決算説明：サイバートラスト（4498）

2025年３月期 第２四半期 決算説明資料

基本情報

• 企業概要: サイバートラスト株式会社、主要事業分野：認証・セキュリティ、プラットフォーム、代表者名：代表取締役社長 北村 裕司
• 説明者:
  • 北村 裕司（代表取締役社長）：業績概要、戦略、将来予測などについて説明
  • その他役職者：各セグメントの状況、施策、製品・サービスについて説明
• セグメント:
  • 認証・セキュリティサービス：iTrust、デバイスID、マネージドPKI、サーバー証明書など
  • プラットフォームサービス：Linuxサポート、MIRACLE ZBX、EMLinuxなど

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高：3,331百万円 (前年同期比+11.8%)
  • 営業利益：543百万円 (前年同期比+27.8%)
  • 経常利益：556百万円 (前年同期比+30.5%)
  • 純利益：409百万円 (前年同期比+45.1%)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率：順調に進捗
• セグメント別状況:
  • 認証・セキュリティサービス：売上高1,865百万円(前年同期比+1.1%)、構成比56.0%
  • プラットフォームサービス：売上高1,466百万円(前年同期比+29.0%)、構成比44.0%

業績の背景分析

• 業績概要: 前年同期比で二桁増収増益、過去最高の第2四半期売上高・営業利益を達成。
• 増減要因: 高成長牽引サービス（iTrust）が牽引し収益貢献。CentOS7延長サポートが本格収益化し大幅増収、EMLinuxサポート伸長。
• リスク要因: 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題

戦略と施策

• 現在の戦略: DX進展に伴い顧客のトータルニーズへの提案力を強化し、さらなる事業成長を目指す。サービス構成変更を実施し、認証・セキュリティサービスとプラットフォームサービスを統合。
• 進行中の施策: リカーリングサービスへの注力、高成長牽引サービスを中心とした収益基盤の強化。
• セグメント別施策:
  • 認証・セキュリティサービス：iTrustのトランザクション数増加、リカーリング比率向上。
  • プラットフォームサービス：CentOS延長サポートの本格収益化、EMLinuxサポートの採用拡大。AlmaLinuxの利用範囲拡大。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高：7,200百万円
  • 営業利益：1,300百万円
  • 純利益：860百万円

配当と株主還元

• 配当方針: 安定配当を継続。1株当たり17円50銭を予想。
• 配当実績: 中間配当：0円、期末配当：17円50銭(2024年3月期実績)

製品やサービス

• 製品: SureServer、デバイスID、マネージドPKI、MIRACLE LINUX、MIRACLE ZBX、EMLinuxなど
• サービス: 認証・セキュリティサービス（iTrust、電子署名など）、プラットフォームサービス（Linuxサポート、監視ツールなど）
• 協業・提携: エフサステクノロジーズ、CloudLinux社など

まとめ

サイバートラスト株式会社は、2025年3月期第2四半期において、前年同期比で二桁増収増益を達成しました。高成長牽引サービスであるiTrustや、プラットフォームサービスのCentOS延長サポート、EMLinuxサポートの伸長が業績を押し上げました。今後の成長戦略としては、DX推進に伴う顧客ニーズへの対応強化、リカーリングサービスへの注力、そして安定的な配当継続が挙げられます。

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