2026年11月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:第1四半期の業績は四半期ベースで黒字転換。売上高14,670百万円(前年同期比 +25.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,828百万円(前年同期は△1,119百万円)と大幅改善。会社の四半期予想は開示されていないため、会社予想との直接比較は不可(会社予想未開示)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上・ARRとも堅調に拡大、調整後EBITDA・営業利益とも前期比で改善)。
  • 注目すべき変化:SaaS ARRが44,303百万円(前年同期比 +34.2%)と高成長。Businessセグメントの法人向けARR拡大(33,733百万円、前年同期比 +36.8%)が主因。
  • 今後の見通し:通期はレンジ開示(売上高53,400~57,550百万円、営業利益△2,500~500百万円等)。第1四半期の進捗は売上で通期レンジに対し約25.5%~27.5%(下限/上限ベース)と季節性を踏まえた積み上がり。ただし営業/純利益は通期見通しがレンジかつ赤字見込みのため通期達成判断はレンジ幅に依存。
  • 投資家への示唆:ARRの高い成長(特にBusiness法人)が主たるドライバー。先行投資(顧客獲得・プロダクト開発)を継続しており、ARR成長と投資効率(CAC Payback等)を引き続き注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社マネーフォワード
    • 主要事業分野: Fintech領域におけるSaaS(Businessセグメント:法人向けバックオフィスクラウド等、Homeセグメント:個人向けPFM『マネーフォワード ME』等、Xセグメント:金融機関向けソリューション、Financeセグメント:VC)
    • 代表者名: 代表取締役社長グループCEO 辻 庸介
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年4月14日
    • 対象会計期間: 2026年11月期 第1四半期(2025年12月1日~2026年2月28日)
  • セグメント:
    • Business: 法人向けSaaS(マネーフォワード クラウド等)
    • Home: 個人向けサービス(マネーフォワード ME等)
    • X: 金融機関・事業会社向けの開発・提供
    • Finance: VC事業(HIRAC FUND)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数: 55,540,379株(2026年11月期1Q、自己株式含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 55,316,404株
  • 今後の予定:
    • 決算説明会: 有(機関投資家・アナリスト向け、資料は会社HPに掲載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 売上高: 14,670百万円。会社の第1四半期予想は未開示(会社予想未開示)。
    • 営業利益: 168百万円。第1四半期予想は未開示(会社予想未開示)。
    • 純利益: 親会社株主に帰属する四半期純利益 1,828百万円。第1四半期予想は未開示(会社予想未開示)。
  • サプライズの要因: 主にSaaS ARRの拡大(特にBusiness法人顧客の増加とARPA向上)による売上伸長とこれに伴う損益改善。また、投資先売却等による特別利益(後述)が当期損益に影響。
  • 通期への影響: 通期はレンジ開示(売上53,400~57,550百万円、調整後EBITDA8,000~10,000百万円等)。Q1の売上・調整後EBITDA進捗は売上で約25.5%~27.5%、調整後EBITDAで約28.1%~35.2%(通期下限/上限に対する進捗)。ただし通期営業利益・純利益はレンジで開示のためQ1単体からの確定的判断は不可。
  • 対会社予想差分(参考):
    • 会社予想(四半期)は未開示のため、売上・営業利益・純利益の差分算出は省略(会社予想未開示)。

財務指標

  • 財務諸表要点:
    • 売上高: 14,670百万円(前年同期比 +25.3%)
    • SaaS ARR: 44,303百万円(前年同期比 +34.2%)
    • 調整後EBITDA: 2,814百万円(前年同期比 +136.6%)
    • 営業利益: 168百万円(前年同期は営業損失△580百万円 → YoY%算出不可)
    • 経常利益: △186百万円(前年同期は△730百万円、改善だが赤字)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,828百万円(前年同期は△1,119百万円、黒字化)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): 33.06円(前年同期 △20.44円)
  • 収益性指標:
    • 営業利益率: 売上高14,670に対する営業利益168 → 約1.1%(業種平均比較は資料に記載なし)
    • ROE / ROA: 明示値なし(–)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗、通期レンジ上下に対する比率):
    • 売上高進捗率: 14,670 ÷ 53,400 = 27.5%(対通期下限)、14,670 ÷ 57,550 = 25.5%(対通期上限) → 進捗 25.5%~27.5%
    • 調整後EBITDA進捗率: 2,814 ÷ 8,000 = 35.2%(対下限)、2,814 ÷ 10,000 = 28.1%(対上限) → 進捗 28.1%~35.2%
    • 営業利益進捗率: 通期レンジが△2,500~500百万円のため単純な進捗率は算出困難。Q1は168百万円(レンジ内の黒字側)
    • 純利益進捗率: 通期レンジが△3,700~△700百万円(赤字レンジ)のため進捗率算出不可(Q1は黒字)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。ただし現金及び預金は69,323,605千円(前期末40,972,997千円)と増加。
    • 減価償却費(第1四半期累計): 1,699,184千円
    • フリーCF等の詳細: –(作成されていない)
    • 営業CF/純利益比率: –(データ不足)
  • 四半期推移(QoQ):
  • 財務安全性:
    • 総資産: 160,262百万円(前期末127,567百万円)
    • 純資産: 57,757百万円(前期末55,865百万円)
    • 自己資本比率: 26.1%(前期末 32.0%)→ 26.1%(低め。目安: 40%以上で安定)
    • 流動負債合計: 72,341百万円、負債合計: 102,505百万円(負債比率上昇)
  • 効率性:
  • セグメント別(主要点)
    • Businessセグメント(第1Q・売上計上値): 顧客契約収益 12,375百万円、セグメント利益 789百万円(千円表記より換算)
    • Home: 売上 1,257百万円、セグメント利益 243百万円
    • X: 売上 933百万円、セグメント利益 110百万円
    • Finance: 売上 0.7百万円、セグメント損失 △65百万円
    • セグメント合計外の調整で営業損益が差し引かれ、連結営業利益は168百万円
  • 財務の解説:
    • 流動資産増加は現金・預金増(M&Aや事業買収等の影響を含む)。固定資産増加は使用権資産の計上やソフトウエア投資によるもの。負債増は未払金やリース負債、長期借入金増加による。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益 2,412,461千円(約2,412百万円)
    • その他特別利益合計 2,689,749千円(含む上記等)
  • 特別損失:
    • 減損損失 221,086千円(約221百万円、ソフトウエアの減損等)
  • 一時的要因の影響:
    • 大きな特別利益が税引前の当期純利益を押し上げているため、これらを除いた「本業ベース」の業績評価が重要。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却益は一時的収益の性格。減損は非継続的要因と判断される可能性が高い。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年11月期 実績: 中間 0.00円、期末 0.00円(年間 0.00円)
    • 2026年11月期(予想): 中間 0.00円、期末 0.00円(年間 0.00円)
    • 直近の配当予想修正: 無
  • 特別配当: 無
  • 株主還元方針: 自社株買い等の開示は特になし(–)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 固定資産増加の内訳として使用権資産計上(使用権資産(純額) 3,812,802千円)等。
    • 先行投資(認知強化・顧客獲得・プロダクト開発): 通期計画 27,598百万円、当第1四半期実績 7,235百万円(うち顧客獲得・プロダクト開発 6,074百万円、広告宣伝費 1,161百万円)
    • 減価償却費(第1Q累計): 1,699,184千円
  • 研究開発:
    • R&D費用の明細は記載なし(投資は上記先行投資に含まれる可能性あり)

セグメント別情報

  • セグメント別SaaS ARR(第1Q末、百万円):
    • Business 合計 38,559(前年同期比 +36.9%)
    • うち法人 33,733(+36.8%)
    • うち個人事業主 3,141(+20.5%)
    • うちFintech 1,684(+89.7%)
    • Home(プレミアム課金) 3,849(+21.2%)
    • X(ストック売上高) 1,896(+12.9%)
    • 合計 44,303(+34.2%)
  • セグメント別売上高・利益(第1Q、百万円換算):
    • Business: 顧客収益 12,375百万円、セグメント利益 約789百万円
    • Home: 1,257百万円、セグメント利益 約244百万円
    • X: 934百万円、セグメント利益 約110百万円
    • Finance: 売上ほぼゼロ、セグメント損失 約△65百万円
  • セグメント戦略:
    • Business中心に先行投資を継続しARR拡大を追求。Home/Xは提携によるスケールと収益性改善を目指す。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 資料上は中長期の成長に向けて先行投資継続を明記。Business中心の投資継続が中長期ARR拡大の主要施策。
  • KPI達成状況: ARR成長率は高水準で推移。CAC Payback等投資効率指標を重視している旨が開示されているが具体数値は開示なし。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 国内SaaS市場は今後も拡大見込み(資料引用: 富士キメラ総研予測)。労働力不足に伴う自動化需要でSaaS需要は堅調。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている事項のみを列挙)

  • 短期的な成長分野:
    • Businessセグメントの法人向けARR拡大(中堅企業向けのコンポーネント展開、ARPA向上)
    • Homeのプレミアム課金売上の順調推移、SMBCグループ『Olive』との連携強化
    • Xセグメントでの金融機関向けDX支援
  • 中長期的な成長分野:
    • 国内SaaS市場の拡大に伴うARRの積み上げ
    • 先行投資継続による事業者基盤拡大・プロダクト強化
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 投資に伴う費用発生と投資効率(CAC Payback等)
    • 会計基準変更(リース会計基準適用)に伴う影響(軽微と記載)
    • 事業買収・統合に伴うのれん計上や資金支出(のれん・買収関連費用)

注視ポイント

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 売上進捗は25.5%~27.5%と第1四半期としての比率は妥当。調整後EBITDA進捗は28.1%~35.2%と高め。ただし通期はレンジ開示のため、下期の広告・人件費投下やM&A等の影響で変動する。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:
    • SaaS ARR: +34.2%(高成長)。特にBusiness法人ARR +36.8%がドライバー。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 通期ガイダンスはレンジで開示。注記では広告宣伝費比率や人件費率等の想定レンジを明示(広告費: 売上高比 9.5~11.5%、人件費等 57.0~61.0%)。但し、Q1単体からの検証は限定的。
  • 次四半期に向けた論点(短信本文の変数のみに基づく):
    • 先行投資の投下継続がARR成長を維持するか(CAC Paybackの改善)
    • 特別利益の非継続性を除いた本業ベースの収益力(営業利益・調整後EBITDAの推移)
    • 負債・リース負債増加と自己資本比率低下の動向

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想の修正有無: 有(資料にてレンジ形式で開示・2026年1月29日公表の予想を修正)
    • 通期見通し(抜粋):
    • 売上高: 53,400~57,550百万円(対前期比 +6.1%~+14.3%)
    • SaaS ARR: 49,742~52,505百万円(対前期比 +21.7%~+28.4%)
    • 調整後EBITDA: 8,000~10,000百万円(対前期比 +61.2%~+101.5%)
    • 営業利益: △2,500~500百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: △3,700~△700百万円
    • 会社予想の前提条件: 広告宣伝費・人件費比率等の想定レンジを開示(広告: 売上比 9.5~11.5%、人件費等: 売上比 57.0~61.0%)。
  • 予想の信頼性: 過去の達成傾向についての言及は短信に限定的(レンジ開示と投資継続方針を強調)。
  • リスク要因(短信に明示のもの):
    • 投資回収期間・費用対効果(CAC Payback等)
    • 為替・原材料等の外部前提は短信に明示なし(–)

重要な注記

  • 会計方針:
    • 「リースに関する会計基準」等を期首から適用。借手のリースについて使用権資産及びリース負債を計上(期首の遡及的処理の経過的取扱適用)。期首の使用権資産計上により固定資産・負債に影響。
  • その他重要な告知:
    • 連結範囲の変更: 3社(株式会社ナレッジラボ、株式会社Biz Forward、株式会社シンクフォワード)を連結範囲から除外。
    • 吸収分割(事業承継): 2026年3月31日付でソニービズネットワークス株式会社からAKASHI事業・somu-lier事業を承継。分割対価 4,180,000千円、発生のれん(概算)3,965,300千円(9年均等償却)。この買収はHR領域のプロダクトライン拡充の目的。
    • のれん増加: 当第1四半期にシャトク社・アウトルックコンサルティング社の株式取得によりのれん増加(約3,401,033千円、暫定)。
    • 特別利益(投資有価証券売却益等)と減損損失の計上(上記参照)。

(注)不明な項目は — と表記しました。本まとめは提出された決算短信(日本基準、連結)に記載の情報のみを基に作成しています。投資助言は行っておりません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3994
企業名 マネーフォワード
URL https://corp.moneyforward.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.50)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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