1. 企業情報
企業名: Fusic Co., Ltd.
概要: Fusicは日本のソフトウェア開発およびAI機械学習/IoTシステム開発サービスを提供しています。主にウェブシステム、スマートフォンアプリケーション、IoTシステムの開発を行っています。また、クラウドインフラ構築やコンサルティングサービス(ビジネス戦略、IT、組織人事など)も提供しています。代表的なサービスには、360 Sanrokumaru(人事評価サービス)、sigfy(学校向け連絡サービス)、mockmock(IoTシステム開発サポートサービス)、Yagula(ドメイン/SSL有効期限管理ツール)があります。
設立年月日: 2003年10月10日
住所: 〒810-0001 福岡市中央区天神4-1-7 第3明星ビル
代表者名: 納富 貞嘉
従業員数: 不明
平均年齢: 33.1歳
平均年収: 5,650千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界: ソフトウェア・アプリケーション
市場区分: グロース(内国株式)
業種区分: 情報・通信業
競争優位性: 研究機関向けシステム開発、クラウド型システム開発の主力、AI、IoTのデータ収集・解析分野への展開が強み。
課題: 大型案件の減少による売上、利益の減少が懸念される。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョン: DX事業(デジタルトランスフォーメーション)の推進とクラウドインテグレーションサービスの強化。
中期経営計画: DX事業におけるクラウドインフラを活用したシステム開発、MSPサービス、プロダクトサービスの拡大。AIとIoTの活用拡大。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: ソフトウェア開発、システムインテグレーション、コンサルティングサービスによる収益。
市場ニーズへの適応力: デジタルトランスフォーメーションのニーズに応え、AIとIoTの活用拡大により持続可能性を高めている。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向: AIとIoTの技術開発に注力。
主力製品: 360 Sanrokumaru(人事評価サービス)、sigfy(学校向け連絡サービス)、mockmock(IoTシステム開発サポートサービス)、Yagula(ドメイン/SSL有効期限管理ツール)。
6. 株価の評価
株価: 3,200円
EPS(会社予想): 141.51
BPS(実績): 778.19
PER(会社予想): 22.61倍
現在の株価評価: PERベースでは割安と見なせるが、業績の減少が懸念される。
7. テクニカル分析
株価推移: 直近10日間の株価は上昇傾向にある。
移動平均線: 50日移動平均線2,768.56円、200日移動平均線3,155.62円。現在の株価は200日移動平均線を上回っており、中長期的には上昇トレンドにある。
8. 財務諸表分析
売上高: 過去12か月で18億円(前年比0.5%増)
利益率: 営業利益率7.48%、ROE13.93%
キャッシュフロー: 総資産1,358百万円、純資産992百万円
自己資本比率: 67.3%
過去数年分傾向: 売上高は増加傾向、利益率は変動が大きい。
9. 株主還元と配当方針
配当利回り(会社予想): 0.00%
年間配当予想: 0円
株主還元策: 自社株買いなどの情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価変動: 直近10日間で上昇トレンド。
影響要因: 業績の減少や海外経済の不安定さが懸念される。
11. 総評
FusicはDX事業とクラウドサービスを中心とした事業で、AIとIoTの技術革新に注力している。中長期的には上昇トレンドが続いているが、短期的には業績の減少が懸念される。株価はPERベースでは割安だが、業績の減少が影響を及ぼす可能性がある。投資判断は慎重に行う必要がある。
企業情報
銘柄コード | 5256 |
企業名 | Fusic |
URL | https://fusic.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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