企業情報
企業名: ソーシャルワイヤー株式会社
概要: ソーシャルワイヤーは、デジタルPRと共有オフィス事業を日本国内外で展開する企業です。プレスリリース配信代行、インフルエンサーPR、メディアクッピング、翻訳サービス、共有オフィスサービスを提供しています。
事業内容:
- デジタルPR: プレスリリース配信代行、インフルエンサーPR、メディアクッピング、翻訳サービス
- シェアオフィス: 完全撤退
設立年月日: 2006年9月6日
代表者名: 矢田 峰之
住所: 〒105-0004 東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル
従業員数: 167人
平均年齢: 35.9歳
平均年収: 4,890万円
業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性:
- プレスリリース配信代行サービスは国内トップクラスのシェアを有し、業界内での競争優位性を保持しています。
- インフルエンサーPRサービスの案件数増加により、新たな成長分野を形成。
課題:
- シェアオフィス事業から撤退しており、この分野での競争力は低下しています。
経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- デジタルPR事業の更なる拡充・先鋭化を推進。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- プレスリリース配信サービスの利用社数・配信数の増加を目指す。
- インフルエンサーPRサービスの案件数の増加を支援。
事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- デジタルPR事業は、市場ニーズの変化に適応し続ける収益モデルを維持。
- メディアクッピングや翻訳サービスも継続的な需要を見込める。
技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- データ活用による反社チェックサービスの育成中。
収益を牽引している製品やサービス:
- プレスリリース配信代行サービスが主力。
株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 会社予想EPS: 14.68円
- 現在の株価: 231.0円
- PER: 連15.74倍
- BPS: 121.15円
- 現在の株価はEPSに対して割高に見える。
テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 221.18円
- 200日移動平均線: 236.71円
- 現在の株価は50日MAより高く、200日MAより低い位置にあり、中長期的には下降傾向にある。
財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高 (過去12か月): 29.8億円
- 利益率: 5.58%
- ROE (過去12か月): 23.48%
- ROA (過去12か月): 3.32%
- 過去数年分の比較では売上高の減少傾向がみられる。
株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り: 0.00%
- 配当性向: 0.00%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いは行っていない。
株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は223円から239円の範囲で変動。
株価への影響を与える要因:
- 業績悪化の要因が明示されていないが、プレスリリース配信サービスの利用社数・配信数の減少が影響している可能性がある。
総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- ソーシャルワイヤーはデジタルPR事業において高い競争力を持ち、主力のプレスリリース配信代行サービスが安定した収益を生み出している。
- しかし、シェアオフィス事業からの撤退は業績に影響を与えている。
- 株価はEPSに対して割高であり、中長期的には下降傾向にある。
- 財務面ではROE、ROAが健全性を示しているが、売上高の減少傾向は注意が必要。
- 配当は行われていないため、株主還元は限定的である。
全体的な見解:
- デジタルPR事業の拡大を目指す経営戦略は適切であり、市場ニーズへの適応力も高いが、売上高の減少傾向と株価の割高性を考慮すると、投資判断には慎重を期す必要がある。
企業情報
| 銘柄コード | 3929 |
| 企業名 | ソーシャルワイヤー |
| URL | http://www.socialwire.net/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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