決算説明：東邦化学工業（4409）

2025年３月期　第２四半期（中間期）決算説明資料

基本情報

• セグメント: 界面活性剤、樹脂、化成品、スペシャリティーケミカル

業績サマリー

• 主要指標: (単位:百万円)
  • 売上高: 26,640 (前年同期比 +1,699)
  • 営業利益: 892 (+635)
  • 経常利益: 883 (+669)
  • 純利益: 857 (+725)
  • 1株当たり利益: 40.79円 (+34.52円)
• 進捗状況: 中期経営計画「TOHO Step Up Plan 2024」に対する達成率は、売上高は目標の60,000百万円に対し、実績50,596百万円、予想52,500百万円と、目標未達。営業利益も同様。
• セグメント別状況:
  • 界面活性剤: 売上高減収、セグメント利益増益
  • 樹脂: 売上高増収、セグメント損益黒字化
  • 化成品: 売上高増収、セグメント利益増益
  • スペシャリティーケミカル: 売上高増収、セグメント利益増益

業績の背景分析

• 業績概要: 半導体市況回復に伴う電子情報産業用微細加工用樹脂の大幅増収、石油添加剤等の販売回復が寄与。
• 増減要因: 売上高増加による収益効果、売上構成の変化等に伴う利益率の改善、連結子会社である東邦化学(上海)有限公司等の業績改善。
• リスク要因: 原料価格の高騰、為替変動、サプライチェーン問題

戦略と施策

• 現在の戦略: TOHO Step Up Plan 2024に基づき、収益性重視の経営、電子情報材料分野の拡大、東邦化学(上海)有限公司の成長軌道への乗せ、脱炭素化、最適生産体制の強化、研究開発投資の選択と集中、スリムな人員体制による人材育成などを推進。
• 進行中の施策: 新プラントの増設、製造設備洗浄時の溶剤リサイクル化、生産移管、中国国内での販売拡大、生産能力増強に向けた追加設備投資検討など。
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、不採算製品の統廃合、売価見直し、環境負荷低減製品の販売促進など。

将来予測と見通し

• 業績予想: (単位:百万円)
  • 売上高: 52,500
  • 営業利益: 1,550
  • 経常利益: 1,440
  • 純利益: 1,200
  • 1株当たり利益: 57.07円
• 中長期計画: TOHO Step Up Plan 2024の進捗状況は目標未達だが、順調に回復に向かっている。
• マクロ経済の影響: 半導体市況、原料価格、為替変動などが影響。

配当と株主還元

• 配当方針: 年間配当金18円を予想。

製品やサービス

• 製品: 界面活性剤、樹脂、化成品、スペシャリティーケミカルなど。電子情報産業用微細加工用樹脂、石油添加剤、香粧原料、金属加工油剤、溶剤など。

重要な注記

• リスク要因: 原料価格の高騰、為替変動、サプライチェーン問題など。

セグメント別売上高とセグメント利益

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