2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の当期(2026年3月期)予想は資料中に明示されておらず、会社予想との比較によるサプライズ判定は不可(会社予想未開示)。
- 業績の方向性:連結で売上高58,919百万円(前年同期比 ▲1.5%)、営業利益2,483百万円(前年同期比 ▲17.4%)で「増収増益」ではなく「減収減益(営業面)」。ただし親会社株主に帰属する当期純利益は1,631百万円(前年同期比 +19.5%)と増加。
- 注目すべき変化:営業利益は主に建築コンサルティング、住宅、美容・健康など複数セグメントの利益悪化で減少。一方クリクラ事業は売上・営業利益とも増加(売上 +2.9%、営業利益 +11.9%)が寄与。税金等調整額の変化等もあり当期純利益は増加。
- 今後の見通し:2027年3月期予想は連結売上63,500百万円(予想増減率 +7.8%)、営業利益2,800百万円(+12.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円(+4.2%)を提示。次期達成に向け事業ごとの施策(クリクラの顧客定着強化、レンタルの拡大、建築系のAI/DX支援等)を掲げる。
- 投資家への示唆:営業利益は減少したが税金負担の軽減等で当期純利益は増加。クリクラ・putio等定期顧客基盤事業の収益改善が鍵。建築・住宅分野の景況悪化が引き続きリスク。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ナック
- 主要事業分野(簡潔): クリクラ(宅配水・浄水機器)事業、レンタル(ダスキン等)事業、建築コンサルティング、住宅事業、美容・健康事業、その他(小売・中古買取等)
- 代表者名: 代表取締役社長 吉村 寛
- 報告概要:
- 提出日: 2026年5月15日
- 対象会計期間: 2025年4月1日~2026年3月31日(通期・連結)
- 決算補足説明資料: 作成あり、決算説明会: 無
- セグメント:
- クリクラ事業: 宅配水「クリクラ」、浄水型サーバー等の製造・販売(ラストワンマイルを強み)
- レンタル事業: ダストコントロール商品、介護用品・福祉用具のレンタル・販売、害虫駆除器等
- 建築コンサルティング事業: 地場工務店向け商品・施工・コンサル、住宅フランチャイズ
- 住宅事業: 戸建注文住宅、分譲住宅の販売
- 美容・健康事業: 化粧品・健康食品の製造・販売等
- その他: 新規事業(韓国食品スーパーYesmart、ワイン販売、買取大吉フランチャイズ等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 46,613,500株(2026年3月期)
- 期中平均株式数: 41,804,679株(2026年3月期)
- 自己株式数(期末): 4,785,827株
- 時価総額: –(資料に株価情報なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2026年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2026年6月29日
- 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月25日
- 決算説明会: なし(補足資料は作成)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想との比較(達成率): 会社の当期(2026年3月期)に対する期初予想の明示なし → 会社予想未開示(よって達成率は算出不能)
- 売上高: 58,919百万円(前年同期比 ▲1.5%)
- 営業利益: 2,483百万円(前年同期比 ▲17.4%)
- 純利益(親会社株主に帰属): 1,631百万円(前年同期比 +19.5%)
- サプライズの要因:
- 営業利益減少の主因: 建築コンサルティング、住宅事業、美容・健康事業など複数セグメントで売上・利益が落ち込んだこと。
- 純利益増加の主因: 税務上の調整等により法人税等合計が減少(法人税等合計 808百万円 ← 前期 1,037百万円)し、税引後利益が改善した点。一部特別損益の影響は見られるが総額は小幅。
- 通期への影響:
- 会社は次期(2027年3月期)で回復を見込む予想を提示(売上 +7.8%、営業利益 +12.7%)。ただし建築・住宅分野の需給・審査遅延リスクや原価上昇が不確定要素。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想が当期に関して明示されていないため、売上・営業利益・純利益の絶対差・予想比率の表示は省略(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表(要点・百万円)
- 売上高: 58,919(前年 59,791、前年同期比 ▲1.5%)
- 営業利益: 2,483(前年 3,007、前年同期比 ▲17.4%)
- 経常利益: 2,485(前年 3,019、前年同期比 ▲17.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,631(前年 1,365、前年同期比 +19.5%)
- EPS: 1株当たり当期純利益 39.03円(前年 31.82円、前年同期比 +22.7%)
- 収益性指標
- ROE(自己資本当期純利益率): 7.2%(目安: 8%以上で良好 → やや物足りない)
- ROA(総資産経常利益率): 6.5%(目安: 5%以上で良好 → 良好)
- 営業利益率: 4.2%(前期 5.0% → 低下)
- (注)通期見通しに対する進捗率などの四半期ベースの比較は、当該資料に四半期別ガイダンスがないため省略(–)。
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF: 1,346(前年 4,136、前年同期比 大幅減)
- 投資CF: △448(前年 △557)
- 財務CF: △1,002(前年 △3,074)
- フリーCF(営業CF−投資CF): 898(百万円)
- 営業CF/純利益比率: 1,346 / 1,631 ≒ 0.8(目安: 1.0以上で健全 → 今期は未達)
- 現金及び現金同等物期末残高: 8,454百万円(期首 8,560百万円、前期比 △105百万円)
- 主なCF項目: 長期借入金返済 1,548(支出)、長期借入金借入 1,600(収入)、配当支払 924(支出)
- 四半期推移(QoQ): 四半期別数値の詳細は短信本文の四半期表記を参照のこと(本資料は通期集計中心)。
- 財務安全性:
- 総資産: 38,878百万円(前年 38,191)
- 純資産: 23,115百万円(前年 22,394)
- 自己資本比率: 59.5%(安定水準)
- 有利子負債・流動比率等: 有利子負債の返済等は継続(詳細は貸借対照表参照)
- 効率性: 総資産に対する売上・利益率は堅調(ROA 6.5%)。
- セグメント別の財務ポイント(合算で詳細は下節参照)
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当期合計): 168百万円(固定資産売却益1、受取補償金30、関係会社清算益45、投資有価証券売却益74 等)
- 特別損失(当期合計): 213百万円(投資有価証券評価損49、事業撤退損50、減損損失57 等)
- 一時的要因の影響: 特別損益は純利益に対して相殺的に小幅影響。税金等調整額の減少(△136 → 税負担軽減)が当期純利益増の主因。
- 継続性の判断: 関係会社清算益や補償金等は一時要因と判断されるため、ベース業績は営業利益動向に注目すべき。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期: 中間 5.00円、期末 17.00円、年間 22.00円
- 配当金総額: 926百万円
- 配当性向(連結): 56.4%
- 純資産配当率(連結): 4.0%
- 特別配当の有無: なし
- 株主還元方針: 安定配当を継続。自己株式取得は当期実施なし(前期は取得あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得による支出: 363百万円(投資活動によるCFより)
- 無形固定資産取得: 149百万円
- 減価償却費: 893百万円(損益計算書)
- 研究開発:
- 主な投資内容(記載): システムインフラ(CrePF)導入等、IT投資(レンタル事業の業務効率化)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 建築系の受注減や確認申請審査の長期化で受注・完工が減少(建築コンサルティング・住宅事業の説明による)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 3,502百万円(前期 3,023 → 増加 +479百万円)
- 仕掛販売用不動産: 2,226百万円(前期 867 → 増加)
- 在庫増は主に販売用不動産等の構成変化。詳細な在庫回転日数は資料に記載なし。
セグメント別情報
- 売上高(当連結会計年度, 百万円 / 前年比)
- クリクラ事業: 16,050(+2.9%)
- レンタル事業: 17,936(+0.5%)
- 建築コンサルティング事業: 4,930(▲8.5%)
- 住宅事業: 11,686(▲12.6%)
- 美容・健康事業: 6,694(+2.9%)
- その他: 1,933(+51.0%)
- 合計: 58,919(▲1.5%)
- セグメント別営業利益(百万円 / 前年比)
- クリクラ事業: 1,846(+11.9%)
- レンタル事業: 1,483(▲4.5%)
- 建築コンサルティング事業: 92(▲76.9%)
- 住宅事業: 278(▲30.5%)
- 美容・健康事業: 247(▲26.0%)
- その他: △231(前期 27 → 赤字転換)
- 合計(報告セグメント合算): 3,949、全社調整後 2,483(▲17.4%)
- セグメント別解説(要点)
- クリクラ: 直営・加盟店双方での施策(教育、営業ツール刷新、価格改定)と新製品putioの好調、子会社(コンビボックス、クリクラ愛媛)寄与で増収増益。
- レンタル: ダスキンで顧客件数減等があり売上はほぼ横ばいだが販管費増で利益は減少。M&Aや出店を推進。
- 建築コンサルティング/住宅: 建築基準法改正による確認審査長期化・着工遅れや地場工務店の経営悪化で売上・利益が大幅減。
- 美容・健康: 一部ブランドの広告投資で売上増も、他社の受注減で営業利益は減少。
- その他: Yesmart等の出店拡大で売上増だが営業損失を計上(投資フェーズ)。
- 地域別売上: 国内中心(資料に主要地域別の金額は明示なし)
- 為替影響: 資料に明示なし(為替の影響額は記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「中期経営計画2028」を掲げ、クリクラ・レンタル・美容健康の定期顧客事業に積極投資する「投資フェーズ」にあることを明示。
- KPI達成状況: 明確なKPI数値は短信本文に数値で未記載。進捗はセグメントの売上/利益動向で評価されるべき(クリクラは好調、建築/住宅は遅延リスクあり)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信記載のみ)
- ウォーターサーバー市場: 浄水型小型サーバーの需要拡大でputioが好調。
- 建築・住宅市場: 少子高齢化・人口減で着工数は減少傾向。規制(建築基準法改正)や人手不足で業界環境は厳しい。
- 化粧品業界: インバウンド回復の落ち着きはあるが底堅く推移。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみを箇条書き)
- 短期的成長分野:
- 浄水型小型ウォーターサーバー「putio」の顧客獲得増
- クリクラの配送員教育・営業ツール刷新、価格改定後の顧客定着施策
- レンタル事業における新規出店・M&Aとアウトバウンド営業強化
- Yesmart(韓国食品スーパー)の出店拡大
- 中長期的成長分野:
- 長期ビジョン2035に基づく「ラストワンマイル」活用とLTV最大化
- 中期経営計画2028における定期顧客事業への投資フェーズ(クリクラ・レンタル・美容健康)
- 建築系でのAI/DX商品開発と汎用化による他業界展開
- CrePF(クリクラプラットフォーム)の加盟店導入とシステム統合
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 中東情勢・金融資本市場の変動等、外部マクロ要因による景気不透明性
- 物価上昇による個人消費の下押しリスク
- 建築基準法改正等による着工遅延・コスト増、地場工務店の経営悪化
- 原材料費・エネルギー・人件費の高騰(クリクラ等のコスト負担)
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文にある変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 会社は次期(2027年3月期)で売上63,500百万円、営業利益2,800百万円を計画。今期の営業利益減を踏まえ、クリクラ等成長事業の継続的寄与と建築/住宅の改善が達成の鍵。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(記載がある場合):
- クリクラは売上 +2.9%、営業利益 +11.9%(好調)
- 建築コンサルティングと住宅は売上・利益共に大幅減(注意)
- ガイダンス前提条件の妥当性(為替・原材料等の前提は本文で言及):
- 本短信では具体的為替レート・原油価格等の数値前提は提示されていないため、前提妥当性の評価は資料外情報を用いず判断不可。
- その他留意点:
- 税金調整の変動が当期純利益に影響しているため、継続性の確認(税関連の一時要因かどうか)を注視。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2027年3月期(連結予想、百万円): 売上高 63,500(対前期 +7.8%)、営業利益 2,800(+12.7%)、経常利益 2,800(+12.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,700(+4.2%)。
- 個別(当社単体)予想: 売上 35,000、営業利益 1,600、当期純利益 900(詳細は短信)。
- 通期予想の修正有無: 今回発表分での通期修正の記載はなし(上記は次期予想)。
- 予想の信頼性: 資料は過去の達成傾向に関する明確な定量評価を記載していないため予測の保守性判断は資料に基づき限定的(会社は中期計画に基づく投資フェーズを明示)。
- リスク要因: 建築・住宅分野の受注低迷・規制対応遅延、原材料・人件費の高騰、外部マクロ(中東情勢、金融市場変動)等が業績に与える影響に注意。
重要な注記
- 会計方針: 本連結会計年度における会計方針の重要な変更は無し(短信にて明記)。
- 連結範囲の変更: 年間を通じて子会社の取得・合併等による連結範囲の変更あり(コンビボックス関連、ダスキンヤマナカ等の連結/除外・吸収合併の記載)。
- その他: 決算短信は監査対象外である旨の注記あり。なお不明な項目は — と表記。
(注)本まとめは提供いただいた決算短信本文の記載内容に基づく要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9788 |
| 企業名 | ナック |
| URL | http://www.nacoo.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。
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