2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は修正なし。第3四半期累計の実績は通期会社予想に対して進捗が良好(売上進捗率約76%、営業利益進捗率約87%)で、通期予想を上回るペースで推移している。市場コンセンサスとの比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高162,593百万円、前年同期比+10.2%;営業利益17,117百万円、同+17.0%)。
- 注目すべき変化:国内パソコン事業の需要回復が牽引し、出荷台数は前年同期比+46.4%(出荷金額+30.7%)。セグメント別ではパソコン関連および総合エンターテインメントの双方で第3四半期累計として過去最高を更新。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上214,000百万円、営業利益19,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益13,500百万円)に対する第3四半期累計進捗は良好。ただし第3四半期以降、一部原材料の需給逼迫と価格高騰、受注の前倒し・一時受注停止等の影響があり、下期での品質・納期管理が鍵。
- 投資家への示唆:短中期では国内PC需要回復が業績の主要ドライバー。通期達成の確度は高いものの、原材料の動向と供給制約が足元リスク。バランスシートは強く、自己株買い等の資本政策にも余地あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社MCJ
- 主要事業分野:パソコン関連事業(BTO/完成品PCの製造販売、iiyamaブランドのモニタ等)/総合エンターテインメント事業(複合カフェ・フィットネスジム等)
- 代表者名:代表取締役会長兼最高経営責任者(氏名記載なし)
- IR担当:取締役兼最高財務責任者 髙島 勇二、石戸 謙二(問合せTEL 03-6739-3403)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月5日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、日本基準)
- 決算補足説明資料:作成あり(TDnet・当社HP掲載)。決算説明会:無
- セグメント:
- パソコン関連事業:国内販売(マウスコンピューター、ユニットコム等)、海外(iiyama等のモニタ・デジタルサイネージ等)
- 総合エンターテインメント事業:複合カフェ(aprecio)、24時間フィットネス(MIRA fitness)等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):101,774,700株
- 期末自己株式数:7,596,759株
- 期中平均株式数(四半期累計):96,039,908株
- 時価総額:記載なし(–)
- 今後の予定:
- 次回決算発表等:通期(2026年3月期)確報の発表日等は資料内に特記事項なし(–)
- 株主総会、IRイベント:記載なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ公表)
- 売上高:第3四半期累計 162,593百万円。通期予想214,000百万円に対する進捗率 約75.98%(正常に見れば高進捗)。
- 営業利益:第3四半期累計 17,117百万円。通期予想19,700百万円に対する進捗率 約86.9%(高い進捗)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:11,933百万円。通期予想13,500百万円に対する進捗率 約88.4%。
- サプライズの要因:
- 主因は国内パソコン事業の想定を上回る回復(需要増・特需製品販売の拡大)。また一部欧州事業(iiyama)も第3四半期に回復。
- マイナス要因:第3四半期に一部原材料の需給逼迫と価格高騰が発生し、短期的に受注調整や受注停止を行った点。
- 通期への影響:
- 進捗率から見ると通期予想達成の可能性は高い。ただし、下期における原材料価格・供給の変動およびそれに伴う顧客の前倒し購買等が不確実性要因。
財務指標
- 貸借対照表(主要項目、百万円)
- 総資産:144,580(前期末134,182、+10,397)
- 純資産合計:94,718(前期末89,522、+5,196)
- 自己資本(参考):94,507百万円
- 流動資産:128,170(うち現金及び預金 52,970、売掛金 24,983、棚卸資産 計約47,343)
- 流動負債:45,984(買掛金 21,526、短期借入金 8,565、契約負債 5,007)
- 損益計算書(第3四半期累計、百万円)
- 売上高:162,593(前年同期147,557、+10.2%)
- 営業利益:17,117(前年同期14,624、+17.0%)
- 経常利益:17,153(前年同期14,882、+15.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:11,933(前年同期10,606、+12.5%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):124.26円(前年同期107.94円、+15.1円)
- 収益性指標
- 営業利益率:17,117 / 162,593 = 約10.53%(前年同期 9.91%)。業種平均との比較は業種により異なるが、PC製造販売では良好な水準。
- ROE(参考):
- 第3四半期累計ベース(単純):親会社純利益11,933 / 自己資本94,507 = 約12.6%(9か月ベース)
- 年率換算(単純12/9換算):約16.8%(基準や計算方法により差異あり)。(目安:10%以上は優良)
- ROA(参考):
- 第3四半期累計ベース:11,933 / 144,580 = 約8.3%(9か月ベース)
- 年率換算:約11.0%(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期会社予想に対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率:約76.0%
- 営業利益進捗率:約86.9%
- 純利益進捗率:約88.4%
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益、進捗は良好。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料なし)。
- 現金及び預金は57,725→52,970百万円(期中減少:△4,755百万円)。
- 減価償却費:931百万円(前年同期910百万円)。
- 自己株式取得による支出(自己株式増加に関連する影響):当第3四半期連結累計期間に自己株式取得3,714,900株、自己株式金額増加4,996百万円。
- フリーCF等は示されていない(–)。
- 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF数値無し)。
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は資料に要旨のみ。第3四半期までの累計で季節性より上振れしている様子(詳細QoQ増減率は–)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:65.4%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率(参考):流動資産128,170 / 流動負債45,984 = 約279%(高く健全)
- 有利子負債:短期借入金8,565 + 長期借入金2,109 = 10,674百万円(前期合計13,443百万円から減少)
- ネットキャッシュ:現金52,970 > 有利子負債10,674 → ネットキャッシュの状態
- 効率性
- 総資産回転率等は期間データ不足のため算出困難(–)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- パソコン関連事業:売上157,455百万円(前年同期比+10.3%)、営業利益16,452百万円(同+16.0%)
- 総合エンターテインメント事業:売上5,150百万円(同+6.8%)、営業利益793百万円(同+23.1%)
- セグメント合計で売上・営業益共に過去最高を更新。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:113百万円(内訳に事業譲渡益98百万円等)
- 特別損失:45百万円(固定資産除却損等)
- 前期(2025年3月期第1四半期)に保有資産売却による一時的な売上・利益計上があり、これを除く実質ベースでは売上高+11.5%、営業利益+22.8%と強い増益基調。
- 継続性判断:一時的な特別利益は限定的。一方、原材料の逼迫は短期的な運用・受注へ影響を与える可能性があり継続性要注意。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:年間43.00円(中間0、期末43.00)
- 2026年3月期(予想):年間44.00円(中間0、期末44.00)
- 直近配当予想からの修正:無
- 配当利回り:株価ベースの情報が資料にないため算出不可(–)
- 配当性向(会社予想ベース):通期予想EPS 143.35円に対し年間配当44.00円 → 配当性向 約30.7%
- 自社株買い:第3四半期累計で自己株式取得(3,714,900株、金額約4,996百万円)を実施。株主還元に積極的な姿勢を示す。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:記載なし(–)
- 減価償却費:931百万円(第3四半期累計)
- R&D費用:記載なし(–)
- コメント:資料では製品ライン拡充やAI関連需要対応の新製品投入を明記。具体投資金額は非開示。
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高に関する数値記載なし(–)。注記で一部ユーザーによる前倒し購入が発生した旨の記載あり。
- 在庫状況:
- 商品及び製品 23,269→26,640百万円、原材料及び貯蔵品 11,656→20,198百万円(原材料在庫が大きく増加:+8,542百万円)
- 在庫回転日数等の記載なし(–)
- 解説:原材料の確保を目的とした仕入増や、需給逼迫対応のための在庫積み増しと推定される。
セグメント別情報(補足)
- 各セグメントの状況:
- パソコン関連:国内が好調でグループ牽引、欧州・東南アジアは期初想定どおり減収減益→ただしiiyamaは第3四半期で増収増益に転じ回復の兆し。
- 総合エンターテインメント:コロナ禍での構造改革効果と営業施策で好調、フィットネス事業が牽引。
- 地域別売上:国内主導で成長。欧州・東南アジアは地域別の景況感に影響されるが、iiyamaの回復が確認されつつある。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2028年3月期を最終年度とする中期計画の下、既存事業の収益安定化、M&A等を含む成長投資の再開・加速を掲げる。今回の堅調な業績は計画の初期段階での好材料。
- KPI達成状況:具体KPIの数値は資料に記載なし(–)。営業利益・売上の上振れは中期目標達成にポジティブな示唆。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内PC市場は2021年以降縮小していたが前期から需要回復局面。GIGAスクール関連の廉価製品が台数増の主因であり、台数増が必ずしも出荷金額の同率増加に直結していない点に留意。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載なし(–)。ただし営業利益率やROEの水準は健全。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正なし):売上214,000百万円(前期比+3.3%)、営業利益19,700百万円(同+1.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益13,500百万円(同△3.9%)、1株当たり当期純利益143.35円
- 会社は第3四半期の進捗を踏まえつつも、原材料・部材の調達不透明感を注視している。
- 予想の信頼性:直近の上方修正(2025年10月30日の上方修正)を踏まえた運営。第3四半期の進捗は高く信頼性は比較的高いが、原材料・供給リスクは下振れ要因。
- リスク要因:
- 原材料・部材の需給逼迫と価格高騰
- 為替リスク(円安など)→調達コスト増の影響
- 海外(欧州・東南アジア)市場の景況変化
- サプライチェーンの混乱による納期・品質リスク
重要な注記
- 会計方針:会計基準改正等に伴う変更の有無についての特記は少なく、目立った会計方針変更は記載なし(詳細は注記参照)。
- 自己株式取得:第3四半期累計において自己株式取得を実施(3,714,900株、自己株式金額増加4,996百万円)。期末自己株式は6,612百万円。
- キャッシュ・フロー:第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
(補足)
・不明な項目は“–”で表記しています。
・本資料は提供された決算短信に基づく要約・整理であり、投資助言や売買判断を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6670 |
| 企業名 | MCJ |
| URL | http://www.mcj.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.11)」によって自動生成されました。
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