2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社予想(通期)に対する修正は無し。第3四半期累計の実績は概ね予想どおり(通期予想は未修正)。
  • 業績の方向性: 増収減益(売上高は増収、営業利益・経常利益は減益、純利益は増益)。
  • 注目すべき変化: 建機用フィルタ事業が堅調で売上・営業利益ともに増加(売上 +6.7%、営業利益 +4.6%)。一方、エアフィルタ事業は基幹システム入替に伴う生産・出荷遅延および運用費増加で大幅減収減益(売上 ▲11.4%、営業損失発生)。
  • 今後の見通し: 会社は通期業績予想(売上高 20,840 百万円、営業利益 2,870 百万円等)を維持。第4四半期でエアフィルタのオペレーション安定化が見込まれるため通期達成の可否は第4四半期の回復に依存。
  • 投資家への示唆: 主力の建機用フィルタ事業の回復とナノファイバー製品の拡大が中長期のカギ。短期リスクはエアフィルタ事業のシステム移行残務と為替変動。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: ヤマシンフィルタ株式会社
    • 主要事業分野: 建機用フィルタ事業、エアフィルタ事業(ナノファイバー等の素材を活かした製品開発・製造・販売)
    • 代表者名: 代表取締役社長執行役員 山崎 敦彦
    • URL: https://www.yamashin-filter.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年2月13日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント:
    • 建機用フィルタ事業: 建設機械向け等のフィルタ製造・販売(主力)
    • エアフィルタ事業: 空調等向けエアフィルタの製造・販売(NanoWHELP等ナノファイバー製品含む)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数: 69,938,478株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 69,875,057株
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 本短信(第3四半期)公表済(2026/2/13)
    • IRイベント: 決算補足資料作成あり、決算説明会は無し

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較/達成率)
    • 売上高: 第3Q累計 実績 15,602 百万円。会社通期予想 20,840 百万円に対する進捗 74.9%(達成率算出のための比較)。会社予想自体の修正なし。
    • 営業利益: 第3Q累計 実績 1,981 百万円。会社通期予想 2,870 百万円に対する進捗 69.1%。
    • 純利益: 第3Q累計(親会社株主帰属) 実績 1,320 百万円。会社通期予想 1,970 百万円に対する進捗 67.1%。
  • サプライズの要因:
    • 建機用フィルタ事業の回復(新車需要回復および交換需要)で売上・営業利益が上振れ寄与。
    • エアフィルタ事業での基幹システム入替による生産・出荷遅延とシステム運用費増が営業利益を押下げ。
    • 為替差損の計上拡大が経常利益を圧迫。
  • 通期への影響:
    • エアフィルタ部門の混乱は第3Qに収束の見通し。第4Qでのオペレーション安定化・供給改善がカギとなり、通期予想達成は第4Qの回復状況に依存。現時点で会社は予想を据え置き。
  • 対会社予想差分(絶対額・予想比率):
    • 会社予想との明示的な四半期予想差分の数値は短信本文で四半期別に開示されていないため「会社予想未開示」とし差分計算は省略。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 売上高: 15,602 百万円(前年同期比 +4.4%)
    • 売上原価: 8,722 百万円
    • 営業利益: 1,981 百万円(前年同期比 ▲3.4%)、営業利益率 12.7%(前年同期 13.7%)
    • 経常利益: 1,942 百万円(前年同期比 ▲7.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,320 百万円(前年同期比 +7.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS、累計): 18.90 円
    • 総資産: 27,041 百万円、純資産: 22,402 百万円、自己資本比率: 82.8%(安定水準)
  • 収益性指標
    • ROE(概算): 5.9%(親会社帰属四半期純利益 1,320 百万円 ÷ 純資産 22,403 百万円) → 目安ではやや物足りない(8%未満)。
    • ROA(概算): 4.9%(親会社帰属四半期純利益 ÷ 総資産) → 目安の5%にやや届かず。
    • 営業利益率: 12.7%(業種平均との比較は業種別データ無いため記載せず)
  • 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
    • 売上高進捗率: 74.9%
    • 営業利益進捗率: 69.1%
    • 純利益進捗率: 67.1%
    • 備考: 売上の進捗は比較的順調だが、利益進捗はやや遅れ(エアフィルタ事業の影響)。
  • キャッシュフロー
    • 当第3四半期累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信に明記)。よって営業CF/投資CF/財務CF、フリーCF等の数値開示は無し。
    • 減価償却費(累計): 566 百万円(当第3Q累計、前年 543 百万円)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期別の詳細QoQ推移は短信に四半期別明示無し(累計比較のみ)。季節性については記載無し。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 82.8%(安定水準)
    • 流動負債合計: 4001 百万円(短期借入金10億円計上の影響で流動負債増)
    • 負債合計: 4,639 百万円
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細は短信に記載なし(–)
  • セグメント別(収益寄与)
    • 建機用フィルタ事業: 売上 13,908 百万円(前年同期比 +6.7%)、営業利益 2,094 百万円(前年同期比 +4.6%)、利益率 15.1%
    • エアフィルタ事業: 売上 1,694 百万円(前年同期比 ▲11.4%)、営業損失 ▲112 百万円(前年は営業利益 49 百万円)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 合計 6,059 千円(主な内訳: 固定資産売却益 390 千円、受取保険金 1,401 千円 等)
  • 特別損失: 合計 20,739 千円(主な内訳: 事業構造改革費用 18,912 千円 等)
  • 一時的要因の影響: 第3Q累計では基幹システム入替に伴う一時的費用と生産遅延がエアフィルタ事業の業績悪化を招いた。新規事業立ち上げに伴う先行投資(設備投資・人材採用)で 113 百万円の一時費用発生(建機用フィルタセグメントに含む)。
  • 継続性の判断: エアフィルタのシステム移行混乱は第3Qに収束見込みのため一時的要因と判断。ただし為替差損は継続リスク。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(2026年3月期): 8.00 円(既払)
    • 期末配当(予想): 10.00 円
    • 年間配当予想: 18.00 円(前期 12.00 円)
    • 配当性向: 会社予想(通期当期純利益 1,970 百万円 に対する配当金総額は開示なしのため算出不可)
  • 特別配当の有無: 無
  • 株主還元方針: 自己株式の取得・処分・消却の実績あり(第3Q累計で自己株式増減・消却等の記載あり)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 新規事業立ち上げ等に伴う先行投資(設備投資・人材採用)として 113 百万円 を計上(建機用フィルタセグメントに含む)。
    • その他の設備投資総額の累計数値は短信に明示なし(–)。
    • 減価償却費(累計): 566 百万円
  • 研究開発:
    • R&D費用: 明確な金額開示なし(–)
    • 主な研究開発テーマ: ナノファイバーを用いた製品(YAMASHIN Nano Filter、NanoWHELP)、大学・研究機関との共同研究等(短信に明記)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況: 受注高・受注残高の明示数値は短信に記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 2,065 百万円(前連結会計年度末比 +200 百万円、前連結会計年度末比 +10.7% と記載)
    • 在庫回転日数等の詳細は記載なし(–)
    • 在庫の質: 明細(仕掛品は期末で消滅等)記載ありが詳細は限定的

セグメント別情報

  • セグメント別状況(第3Q累計)
    • 建機用フィルタ事業: 売上 13,908 百万円(+6.7%)、営業利益 2,094 百万円(+4.6%)。新車需要回復と交換需要が寄与。
    • エアフィルタ事業: 売上 1,694 百万円(▲11.4%)、営業損失 ▲112 百万円(前期は営業利益)。基幹システム入替による生産・出荷遅延と費用増が主因。
  • 前年同期比較: 上記のとおり各セグメントで明暗分かれる
  • セグメント戦略: 建機用は北米シェア拡大、ナノファイバー採用拡大で成長と資本効率改善を目指す。エアフィルタは直販体制構築や欧州市場等の海外展開を視野に再構築。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: “Fly to the next stage!”(2025〜2028)及び「YAMASHIN FILTER VISION 2030」を掲示。ナノファイバー製品を中心とした市場拡大と利益目標のロードマップを提示。
  • KPI達成状況: ナノファイバー製品の採用拡大や北米シェア拡大の進展が短信中で言及されているが、定量KPIの進捗数値は限定的(–)。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 短信に同業他社との具体比較は無し(–)
  • 市場動向: 建機向けは新車需要回復・交換需要が堅調。東南アジアで一時的な需要減退が観測されたと記載。エアフィルタはオペレーション改善がカギ。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている事項のみ)

  • 短期的な成長分野:
    • 建機用フィルタの北米市場でのシェア拡大(明記)
    • NanoWHELP 等ナノファイバー製品の直販体制構築(明記)
  • 中長期的な成長分野:
    • YAMASHIN Nano Filter を軸にした市場選定と成長ロードマップ(VISION 2030)
    • 断熱材やスマートテキスタイル市場への応用検討(新規事業として記載)
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 基幹システム入替に伴う生産・出荷遅延およびシステム運用費の増加(エアフィルタ事業のリスク)
    • 為替変動による為替差損の増加
    • 東南アジア地域の需要一時的減退(市場リスク)

注視ポイント

(短信本文の記載のみから論じる)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上進捗 74.9%、営業利益進捗 69.1%、純利益進捗 67.1%。売上は順調だが利益進捗は遅れ。第4Qでエアフィルタ事業のオペレーション正常化が実現できるか注視。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド: セグメント別では建機用が好転(売上 +6.7%、営業利益 +4.6%)、エアフィルタは悪化(売上 ▲11.4%、営業損失化)。
  • ガイダンス前提条件の妥当性: 会社は通期予想据え置き。短信には為替・原材料価格等の具体前提は記載参照先(添付資料5ページ)を案内しており、主要前提の妥当性は第4Qの実績次第。
  • その他注視点: エアフィルタの基幹システム入替の収束状況、ナノファイバー製品の販路拡大と採用動向。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想の修正: なし(2025年11月5日公表の予想から変更無し)
    • 通期業績予想(会社公表): 売上高 20,840 百万円(+3.7%)、営業利益 2,870 百万円(+9.1%)、経常利益 2,870 百万円(+7.5%)、親会社に帰属する当期純利益 1,970 百万円(+14.3%)、1株当たり当期純利益 28.29 円
    • 会社予想の前提条件: 詳細は添付資料参照(為替等の具体数値は短信本文に要参照)
  • 予想の信頼性: 第3Q累計で利益進捗がやや遅れているため、第4Qの回復が必要。会社は予想を維持しているが第4Qのオペレーション回復が達成の鍵。
  • リスク要因: 為替変動、基幹システム移行の残処理、海外需要の変動等(短信に明記の事項)。

重要な注記

  • 会計方針: 当第3四半期において会計方針の変更・見積り変更・修正再表示は無し。
  • その他重要事項:
    • 第3四半期連結累計期間の連結範囲変更無し。
    • 四半期連結財務諸表に対する任意の監査(期中レビュー)あり(有限責任監査法人トーマツによる期中レビュー報告書で重要な点は認められず)。

(注)記載の数値は原資料(ヤマシンフィルタ 第3四半期決算短信、2026年2月13日)に基づく。記載のない項目は「–」としてあります。本資料は情報整理を目的とし、投資助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6240
企業名 ヤマシンフィルタ
URL http://www.yamashin-filter.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.73)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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