 10%は多くの化学メーカーで良好水準。
    • 経常利益: 42,772 百万円(前期比 +8.7%)
    • 純利益: 27,866 百万円(前期比 +11.4%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 277.95 円(前期 245.55 円)
  • 収益性指標(目安併記)
    • ROE(自己資本当期純利益率): 9.1%(前期 8.6%) — 目安: 8%以上(良好)
    • ROA(総資産経常利益率): 7.8%(前期 7.2%) — 目安: 5%以上(良好)
    • 営業利益率: 10.0% — 業種によるが良好水準
  • 進捗率分析(四半期決算の場合)
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF: 40,612(前期 46,235、前期比 ▲12.2%)
    • 投資CF: △30,078(前期 △12,553、投資支出増加)
    • 財務CF: △35,301(前期 △22,288、自己株式取得等で支出増)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF): 10,534 百万円(40,612 − 30,078)
    • 営業CF/純利益比率: 40,612 / 31,716 ≒ 1.28(1.0以上で健全)
    • 現金同等物残高: 87,884(前期 107,768、▲18.5%)
  • 四半期推移(QoQ)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 56.0%(前期 54.6%) — 目安: 40%以上(安定水準)
    • 有利子負債の状況(要旨): 長短借入金合計は貸借対照表に計上(短期借入金 15,600、長期借入金(流動+固定)約 30,370 百万円)。キャッシュ・フロー対有利子負債比率 1.6 年(参考)。
    • 流動比率: 明確数値非開示(個別の流動資産・流動負債は記載のため算出可能だが短信での表示は –)。
  • 効率性
    • 減価償却費(連結): 18,835 百万円
  • セグメント別(売上高・営業利益、百万円)
    • 化学品事業: 売上 214,810(前期 218,426、▲1.7%)、セグメント営業利益 26,353(前期 28,028、▲6.0%)
    • 食品事業: 売上 83,003(前期 82,540、+0.6%)、セグメント営業利益 4,363(前期 4,390、▲0.6%)
    • ライフサイエンス事業: 売上 111,797(前期 99,954、+11.8%)、セグメント営業利益 9,823(前期 7,770、+26.4%)
    • その他: 売上 6,951、セグメント利益 1,046
  • 財務の解説(短信本文の記載に基づく要点)
    • 資産増加の主因は商品及び製品、投資有価証券の増加。
    • 負債は短期借入金減少等で減少。純資産は利益剰余金増加により増加。
    • 営業CF減少は売上債権・契約資産の増加等による収入減少、投資CFが拡大し現金残高が減少。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益等 計 2,513 百万円(内訳あり)※短信に明示
  • 特別損失:
    • 訴訟和解等に伴う特別損失 1,072 百万円(ブラジル子会社の和解)
    • 減損損失 381 百万円(内訳: 食品事業 296、ライフサイエンス事業 85)
    • 合計特別損失(短信の該当年) 2,408 百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 特別損失・利益を除いても営業ベースで増収増益。和解費用は一時的処理。
  • 継続性の判断:
    • 減損は事業ごとの状態に起因するもので継続性は限定的。訴訟和解は一時的要因であり継続性は低い。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(実績): 中間 52.00 円、期末 60.00 円、年間 112.00 円
    • 配当総額: 11,150 百万円(連結)
    • 配当性向(連結): 40.3%
    • 2027年3月期(予想): 中間 60.00 円、期末 60.00 円、年間 120.00 円、配当性向予想 40.8%
  • 特別配当の有無: なし(特別配当の記載なし)
  • 株主還元方針: 中期経営計画『ADX 2026』で配当性向40%以上を継続方針。自己株取得(2025年8月決議 上限10,000,000株)により当期は3,941,800株(14,497 百万円)取得。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(連結): 21,674 百万円(当期)
    • 主な投資内容: 生産設備の増強、新研究棟の稼働(半導体材料等の研究開発力強化)等(短信記載)。
    • 減価償却費: 18,835 百万円(連結)
  • 研究開発:
    • R&D費用(明示額): –(短信に金額明示なし)
    • 主な研究開発テーマ(短信記載): 半導体材料(高誘電材料、先端リソグラフィ材料)の強化、新研究棟稼働による研究開発力強化。

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 69,412 百万円(前期 61,507 百万円、増加 +7,905 百万円、+12.9%)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(要点、百万円・YoY)
    • 化学品事業: 売上 214,810(前期 218,426、▲1.7%)、営業利益 26,353(前期 28,028、▲6.0%)。樹脂添加剤・半導体材料・環境材料で内訳差。樹脂添加剤低迷、半導体は売上増だが固定費増で利益圧迫、環境材料は増益。
    • 食品事業: 売上 83,003(前期 82,540、+0.6%)、営業利益 4,363(前期 4,390、▲0.6%)。高機能素材・プラントベースフード堅調、中国向け一部低調。
    • ライフサイエンス事業: 売上 111,797(前期 99,954、+11.8%)、営業利益 9,823(前期 7,770、+26.4%)。北米・欧州・日本で農薬等が好調。
  • 前年同期比較: 上記のとおり。ライフサイエンスが最大の成長寄与。
  • セグメント戦略(短信の記載を要約):
    • 化学品: 新製品(透明化剤等)の拡大、半導体材料の生産・研究設備強化。
    • 食品: 高機能製品・プラントベース製品の拡販、中国復調を想定した販売強化。
    • ライフサイエンス: 北米・欧州・新興市場で収益性向上施策推進。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 『ADX 2026』は最終年度。短信では稼ぐ力強化、サステナビリティ推進、強靭なサプライチェーン構築を継続実行と記載。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(短信に明示された事項)
    • 世界経済は金融緩和やAI関連投資で緩やか回復。ただし米国の関税、中国経済減速懸念、中東情勢による資源価格・物流リスク等不確実性あり。
    • 半導体分野はAI・データセンター投資を背景に先端メモリ・ロジック分野が拡大基調。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されているもののみ)

  • 短期的な成長分野:
    • ライフサイエンス(農薬の北米・欧州・日本での堅調販売)
    • 半導体材料(先端フォトレジスト向けリソグラフィ材料の販売拡大)
    • 環境材料(自動車用潤滑油添加剤、特殊エポキシ樹脂)
  • 中長期的な成長分野:
    • 半導体材料(高誘電材料等)、AI・データセンター投資を背景とした需要拡大
    • プラントベースフード等食品の新製品展開
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 中東情勢による原材料(ナフサ由来)逼迫、原材料・包装材料価格上昇、サプライチェーン混乱
    • 為替変動(前提: 1USD=153円、1EUR=178円。為替感応度: 1円の円高で営業利益US$ 約1.1億円、EUR 約0.6億円の減益想定)
    • 市場(家電・EV等)の需要低迷(特に樹脂添加剤向け)

注視ポイント(次四半期に向けた論点)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 当期は通期業績(2026実績)。2027予想は売上 453,000 百万円/営業利益 46,800 百万円。短信に四半期進捗の数値はないため、四半期ベースの進捗は–。ただし、半導体・ライフサイエンス分野の拡大が計画達成のキー。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド(記載がある場合):
    • ライフサイエンス売上 +11.8%、営業利益 +26.4%(好調トレンド)。樹脂添加剤は売上▲6.7%、利益▲11.6%(弱いトレンド)。
  • ガイダンス前提条件の妥当性(短信に記載の前提のみで論じる):
    • 為替前提は1USD=153円、1EUR=178円。中東情勢の影響は合理的算定が困難として連結業績予想に織り込まず。為替感応度の試算を開示している点は透明性あり。
  • その他留意点(短信記載の変数のみ):
    • 設備投資増加(有形無形の増加額 21,674 百万円)、研究開発・生産拡大投資の影響で固定費負担が増加しているセグメントがあり、短期の利益変動要因となる。
    • 現金同等物の期末残高が前期比で大幅減(87,884 百万円)である点。財務CFのマイナス増(自己株式取得等)も確認。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2027年3月期): 売上 453,000 百万円(+8.7%)、営業利益 46,800 百万円(+12.5%)、経常利益 46,600 百万円(+8.9%)、親会社株主帰属当期純利益 28,800 百万円(+3.4%)、EPS 294.30 円。
    • 次期予想の修正有無: 今回の短信では修正の記載なし(発表は予想値の提示)。
    • 会社予想の前提条件: 為替 1USD=153円、1EUR=178円。中東情勢の影響は合理的算定困難として予想に織り込まず。
  • 予想の信頼性:
    • 短信では過去の予想達成傾向の明確評価は記載なし。中期計画最終年度に向けた投資・拡大を進める一方で、為替・原材料等の外部変数の影響がある旨記載。
  • リスク要因(短信記載):
    • 為替変動、原材料・包装材料価格の上昇、地政学リスク(中東情勢)、市場需要の変動(家電・自動車等)。

重要な注記

  • 会計方針: 期中における連結範囲・会計方針の重要な変更はなし。表示方法の一部変更(連結キャッシュ・フロー計算書の注記表示組替え)があるが、会計方針の主要変更はなし。
  • その他: 連結子会社(ブラジルSNB)に関する訴訟和解による特別損失 1,072 百万円の計上(既に和解により終結)等、重要な後発事象は短信に該当なし。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4401
企業名 ADEKA
URL http://www.adeka.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.73)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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