2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:第3四半期累計は売上高20,118百万円、営業利益429百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益158百万円と、前年同期の赤字から黒字転換(上振れではあるが、四半期累計に対する会社側の四半期予想は未開示)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高前年同期比+28.2%、営業損失→営業利益へ転換)。
  • 注目すべき変化:Suido Kiko Middle East(SKME)を追加取得し子会社化したことに伴い、持分法による投資利益382百万円の計上およびのれん755百万円の計上と同額の減損(特別損失755百万円)を認識。これが損益の段階間での影響を与えている。
  • 今後の見通し:通期予想は修正済(経常利益の見直し)。親会社株主に帰属する通期当期純利益予想は修正なし。公開買付け(メタウォーター)成立を前提とした手続により上場廃止の予定。期末配当は公開買付けの成立を条件に「無配」に修正。
  • 投資家への示唆:第4四半期に業績(売上・利益)の季節偏重があるため、通期達成可否は第4四半期の進捗次第。公開買付け・資本提携による上場廃止・支配構造変化が短中期の最大の注目ポイント。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:水道機工株式会社
    • 主要事業分野:水処理関連(浄水場・下水処理場等の設計・建設、機器の製造・販売、運転管理等のO&M)
    • 代表者名:代表取締役社長 古川 徹
    • URL: https://www.suiki.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月5日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会:無、決算補足資料:無
  • セグメント:
    • プラント建設:浄水場等の設計・建設・機器据付等
    • O&M:運転管理・保守等のサービス
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):4,295,968株(第3Q末)
    • 期中平均株式数(四半期累計):4,286,151株
  • 今後の予定:
    • 公開買付け期間(メタウォーターによるTOB):2026年2月6日~2026年3月24日
    • 決算発表(通期修正・その他):本資料等の公表に準ずる
    • 株主総会/IRイベント:–(本短信に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較)
    • 売上高:会社予想(四半期累計)は未開示。通期予想への進捗は下記参照。
    • 営業利益:会社予想(四半期累計)は未開示。
    • 純利益:会社予想(四半期累計)は未開示。
    • 注:通期予想(会社公表)は存在(財務指標参照)。四半期単位の目標は開示されていないため、期間ベースの達成率は算出不可。
  • サプライズの要因:
    • 受注・売上の増加(プラント建設の大型再整備案件・設備更新案件、O&Mの新規受託・メンテ増)により売上高・売上総利益が増加したこと。
    • SKMEに関する追加取得で持分法投資利益を営業外収益に計上(419百万円)が発生する一方、SKMEののれんを計上後に減損(755百万円)を特別損失として計上した点が段階損益上の特徴。
  • 通期への影響:
    • 通期経常利益の予想数値は修正済(詳細は別途公表のお知らせ参照)。親会社株主に帰属する当期純利益予想は修正なし。
    • 第4四半期に売上計上が集中する季節性があるため、通期達成の可否は第4四半期の工事進捗と引渡しに依存。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社側の四半期累計予想は未開示のため、当該差分計算は省略。通期予想との進捗は「財務指標 – 進捗率分析」を参照。

財務指標

  • 財務諸表 要点(百万円)
    • 売上高(累計):20,118(前年同期 15,693、前年比 +28.2%)
    • 売上原価:16,111(前年同期 12,978)
    • 売上総利益:4,007(前年同期 2,714)
    • 販管費:3,578(前年同期 3,298)
    • 営業利益:429(前年同期 営業損失 △583 → 営業利益へ)
    • 経常利益:916(前年同期 △400)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:158(前年同期 △220)
    • EPS(1株当たり四半期純利益):37.02円(前年同期 △51.39円、前年同期比:–)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(当第3四半期累計):429 / 20,118 = 約2.1%(業種平均との比較は資料に記載なし)
  • 進捗率分析(当第3四半期累計 vs 会社通期予想)
    • 通期会社予想(連結):売上高30,000百万円、営業利益1,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,200百万円
    • 売上高進捗率:20,118 / 30,000 = 67.1%
    • 営業利益進捗率:429 / 1,600 = 26.8%
    • 純利益進捗率:158 / 1,200 = 13.2%
    • コメント:売上は67.1%と既に高い進捗。ただし水処理事業は第4四半期に売上・利益が偏重する傾向があるため、通期最終結果は第4四半期の出来高次第。
  • キャッシュフロー(注記:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本短信に作成されていない)
    • 現金及び預金:3,777(前期末 4,145、減少)
    • 投資その他の資産(投資有価証券):1,693(前期 1,493)
    • 短期借入金:5,000(前期 1,980、増加:CMSによる運転資金調達により +30,020百万円の増加と記載)
    • フリーCF等の詳細数値は短信にキャッシュフロー表がないため記載なし(四半期CF計算書作成なし)。
    • 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF数値未提示)。
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細は短信の四半期別表記なし(累計ベースのみ)。季節性として第4四半期偏重を明示。
  • 財務安全性
    • 総資産:28,015(前期末 26,055、増加)
    • 純資産:10,457(前期末 10,178、増加)
    • 自己資本比率:37.3%(前期 39.1%)→ 37.3%(やや低下、目安40%以上で安定)
    • 流動負債合計:15,076、固定負債合計:2,481、負債合計:17,557(増加)
  • セグメント別(詳細は下段参照)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • なし(当第3四半期累計に特別利益は計上なし)
  • 特別損失:
    • のれんの減損損失:755百万円(Suido Kiko Middle Eastに関する減損。のれん発生額755百万円を当期に全額減損)
    • 投資有価証券売却損:75百万円
  • 一時的要因の影響:
    • のれん減損(755百万円)は特別損失であり、当期純利益には影響するが、会社は通期の親会社株主帰属当期純利益予想は修正していないと明記(段階損益間の修正のため税金等調整前当期純利益・法人税等への影響はないと説明)。
  • 継続性の判断:
    • のれん減損はSKMEの取得および事業見通しに基づく個別事象。将来継続性は事業環境次第だが短信上は「一時的」との整理は明示されていない。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(2026年3月期):0.00円(実績/予想)
    • 期末配当(2026年3月期 予想):0.00円(予想修正:有。従来予想から修正し無配へ)
    • 年間配当予想:0.00円
    • 参考(前期):期末55.00円、年間合計55.00円
  • 配当利回り:–(株価情報未提示)
  • 配当性向:会社予想純利益ベースでの配当は0 → 配当性向 0%(ただし配当修正は公開買付け成立を条件としている点に注意)
  • 特別配当の有無:なし
  • 株主還元方針:併せて公開買付者との資本業務提携、公開買付け成立による上場廃止予定を踏まえた配当修正(無配)を決定。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:当第3四半期累計で139百万円(前期 128百万円)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況:
    • 受注高(累計):26,192百万円(前年同期比 +37.1%)
    • 主因:プラント建設での大型再整備案件等の契約締結(プラント建設の受注が大幅増)
    • セグメント別受注高:プラント建設 17,505百万円(前年同期比 +71.2%)、O&M 8,686百万円(前年同期比 ▲2.2%)
  • 受注残高:短信に明示の総額はなし(ただし「手持受注残高は高水準」との記載あり)
  • 在庫状況:
    • 仕掛品:481百万円(前期 205百万円、増加 +276百万円、前年比 +134.6%)
    • 棚卸資産(商品・製品等):0~0(ほぼ無し)
    • 受取手形・売掛金・契約資産:14,400百万円(前期 12,205、増加)
    • 在庫回転日数等の指標は記載なし

セグメント別情報

  • セグメント別概況(当第3四半期累計、百万円)
    • プラント建設
    • 受注高:17,505(前年同期比 +71.2%)
    • 売上高:13,911(前年同期比 +27.8%)
    • 営業利益:864(前年同期は△68 百万円)
    • 主因:浄水場の大型再整備・設備更新案件等の受注と工事進捗
    • O&M
    • 受注高:8,686(前年同期比 ▲2.2%)
    • 売上高:6,207(前年同期比 +29.1%)
    • 営業損失:△478(前年同期 △514)
    • コメント:運転管理の既存契約更新が前年同期で減少したが、新規受託・メンテ増加により売上は増加
    • 合計(調整前)
    • 受注高合計:26,192(前年同期比 +37.1%)
    • 売上高合計:20,118(前年同期比 +28.2%)
    • セグメント計利益合計:386→調整等で連結営業利益429へ
  • 地域別売上:記載なし(国内/海外比率明示なし)
  • セグメント戦略:短信には各セグメントの成長要因(大型案件・O&M拡大)を明記

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況:短信に記載されたKPIは限定的(受注高、売上高等) → 上記の進捗のみ提示

競合状況や市場動向

  • 市場動向(短信記載分):
    • 大型再整備・設備更新案件が追い風となりプラント建設で受注増
    • O&M領域での契約更新動向が受注に影響
    • メタウォーターによる公開買付けと東レとの資本業務提携が進行中(支配構造の変化が短中期での事業展開に影響しうる)

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている内容のみを箇条書き)

  • 短期的な成長分野:
    • プラント建設の大型再整備案件・設備更新案件の受注増
    • O&Mにおける運転管理新規受託・メンテナンス案件の増加
  • 中長期的な成長分野:
    • サウジアラビア事業拠点(Suido Kiko Middle East)の完全子会社化による中東での事業展開強化
  • リスク要因(短信本文に明記されたもの):
    • 公開買付け(メタウォーター)成立に伴う当社株式の上場廃止
    • SKME取得に伴うのれん計上とその減損リスク(今回の減損発生)
    • 第4四半期に業績が偏重する季節性(進捗不良リスク)

注視ポイント

(次四半期に向けた論点、短信本文に記載の変数のみ)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 売上高進捗67.1%と高めだが、営業利益・純利益は進捗が低く第4四半期の工事完工引渡しで大きく変動し得る点を注視。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:
    • 受注高:+37.1%(プラント建設が大幅増)
    • 売上高:+28.2%
    • 営業利益:赤字から黒字転換(損益改善トレンド)
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 通期予想の一部(経常利益)についてはSKME関連の会計処理(持分法利益・減損)を受けて修正済。親会社株主帰属の当期純利益は修正なしと会社は説明。
  • その他注視点:
    • 公開買付けの成立状況(TOBの結果)およびそれに伴う上場廃止手続きの進展
    • 第4四半期の工事進捗・引渡し状況(売上・営業利益に直結)

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正後、会社公表)
    • 売上高:30,000百万円(前年比 +15.5%)
    • 営業利益:1,600百万円(前年比 +8.2%)
    • 経常利益:1,900百万円(前年比 +38.0%) ← 経常利益数値はSKME関連の損益を踏まえ修正
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,200百万円(前年比 +180.9%) ← 修正なし
    • 1株当たり当期純利益(EPS:通期予想):279.71円
    • 通期予想の修正有無と理由:有(経常利益の予想数値をSKMEに関する営業外収益および特別損失計上を踏まえて修正)。親会社株主帰属当期純利益の予想は修正なし(段階損益間での調整のため税金等への影響なし)。
  • 予想の信頼性:短信では過去の予想達成傾向に関する明示的コメントはなし。第4四半期偏重の季節性があるため最終確定は第4四半期の実績次第。
  • リスク要因(短信記載のもの):
    • 公開買付け成立による上場廃止(株主構成の変化)
    • のれん減損等、企業結合に伴う会計上の調整
    • 工事の進捗遅延や契約更新の動向による売上・利益の振れ

重要な注記

  • 会計方針:会計方針の変更はなし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理あり(税金費用は年度予想実効税率を適用)。
  • 連結の範囲の変更:第3四半期連結会計期間よりSuido Kiko Middle Eastの株式を追加取得し子会社化、連結範囲に含めている(みなし取得日 2025年12月31日)。
  • のれんと減損:SKMEの追加取得に伴いのれん755百万円を計上し、同額を当期に減損処理(特別損失)。
  • 重要な後発事象:2026年2月5日付で、メタウォーター株式会社による当社株式に対する公開買付けに賛同の意見表明及び公開買付けへの応募推奨を取締役会で決議。公開買付け成立を前提に当社株式は上場廃止となる予定。また、メタウォーターおよび東レとの資本業務提携を締結。
  • 監査・レビュー:添付される四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは無。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6403
企業名 水道機工
URL http://www.suiki.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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