2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期予想に修正はなし(会社予想は据え置き)。第3四半期累計の着地は概ね会社想定内と考えられる(通期比の進捗は売上高70.8%、営業利益60.7%)。
- 業績の方向性: 売上高は前年同期比で微減(▲1.0%)だが、営業利益・経常利益・当期純利益は大幅増益(営業利益 +39.8%、経常利益 +43.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +381.7%)。増収増益セグメント(技術、教育)が業績を牽引。
- 注目すべき変化: 前年に事業譲渡した「メディアコンテンツ」の特別損失(前年)剥落や、(株)div/(株)divx のグループ通算適用による法人税減少等で四半期純利益が大きく改善。
- 今後の見通し: 会社は通期業績予想(売上高16,400百万円、営業利益1,100百万円等)を据え置き。第3四半期累計の進捗は概ね達成可能圏だが、下期の売上・営業利益の確保がキー(残り売上高約4,793百万円)。
- 投資家への示唆: キャッシュベースはマイナスが続いており(営業CF・投資CF・財務CFともにマイナス)、進捗確認(特に放送・その他の回復と「技術」セグメントの継続性)が重要。配当は通期で50円+50円を予定(通期配当100円/株、会社予想)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ブロードメディア株式会社
- 主要事業分野: 教育(通信制高校、プログラミング教育、日本語教育)、スタジオ・プロダクション(字幕・吹替等制作)、放送(釣り専門チャンネル「釣りビジョン」等)、技術(CDN/サイバーセキュリティ/クラウドソリューション等)、その他(eスポーツ・ゲームパブリッシング等)
- 代表者名: 代表取締役社長 橋本 太郎
- URL: https://www.broadmedia.co.jp/
- 問合せ先: 取締役経営管理本部長 押尾 英明 TEL 03-6439-3983
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月3日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 教育: ルネサンス高等学校グループ、ルネサンス日本語学院、テックキャンプ、div関連の人材サービス等
- スタジオ・プロダクション: 字幕・吹替・音声解説・番組宣伝等の制作
- 放送: 「釣りビジョン」運営、釣りビジョンVODなどの配信
- 技術: アカマイサービス(CDN/WAF等)、クラウドゲーム配信、デジタルシネマサービス、DX/システム開発等
- その他: eスポーツ運営、ゲームパブリッシング等
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む): 7,500,000株
- 期末自己株式数: 372,721株
- 期中平均株式数(四半期累計): 7,126,407株
- 今後の予定:
- 決算発表: 通期決算等スケジュールは別途(本短信では通期予想の修正なしと記載)
- IRイベント: 決算補足説明資料・決算説明会の有無は欄で記載なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社通期予想との比較、達成率は第3四半期累計実績 ÷ 通期会社予想)
- 売上高: 実績 11,607百万円(対会社通期予想16,400百万円の進捗率 70.8%)
- 営業利益: 実績 668百万円(進捗率 60.7%)
- 純利益(親会社株主に帰属): 実績 514百万円(進捗率 60.4%)
- サプライズの要因:
- メディアコンテンツ事業の前期譲渡に伴う前年の特別損失不在、技術・教育セグメントの増益、法人税負担の軽減(グループ通算適用)が純利益を押し上げ。
- 一方で「放送」「その他(eスポーツ・ゲーム)」は売上・利益で下押し要因。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期までの進捗(売上70.8%、営業利益60.7%等)は実現可能域だが、下期における放送の視聴料回復・その他セグメントの収益改善が通期達成の鍵。
- 対会社予想差分(通期予想との差分:実績 − 予想)
- 売上高: 実績 11,607百万円、通期予想との差分 実績は通期予想に対して▲4,793百万円(通期予想の▲29.2%の未達分)
- 営業利益: 実績 668百万円、通期予想との差分 実績は通期予想に対して▲432百万円(▲39.3%の未達分)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 実績 514百万円、通期予想との差分 実績は通期予想に対して▲336百万円(▲39.5%の未達分)
- (注)上記は「第3四半期累計実績」と「通期会社予想」の単純比較。会社が通期での下期回復を見込んでいるため差分は残高(未達分)を示す。
財務指標
- 財務諸表要点(当第3四半期連結累計:2025/4/1~2025/12/31、金額は千円表記を併記)
- 売上高: 11,607,329千円(前年同期比 ▲1.0%、▲117,180千円)
- 売上原価: 7,177,568千円
- 売上総利益: 4,429,761千円
- 販管費: 3,761,729千円
- 営業利益: 668,031千円(前年同期比 +39.8%、+190,149千円)
- 経常利益: 695,581千円(前年同期比 +43.5%、+210,730千円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 513,876千円(前年同期比 +381.7%、+407,189千円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 72.11円(前年同期 14.89円、前年同期比 +384.1%)
- 収益性指標:
- 営業利益率: 5.8%(営業利益668,031 ÷ 売上高11,607,329)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率: 70.8%
- 営業利益進捗率: 60.7%
- 純利益進捗率: 60.4%
- 過去同期間(前年)比では売上は若干の減少だが、利益は改善しており、利益面では順調に進捗している。
- キャッシュフロー(当第3四半期累計)
- 営業CF: △526,146千円(前年同期 △665,850千円)
- 投資CF: △152,037千円(前年同期 △59,129千円)— 主にPC入替・キャンパス整備、サーバー入替等による固定資産取得
- 財務CF: △845,851千円(前年同期 △722,596千円)— 配当支払や借入金返済、非支配株主への配当等
- フリーCF(営業CF − 投資CF): △374,109千円
- 営業CF/純利益比率: △526,146 ÷ 541,081 = △0.97(目安1.0以上が健全。現状は純利益を現金化できておらず注意が必要)
- 現金及び現金同等物残高(期末): 4,109,267千円(前期末比 ▲1,511,804千円、前年同期比 ▲26.9%)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの詳細は短信中の表を参照。総じて売上は微減だが、各セグメントで差異あり(技術・教育の好調が継続)。
- 財務安全性:
- 総資産: 10,346,339千円(前期末比 ▲953,703千円、▲8.4%)
- 負債合計: 4,714,155千円(前期末比 ▲804,893千円、▲14.6%)
- 純資産合計: 5,632,183千円(前期末比 ▲148,810千円、▲2.6%)
- 自己資本比率: 46.3%(前期末 41.0% → +5.3ポイント、安定水準)
- 効率性:
- 総資産回転率等の数値は明示なし(–)
- セグメント別(主要)
- 教育: 売上 4,111,867千円(前年同期比 +0.8%、+31,836千円)、営業利益 666,954千円(増益)
- スタジオ・プロダクション: 売上 1,128,326千円(前年同期比 ▲3.6%、▲41,664千円)、営業損失 △14,033千円(損失縮小)
- 放送: 売上 1,691,174千円(前年同期比 ▲3.3%、▲57,036千円)、営業利益 85,391千円(減益)
- 技術: 売上 4,797,431千円(前年同期比 +11.5%、+495,977千円)、営業利益 613,804千円(増益)
- その他: 売上 180,836千円(前年同期比 ▲47.3%、▲162,020千円)、営業損失 △41,789千円(損失拡大)
- 財務の解説:
- 売掛金の増加(2,052,468千円、前期1,516,459千円)が営業CFのマイナス要因。配当・借入返済を含む財務支出で現金が減少。のれんは減少傾向(のれん 1,562,863千円)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 資産除去債務戻入益 17,865千円
- 特別損失: 固定資産除却損 17,415千円、早期割増退職金 6,158千円、合計 特別損失 23,573千円
- 一時的要因の影響: 前年に計上した「メディアコンテンツ」事業譲渡に関する特別損失112,835千円が今回はないことが当期の利益改善に寄与
- 継続性の判断: 固定資産除却損等は非継続的要因の可能性が高い
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末): 50円(会社予想)
- 期末配当: 50円(会社予想)
- 年間配当予想: 100円/株(第2四半期末50円+期末50円、会社予想)
- 配当性向(会社予想ベース): 100 ÷ 119.27 ≒ 83.8%(高水準)
- 特別配当の有無: なし(短信に特別配当の記載なし)
- 株主還元方針: 自社株取得は当期累計で極小(取得支出 835千円の計上あり)。大口の自社株買い等の記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当第3四半期累計における固定資産取得による支出: 132,095千円(投資CFの内訳)— 主に通信制高校事業のPC入替・キャンパス整備、管理部門のサーバー入替等
- 減価償却費: 118,819千円(当第3四半期累計)
- 研究開発:
- R&D費用: 明示なし(–)
- 主な投資内容(記載あり): PC更新、キャンパス整備、サーバー入替
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 受注高・受注残高の開示なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品): 19,543千円(前期 10,904千円、増加)
- 在庫回転日数: 記載なし(–)
- 在庫の質: 仕掛品 121,009千円、原材料等 5,854千円(表記あり)
セグメント別情報
- セグメント別状況(当第3四半期累計、金額は千円)
- 教育: 売上 4,111,867 千円(前年同期比 +0.8%)、営業利益 666,954 千円(増益)
- 通信制高校は校別の差があり、労務費や広告費増で影響。日本語教育の受講増で増収。
- AI・プログラミング教育は法人研修等は増収だが「テックキャンプ」売上は広告抑制で減少。固定費削減で損失縮小。
- スタジオ・プロダクション: 売上 1,128,326 千円(▲3.6%)、営業損失 △14,033 千円(損失縮小)
- 吹替制作受注減が減収要因。前期の減損処理の反映でコスト減。
- 放送: 売上 1,691,174 千円(▲3.3%)、営業利益 85,391 千円(減益)
- 視聴料収入の減少が主因。広告・VODは増収だが制作コスト増で利益圧迫。
- 技術: 売上 4,797,431 千円(+11.5%)、営業利益 613,804 千円(大幅増益)
- アカマイサービスが好調。システム開発は案件増で増収だが一部機材販売の減少で差異。divxはコスト最適化で黒字化。
- その他: 売上 180,836 千円(▲47.3%)、営業損失 △41,789 千円(損失拡大)
- eスポーツのスポンサー売上減やイベント先行投資、ゲームパブリッシングの大型案件不在が主因。
- 地域別売上: 明示なし(国内/海外比はセグメント表等で一部示唆あるが総額表は記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 明示的な中期数値目標の記載は本短信中に見当たらない(–)
- KPI達成状況: 個別KPI(在籍生徒数、VOD会員数等)の数値開示は限定的。セグメント別動向から技術・教育のKPIは堅調である旨の記載あり。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 明示的な比較は記載なし(–)
- 市場動向: 放送事業では視聴料減少が継続的リスク、技術分野ではCDN/WAF等の需要増が追い風という記載がある。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ箇条書き)
- 短期的な成長分野:
- 技術セグメントのアカマイサービス(CDN/WAF等)の既存・新規顧客向け提供拡大(増収要因として明記)
- 教育セグメントの日本語教育受講生増加、法人向け研修(テックキャンプの法人案件)
- 放送の「釣りビジョン倶楽部(VOD)」や広告収入の拡大(ただし視聴料は減少傾向)
- 中長期的な成長分野:
- クラウドソリューション/クラウドゲーム配信、G-cluster XR 等の技術提供
- DX・システム開発分野(システムデザイン開発、divx のAI活用等)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 視聴料収入の減少(放送セグメントでの売上減少要因として明記)
- eスポーツのスポンサー売上減少およびイベント先行コスト(その他セグメントで損失拡大)
- 制作受注の変動(スタジオ・プロダクションの吹替受注減等)
- キャッシュ減少や配当・借入返済等の財務支出(キャッシュフローでのマイナス継続が示されている)
注視ポイント
(短信本文に記載のある変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 売上進捗 70.8%、営業利益進捗 60.7%、純利益進捗 60.4%。利益進捗が売上進捗を下回るため、下期での売上回復(放送・その他の改善)と利益率維持が鍵。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- 技術セグメントは前年同期比 +11.5%(増収増益)で好調。放送・その他は前年同期比で減収。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社は通期予想に修正を行っていない。短信中に為替や原材料の前提は限定的に記載(–)。
- 次四半期に向けた論点(短信記載事項から):
- 視聴料の下落トレンドに対する放送の打ち手、その他(eスポーツ/ゲーム)でのスポンサー回復や大型案件の獲得、営業CFの改善(売掛金回収の進捗)を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(会社、2025/4/1~2026/3/31):
- 売上高: 16,400百万円(対前期 +5.6%)
- 営業利益: 1,100百万円(対前期 +55.6%)
- 経常利益: 1,100百万円(対前期 +53.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 850百万円(対前期 +153.7%)
- 1株当たり当期純利益: 119.27円
- 通期予想の修正有無: 2025年5月1日公表の通期予想から変更なし(短信に明記)
- 会社予想の前提条件: 短期的な為替・原材料等の外的前提は短信で明示されていない(–)
- 予想の信頼性:
- 会社は通期見通しの達成を前提としているが、第3四半期のキャッシュフロー状況や一部セグメントの減収を踏まえると、下期の収益回復が重要。
- リスク要因:
- 放送の視聴料減少継続、その他セグメントのスポンサー収入低迷、制作受注の変動、キャッシュポジションの低下等(短信に明示の項目)。
重要な注記
- 会計方針: 当連結会計年度よりセグメント区分を変更(「メディアコンテンツ」を廃止し5セグメントへ)。セグメント間取引の消去額は「調整額」として表示する方式に変更。前期比較は変更後の数値に基づく旨を注記。
- その他: 添付のセグメント情報等に重要な後発事象はなしと記載。
(注)本まとめは提出された決算短信の記載事項に基づく要約です。投資判断につながる助言は行っておりません。数値は短信記載の金額を基にしています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4347 |
| 企業名 | ブロードメディア |
| URL | http://www.broadmedia.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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