決算説明：シイエヌエス（4076）

2025年５月期第２四半期（中間期）決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社シイエヌエス (グロース市場・4076)
  • 主要事業分野: デジタル革新推進事業、ビッグデータ分析事業、システム基盤事業、業務システムインテグレーション事業、コンサルティング事業
  • 代表者名: 代表取締役会長 富山 広己、代表取締役社長 関根政英
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年1月10日
• 報告期間: 2025年5月期第2四半期(中間期)
• セグメント:
  • デジタル革新推進事業
  • ビッグデータ分析事業
  • システム基盤事業
  • 業務システムインテグレーション事業
  • コンサルティング事業

業績サマリー

• 主要指標: (単位:百万円)
  • 営業収益: 3,364 (前年同期比 +2.0%)
  • 営業利益: 226 (前年同期比 -30.0%)
  • 経常利益: 240 (前年同期比 -28.7%)
  • 純利益: 162 (前年同期比 -26.4%)
  • 1株当たり利益: 55円82銭 (前年同期比 -20円00銭)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、概ね計画どおりの進捗。
• セグメント別状況:
  • 売上高: デジタル革新推進事業がけん引し、ビッグデータ分析事業が回復傾向。コンサルティング事業は減収。
  • 収益貢献度: デジタル革新推進事業が大きく貢献。

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高は前年同期並みだが、利益は賃上げの影響が大きく前年同期比減。
• 増減要因: 売上総利益の減少に加え、人件費・支払報酬等が増加、販管費率も増加。

戦略と施策

• 現在の戦略: コア成長戦略をベースにエンパワーメントの促進とイノベーションの醸成によって新たな成長の柱を力強く推進。
• 進行中の施策: エンジニア数の増加、月間平均BP数の増加、DX関連資格・技術保有実績の向上、人材戦略・評価制度の見直し、重点顧客との連携強化、新たなアライアンスパートナーとの協業関係整備、オリジナルサービスU-Wayの推進、ソリューションの拡充。
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、新規顧客獲得、既存顧客の大型案件獲得、案件規模の拡大、体制強化、ソリューション拡充等の施策を実施。

将来予測と見通し

• 業績予想: (単位:百万円)
  • 売上高: 7,562
  • 営業利益: 660
  • 純利益: 489

配当と株主還元

• 配当方針: 配当性向30%以上を目安に利益成長に合わせて増配していく累進配当方針を継続。
• 配当実績: 2021/5期: 30円、2022/5期: 30円、2023/5期: 45円、2024/5期: 48円、2025/5期(予想): 49円

製品やサービス

• サービス: デジタル革新推進事業、ビッグデータ分析事業、システム基盤事業、業務システムインテグレーション事業、コンサルティング事業関連のサービスを提供。U-Wayシリーズ。
• 協業・提携: NTTデータ、野村総合研究所、日鉄ソリューションズ等との連携。新たなアライアンスパートナーとの協業。

まとめ

株式会社シイエヌエスは、売上高は堅調に推移するものの、利益は賃上げの影響等により減少。デジタル革新推進事業が好調に推移している一方、コンサルティング事業は減収。今後の成長に向けて、エンジニア数の増加、DX関連資格・技術保有実績の向上、新規顧客獲得、既存顧客との連携強化、新たなアライアンスパートナーとの協業等に取り組む計画。

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