2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する上振れ/下振れの修正は無し。第3四半期累計は利益面で想定以上の進捗(営業・経常・当期純利益ともに通期予想の約94〜96%到達)で、実質的には上振れ着地と評価可能。
- 業績の方向性:増収減益ではなく、売上高は前年同期比△2.0%の減収だが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも大幅増(営業利益 +79.6%、経常利益 +70.4%、純利益 +83.0%)。
- 注目すべき変化:販売数量は前年同期比で若干減少(出荷数量103,539トン、△0.5%)した一方で、原材料価格低下・販売価格是正・効率的な仕入れ等により粗利が改善し、営業利益率が改善した点が最大の変化。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。第3四半期までの利益進捗は良好だが、売上高進捗は約72%にとどまり(季節性等を確認する必要あり)、下期の販売動向と原材料・為替の動向が通期達成の鍵。
- 投資家への示唆:量(出荷数量)はやや弱いが、コストコントロールと販売価格改善により収益性は回復している。短期的には原材料価格・為替・需要動向に留意(通期予想は据え置きのため、外部要因での変動があれば修正余地あり)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:大伸化学株式会社
- 主要事業分野:化学品事業(溶剤・シンナー類等の製造・販売。単一セグメント)
- 代表者名:代表取締役社長 堀越 進
- 問合せ先:経営企画室長 野尻 健一郎(TEL 03-3432-5872)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明会資料:作成無し、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント(化学品事業)。注記によりセグメント情報は省略。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):4,592,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):4,575,177株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:25,889百万円(△2.0% YoY)/通期予想 36,020百万円 → 達成率 71.9%
- 営業利益:954百万円(+79.6% YoY)/通期予想 990百万円 → 達成率 96.4%
- 経常利益:1,009百万円(+70.4% YoY)/通期予想 1,050百万円 → 達成率 96.1%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:679百万円(+83.0% YoY)/通期予想 720百万円 → 達成率 94.3%
- サプライズの要因:
- 売上高は数量減と販売単価低下で減収だが、原材料価格が前年同期を下回ったこと、販売価格の是正、新規需要開拓、効率的な原材料購入等で粗利が改善し、特別損失が大幅に減少したこと等が利益上振れの主因。
- 通期への影響:
- 第3四半期までの利益進捗はほぼ通期見通しに到達しているため、現時点で通期予想の信頼性は高い。ただし売上は通期想定の約72%進捗にとどまるため、下期の販売動向次第で上振れ/下振れ余地がある。会社は予想修正無しと明示。
財務指標
- 財務諸表 要点(主要科目:金額は百万円表示の原則)
- 総資産:26,233百万円(2025/12/31)
- 純資産:17,059百万円(同)
- 自己資本比率:65.0%(安定水準、目安:40%以上)
- 流動資産合計:20,346百万円(現金及び預金6,614百万円、受取手形及び売掛金8,329百万円、電子記録債権4,087百万円、商品・製品322百万円、原材料等934百万円)
- 負債合計:9,174百万円(短期借入金計上300百万円)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:25,889百万円(前年同期比 △2.0%、△523百万円)
- 営業利益:954百万円(前年同期比 +79.6%、+423百万円)
- 営業利益率:3.69%(954 / 25,889)(目安: 業種によるが5%未満は改善余地)
- 経常利益:1,009百万円(前年同期比 +70.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:679百万円(前年同期比 +83.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):148.59円(前年同期 81.20円)
- 収益性指標(第3四半期ベース、概算)
- ROE(当第3四半期累計純利益 / 期末自己資本):約 4.0%(679,843千円 / 17,059,346千円)→ 目安8%以上で良好のためやや低水準
- ROA(同純利益 / 総資産):約 2.6%(679,843千円 / 26,233,668千円)→ 目安5%以上で良好のためやや低水準
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:71.9%(通期36,020百万円に対して)
- 営業利益進捗率:96.4%
- 純利益進捗率:94.3%
- コメント:利益は通期ほぼ達成レベルだが、売上の進捗に余地あり(下期の伸び期待またはコスト改善の継続が必要)
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュフロー計算書は作成していない(資料記載)。貸借対照表からの注目点のみ記載:
- 現金及び預金:6,614百万円(前連結年度末 7,125百万円 → 減少 511百万円)
- 電子記録債権の増加:+816百万円(3,271→4,087)
- 売掛金の増加:+558百万円(7,772→8,329)
- 減価償却費(第3四半期累計):276,838千円(前年同期 323,780千円)
- 営業CF/純利益比率:計算不可(CF未作成)。ただし現金残高は減少傾向で、運転資本の増加(売掛金・電子記録債権の増加)で資金が使用されている様子。
- 四半期推移(QoQ):
- 明確な四半期別数値は添付表参照必要。第3四半期累計では前年同期比の数量減があるが、季節性の詳細は記載無し。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:65.0%(安定水準、目安:40%以上)
- 有利子負債:短期借入金300百万円のみ計上(前期末は無し)→ 負債水準は低い
- 流動比率:流動資産20,346 / 流動負債9,000 = 約226%(良好、目安:100%以上)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 2,136千円(当第3四半期累計)
- 特別損失:固定資産除却損 1,364千円(当第3四半期累計)→ 前年同期は40,597千円と大幅に減少
- 一時的要因の影響:前期の大きな特別損失が小さくなったことが当期の増益に寄与している。特別損益を除いた実質業績でも営業利益は増加しており、収益改善は継続性が見られるが、原材料価格等の外部要因に依存する面あり。
- 継続性の判断:原材料価格や販売価格の是正は継続可能だが、地政学的リスク・為替変動により逆行する可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(無配)
- 期末配当(予想):40.00円/株
- 年間配当予想:40.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
- 配当性向(予想):約25.4%(年間配当40円 / 予想EPS157.37円 → 40 / 157.37 ≒ 25.4%)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細記載無し。ただし無形固定資産が前期末60,893千円→当期274,061千円と増加(+213,168千円)しており、無形資産投入あり(内容は注記無し)。
- 減価償却費:276,838千円(当第3四半期累計)
- 研究開発費:–(資料上、個別のR&D費は記載無し)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(資料記載無し)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:322,677千円(前年同期比増)
- 原材料及び貯蔵品:934,287千円(ほぼ横ばい)
- 在庫回転日数等の記載:無し
セグメント別情報
- セグメント別状況:単一セグメント(化学品事業)のため、セグメント別売上・利益は開示省略
- 主な品目別の言及(第3四半期累計)
- ラッカーシンナー類:前年同期比 △2.5%
- 合成樹脂塗料用シンナー類:△4.0%
- 洗浄用シンナー類:△6.2%
- 印刷用溶剤類:△4.0%
- 特殊シンナー類:+1.4%
- 単一溶剤類:△2.4%
- 塗料・その他:△1.9%
- 単一溶剤中心の商品:+1.3%
- (各項目の金額は決算短信内に記載)
- 地域別売上:–(資料記載無し)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(資料記載無し)
- KPI達成状況:会社側の通期目標に対して利益面はほぼ達成、売上は進捗に余地あり。
競合状況や市場動向
- 市場動向:塗料業界の出荷数量は前年同期を下回った旨を記載。ウクライナ情勢や中東情勢、円安等が先行き不透明要因として挙げられている。
- 競合比較:–(資料記載無し)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し、2025/4/1〜2026/3/31)
- 売上高:36,020百万円(+3.8% YoY)
- 営業利益:990百万円(+23.9% YoY)
- 経常利益:1,050百万円(+20.0% YoY)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:720百万円(+22.4% YoY)
- 1株当たり当期純利益(EPS予想):157.37円
- 前提条件・修正:現時点で修正無し。会社は経営環境変化時に速やかに開示すると明記。
- 予想の信頼性:第3四半期までの利益進捗が高いため、予想の信頼性は比較的高いが、売上進捗の不足や外部要因(為替・原材料価格・地政学リスク)には留意が必要。
- リスク要因:原材料高騰・為替変動・地政学リスク・需要の下振れ等
重要な注記
- 会計方針の変更・見積り変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用の計算で見積実効税率を適用)
- 監査レビュー:第3四半期財務諸表に対する監査(レビュー)は無し
- キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない
(注)不明な項目は“–”で表記しています。本まとめは提供された決算短信に基づく要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4629 |
| 企業名 | 大伸化学 |
| URL | http://www.daishin-chemical.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.8)」によって自動生成されました。
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