2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は2026年2月13日に通期業績予想と配当予想を修正(上方修正・増配)。第3四半期累計の実績は通期予想に対する進捗が良好(売上・営業利益・純利益いずれも順調)。特に法人税等調整額で繰延税金資産計上による税務上の特益(△300,210千円)が純利益を押し上げている。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高:前年同期比+6.0%、営業利益:同+29.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益:同+35.2%)。
  • 注目すべき変化:買収に伴う繰越欠損金を取り込んだことで繰延税金資産が増加し、当第3四半期累計の法人税等調整額に約300百万円の益計上。加えてソフトウエア投資の増加と自己株式取得・処分による資本構成の変動。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高12,300百万円、営業利益2,450百万円、当期純利益2,690百万円)に向けて第3四半期累計の進捗率は売上72.6%、営業利益82.3%、当期純利益78.6%と概ね順調。通期上方修正済のため達成可能性は高いと想定されるが、M&Aの統合・借入金増加等に注意が必要。
  • 投資家への示唆:純利益の増加には繰延税金資産計上という一時要因が含まれる点を認識すること(継続性に注意)。医療機関領域拡大(メディ・ウェブの完全子会社化)による顧客基盤拡大と、ソフト/データ連携によるアップセル余地が今後の成長ドライバーとなる一方、借入金の増加とM&A統合リスクを注視すること。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社くすりの窓口
    • 主要事業分野:薬局・医療・介護向けソリューション(ポータルサイト運営(EPARKくすりの窓口)、医薬品流通支援、基幹システム等)
    • 代表者名:代表取締役社長 堤 幸治
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成の有無:有、決算説明会の開催:無
  • セグメント:
    • 単一セグメント(薬局、医療、介護向けソリューションの提供)として開示
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):11,226,000株(2026年3月期3Q)
    • 期末自己株式数:106,122株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):11,157,558株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(第3四半期)提出日あり(2026/2/13)。通期予想修正は同日公表済。
    • 株主総会・IRイベント:具体的日程は本資料に記載なし(別途案内予定)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期会社予想に対する第3四半期累計進捗)
    • 売上高:8,927百万円(通期予想12,300百万円に対する進捗率 72.6%)
    • 営業利益:2,015百万円(通期予想2,450百万円に対する進捗率 82.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,113百万円(通期予想2,690百万円に対する進捗率 78.6%)
  • サプライズの要因:
    • メディア事業(処方箋ネット受付の予約件数増)、みんなのお薬箱事業(医薬品流通金額の増加)、基幹システム事業の利用数増加による売上増。
    • グループ全体でのコスト適正化および子会社の合理化で営業利益が拡大。
    • 前期に吸収合併した子会社の繰越欠損金等を取り込み、繰延税金資産を計上したことによる法人税等調整額(△300,210千円=益)で当期純利益が上振れ。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を上方修正・増配(2026/2/13公表)。第3四半期累計の進捗は良好だが、純利益の一部は税務効果等の一時項目であるため、継続性を確認する必要あり。

財務指標(主要数値)

(注:金額は百万円表示を併記。前年同期比は必ず%で表示)

  • 売上高:8,927百万円(前年同期 8,420百万円、前年同期比 +6.0% / +507百万円)
  • 売上総利益:5,084百万円(前年同期 5,002百万円)
  • 販売費及び一般管理費:3,068百万円(前年同期 3,446百万円、販管費減少が営業増益寄与)
  • 営業利益:2,016百万円(前年同期 1,556百万円、前年同期比 +29.5% / +460百万円)
    • 営業利益率:22.6%(2,015,893 / 8,927,346、業種平均との比較は業種別に差あり)
  • 経常利益:2,011百万円(前年同期 1,538百万円、前年同期比 +30.8%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,113百万円(前年同期 1,562百万円、前年同期比 +35.2%)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):189.36円(前年同期 142.28円、前年同期比 +33.0%)
  • 財政状態(2025/12/31)
    • 総資産:14,887百万円(前期末 12,157百万円、増加 +2,730百万円)
    • 純資産:9,912百万円(前期末 8,517百万円、増加 +1,395百万円)
    • 自己資本比率:65.9%(前期末 69.5% → 安定水準。ただし前年よりやや低下)
  • 主要比率(第3四半期累計ベース、注:期間利益/期末残高の単純比)
    • 期間ROE(親株主純利益 ÷ 株主資本合計)= 2,113 / 9,790 ≒ 21.6%(期間ベース。参考:10%以上で優良)
    • 期間ROA(親株主純利益 ÷ 総資産)= 2,113 / 14,887 ≒ 14.2%(期間ベース。参考:5%以上で良好)
    • 流動比率(流動資産 / 流動負債)= 7,907 / 3,756 ≒ 210.6%(良好)
  • キャッシュ・フロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表上は現金及び預金が増加(2,104 → 3,350百万円、増加 +1,246百万円)。この主因は主要子会社での先行投資資金を使途とする短期借入(短期借入金1,000百万円計上)によるもの。
    • 短期借入金:1,000百万円(期末、前年 0)。長期借入金:860百万円(期末、前年 64百万円)→ 借入金が増加。
    • フリーCF:–(計算不可・CF計算書未作成)
    • 営業CF/純利益比率:–(CF未作成)
  • 減価償却等:
    • 減価償却費(のれん除く)1,046百万円(前年同期 895百万円)
    • のれん償却額 59.0百万円(前年同期 65.4百万円)
  • 四半期推移(QoQ):直近四半期単体の数値は未開示(累計のみ)。季節性についての特記なし。

財務安全性・効率性

  • 自己資本比率 65.9%(安定水準。目安:40%以上で安定)
  • 負債合計 4,975百万円(前期末 3,640百万円、増加)
  • 流動比率 約210.6%(健全)
  • 総資産回転率(簡易)= 売上高(累計) / 総資産(期末) = 8,927 / 14,887 ≒ 0.60回 (業種差あり)
  • コメント:自己資本比率は高水準で健全だが、短期・長期借入金の増加により資本構成の変化(レバレッジ増)が見られる。ソフトウェア投資や事業拡大に伴う負債増。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:今回四半期累計では特別利益の計上なし(前期は子会社株式売却益等あり)。
  • 特別損失:当期は小額(235千円、固定資産除却損等)。
  • 一時的要因の影響:法人税等調整額に△300,210千円(益)が計上されており、これは前期に吸収合併した子会社の繰越欠損金等を取り込み、繰延税金資産を計上したことによる。一時効果が純利益を押し上げている点に注意。
  • 継続性判断:繰延税金資産の効果は将来的に解消・実現可能性の確認が必要で、一時性の可能性あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期:年間27円(期末27円)
    • 2026年3月期(予想・修正後):年間36円(期末36円、期中配は0)
    • 直近配当予想は修正(増配)あり
  • 配当性向(会社の通期予想ベース):配当36円 / 1株当たり当期純利益236.79円 = 約15.2%
  • 配当利回り:–(株価情報が記載されていないため算出不可)
  • 自社株買い等:自己株式の取得(250,000株取得)及び第三者割当での自己株式144,000株処分。期末自己株式数 106,122株。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(固定資産増加の内訳等):
    • 固定資産合計は6,980百万円(前期末 5,928百万円、増加 +1,052百万円)
    • 主な増加項目:ソフトウエア増加 238,271千円、その他(役職員向け自社株取得のための貸付金)515,506千円
  • 減価償却費:1,045,523千円(前年同期 895,478千円)
  • 研究開発費:特記なし(R&D費の金額・対売上比は開示なし)

受注・在庫状況

  • 該当情報:記載なし(–)

セグメント別情報

  • 単一セグメント(薬局・医療・介護向けソリューション)
    • メディア事業(EPARKくすりの窓口):処方箋ネット受付の予約件数増
    • みんなのお薬箱事業:調剤薬局や医療機関の医薬品流通金額増
    • 基幹システム事業:システム利用数増加
  • セグメント別詳細数値:単一セグメントのため個別開示省略

中長期計画との整合性

  • 中期計画:本資料では中期経営計画の詳細・KPI進捗の数値開示なし(–)。ただし事業領域拡大(医療機関向けサービス強化)を中長期の成長戦略として掲示。
  • KPI達成状況:個別KPIの開示なし(–)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:社会保障費の自然増が見込まれる一方、医療・介護分野でのデジタル化・効率化が進む公算。政府の医療業界支援策は追い風。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は本資料に記載なし(–)。当社はポータルサイトを基点とした顧客獲得と既存サービスのアップセルで差別化を図る戦略。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想(修正後):売上高12,300百万円(前期比 +9.8%)、営業利益2,450百万円(+25.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,690百万円(+32.2%)、1株当たり当期純利益236.79円
    • 予想の前提:特記事項としての為替・原油等の前提は明示なし。事業前提は現時点の情報に基づく旨の注記あり。
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は良好であり、会社は上方修正しているが、純利益の一部が繰延税金資産など一時要因である点、またM&A(メディ・ウェブ子会社化)統合に伴う不確実性があるため、継続的な確認が必要。
  • リスク要因:医療政策・診療報酬改定、M&Aの統合リスク、借入金増加による資金コスト上昇、IT投資・人件費増加、顧客獲得競争。

重要な注記

  • 会計方針の変更:特になし。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
  • 株主資本の変動:減資(資本金の振替)や自己株式の取得・処分により資本・自己株式が変動。
  • 重要な後発事象:2026年1月1日付で株式会社メディ・ウェブを株式交換により完全子会社化(取得原価640,247千円、交付株式数240,604株、割当比率1:21.546)。医療機関向けポータル(EPARKクリニック・病院)をグループ化し医療機関領域に本格参入。

注記:

  • 未開示項目は「–」としました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5592
企業名 くすりの窓口
URL https://kusurinomadoguchi.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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