2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期業績予想を上方修正(同日「業績予想の修正および期末配当予想の修正(増配)」を公表)。第3四半期累計は会社予想に対して概ね上振れ(進捗率参照)。
- 業績の方向性: 増収増益(第3四半期累計:売上高+55.8%、営業利益+359.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益+334.1%)。(増収増益=良好)
- 注目すべき変化: 公共分野が主力で大幅成長(公共分野売上高+74.6%、営業利益+499.6%)。在庫(商品)が大幅に増加(302.6百万円→1,302.2百万円)している点も注目。
- 今後の見通し: 通期予想を修正済み(売上高277億85百万円、営業利益63億円、当期純利益45億円)。第3四半期時点の進捗は売上64.5%、営業利益57.2%、純利益56.6%で、現時点では通期達成の可能性は高いが、年末の公共システム移行完了状況や税金負担・減価償却の影響を注視。
- 投資家への示唆: 公共分野(総合行政情報システム「Reams」標準準拠化移行)が収益拡大の主因。期末配当は記念配当を含む増配を発表(期末123円、年間140円予定)で株主還元を強化。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社電算(コード 3640)
- 主要事業分野: 公共分野向け総合行政情報システム提供、産業分野向け受託計算処理・各種業務システム保守販売、自社データセンター運営等(総合的な情報サービス)
- 代表者名: 代表取締役社長 轟 一太
- URL: https://www.ndensan.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月30日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- セグメント:
- 公共分野: 地方公共団体向けの総合行政情報システム「Reams」、受託処理、機器更改、自治体向け保守サービス等
- 産業分野: 自社データセンターを用いた受託計算処理(口座振替等)、民間企業向けシステム導入・保守、機器販売等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 5,837,200株
- 期末自己株式数: 287,535株
- 期中平均株式数(四半期累計): 5,668,859株
- 今後の予定:
- 決算説明会: 無(本第3四半期は説明会なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想は1月30日に修正済み)
- 売上高(第3Q累計): 実績 17,956百万円(前年同期比+55.8%)
- 通期予想 27,850百万円に対する進捗率 64.5%(やや上振れの進捗)
- 営業利益(第3Q累計): 実績 3,603百万円(前年同期比+359.1%)
- 通期予想 6,300百万円に対する進捗率 57.2%
- 純利益(第3Q累計): 実績 親会社株主に帰属する四半期純利益 2,546百万円(前年同期比+334.1%)
- 通期予想 4,500百万円に対する進捗率 56.6%
- サプライズの要因:
- 公共分野の標準準拠システム提供(「Reams」移行需要)および機器更改、制度改正対応等が大きく寄与(公共分野の売上・利益が主因)。
- 第3Q累計で特別利益として固定資産売却益13百万円が計上されているが金額は限定的。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を上方修正し、配当も増配(期末に記念配当を含む)。第3四半期時点の進捗は概ね好調で、通期達成の見込みは高いが、年末の移行完了・税額負担など年末要因を確認する必要あり。
財務指標
- 主要貸借対照表(当第3四半期:2025年12月31日、単位:千円)
- 総資産: 22,263,636千円(前期末比 +800,081千円)
- 純資産: 14,238,040千円(前期末比 +1,526,867千円)
- 自己資本比率: 63.9%(前期末 59.2%、安定水準)
- 現金及び預金: 2,973,896千円(前期末 2,551,172千円、増加)
- 受取手形・売掛金・契約資産: 7,047,156千円
- 商品(在庫): 1,302,205千円(前期末 302,553千円、増加)
- 短期借入金: 1,392,000千円(前期末 1,692,000千円、減少)
- 長期借入金: 280,000千円(前期末 460,000千円、減少)
- 損益(第3四半期累計、単位:千円)
- 売上高: 17,956,185千円(前年同期比 +55.8%) (良:増収)
- 売上総利益: 6,469,891千円
- 販売費及び一般管理費: 2,866,580千円
- 営業利益: 3,603,311千円(前年同期比 +359.1%) 営業利益率 ≒ 20.1%(高水準、目安:8–10%より良好)
- 経常利益: 3,601,474千円(前年同期比 +353.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,546,472千円(前年同期比 +334.1%)
- 1株当たり四半期純利益(累計): 449.20円(前年同期 101.12円)
- 収益性指標(第3Q累計ベース)
- ROE(=四半期純利益 / 純資産) ≒ 17.9%(優良、目安:10%以上で優良)
- ROA(=四半期純利益 / 総資産) ≒ 11.4%(良好、目安:5%以上で良好)
- 営業利益率 ≒ 20.1%(高水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率: 64.5%(第3四半期時点)
- 営業利益進捗率: 57.2%
- 純利益進捗率: 56.6%
- コメント: 売上の進捗は9ヶ月として高め(公共案件寄与)。営業利益・純利益は期末に向けたコストや減価償却の影響で進捗が若干低下する可能性ありが、現状は通期達成に向けた順調な進捗。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF・投資CF・財務CFの詳細は未提示(注記あり)。
- 現金及び預金は増加(2,551,172千円 → 2,973,896千円)。フリーCFの具体額は不明(–)。
- 営業CF/純利益比率: 計算不可(営業CF未提示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細なQoQ推移は決算短信に四半期毎の表記なし(累計値のみ提示)。季節性として年末案件・移行完了の影響が想定される。
- 財務安全性
- 自己資本比率 63.9%(安定水準)
- 流動負債合計 6,228,902千円、流動資産合計 13,437,232千円 → 流動比率は良好(具体%は算出可能だが流動資産>流動負債で短期支払余裕あり)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細指標は提示データの期間整合性の関係で参考値扱い(計算は可能だが四半期累計ベースでの解釈に注意)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 13,000千円(一時的、規模は限定的)
- 特別損失: なし(当第3四半期累計)
- 一時的要因の影響: 特別利益の金額は小さいため、主たる業績改善は事業収益の拡大(公共分野)によるもので、特別損益を除いた実質業績も増益。
- 継続性の判断: 「Reams」移行需要等は今期に強く寄与しているが、公共案件はプロジェクト性・年度末の影響を受けるため、継続性は案件獲得状況次第。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期): 17円00銭(既払)
- 期末配当(予想): 123円00銭(内訳:普通配当63円00銭+記念配当60円00銭)
- 年間配当予想: 140円00銭(従来予想から増配)
- 配当利回り: –(株価情報が必要)
- 配当性向: 予想ベースでの配当性向 ≒ 17.6%(配当140円 ÷ 予想EPS 797.95円)→ やや保守的な水準(目安: 30%前後とする企業も多い)
- 特別配当の有無: 期末に記念配当60円を含む(今回のみの特別扱い)
- 株主還元方針: 自己株式取得の実施(270,000株取得)と今回の増配・記念配当で還元姿勢を示す。
設備投資・研究開発
- 設備投資額: 決算短信中の具体的な設備投資額(投資CF)は未提示(–)。
- 減価償却費: 当第3四半期累計で 1,198,660千円(前年同期 589,478千円、増加)→ 減価償却費増加が営業利益に与える影響は注視すべき点。
- 研究開発:
- R&D費(明示額): –(金額未記載)
- 主な研究開発テーマ: 総合行政情報システム「Reams」の次期プロダクト開発、医薬品在庫管理システムの次期プロダクト開発(継続実施)。
受注・在庫状況(該当分)
- 受注状況: 受注高・受注残高の数値は明示なし(–)。会社説明文では新規ユーザー獲得と提案活動を強化中。
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品): 1,302,205千円(前期末 302,553千円、前年同期比で大幅増)→ 在庫回転への影響や納品・受注タイミングの確認が必要。
- 在庫回転日数: –(未記載)
セグメント別情報
- 公共分野(主要ドライバー)
- 売上高(第3Q累計): 14,590,986千円(前年同期比 +74.6%)
- セグメント営業利益: 3,292,839千円(前年同期比 +499.6%)
- コメント: 「Reams」標準準拠システム提供、住基ネット等の機器更改、制度改正対応、自治体セキュリティ対応が寄与。1月20日時点で139団体が本稼働、期末までに全顧客移行完了見込み。
- 産業分野
- 売上高(第3Q累計): 3,365,199千円(前年同期比 +6.2%)
- セグメント営業利益: 312,191千円(前年同期比 +32.6%)
- コメント: 医療、金融、民間企業向けの導入・保守で増収増益。医薬品在庫管理システムの開発・提携強化を推進。
- 地域別売上: 明示なし(国内主体の事業説明)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 提示なし(具体的中期数値は決算短信に明示なし、–)。
- KPI達成状況: 公共分野の「Reams」移行は主要施策であり、今回の業績好転は計画達成の一環と読み取れる。
競合状況や市場動向
- 市場動向: 政府の「デジタル社会実現に向けた重点計画」等により、自治体・公共分野のIT投資が拡大。生成AI等の技術拡大で民間のソフト投資も拡大傾向と説明。
- 競合比較: 同業他社との比較データは本資料に無し(–)。だが、公共分野での標準対応・移行完了が競争優位の要因となっている旨の説明あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)連結予想(修正後): 売上高 27,850百万円(+48.6%)、営業利益 6,300百万円(+150.2%)、経常利益 6,300百万円(+149.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,500百万円(+144.3%)、1株当たり当期純利益 797.95円。
- 次期予想: –(未記載)
- 会社予想の前提条件: 決算短信添付資料P.3参照との注記あり(為替等の前提は明示記載なしまたは別資料参照)。
- 予想の信頼性: 第3四半期時点の進捗は売上64.5%と良好。公共案件の年度内完了が鍵であり、過去の予想達成傾向は明示されていないため慎重な確認が必要。
- リスク要因: 米国の関税政策や物価上昇が個人消費へ及ぼす影響、金融市場変動、不安定な日中関係、公共案件の年度末集中といった外部要因が挙げられている。
重要な注記
- 会計方針: 変更なし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用なし。
- その他重要事項:
- 自己株式の取得:2025年7月31日決議に基づき自己株270,000株取得(結果、自己株式の額が781,732千円増)。
- 減価償却費の増加(第3Q累計で1,198,660千円、前年同期 589,478千円)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり(CFの明細は未提示)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3640 |
| 企業名 | 電算 |
| URL | https://www.ndensan.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。
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