2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サマリー:第3四半期累計(2025/4/1–2025/12/31)売上高296,791百万円(+0.1%)、営業利益29,307百万円(▲2.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益19,855百万円(+3.4%)。通期業績予想は修正あり(2026年3月期通期:売上高415,000百万円、営業利益41,500百万円、当期純利益25,500百万円)。
- 決算サプライズ:四半期特有の会社側四半期予想は未開示のためQ3単体での会社予想との直接比較は不可。通期進捗は売上高71.5%、営業利益70.6%、純利益77.9%と、修正後通期予想に対しておおむね想定範囲内の進捗。
- 業績の方向性:総じて増収増益傾向(売上ほぼ横ばいだが純利益は増加)だが、化学品(特に樹脂添加剤・半導体材料)が減収・減益で足を引っ張り、ライフサイエンスが主導して増収増益となっている。
- 注目すべき変化:ライフサイエンス事業は売上+14.6%、営業利益+66.4%と顕著な伸長。一方、樹脂添加剤は売上▲9.5%、営業利益▲16.1%と大きく低下。
- 投資家への示唆:通期進捗は概ね良好(売上・営業・純利で70%台後半)で修正後計画の達成は可能だが、化学品セグメントの回復と在庫増加・為替・派生取引(デリバティブ)評価の影響、及び今後の特殊損失リスクに注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ADEKA
- 主要事業分野:化学品(樹脂添加剤、半導体材料、環境材料等)、食品事業、ライフサイエンス(農薬等)、その他(工事・物流・不動産等)
- 代表者名:代表取締役社長兼社長執行役員 城詰 秀尊
- URL:https://www.adeka.co.jp
- 問合せ先:法務・広報部長 菊池 永敏(TEL 03-4455-2803)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料の有無:有(決算説明会実施)
- セグメント:
- 化学品事業:樹脂添加剤、半導体材料、環境材料等
- 食品事業:ショートニング等の製パン・製菓用素材および環境貢献製品
- ライフサイエンス事業:農薬(除草剤、殺虫剤等)
- その他:工事・工事管理、物流業、不動産等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):103,768,142株
- 期末自己株式数:4,817,748株
- 期中平均株式数(四半期累計):100,862,474株
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(2026/2/10)および通期業績予想修正の公表(同日)
- 株主総会:–(短信に記載なし)
- IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)開催(有)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 売上高:296,791百万円(通期会社予想は四半期累計固有の会社予想未開示。通期予想に対する進捗率は71.5%)
- 営業利益:29,307百万円(通期予想に対する進捗率70.6%)
- 純利益:19,855百万円(通期予想に対する進捗率77.9%)
- サプライズの要因:
- マイナス要因:化学品(樹脂添加剤、半導体材料)の販売低迷および収益性低下、デリバティブ評価損の計上(2,117百万円)や和解金等の特別損失(当期1,033百万円)等。
- プラス要因:ライフサイエンス事業の需要拡大(除草剤・殺虫剤等)、環境材料の一部で数量・価格面で改善、為替差益の発生(営業外収益1,513百万円)など。
- 通期への影響:
- 通期修正あり(短信記載)。第3四半期時点の進捗率は売上・営業・純利とも70%台で、修正後通期予想の達成は可能と見られるが、化学品の下振れ・為替・原材料市況・デリバティブ評価の変動が達成リスク。
- 対会社予想差分(注:四半期累計に対する会社の四半期見通しは未開示のため差分計算は省略)
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 売上高(第3Q累計):296,791百万円(前年同期比 +0.1%)
- 営業利益:29,307百万円(前年同期比 ▲2.6%)、営業利益率 = 29,307 / 296,791 = 9.9%(概算)
- 経常利益:30,395百万円(前年同期比 +2.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:19,855百万円(前年同期比 +3.4%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):196.85円(前年同期188.42円)
- 収益性指標(参考値、短信数値より算出)
- ROE(参考):19,855 / 309,277 = 約6.4%(目安:8%以上で良好 → やや未達)
- ROA(参考):19,855 / 558,400 = 約3.6%(目安:5%以上で良好 → やや未達)
- 営業利益率:約9.9%(業種平均との比較は各社次第)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:71.5%
- 営業利益進捗率:70.6%
- 純利益進捗率:77.9%
- コメント:一般的な通期進捗としては概ね想定内だが、セグメント別の偏り(ライフサイエンス好調・化学品不調)があるため下期の回復シナリオが鍵。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信注記)。
- 現金及び預金:102,879百万円(前期末110,117百万円 → 変動 ▲7,238百万円、▲6.6%)
- 減価償却費:13,896百万円(前年同期13,145百万円、+751百万円、+5.7%)
- フリーキャッシュフロー等の詳細:–(CF表未作成のため詳細不明)
- 四半期推移(QoQ)
- 前四半期等の明確なQoQ増減率の記載はなし(短信では累計比較が中心)。
- 財務安全性
- 総資産:558,400百万円(前期543,118百万円、+2.8%)
- 純資産合計:364,845百万円(前期351,776百万円、+3.7%)
- 自己資本(注記値):309,277百万円 → 自己資本比率55.4%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 負債合計:193,555百万円(前期191,341百万円、+1.2%)
- 効率性
- 在庫(商品及び製品):75,452百万円(前期61,507百万円、増加13,945百万円、+22.7%) — 在庫増は注意点
- セグメント別(売上高/営業利益、前年同期比)
- 化学品:売上158,936百万円(▲5.1%)、営業利益19,960百万円(▲12.2%)
- 食品:売上62,755百万円(▲0.5%)、営業利益3,580百万円(▲4.7%)
- ライフサイエンス:売上70,352百万円(+14.6%)、営業利益5,053百万円(+66.4%)
- その他:売上4,746百万円、営業利益615百万円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:関係会社株式売却益 323百万円 等(当期合計 特別利益666百万円)
- 特別損失:和解金(SNBに関する和解)1,033百万円を含む当期特別損失1,452百万円(前年同期2,301百万円)
- 一時的要因の影響:当期は和解金に伴う特別損失を計上しており、営業利益・純利益にマイナス影響(ただし前年同期は特別損失がより大きかった)。
- 継続性の判断:和解金は一時的費用(訴訟終結に伴う一時対応)とみなされるため、継続的要因ではないと判断(短信記載による)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(実績):52.00円(2026年3月期 第2四半期末)
- 期末配当(予想):52.00円
- 年間配当予想:104.00円(直近公表の配当予想から修正はなし)
- 配当利回り:–(株価情報・時価総額の記載なし)
- 配当性向(会社予想ベース):104.00 / 257.70 ≒ 40.4%(通期EPS見込み257.70円を用いた参考値)
- 株主還元方針:自己株式取得継続中(上限10,000,000株・18,000百万円)。当第3四半期累計で自己株式2,848,600株(9,724百万円)を取得。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(短信に具体額記載なし)
- 減価償却費:13,896百万円(当第3四半期累計、前年同期13,145百万円)
- 研究開発費:–(短信に具体額記載なし)
- 主な投資内容:–(短信に具体記載なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:–(短信に記載なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:75,452百万円(前期61,507百万円、+13,945百万円、+22.7%) — 増加傾向
セグメント別情報
- 各セグメントの貢献度(第3四半期累計、百万円)
- 化学品:売上158,936 / セグメント利益19,960(前年同期比いずれも減少)
- 食品:売上62,755 / セグメント利益3,580(ほぼ横ばい)
- ライフサイエンス:売上70,352 / セグメント利益5,053(増収増益で最大の伸び)
- その他:売上4,746 / セグメント利益615
- セグメント戦略:短信では各セグメントの販売動向と主な要因(需要地域、製品別の好不調)を記載。ライフサイエンスの拡大、化学品の価格競争・市場需要回復の遅れがポイント。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信本文に記載された中期数値目標の詳細は記載なし(進捗評価はセグメント別の定性的説明が中心)。
- KPI達成状況:–(具体KPI数値の記載なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信明示):世界経済は金融政策やAI関連投資で下支えされる一方、米国の関税・中国経済減速で不確実性。化学品分野では原材料・海外廉価品の流入等が競争を激化。
- 競合他社との比較:–(短信に直接比較データなし)
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されているもののみ、箇条書き)
- 短期的成長分野:
- ライフサイエンス(農薬分野)の需要増(日本の水稲向け、欧州・北米の果樹・野菜向けが好調)
- 半導体リソグラフィ材料(先端フォトレジスト向け)が好調(EUV対応等の需要)
- 中長期的成長分野:
- 先端半導体材料(高誘電材料等)の新製品出荷拡大(メモリ世代交代対応)
- 環境材料の潤滑油添加剤・特殊エポキシ樹脂等の拡大
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 米国の関税政策、中国経済の減速等のマクロリスク
- 価格競争(廉価な海外品の流入)による収益圧迫
- デリバティブ評価損や為替変動による利益変動
- 訴訟等の法務リスク(今回の和解・特別損失の発生等)
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の記載のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:第3四半期累計の進捗は売上71.5%、営業利益70.6%、純利益77.9%であり、修正後の通期予想達成は現時点で「可能性あり」との見方。ただし化学品の回復状況が鍵。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:ライフサイエンスは前期比で大幅増(売上+14.6%、営業利益+66.4%)。樹脂添加剤・半導体材料は前期比で減収減益。
- ガイダンス前提条件の妥当性:会社は通期予想を修正している(短信及び別途「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。為替・原材料価格・販売数量の前提が実際の下期動向で変わると通期見通しへの影響が出る。
- その他留意点:在庫の増加(商品及び製品が+22.7%)および自己株式取得の進捗(買付に伴う財務影響)を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無:有(第3四半期時点で通期予想を修正している旨の記載がある。詳細は別途公表資料を参照)
- 次期予想:–(短信に記載なし)
- 会社予想の前提条件:短信本文では市場動向(為替・中国経済・関税等)を注記。具体の为替想定値等は通期予想修正資料参照を案内。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は概ね通期見通しと整合的だが、化学品セグメントの回復度合いと為替・デリバティブ評価の変動が不確定要素。
- リスク要因(短信記載):為替変動、原材料価格の変動、国際的な貿易政策、中国の需要動向、価格競争、訴訟リスク等。
重要な注記
- 会計方針:会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はなし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(短信参照)。
- その他重要告知:
- 子会社SNBに係る訴訟の和解により当期に特別損失1,033百万円を計上(訴訟は終結見込み)。
- 自己株式取得:取締役会決議に基づく上限の下で自己株式取得を継続(第3Q累計で2,848,600株、9,724百万円取得)。
(注)不明な項目は「–」で表記しています。上記は短信(2026年2月10日公表)の内容に基づく要約であり、本資料は投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4401 |
| 企業名 | ADEKA |
| URL | http://www.adeka.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.73)」によって自動生成されました。
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