2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が既に公表している通期業績予想の修正はなし(今回の第3四半期累計は通期予想に対して概ね順調な進捗で、特段の上振れ/下振れの発表はなし)。
- 業績の方向性:増収増益ではなく、売上高は前年同期比で△1.8%の減収、営業利益は△12.9%の減益、経常利益は△10.5%の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益はほぼ横ばい(+0.1%)。 → 「減収減益(営業・経常)」だが最終利益は横ばい。
- 注目すべき変化:セグメント別では人材サービス事業が売上高33,017百万円(+0.8%)、セグメント利益3,362百万円(+4.8%)と底堅い一方、CRO事業は売上高5,105百万円(△15.9%)、セグメント利益732百万円(△40.5%)と大幅な落ち込み。CROの受託量減少および不採算事業売却が主因。
- 今後の見通し:通期予想(売上高51,140百万円、営業利益4,230百万円、当期純利益2,410百万円)に修正はなし。第3四半期累計の進捗率は売上高約74.6%、営業利益約84.0%、親会社株主純利益約93.7%で、利益面は通期達成可能性は高いがCROの回復状況を注視する必要あり。
- 投資家への示唆(助言ではなく着目点):人材サービス事業の収益性改善とプラットフォーム「ドコ1」の成長、CRO事業の受注回復や海外事業再編の結果が今後の業績分岐点。配当性向は高め(通期予想ベースで約51%)で株主還元方針は継続的。財務面では自己資本比率が高く安全性は高い。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:WDBホールディングス株式会社(証券コード 2475)
- 主要事業分野:理学系(化学・バイオ)および工学系の人材サービス(派遣・紹介)とCRO事業(医薬品開発業務受託)
- 代表者名:代表取締役社長 中野敏光
- 決算説明資料の作成:有、決算説明会:無
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 人材サービス事業:理学系/工学系の人材派遣・人材紹介
- CRO事業:国内外の医薬品開発受託(薬事申請、治験、DM・統計解析、安全性評価等)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末):20,060,000株
- 期末自己株式数:877,034株(前期は421,034株)
- 期中平均株式数(四半期累計):19,537,817株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- IRイベント:決算補足資料あり(決算説明会は開催なし)→ 詳細日程は会社発表参照
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:実績 38,122百万円 → 通期予想 51,140百万円に対する進捗率 38,122/51,140 = 74.6%
- 営業利益:実績 3,554百万円 → 通期予想 4,230百万円に対する進捗率 3,554/4,230 = 84.0%
- 親会社株主に帰属する純利益:実績 2,259百万円 → 通期予想 2,410百万円に対する進捗率 2,259/2,410 = 93.7%
- サプライズの要因:
- 人材サービス事業は派遣料のアップで昇給分を吸収し増収増益。
- CRO事業の減収減益(主要顧客の委託量減、海外の不採算事業売却)が営業利益低下の主因。
- 特別損益では事業譲渡益(約45.7百万円)と固定資産除却損等(約51.3百万円)が発生しほぼ相殺。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。利益進捗が良いため通期営業・経常・当期純利益は現時点で達成可能性は高いと見えるが、CROの受注回復と派遣スタッフ確保の進捗が鍵。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:38,122百万円(前年同期比 △1.8%)
- 売上総利益:8,801百万円
- 販管費:5,247百万円
- 営業利益:3,554百万円(前年同期比 △12.9%)
- 経常利益:3,675百万円(前年同期比 △10.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,260百万円(前年同期比 +0.1%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):115.66円、通期予想EPS 122.72円
- 営業利益率(売上高営業利益率):9.3%(前年同期 10.5%)
- 貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:41,585百万円(前連結会計年度末比 △168百万円)
- 純資産:33,677百万円(前連結会計年度末比 +436百万円)
- 自己資本比率:77.5%(安定水準)
- 現金及び預金:16,692百万円(前期末 20,575百万円 → 減少 約3,883百万円)
- 流動資産合計:24,553百万円、流動負債合計:6,459百万円 → 流動比率 ≒ 380%(良好)
- 収益性指標(概算)
- ROE(通期予想ベースの概算):約7.5%(2,410/32,241)→ 目安 8%未満(やや低め)
- ROA(通期予想ベースの概算):約5.8%(2,410/41,585)→ 目安 5%以上(良好)
- 営業利益率:9.3%(同業比較は個別に確認が必要)
- 進捗率分析(第3四半期累計 vs 通期予想)
- 売上高進捗率:74.6%(通常:四半期3Q時点で約75%前後は相応)
- 営業利益進捗率:84.0%(利益進捗はやや良好)
- 純利益進捗率:93.7%(高い)
- 過去同期間との比較:前年同期に比べ営業利益率が低下している点は留意
- キャッシュフロー:
- 四半期連結CF計算書は作成していない(資料記載)。ただし現金預金は前期末から約3,883百万円減少。
- フリーCF等の詳細は未提示のため表示不能(–)。
- 四半期推移(QoQ):四半期単独のQoQ数字は資料に記載なし(–)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 77.5%(安定水準)
- 負債合計 7,907百万円に対し純資産 33,677百万円 → 保守的な財務構造
- 効率性:
- 減価償却費は増加(前期:187,083千円 → 当期:246,263千円)。固定資産の増加(建物等、建設仮勘定等の増加)を反映。
特別損益・一時的要因
- 主な特別利益:事業譲渡益 約45,654千円(≈45.7百万円)
- 主な特別損失:固定資産除却損 等 合計 約51,266千円(≈51.3百万円)
- 一時的要因の影響:特別損益は小額(数十百万円)で、業績全体への影響は限定的。CROの不採算事業売却に伴う損益が含まれており、再編効果は今後の収益性に影響を与える可能性あり。
- 継続性の判断:事業譲渡は一過性、除却損は売却等に伴う一時損失。継続的要因かは今後の事業運営次第。
配当
- 配当実績/予想:
- 2025年3月期 実績:中間 24.00円、期末 38.50円、年間 62.50円
- 2026年3月期(予想):中間 25.00円、期末(予想)37.50円、年間 62.50円(前回予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):年間配当62.50円 / 予想EPS122.72円 ≒ 50.9%(高めの還元水準)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自己株式取得実施(2025年11月に456,000株取得、自己株式残高の増加あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資:資料に具体的な設備投資額の記載なし(–)
- 減価償却費:当第3四半期累計で246,263千円(前年同期 187,083千円)=増加(固定資産増加を反映)
- 研究開発:R&D費の明細や対売上比の記載なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:資料に受注高・受注残の明示なし(–)
- 在庫状況:棚卸資産 9,014千円(前年同期 64,791千円)→ 大幅減少(業種上、在庫は小さい項目)
セグメント別情報
- 人材サービス事業(第3四半期累計)
- 売上高:33,017百万円(+0.8%)
- セグメント利益:3,361百万円(+4.8%)
- セグメント利益率:10.2%(前年同期 9.8%)
- コメント:派遣単価上昇で昇給分を吸収、営業体制強化・シニアやパート層提案、地域限定の正社員型派遣採用等で底堅い需要。
- CRO事業(第3四半期累計)
- 売上高:5,105百万円(△15.9%)
- セグメント利益:732百万円(△40.5%)
- セグメント利益率:14.4%(前年同期 20.3%)
- コメント:主要顧客の受託量減少、海外の不採算事業売却が減収要因。受託処理要員は維持しており利益率回復は受注次第。
- 地域別売上:国内が中心。海外(CRO海外会社売上約1,271.9百万円)あり。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画/KPI:資料内に明示的なKPI進捗の記載なし(–)
- コメント:人材サービスの安定成長とCROの構造改善が中期計画達成の鍵。プラットフォーム展開(ドコ1等)や海外CROの事業再編が中期に影響。
競合状況や市場動向
- 市場環境:有効求人倍率は第3Q累計で平均1.21倍(前年同期比 ▲0.03ポイント)と高水準だが求職者確保が課題。完全失業率 2.5%(同水準)。
- 競合との比較:同業他社との相対的ポジションは資料に記載なし(–)。ただし自己資本比率が高く財務基盤は健全。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(変更なし):売上高 51,140百万円(+0.0%)、営業利益 4,230百万円(△16.5%)、経常利益 4,330百万円(△15.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,410百万円(△21.0%)
- 会社が提示する前提条件:資料「経営成績等の概況」に記載の前提あり(詳細は添付資料参照)。為替等の前提は本文に限定的記載。
- 予想の信頼性:第3Q累計の利益進捗は高く通期達成の見通しは合理的だが、CROの受注動向や派遣スタッフ確保の進捗がリスク要因。
- リスク要因:
- CROの受注減継続、主要顧客の発注動向
- 派遣スタッフの確保不足による運営制約
- 為替・規制・医薬品開発関連市場の変動
重要な注記
- 会計方針変更等:当四半期で重要な会計方針の変更等はなし。
- 自己株式取得:2025年11月7日決議に基づき自己株式456,000株を取得。これにより自己株式が725百万円増加、期末で自己株式残高2,003百万円。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2475 |
| 企業名 | WDBホールディングス |
| URL | http://www.wdbhd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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