2024年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(直近公表の業績予想からの修正なし)。市場予想との比較データは提供情報になく記載不可。
- 業績の方向性:減収減益(売上高404.2百万円、前年同期比 △9.5%、営業利益61.1百万円、前年同期比 △30.1%)。
- 注目すべき変化:自動旋盤用カム部門が前年同期の1,182千円の黒字から当期2,586千円の赤字へ転換(大きな収益悪化)。切削工具部門ではセグメント利益が前年同期比 △38.2%と大幅悪化。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正なし。通期(2024年6月期)予想は売上1,850百万円(+5.4%)、営業利益280百万円(+1.6%)。第1四半期の進捗は売上・営業利益とも約21.8%(通期比)で、会社予想達成の可否は第2四半期以降の回復に依存。
- 投資家への示唆:需要減による短期的な受注・売上の落ち込みが見られるが会社は予想を維持。配当は継続方針(年間100円)だが、予想EPSに対する配当性向は高水準(算定上は200%超)で、持続性や資金動向は確認が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エーワン精密
- 主要事業分野:工作機械向け工具・部品の製造(コレットチャック、切削工具(別注工具の製作・再研磨/市販切削工具の再研磨)、自動旋盤用カム等)
- 代表者名:代表取締役社長 林 哲也
- 上場市場/コード:東証/6156
- 決算短信種別:非連結(日本基準)
- 報告概要:
- 提出日:2023年11月10日
- 対象会計期間:2024年6月期 第1四半期(2023年7月1日~2023年9月30日)
- 四半期決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- コレットチャック部門:量産部品向けコレットチャック等の製造販売
- 切削工具部門:別注切削工具の製作・再研磨、市販切削工具の再研磨
- 自動旋盤用カム部門:カム式自動旋盤向け部品
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):5,300,000株(2024年6月期1Q)
- 期末自己株式数:204,985株(2024年6月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):5,005,540株(2024年6月期1Q)
- 時価総額:–(株価情報は提供なし)
- 今後の予定:
- 株主総会:定時株主総会は既に開催(第33期は2023年9月23日)
- IRイベント:四半期決算説明会は「無」
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想からの修正はなし)
- 売上高:404,224千円(会社通期予想1,850,000千円に対する進捗率 21.8%/第2四半期累計目標832,000千円に対する進捗 48.6%)
- 営業利益:61,120千円(通期予想280,000千円に対する進捗率 21.8%)
- 純利益:41,859千円(通期予想198,000千円に対する進捗率 21.1%)
- サプライズの要因:
- 主に需要低迷(国内の量産部品加工減少、中国を中心とするアジアでの量産部品生産減)により受注・売上が低下。8月の夏季休業影響などの季節要因もあり。
- セグメント別ではコレットチャック・切削工具で売上減(特に市販切削工具の再研磨が大幅減)、自動旋盤用カムは受注減で赤字化。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想修正は無し。第2四半期(Q2)にて受注/売上が回復するかが鍵。第1四半期は会社想定どおりの範囲内と判断された模様。
財務指標(主要数値)
(表示単位:千円。前年同期比は必ず%で表記)
- 損益(第1四半期累計 2023/7/1–2023/9/30)
- 売上高:404,224千円(前年同期比 △9.5%、前年 446,897千円)
- 売上総利益:128,828千円(前年同期 157,655千円)
- 販管費:67,707千円(前年同期 70,195千円)
- 営業利益:61,120千円(前年同期比 △30.1%、前年 87,460千円)
- 経常利益:61,761千円(前年同期比 △26.3%、前年 83,804千円)
- 四半期純利益:41,859千円(前年同期比 △27.5%、前年 57,742千円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):8.36円(前年同期 11.53円、前年同期比 △27.5%)
- 収益性指標(第1四半期)
- 営業利益率:61,120 / 404,224 = 15.1%(通期予想の営業利益率=280,000/1,850,000 = 15.1%、一貫)
- ROE(簡易・年換算):Q1純利益を年換算(41,859×4=167,436千円)で計算すると 167,436 / 純資産8,001,842 = 約2.09%(目安:8%以上が良好 → 本数値は低い)
- ROA(簡易・年換算):167,436 / 総資産8,821,712 = 約1.90%(目安:5%以上が良好 → 本数値は低い)
- 備考:ROE/ROAは四半期数値を年換算した簡易計算。正式には通期実績や期中平均資本で評価する必要あり。
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:21.8%(404,224 / 1,850,000)
- 営業利益進捗率:21.8%(61,120 / 280,000)
- 純利益進捗率:21.1%(41,859 / 198,000)
- 備考:第2四半期累計(H1)目標は832,000千円(通期の約45.0%)。Q1はH1目標の約48.6%を確保。
- キャッシュフロー:–(キャッシュフロー計算書の記載なしのため省略)
- 貸借対照表(第1四半期末 2023/9/30)
- 総資産:8,821,712千円(前期末 9,206,592千円、減少)
- 流動資産:7,128,690千円(現金及び預金 6,386,085千円、仕掛品 270,258千円、受取手形及び売掛金 332,326千円)
- 固定資産:1,693,021千円(前期末比 +24,885千円)
- 負債合計:819,870千円(前期末 775,480千円、増加)
- 純資産:8,001,842千円(前期末 8,431,111千円、減少)
- 自己資本比率:90.7%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動比率(簡易):7,128,690 / 252,492 ≒ 28.2倍(非常に高い)
- 財務安全性:負債比率は低く自己資本比率が高い(90.7%)(安定水準)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:固定資産除却損 902千円(当期計上)
- 特別利益:当第1四半期の損益計算書上の特別利益は表示なし。ただし株式(自己株式)700,000株の消却を実施しており、その結果として「自己株式処分差益」143,850千円が資本の部で計上されている(株主資本に影響)。
- 一時的要因の影響:固定資産除却損は小額。自己株式消却は資本構成に影響する一時処理(営業利益には直接影響なし)。業績の実質評価は特別損益を除いた営業利益ベースで確認が必要。
配当
- 配当(実績・予想)
- 2023年6月期(実績):年間合計100円(中間0円/期末100円)
- 2024年6月期(予想):年間合計100円(中間0円/期末100円) — 修正なし
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当100円 ÷ 予想EPS 39.56円 = 約252.8%(高水準。持続性注意)
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 株主還元方針:自社株買い等の新規発表は特記事項なし。ただし直近で自己株式700,000株を消却(株主還元の一環と考えられるが、詳細は会社開示参照)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(固定資産増減の要旨):固定資産は期末で1,693,021千円(前期末比 +24,885千円)。内訳は長期前払費用の増加や投資有価証券の増加等の影響記載あり。
- 設備投資額(当期発生分の明細):–(具体的キャッシュ支出額の表示なし)
- 減価償却費:–(記載なし)
- 研究開発費:–(記載なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:具体的な受注高・受注残の記載なし。管理説明では「受注が8-9月にかけて減少」との定性的記載あり。
- 在庫(棚卸資産):製品 3,041千円、原材料 40,339千円、仕掛品 270,258千円(前期末比の増減は本文参照)
セグメント別情報
- コレットチャック部門:
- 売上高:284,221千円(前年同期比 △7.1%)
- セグメント利益:115,588千円(前年同期比 △13.0%)
- 背景:国内量産部品加工の減少、アジアでの量産減により受注減
- 切削工具部門(別注製作・再研磨/市販工具再研磨 合計):
- 売上高:117,673千円(前年同期比 △14.0%)
- セグメント利益:15,826千円(前年同期比 △38.2%)
- 背景:広範な業種で機械稼働率低下の影響。市販工具の再研磨が特に大幅減(△18.4%)
- 自動旋盤用カム部門:
- 売上高:2,329千円(前年同期比 △45.2%)
- セグメント損失:△2,586千円(前年同期は1,182千円の利益)
- 背景:カム式自動旋盤向け量産部品の需要減
- セグメント配賦方法:第1四半期より共通費配賦を一部見直し(比較開示は変更前配賦方法のまま一部期間は差異あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:開示資料内に中期計画の詳細は記載なし。通期予想に対し第1四半期は約22%の進捗。
- KPI達成状況:–(KPI明示なし)
競合状況や市場動向(会社の記述より)
- マクロ要因:世界的なインフレ・金利上昇、米中対立、地政学リスク等で需要は減速。半導体市況の悪化や中国の不動産問題が製造業需要に悪影響。
- 業界動向:自動車分野は一部回復(半導体供給改善で生産上昇)も、工作機械や電子部品分野は欧州・中国の低迷で受注減。省力化・自動化関連の設備やEV関連需要は存在。
今後の見通し
- 業績予想:
- 第2四半期累計(通期比)売上 832,000千円(△7.1%、前年同期比)、営業利益 138,000千円(△20.7%)等(会社公表値)
- 通期(2024年6月期)売上 1,850,000千円(+5.4%)、営業利益 280,000千円(+1.6%)、当期純利益 198,000千円(+3.2%) — 直近公表予想からの修正なし
- 会社前提:為替や原材料前提の詳細は添付資料参照(本短信に詳細前提記載は限定的)
- 予想の信頼性:第1四半期は計画内の進捗率(約22%)。第2四半期の回復可否が通期達成の鍵。
- リスク要因:受注動向の悪化、半導体・自動車市場の変動、海外需要(特に中国・欧州)の低迷、原材料価格・調達コスト、為替変動等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期レビュー:四半期決算短信は公認会計士・監査法人の四半期レビューの対象外
- 株主資本の変動:2023年9月29日に自己株式700,000株を消却(結果として資本剰余金・利益剰余金に影響、自己株式残高・利益剰余金が変動)
- その他:当第1四半期決算に特有の会計処理や見積り変更は無し
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6156 |
| 企業名 | エーワン精密 |
| URL | http://www.a-one-seimitsu.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
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