決算説明：テイツー（7610）

2025年２月期第２四半期（中間期）決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社テイツー
  • 主要事業分野: リユース事業（古本、ゲーム、トレーディングカード、ホビーなど）
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年10月15日
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年2月期 第2四半期(中間期)
• セグメント:
  • 本、ゲーム、トレーディングカード、ホビー、その他

業績サマリー

• 主要指標: (単位:百万円)
  • 営業収益: 1748,000 (前年同期比 +3.2%)
  • 営業利益: 280,000 (前年同期比 -69.5%)
  • 経常利益: 320,000 (前年同期比 -68.9%)
  • 純利益: 170,000 (前年同期比 -71.6%)
  • 前年同期比: 上記参照
• セグメント別状況:
  • 売上高構成比: 新品46.0%、中古53.7% (前年同期比で新品が2ポイント上昇)
  • 各セグメントの売上高、収益貢献度: 資料参照

業績の背景分析

• 業績概要: 中古トレカ市場の低迷が業績に大きく影響。夏商戦での在庫現金化により営業キャッシュフローは大幅に向上。
• 増減要因:
  • 売上高: 新規出店と一部商材の好調により前年同期比で増加。
  • 営業利益減: 中古トレカの粗利益率低下、新規出店に伴う費用増加が主な要因。
• リスク要因: 中古トレカ市場の価格変動、為替変動、規制変更

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画に基づき、新規出店、EC強化、海外展開、BtoB事業拡大、IPビジネス展開などを推進。
• 進行中の施策: 低粗利商品・低回転商品の削減、利益率改善に向けた施策、TORICO社との連携強化、ブランドオフFC出店など。
• セグメント別施策: 各セグメントの売上高動向に合わせて、商品在庫の現金化、買取強化、売れ筋商材の調達強化など。

将来予測と見通し

• 業績予想: (単位:百万円)
  • 売上高: 37,400
  • 営業利益: 1,500
  • 純利益: 900
• 根拠: 新規出店継続、主力商材への注力による増収、コスト削減効果など。
• 中長期計画: 2029年2月期に売上高500億円、営業利益25億円を目指す。

配当と株主還元

• 配当方針: 業績に応じて継続的に配当を行う方針。

製品やサービス

• 製品: 古本、ゲーム、トレーディングカード、ホビー用品など。
• サービス: 買取、販売、ECサイト運営など。
• 協業・提携: TORICO社との資本業務提携、ブランドオフとのフランチャイズ契約

重要な注記

• リスク要因: 中古トレカ市場の価格変動、新規出店リスクなど。
• その他: 創業35周年記念イベント開催

まとめ

株式会社テイツーは、中古トレカ市場の低迷という逆風の中、新規出店やEC強化、TORICO社との連携強化など積極的な経営戦略を展開しています。夏商戦での在庫現金化によるキャッシュフロー改善も評価できます。今後の業績は、中古トレカ市場の動向や新規事業の展開に大きく左右されるでしょう。中長期的な視点で企業の成長性を見極めることが重要です。

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