2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計の進捗は概ね想定範囲内だが、利益面は前年同期比で大幅減(上振れ/下振れの明記は会社予想との比較で修正無のため「ほぼ想定内」)。
- 業績の方向性:増収ならず、減収減益(売上高:1,888億18百万円、前年同期比△8.5% / 営業利益:32億27百万円、前年同期比△36.4%)。
- 注目すべき変化:鉄鋼商品の販売数量減少と市況の低下、並びに設備増強に伴う減価償却費の増加(減価償却費 3,615百万円、前年同期比+28.9%程度)が利益悪化の大きな要因。九州・中国セグメントで固定資産の減損損失48百万円計上。
- 今後の見通し:通期予想(売上 2,547億円、営業利益 46億円、親会社株主帰属当期純利益 30億円)に対する第3Q累計進捗は売上74.1%、営業利益70.2%、純利益67.8%。第4四半期の利益率回復が不可欠だが、会社は通期見通しを据え置き。
- 投資家への示唆:需要の地域差・鉄鋼市況の弱含みが継続する中、設備投資による減価償却増が一時的に利益を圧迫している点を確認。通期達成は第4Qの着地次第であり、市況動向と静岡センター等の稼働改善に注目。
基本情報
- 企業名:小野建株式会社(証券コード 7414)
- 主要事業分野:鉄鋼建材流通(鉄鋼商品販売)、建材商品販売、工事請負(建設関連向け)
- 代表者名:代表取締役社長 小野 剛
- 問合せ責任者:代表取締役専務 小野 哲司(TEL 093-561-0036)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成有、決算説明会:無
- セグメント:
- 九州・中国エリア:鉄鋼商品販売、工事請負等(主力、減収・減益)
- 関西・中京エリア:鉄鋼商品販売等(減収・減益)
- 関東・東北エリア:鉄鋼商品販売、工事請負等(売上ほぼ横ばい、利益減)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):25,123,913株
- 期末自己株式数:599,810株
- 期中平均株式数(四半期累計):24,870,023株
- 今後の予定:
- 決算発表:既公表(本短信)
- IRイベント:決算説明会は無し(補足資料は有)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社が通期予想を修正していないため「達成率」基準で記載)
- 売上高進捗率:188,818百万円/254,700百万円 = 74.1%
- 営業利益進捗率:3,227百万円/4,600百万円 = 70.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:2,035百万円/3,000百万円 = 67.8%
- サプライズの要因:
- 主因は鉄鋼商品の販売数量減少と市況の低下による売上・利益率低下
- 設備増強(静岡センター等)による減価償却費増加(営業外費用ではなく販管費内の影響)
- 支払利息の増加(支払利息 264百万円 vs 前年140百万円)も経常面での圧迫要因
- 九州・中国での固定資産減損48百万円を特別損失計上
- 通期への影響:
- 通期予想の修正は無し。第4四半期での利益率改善(販売数量の回復、既受注工事の進捗加速、費用抑制)が必要で、進捗率はやや厳しめ。ただし現時点では会社側は見通し据え置き。
財務指標(主要数値は百万円、前年同期比は必ず%で表示)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:188,818 百万円(前年同期比 △8.5% / △17,466 百万円)
- 売上総利益:19,296 百万円(前年同期比 △5.1%)
- 販管費:16,068 百万円(前年同期比 +5.3%)
- 営業利益:3,227 百万円(前年同期比 △36.4%)
- 経常利益:3,238 百万円(前年同期比 △37.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,035 百万円(前年同期比 △40.4%)
- 1株当たり四半期純利益:81.86 円(前年同期 134.09 円)
- 収益性指標
- 営業利益率:3,227 / 188,818 = 約1.71%(前年同期:約2.46%、低下)
- ROE(簡易計算):2,035 / 98,131 = 約2.07%(目安:8%以上が良好 → 低水準)
- ROA(簡易計算):2,035 / 202,584 = 約1.00%(目安:5%以上が良好 → 低水準)
- 財政状態(貸借対照表)
- 総資産:202,584 百万円(前期末 203,530 百万円、△0.5%)
- 純資産:98,131 百万円(前期末 98,273 百万円、△0.1%)
- 自己資本比率:48.0%(安定水準、前期 47.8%)
- 現金及び預金:7,198 百万円(前期末 4,438 百万円、増加)
- 受取手形・売掛金・契約資産:40,803 百万円(前期 49,037 百万円、減少)
- 商品及び製品(在庫):25,912 百万円(前期 29,053 百万円、減少)
- 流動性・安全性
- 流動資産合計 108,185 / 流動負債合計 82,238 → 流動比率(概算)=約131.5%(流動比率100%超は短期支払い能力維持)
- 負債合計/純資産(レバレッジ)=104,453 / 98,131 ≒ 1.064(過度なレバレッジではない)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金預金は増加しており、営業CFの詳細は未提示。
- 減価償却費:3,615 百万円(前年同期 2,804 百万円、増加)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率:74.1%(通常の季節性確認が必要だが高めの進捗)
- 営業利益進捗率:70.2%
- 純利益進捗率:67.8%
- 過去同期間との比較:前年同期より進捗ベースで売上・利益とも減少
- 四半期推移(QoQ):四半期単体の数値は開示無し(累計のみ)。季節性の記載は無しだが建材・工事は第4Qでの受注・進捗に依存する傾向あり。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失 48 百万円(九州・中国セグメント、当第3四半期累計期間)
- 特別利益:該当なし(当第3四半期累計では無し)
- 一時的要因の影響:減損は規模小さく営業利益への影響は限定的。設備増強に伴う減価償却費増は今後数期にわたり継続する可能性あり(中期での収益改善期待と合わせて評価必要)。
- 継続性の判断:減価償却費増は継続的要因(設備投資によるもの)であり一時的ではない。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:34.00 円(2026年3月期は中間同額、前期同額)
- 期末配当(予想):35.00 円
- 通期合計(予想):69.00 円(前期合計も69.00円)
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースで配当性向 = 配当総額(69円×発行株数ベース)/純利益 3,000百万円 → 詳細は算出不可のため記載省略(–)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの開示なし(自己株式保有増加あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細金額は記載なしだが、静岡センターの加工設備拡充・拠点整備を推進(これが減価償却費増の主因)。
- 減価償却費:3,615 百万円(前年同期 2,804 百万円)
- 研究開発:該当記載なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高/受注残の明示なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:25,912 百万円(前年同期 29,053 百万円、△10.8%)
- 在庫回転日数の記載なし(–)
セグメント別情報
- 九州・中国:
- 外部売上高:102,870 百万円(前年同期比 △9.6%)
- セグメント利益:2,053 百万円(前年同期比 △28.2%)
- 備考:大型工事進捗遅延、減損48百万円計上
- 関西・中京:
- 外部売上高:45,898 百万円(前年同期比 △11.7%)
- セグメント利益:571 百万円(前年同期比 △27.4%)
- 関東・東北:
- 外部売上高:40,049 百万円(前年同期比 △1.2%)
- セグメント利益:654 百万円(前年同期比 △55.0%)
- セグメント合計:売上 188,818 百万円、セグメント利益合計 3,279 百万円(四半期連結営業利益との差異調整後 営業利益 3,227 百万円)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する明確な進捗開示は本短信内に無し(–)
- KPI達成状況:公開KPIの有無・達成状況は記載なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:鉄鋼市況は地域・業態で濃淡、全体としてやや弱含み。都市部の大型工事は順調、地方は中小案件で受注停滞。
- 競合比較:同業他社との対比は本資料内に記載無し(–)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想:売上 254,700 百万円(△6.3%)、営業利益 4,600 百万円(△32.5%)、経常利益 4,600 百万円(△33.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,000 百万円(△38.6%)、1株当たり当期純利益 120.20 円
- 予想修正:直近公表予想からの修正は無し
- 会社の前提:為替・原料前提の詳細は添付資料参照(本短信にて詳細は一部注記)
- 予想の信頼性:第3Q累計の進捗は売上・利益ともに7割前後。第4Qでの市況回復や受注進捗がなければ利益目標は厳しい可能性があるが、会社は現状で修正していない。
- リスク要因:為替・鉄鋼市況の変動、建設需要の地域差、原材料価格、工事進捗遅延、金利上昇(支払利息増)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(詳細は添付資料P8参照)
- 監査(レビュー):四半期連結財務諸表に対して任意の期中レビューを受けており、監査法人の結論に異常なし。
- その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
(注)記載数値は提供された決算短信(2026年3月期 第3四半期累計、単位:百万円)に基づく。市場動向予測や投資助言は行っていない。情報不足の項目は“–”で示した。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7414 |
| 企業名 | 小野建 |
| URL | http://www.onoken.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。