概要
- 企業名: 日特建設株式会社
- 事業内容: 専門的な建設工事、災害防止・環境保全工事、都市再生サービス、基礎・地盤改良、法面・斜面保護、土木・建設コンサルタントなど
- 設立: 1953年4月10日
- 本社: 東京都中央区
- 代表者: 和田 康夫
- 従業員数: 1,142人
- 市場区分: プライム（内国株式）
- 業種: 建設業
株価情報
- 証券コード: 1929
- 株価: 993.0円
- 前日終値: 992円
- 本日始値: 990円
- 本日高値: 993円
- 本日安値: 988円
- 出来高: 10,600株
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 環境・防災工事に強みを持ち、ダム基礎や地盤改良などの主力事業で業界トップクラスの技術力を有する。
- 課題: 高収益の大型工事の獲得が難しい場合がある。また、資材価格の高騰が影響を及ぼす可能性がある。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- ビジョン: 持続可能な社会インフラの構築と、環境・防災分野での技術革新を推進。
- 戦略: 中期経営計画2023（2023年度～2025年度）に基づき、連結営業利益目標の達成を目指す。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- 重点分野: 基礎・地盤改良、法面・斜面保護、土木・建設コンサルタント
- 施策: 環境・防災工事の拡大、技術革新による効率化、新規事業分野への進出
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など
- 収益モデル: 主に建設工事受注による収益モデル
- 適応力: 技術革新により市場ニーズの変化に適応。環境・防災分野の成長が見込まれる。
技術開発の動向や独自性
- 技術開発: 地盤改良や斜面保護技術において高い技術力を有。
- 独自性: 独自の技術やノウハウを保有し、競合との差別化を図っている。
収益を牽引している製品やサービス
- 主力製品: ダム基礎、地盤改良、法面・斜面保護、土木・建設コンサルタントサービス
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
- EPS（会社予想）: 86.25円
- BPS（実績）: 791.02円
- PER（会社予想）: 11.49倍
- PBR（実績）: 1.25倍
現在の株価（993円）はBPS（791.02円）より高く、PER（11.49倍）は業界平均PER（14.0倍）より低い。
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 50日移動平均線: 994.44円
- 200日移動平均線: 1063.32円
- 現在の株価: 993円
現在の株価は50日移動平均線とほぼ同値、200日移動平均線よりは低い。短期的にはほぼ水準安定だが、中期的には下降傾向にある。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高（過去12か月）: 66.94B円
- 利益率: 3.29%
- ROE（過去12か月）: 6.43%
- ROA（過去12か月）: 3.84%
財務状況は良好で、ROEとROAは高い水準を維持している。
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する
- 売上高: 2023年3月期比で14.9%減少
- 営業利益: 2023年3月期比で71.1%減少
- 経常利益: 2023年3月期比で70.4%減少
- 純利益: 2023年3月期比で78.6%減少
売上高と利益は減少傾向にあるが、自己資本比率は高い水準を維持している。
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 4.84%
- 配当性向: 89.08%
配当利回りは業界平均と比較して高く、配当性向も高水準である。
自社株買いなどの株主還元策
- 自社株買い: なし
自社株買いは行っていない。
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: ほぼ水準安定だが、上昇・下降の勢いはない。
株価への影響を与える要因など
- 要因: 業績予想の見通し、市場動向、競合状況
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 強み: 技術革新により高い競争力を維持、環境・防災分野での強みを持つ。
- 課題: 売上高と利益の減少、大型工事の獲得が難しい。
- 株価評価: PERは業界平均より低いが、配当利回りは高水準。
- 財務状況: 自己資本比率は高く、ROEとROAも健全。
- 株価モメンタム: 短期的には安定だが、中期的には下降傾向にある。
全体的に、技術革新による持続可能な成長が見込まれるが、売上高と利益の減少には注意が必要。株価はPERは低いが、配当利回りは高水準である。
企業情報
| 銘柄コード | 1929 |
| 企業名 | 日特建設 |
| URL | http://www.nittoc.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
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